給食室から

2021年3月の記事一覧

山菜おこわ


【山菜おこわ 石狩汁 フルーツヨーグルト和え 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」はおこわについてでした。
おこわとは、もち米を蒸したごはんのことです。もち米を使うため、もちもちとした食感と甘味が特徴です。強い飯と書いて「強飯」とも呼ばれます。昔、もち米は貴重だったため、お祝いごとなどで食べる食材でした。今日は、これからの季節 野山に顔を出してくる山菜を使って、春を感じさせる「山菜おこわ」にしました。みなさんは、山菜を見つけたことがありますか。自然の恵みに感謝し、味わって食べましょう。

チョコプリン



【麦ご飯 八宝菜 れんこんツナサラダ チョコプリン 牛乳】
 今日はデザートにチョコプリンがついていました。今年度はコロナの影響で国からの補助があったので、特に3月の給食が豪華になっています。1年生は、いつも食器を返しに来たとき給食室に向かって「おいしかったです!」と言ってくれるのですが、最近は毎日「すごくおいしかったです!」と言ってくれます絵文字:笑顔反応があると嬉しくなりますね。

 今日の放送「一口メモ」は米についてでした。
日本人の食生活の中で、ごはんは昔から主食でした。その理由は、米にふくまれている炭水化物が私たちの体のエネルギー源になるからです。そして、今もごはんは日本人の主食として毎日の食事に欠かせない食べものです。日本は多くの食べものを海外から輸入していますが、米は、そんな中100%の自給率を保っています。しかし、ごはんを食べる量が年々減ってきています。ごはんは、パンに比べて噛む回数も増えやすく、脳をしっかり活動させてくれる働きがあります。勉強や運動で力が発揮できるように、ごはんをしっかり食べましょう。

赤飯



【赤飯 さばのごまみそに おかかあえ とりごぼう汁 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」は赤飯についてでした。
今日は、もうすぐ卒業を迎える6年生へお祝いの意味をこめて、赤飯にしました。いろいろなお祝いのときに食べられる赤飯ですが、その赤い色に秘密があります。昔は、赤色には不思議な力があって、災いを避ける力があると信じられていました。まよけの意味をこめて、お祝いの席でふるまわれるようになったそうです。もう1つは魚の話です。みなさんは「魚を食べると頭がよくなる」と聞いたことがありますか?いわしやさんま、さばなどの青魚には、DHAというあぶらが含まれ、これが頭をやわらかくすると言われています。おうちでもたくさん食べてほしい食べ物です。残さず食べましょう。

桜のロールケーキ


【麦ご飯 鶏肉と大豆の煮込み じゃこあえ 桜のロールケーキ 牛乳】
 今日のデザートは、桜のロールケーキでした。早いもので、6年生が給食を食べるのは、もうあと8日しかありません。1年に給食が200回弱と考えると、6年間で食べた給食は1000回以上になりますね。あと少しですが、みんなで食べた給食が小学校生活の思い出の1つになってくれるといいなと思います。
 今日の放送「一口メモ」は口中調味についてでした。
ごはんとおかずをいっしょに口の中で混ぜ合わせながら食べることを「口中調味」といいます。これは古くからある日本独特の食べ方です。しかし最近は、1つのおかずばっかりや、ごはんばっかり食べる「ばっかり食べ」をする人が増えています。「口中調味」という日本独特の食べ方をしていくと、ごはんの量を調節して濃い味に慣れないようにしたり、脳を活性化させたりする効果もあるそうです。今日の給食もごはんとおかずを交互に食べ、よくかんで体に優しい食べ方でいただきましょう。

魚のカラフル甘酢あんかけ


【麦ご飯 魚のカラフル甘酢あんかけ 米粉団子汁 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」は鱈についてでした。
今日の小さいおかずに入っている白身魚は、「たら」です。漢字で書くと、魚へんに雪という字になります。冬においしい、脂の少ない魚で、日本では北海道や東北地方などでよくとれます。たんぱく質をはじめ、カルシウムや鉄などのミネラルもたくさん含まれます。「たらふく食べる」という言葉は、この「鱈」がとてもどん欲であることからきています。今日のように片栗粉をつけて油で揚げる以外にも、バター醤油でムニエルにしたり、煮付けにしたりしてもおいしいですね。味わって食べましょう。