日誌

2024年3月の記事一覧

離任式~新たな出発

万物芽吹く春は、新鮮な心躍る季節ではありますが、一方、お別れの季節でもあり、心寂しく名残惜しい気持ちににもなります。3月29日(金)離任式が行われました。今年度の異動で、都城泉ヶ丘高等学校・附属中学校から14名の先生方が、新たなステージに出発されることになりました。その中でも、附属中学校に深く関わっていただいたのは、次の3名の先生方です。

   冨田真吾先生(9年勤務) 

    数学を教えていただきました。中学の教務主任、女子テニス部顧問としてもお世話になりました。

               沖水中学校に主幹教諭として赴任されます。

   大岐嘉二郎先生(6年勤務)

    美術を教えていただきました また、美術部の顧問として、専心の指導者としてもお世話になりました。

               学校勤めに一区切り、新たな道に進まれます

   松元孝巨先生(3年勤務) 

    中学校の事務全般を取り仕切ってくださいました。生徒と直接接する機会は少なかったかもしれませんが、

               学校生活が不自由なく快適に遅れるよう働いてくださいました。宮崎工業高校に赴任されます。

3名以外でも、例えば昨年度までの授業で、部活動で、学校行事で、係活動等でお世話になった先生方があると思います。心から感謝申し上げます。中学生は、離任式の後、卒業した3年生も一緒に、大会議室で3学年合同で離任式Jr.を開き、先生方と最後のお別れをしました。くす玉も準備され、寂しい中にも笑顔もたくさんある会となりました。「春」の語源に、さまざまなものが「張る」季節であるから、という説があります。背筋を伸ばし、心をたくさんの思いと希望でいっぱいに張り詰めて、新たな出発を言祝ぎたいと思います。

先生方、ありがとうございました。

 

 

春の泉ヶ丘

泉ヶ丘では、今年も桜の花がいろんな場所で花を開き、学校を彩っています。よく見ると、木によって花の色が違うことに気づきます。白に近いピンク、それよりややピンク色の強いもの、更に濃いピンク……。日々を慌ただしく過ごしていると「ああ、桜だな。今年も咲いたな。」「きれいだね。」と思っても、気づけばもう落下盛んとなり、散ってしまっている……そんなこともしばしばです。ときに心を落ち着かせ、桜を見上げてみるのもよいですね。花に、木に、たくさんの個性が見えてきます。気づくと、正面玄関のアプローチの花も咲き出していました。附属中の校章の赤と同じ色です。

 

 

入学予定者説明会開かれる

3月26日(火)午後入学予定者説明会が開かれました。先日、各小学校で卒業式を迎えたばかりの入学予定者40名保護者の方々が参加されました。来年度の入学生は本校15期生となります。最初に校長先生が、「SSH(スーパーサイエンスハイスクール)」のことを交えながら挨拶された後、1年生川﨑隆生さんが自然科学探究の発表を行いました。「どのようなこまが長く回ることができるのだろうか」と題した発表は、見やすいスライドが準備されていて、内容も分かりやすく、来年度同じように探究に取り組む新1年生にとって、大変参考になったのではないでしょうか。次に学習面・進路面について、生活面についての説明がありました。本校の校是(おおもとになる精神)「質実剛健」を踏まえたうえでの「決まり」です。どのような意味があるのか考えてしっかりと守っていきましょう。最後に、物品販売がありました。記名をしっかりして、入学に備えましょう。先日40名の3年生が卒業したばかりで、少々寂しかった本校ですが、40名の入学予定者の顔を見て、一気に来年度が楽しみになりました。お忙しい中、参加くださりありがとうございました。

 

 

新年度に向けて教室移動をしました

3月25日(月)、スプリングセミナーとして、2時間学習に取り組んだ後、1年生・2年生全員で新年度に向けての教室移動を行いました。まず、1年生が卒業した3年生の机・椅子を1年生のフロア(2階)に降ろします。次いで、2年生が全員分の机・椅子や移動すべきものを3年教室(4階)に移動します。続いて1年生が空いた2年生の教室(3階)に全員分の机・椅子や移動すべき者を持ってあがります。最後に、2年生が1年教室に先程運んだ卒業生の机・椅子を運び入れ、きちんと並べて終了です。また、タブレットなども移動しなければなりませんし、当然教室清掃も伴います。さらに追い打ちをかけたのは、当日は悪天候で湿度が大変高い日で、階段や壁などが結露していて、大変滑りやすくなっていたこと。いつもは机と椅子はセットにして移動させるのですが、この日は互いに協力して、ひとつずつ丁寧にゆっくりと運びました。実は、この日の朝から結露を見かねて自主的に拭き取りをしてくれた生徒もいました。このように、様子を見ながら配慮しながら動ける生徒たちを誇らしく思いました。

 

 

第21回吹奏楽部定期演奏会

3月24日(日)午後都城泉ヶ丘高等学校・都城泉ヶ丘高等学校附属中学校吹奏楽部第21回定期演奏会都城市総合文化ホール(MJホール)で開催されました。高校1・2年生と、中学1~3年生(先日卒業した中3生含む)全員による演奏会です。第1部は吹奏楽コンクールの課題曲、第2部は、ソロやパートを中心とした少人数による楽器を生かした曲、第3部は様々なジャンルの観客にもよく知られた曲がそれぞれ演奏されました。休憩を挟んでではありますが、2時間を超える演奏会の準備は大変だったことと思います。保護者の方々の手厚い協力もありがたいことです。会場では本校の生徒たち、近隣の学校の生徒たち、来年度入学予定の生徒たち、校長先生をはじめとする先生方など多くの観客が美しい音楽に耳を傾けていました。