日誌

附属中のできごと

2年生、南九州大学を訪問する!

 本来は5月に実施予定だった「南九州大学探訪」。社会情勢を踏まえ、実施できないでいたところでしたが、7月7日(水)七夕の日に実施することができました。ここのところ、2年生が校外での学習に立て続けに臨むことができています。南九州大学の御配慮と御厚意に、感謝しかありません。
 最初に、山口健一先生南九州大学について説明していただきました。2年生は、1年生の頃より南九州大学の先生方や学生の皆さんにお世話になり、植物について学ばせていただく機会がありました。しかし、今回訪問させていただき、身近にある大学で、さまざまな研究がなされていることを知り、生徒たちは驚いていました。続いて、中野光議先生から「淡水域の生物」について講義をしていただきました。生物の生態や、自然環境について、また、人間社会と環境問題など、深く考えることができました。「地球上に0.8パーセントしか淡水域がない」という事実に、特に驚いていました。
 後半は、外に出て体験学習に臨みました。南九州大学の「水辺ビオトープ」辺りを中心に二つの班に分かれて、虫取りと虫の観察、水中生物の観察を行いました。(途中で交代)アブ、バッタ、蝶、トンボ、オタマジャクシ、ヤゴ、タガメ、エビ……。小さな頃に帰ったように、生徒たちはとても楽しそうに学んでいました。最後に、お礼の言葉を萩原もなさんが述べました。折しも七夕の日。人間と自然の間に「カササギの橋」が架かると素敵だな、と感じたことでした。
 山口先生、中野先生、お世話いただいた黒木様、猪俣様、寺尾様をはじめ、南九州大学に深くお礼申し上げます。ありがとうございました。
  
  
  

中央清泉会開かれる

 7月8日(水)7時間目中央清泉会が開かれました。今回は5月28日~7月19日までの旬間の振り返りと、次期7月20日~9月21日までの旬間の目標決定を行いました。3年生を中心とした清泉会組織も、次の旬間までになります。次々と話を進めていく3年生の様子を頼もしく感じました。また、今回の会では、7月20日(火)に予定している「いのちの教育週間」で実践する生徒が行う授業の内容についても途中経過報告を行いました。期末テストが終わったら、その授業に向けて全力で取り組むことになります。
  

日常の風景(1・2年生 国語の掲示物)

 7月8日(木)
 校内を見て回っていると、国語の掲示物が新しくなっていました。
 下の写真のうち、左は1年生は「詩の鑑賞文」(歌の歌詞も含む)2年生は「短歌の鑑賞文」というテーマで作成された作品です。
 
 2年生の作品は、同じ短歌でも感じ方の違いがあることを実感させられます。
 1年生の作品は、最近の詩や歌だけではなく、大人世代が若い頃に読んだり聞いたりしていた詩についての文章もあり、「最近の子ども達も触れる機会があるのだな」と驚かされました。
歌や短歌の鑑賞を通して、お互いの思いを知る。国語という教科の面白さの1つであると感じたところでした。

出前授業続々!

 7月5日(月)5・6時間目に1年生3回目の出前授業が行われました。講師は、3週にわたって本校に来てくださった宮崎大学教育学部秋山博臣先生です。今回の授業は「身近な環境問題」という、現在、そして未来を生きる私たちにとって看過できない「環境」についてのお話でした。人間が生産活動を活発にしていったことが、地球システムに大きな負荷をかける結果になり、現在、世界至るところでさまざまな環境問題が起きています。地球の循環を安定して存続していくためにはどうするのか、私たちに突きつけられている課題についてしっかりと考える授業となりました。奥深い学習を終えて、倉田光貴さんがお礼の言葉を述べました。
 この日は気温・湿度とも高く、梅雨明け間近特有の蒸し暑い日でしたが、秋山先生の授業を受けて、きりりと引き締まった気分になった1日でした。秋山先生、ありがとうございました。
  
  

中体連総合体育大会の結果(7月1日~3日)

7月1日(木)から7月3日(土)にかけて中体連総合体育大会の後半戦が行われ、本校からはバドミントン部剣道が試合に臨みました。


 試合結果は、バドミントンの部剣道の部とも、善戦しましたが惜敗でした。
 実際に見ていて、紙一重の差で惜しくも・・・という試合も多かったのですが、それぞれの試合でベストを尽くしてくれたのではないかと感じました。 
 新型コロナの影響で開催も危ぶまれた本大会でしたが、無事終了することができました。これも一重に、生徒の頑張りともに保護者の方々のご協力があったからと感じました。(参観したどの会場でも保護者の方の声を出しての応援はほとんどなく、いいプレーに対しては拍手で称賛・・・という姿が印象的でした。)
 3年生にとって最後の大会が終了しました。この1年間、新型コロナの影響も含め、様々なことがありました。自分の思うように行かなかったことも多かったと思います。そのような中であっても、自分たちのできることを精一杯やってきた皆さんは素晴らしいと思います。本当にお疲れ様でした。