日誌

附属中のできごと

3年生期末テストスタート!1・2年生は明日から!

高校生は7月1日(月)から始まった1学期期末テスト。その関係で、1日~4日までは朝の会が8:40開始となっています。中学生は7月2日(火)~4日(木)の3日間で3年生が、7月3日(水)~4日(木)の2日間で1・2年生が期末テストに臨みます。7月2日(火)1・2時間目3年生物理と英語のテストが行われました。みんな集中してテスト問題に取り組んでいました。

年明けから半年が過ぎた6月30日は「夏越の祓(なごしのはらえ)」ー半年間での諸々をいったんリセットし、新たな気持ちで残り半年を元気よく過ごすー、そして7月1日は「半夏生(はんげしょう)」ー夏至から11日目の「半夏(はんげ・植物のカラスビシャクのこと)」が生ずる頃で、田植えをこの頃までに終わらせる目安となっていたーと、日本の風土に合わせた季節感溢れる言葉があります。半夏生は稲作に強く結びついた言葉ですから、稲が八方にしっかり根を伸ばすようにとタコを食べる風習がある地域があります。2024年も半年が過ぎました。今年は年明けに起きた能登半島地震から半年、というときでもあります。目の前に訪れる様々なことに一生懸命取り組む泉附生、うまくいったこともそうでなかったこともたくさんあることでしょう。半年経ったところで、いったんリセットし、新たな気持ちで大地に根を張り天に向けて伸びていきましょう。こうした「日常」を過ごせる日々に感謝しながら。

 

イギリスからの留学生との交流

7月1日(月)の3時間目Cタイムで国際交流を行いました。2Aのクラスにイギリスからの留学生Zoeさんを招いて、彼女やイギリスのことについてQ&Aの時間をとりました。附属中に来るALTは2人ともアメリカ出身なので、イギリスについて知ることがあまりありませんでした。生徒達はZoeさんの自己紹介を聞いた後、彼女が普段どんなことをしているのか、制服は?どうやって学校に行っているのか?日本で大好きな食べ物は?などこれまで学習した英語を駆使して、あらゆる質問をしてZoeさんと交流していました。Zoeさんは1-6で授業を受けていますが、附属中1Aの生徒のところに約1週間ずつホームステイしています。1ヶ月ほど日本に滞在する予定ですので、今後もたくさんの交流をしてほしいと思います。

   

日常の風景~7月になりました

本日から7月に入りました。7月は昔の言い方では「文月(ふづき・ふみづき)」と言われます。文月は、今とは1ヶ月くらい暦の感覚はずれていて、7月下旬から9月上旬の時期になります。7月初めは宮崎ではほぼ梅雨の真っ最中ですが、7月に入った、と聞くと、なんだか盛夏がぐーんと近くなったような気分になるのは不思議なものです。ところで、なぜ「文月」と言うのでしょうか。語源は諸説あるようですが、なんとなく覚えやすく身近に感じるのは七夕由来の語源かもしれません。むかし七夕のときに書物を干す行事があったそうで、「ふみ(書物=文)をひらく(披く)」と言ったことから「ふみひろげつき」→「ふみづき」→「ふづき」となったというもの。私たちは七夕の行事というと笹の葉に願い事を書いた短冊(ふみ)を下げる、というものがすぐ浮かびますが、それと関わりのある月、ということで「文月」を覚えるとよいかもしれません。7月の附属中も行事目白押しです。期末テスト、参観日、租税教室(3年)、平和学習、出前授業(1年×2)、水泳inスポーツクラブ(1・2年)、県総合体育大会(男女テニス・水泳・陸上・柔道・新体操)、結団式、いのちの授業、サイエンス合宿(2・3年)、1学期終業の日。また、中旬から三者面談も始まります。都泉祭の準備も始まっています。校内では数カ所(どこか知っていますか?)水色やピンクの紫陽花の花が咲き、登下校には傘が手放せない季節ですが、泉附生、7月も駆け抜けていきます。

 

泉ヶ丘で第73回宮崎県数学教育会の県大会が開かれました

6月28日(金)、雨が降る1日となりましたが、泉ヶ丘には多くの来校者がありました。この日、泉ヶ丘が会場の一つとなって「第73回宮崎県数学教育会 算数・数学教育研究都城・三股大会」が開かれました。「大会」と生徒たちに伝えると、「勝つと九州大会ですか?」「トーナメントですか?」というように、スポーツの試合のようなものを想像するようですが、今回の大会は、未来に向けて算数・数学の授業をよりよくし、生徒たちが主体的に考えたり、対話活動を取り入れたりしながら深い学びができるようにしたい、と多くの算数・数学科の先生方が一堂に会し、講演を聴いたり研究授業をしたり話し合ったりする大会です。研究授業には、他の中学校や高校から生徒たちがやってきて、授業に臨んでいました。折しもテスト前。泉ヶ丘の生徒たちはテスト勉強に一生懸命取り組んでいます。先生方も生徒と同じように、日々研究したり学んだりしているのです。

 

2年生、理科で細胞分裂を観察する

本校の理科では、授業の中に実験が多く取り入れられています。6月下旬2年生では細胞分裂を顕微鏡で観察しました。何を観察したかというと……「ネギ」の細胞です。前もって薬品に浸けておいたネギを、つぶして平たくして顕微鏡で覗いてみるのですが、これが実はなかなかみつけられないのです。例年2~3名観ることができる程度。ところが、今年度の2年生は何と40名中26名の生徒が観ることができました。理科の市橋先生によると「史上最高!」とのこと。理科の授業、本当に楽しそうです。