日誌

附属中のできごと

支援訪問授業 数学が行われました

11月20日(水)3時間目に、2年A組数学の支援訪問授業が行われました。本校には数学科教諭が二人いますので、今年度2回目の数学の支援訪問授業となります。単元は「図形と相似」。本時は全25時間の単元の中の最後の時間です。ここまでで学習してきた図形の相似に関する知識を利用して、身近な問題を、自分なりに考え、それを周りと意見交換しながら解決していきます。今回の学習課題は「コピー用紙のA5版からA4版へ拡大コピーするには何倍(%)にすればよいか。」というもので、コピー機での拡大縮小はコピー機にあるボタンを操作してあまり考えもせずしてしまうことが多いのですが、相似比を用いて考えることができるのです。授業では、3~4人の各班でそれぞれが考えたやり方を説明し合いました。その後ワールドカフェ方式が用いられ、自分の班での意見を他の班の人にそれぞれがしっかりと伝えていました。生徒たちは集中しつつも、途中で話し合ったり席を移動して伝え合ったりしながら、楽しそうに授業を受けていました。この授業でも、数学科を中心に、さまざまな教科の先生方が参観されていました。

 

 

日常の風景~校内の掲示物

11月初めまで続いた、多くの行事や特別な授業の日々から閑話休題、今は間近に迫ってきた2学期期末テストに向けて、校内は勉強モードに入っていきつつあります。生徒棟の外壁工事真っ盛りで、ときに教室を移動して学習に臨むこともありますが、荷物を持って移動するのも少し慣れた様子です。久しぶりの「日常の風景」。今回は校内の掲示物を少し紹介します。学習清泉会が、2学期中間テスト前から掲示しているのですが、各教科の勉強法のアドバイスと、テストカウントダウンカレンダーが、全学年が通る階段の踊り場の壁や1年横の壁に掲示されています。アドバイスは先生からのものと、生徒が個人でアドバイスを付箋紙に書いて貼ってくれたものがあります。生徒からの直接アドバイスとはいいアイデアです。いろいろなアドバイスが書かれてあり、今回の期末テストにも利用できるのではないでしょうか。職員室そばの掲示板には、季節感あふれる英語の掲示物を二人のALTが掲示してくれています。もうすぐクリスマス仕様に変える、とのことで、あわてて現在のハロウィン仕様の掲示物の写真を撮りました。掲示物を見て楽しみながら英語に親しんでいくことができます。1階の下足室から階段にかけての掲示ボードには、3年生の美術の作品が貼られています。それぞれ個性あふれる素敵な作品が仕上がっています。

 

 

 

令和6年度都城地区生徒指導連絡協議会小中高校生意見発表大会で発表

11月19日(火)午後、都城市文化ホールで、「令和6年度都城地区生徒指導連絡協議会小中高校生意見発表大会」が開かれ、本校から3年生石橋彩花さんが本校代表として意見発表を行いました。本番前に学級でみんなの前で発表を行いました。午後、ホールに出発です。石橋さんの発表の題は「理想の自分」。~附属中学生として生活する中で、身近にいる高校生の姿に学び、刺激を受け、憧れの存在となったこと。中学3年生の今、あと半年もしないうちにその高校生になる自分。しっかり勉強をし何事にも挑戦し自信をもつことを忘れずに進んでいきたい。そして、理想の自分と未完成の自分と、共に大切にしたい。~緊張はありましたが、練習を積み、内容を十分に自分のものとして、会場に視線を向け、堂々と発表しました。他の小学生~高校生の発表も、それぞれの考えていることや思いがよく伝わってきて、すばらしい発表でした。石橋さん、すばらしい発表をありがとうございました。

 

 

SSH講演会と座談会~附属中生も熱心に参加しました

11月15日(金)5・6時間目に、中高生が一堂に会し、「SSH講演会」がありました。講師としておいでいただいたのは、宮崎県出身で、公益財団法人榊原記念財団附属榊原記念病院(東京都府中市)小児心臓血管外科・特任副委員長高橋幸宏先生です。小さな子どもの心臓の手術を数多く手がけられてきた高橋先生のもとを、多くの子どもたち、それも乳幼児や新生児が救いの手を求めて来ます。時間とのたたかいになることもしばしば。子ども、親御さん、手術チーム、仲間、そして執刀医……そこに大切な言葉として「緩和」があると話していただきました。先生のお話の中で、この「緩和」という言葉は何度も登場しました。みんなのなかにコミュニケーションや繋がりができて一つになってこそ一つの手術が行われ、命に向き合っていける、そう言ったお話は心に響きました。お話の途中で、高橋先生と患者家族の方々との交流や手術の様子のドキュメンタリーが流され、大変心打たれるものがありました。最後に質問コーナーがあり、附属中出身の高校の先輩方からも質問が積極的になされました。質問の返答として、話しの流れの中で「今、しっかり勉強をすることが大切」という言葉もいただきました。SSH講演会として、このような時間を中高生一緒に過ごせたことはとてもすばらしいことです。高橋先生、お忙しい中、有意義なお話をありがとうございました。

 

 

 

その日の放課後、高橋先生のご厚意で、希望者による高橋先生を囲んだ座談会も行われました。附属中からも、3年生石橋彩花さん竹本怜結心さん築地莉音さんの3人が参加させていただきました。全体で20名を越える参加者があり、生徒たちは高橋先生にさまざまな質問をしていました。医療系に進学したい生徒から、どのように子どもと接すればいいか、という質問が出たり、また、高校生活や大学生活はどのように過ごせばよいか、と進路・進学に関する質問が出たり、とみんな前向きで、居心地のいい空間がそこにありました。貴重な時間を割いてくださった、高橋先生に重ねて御礼申し上げます。

  

2Aと「Sanshin」♪

令和6年11月14日(木)の7時間目、英語の時間に「Sanshin」での合唱タイムがありました。英語の教材に「Takashi's Speech about Sanshin」というレッスン内容があります。前回の英語の授業の時に「Sanshin」の内容にふれたところ、重留悠吾さんが、「三線」を持っているということ、そして弾けるということを教えてくれたので、実際に持ってきてもらいました。小学生の頃、与論島にいた時に地域の人たちと練習したり、小学校の発表会で弾いたりしていて身近だったようで、「三線」にまつわる様々な歴史的背景や歌の歌詞などもわかりやすく説明してくれました。そして2Aのみんなと一緒に合唱しました。

三線が奏でるとても美しい音色と2Aの優しい歌声が響いてとてもいい時間になりました♪ありがとうございます。

 

3年生の卒業アルバムの写真撮影風景

11月14日(木)1時間目に、3年生卒業アルバムの個人写真の撮影に臨みました。服装や髪型を整えて、みんなよい表情で臨んでいました。出席番号順に写っていくのですが、周りでは撮影の様子を見たり、順番を待つ間や写真を撮り終えた後など、のんびりと話したりして、ゆったりとした時間を過ごしました。

 

 

市長から祝電をいただきました!

先日、日本学生科学賞宮崎県審査において、3年 下沖由依さんの県知事賞と、3年 恒松光太郎さんの県教育長賞のダブル受賞についてお伝えしましたが、この受賞を受けて、本日、都城市の池田市長から祝電をいただきました。しばらく教室に飾らせていただきます。ありがとうございました。

2年生と3年生の総合的な学習の時間

11月13日(水)6・7時間目は、2年生3年生総合的な学習の時間がありました。2年生は、先日から取り組んでいる「大学調べ」についての発表が行われました。それぞれが自分の興味のある大学について調べ、それをまとめたものをひとり3分で発表していきました。中には同じ大学を調べている人もいましたが、その人によって違いがあり、それも一つの学びとなりました。中学2年生にとってまだ大学は先のこと、と思ってしまいがちですが、あっという間に大学の選択を考えるときがやってきます。少しでもはやく知っておくこと、調べておくことはとても大切です。この発表は、翌14日(木)にも行われます。3年生は、先日行われた「富士通SDGsプログラム」で学んだデザイン思考を使って、「都城の『だったらいいな!』」というテーマで、六つの班に分かれて合同会議を行いました。分野は「富士通SDGsプログラム」のときと同じように、①サービス(小売り)②共生(情報)③まち(交通)の三つの分野ですが、その中で二つのソリューションテーマを決め、話し合いました。前回の学びを活かし、生徒たちは積極的に話し合っていました。なお、このとき話し合った内容は、12月11日(水)に予定されている市役所・市議会訪問の前に、市役所のほうにお届けする予定です。

 

 

 

 

 

 

四者会議と学級審議

11月12日(火)3時間目の学級活動の時間に、清泉会(附属中生徒会)の清泉会集会前に毎回行われている四者会議(各学年各清泉会委員長と担当の先生による会議)と、それに出席する以外の全生徒による学級審議が行われました。この学級審議は、今回初めて取り組んだものです。四者会議では、半期ごとにまとめて立てている委員会ごとの旬間目標と対策について全体的に話し合っていきますが、学級審議は生徒からあがってきた声について審議しまとめたものを、各四者会に提出するものという位置づけです。時間の制約もあり、まとめるのも大変でしょうが、新しい取組ですので、これから改善しながら、附属中をよくするためにうまく機能できるよう工夫していきましょう。この日の学級審議では、それぞれの学級の副委員長と書記がまとめ役として活躍していました。

  

 

コンテスト形式の「マニュファクチャリング」に参加、第1位!

11月10日(日)宮崎県教育研修センターで行われた「令和6年MSEC度理数系生徒探究活動講座」に、科学の甲子園ジュニア全国大会に出場予定の、本校2年生重留悠吾さん田中史恩さん平峯楓士さんの3名、小松原中学校の3名の計6名が、多くの高校生と一緒に参加しました。さまざまな高校の探究活動の発表など行われ、大変勉強になりました。その中で行われたコンテスト形式の「マニュファクチャリング」(ものづくり)に参加した科学の甲子園ジュニア出場チーム。A3ケント紙3枚を使い、5秒間倒れないものを決められた時間内に作り高さを競うのです。ケント紙を使って高く高くタワーを作ったジュニアチーム、制限時間内に、椅子に乗らないと計りきれないくらい高いタワーを作りました。カウント5秒間キープでき、全高校生チームを相手に見事1位を勝ち取りました!頼もしい理数科ジュニアが育っています。

 

  

宮崎県「サイエンスコンクールプレゼンテーション」で活躍!

11月9日(土)に、「翔け!未来の科学者育成推進協議会」主催、宮崎県教育委員会共催の、宮崎県「サイエンスコンクールプレゼンテーション」宮崎県教育研修センター開かれ、本校から中学生の部代表と3年生・下沖由依さんと、3年生・恒松光太郎さんが出場しました。これは、本年度、学生科学賞(讀賣新聞社主催)で優秀な成績を収めた生徒が、プレゼンテーションで発表することになっているものです。下沖さんは「ハチの巣に最も適している形は」という題で、恒松さんは「光の性質」という題で、それぞれ堂々と発表をしました。その結果、下沖さんが最優秀賞、恒松さんが優良賞に輝きました。おめでとうございます。表彰では、このコンクールの表彰と併せて、学生科学賞の表彰も行われました。

 

   

 

令和6年度妻ヶ丘地区PTA 4校合同研修会

令和6年11月9日(土) 本校の大会議室で、工藤勇一氏によるオンライン講演会「自律する子を育てるために親ができること」が行われました。講師の工藤勇一先生は、新宿区教育委員会教育指導課長を歴任し、千代田区立麹町中学校長や横浜創英中学・高等学校の校長として教育改革を実行されてこられました。

PTA役員の方々からの推薦で、日程調整等を行い、ようやく工藤先生の講演会を実施することができました。会場には30名ほどの保護者の方々が集まってくださり、オンラインでは50名程度が参加されました。

現代社会の問題点から、教育の課題を指摘され、将来を担う子どもたちにどんな力をつけさせてあげなければいけないのかを、社会の構造やデータを用いながら詳細に教えてくださりました。

「自主性ではなく主体性」を身につけさせるために、教師や保護者ができるサポートを考えていかなければならないことの気づきを示唆してくださり本当に有意義な講演会となりました。子どもの多様性に寄り添いながら、「学ぶ側の立場から教育を考えていく」方向に転換していかなければなりません。子どもたちの主体性を伸ばしていくために、子ども自身が自己決定できる環境を与えること、子ども自身が自らをコントロールする力を奪わないようにしなければいけないことも熱く語られました。

子どもたちへの言葉かけとして、「どうしたの?君はどうしたいの?何を支援してほしいの?」の声かけが生徒の心理的安全性を保ちながら、自己決定を促すことができるということも支援の1つであると教えてくださり、保護者の方々と学校が協力しながら、子どもたちの未来を輝かせるためのヒントをたくさんもらえた講演会となりました。

ご多忙の中、すばらしい講演をしてくださった工藤先生、運営に協力してくださったPTA役員の皆さま、参加してくださった保護者の方々ありがとうございました。

   

3年生、「デザイン思考で考える富士通SDGsプログラム」オンライン授業に臨む

11月8日(金)午後の時間は、3年生総合的な学習の時間「デザイン思考で考える富士通SDGsプログラム」オンライン授業の本番に臨みました。場所は、定時制の3教室をお借りして実施しました。10月末からこの授業に向けて着々と準備してきた3年生。「サービス(小売り)」「共生(情報)」「まち(交通)」の三つのソリューションテーマに分かれ、富士通からのミッション「『スーパーの店長』が『お客様に喜ばれ、いつまでも愛されるお店づくりをする』(サービス)」「『駅員』が『あらゆる乗客が安心してりようできるようにする』(共生)」「『交通が不便なまちに住む人』が『行きたい場所に移動する』(まち)」に対するアイデアを提案していきます。このアイデアを練り上げるのに、班会議、合同会議で合意形成を重ね、模擬発表を経てこの日を迎えました。サービス班の本校のソリューションアイデアは、「食品ロス、作業の負担軽減~賞味期限間近割引のポップを置き客自身が確認し自己申告」。発表者は黒木澪さん中村桜之介さん。共生班の提案は「アプリ・駅内タブレットの実現~アプリで遅延・空き状況・駅員呼び出しなどさまざまな機能を付帯、貸出・無断持ち出し防止・置き場所等考えて提案」。発表者は上村陽希さん種子田壮志さん。まち班の提案は「ブルーマウンテンスカイライン~ロープウエイとドローンを使った乗り物開発、使い方も工夫」。発表者は瀬口佳蓮さん中田希來さん堀真広さん。中にはそのまま使えそうなポップを作って提示したり、分かりやすい絵を描いて解説したりと工夫にあふれた発表でした。どの班も富士通の方からお褒めの言葉をいただきました。また、本校に先立って発表した、兵庫県の中学校と福岡県の中学校も、アイデアにあふれたすばらしい発表で、オンラインで一緒に学ぶことができ本当に感謝します。最後に、「サービス」班では中原唯正さんが、「共生」班では黒葛原漣さんが、「まち」班では三重野泰雅さんが感想を述べました。3年生は今回の貴重な学びを、次の活動に活かし繋げていきます。次は本校のある「都城の『だったらいいな!』」を再び各班で考え、12月に予定されている市役所市議会訪問にもっていく予定です。実りある授業の時間を提供くださいました富士通株式会社の皆様、企画運営くださいましたキャリアリンクの皆様、本当にありがとうございました。また、教室を快く使わせていただきました定時制の皆様にも御礼申し上げます。

 

 

    

 

 

 

 

    

1年生、共生キャンバスで「共生社会」について考える

11月6日(水)6・7時間目に、1年生武田薬品工業株式会社による「共生キャンバス」オンライン授業を受けました。従前からその準備の様子などをお知らせしてきたのですが、この日、オンライン授業当日を迎えました。9月末から10月にかけて福祉体験学習を重ねてきた1年生。今回は「希少疾患・難病」について、10のグループに分かれて事前授業で話し合い発表したことについて、4つのグループがオンラインで武田薬品工業の講師の方に発表しました。「希少疾患について知ってもらうために、小学校で授業を取り入れる」「イベントを開く」「共に在ることが普通である社会に変えていく」「SNSやメディアを使い発信する」など、さまざまなアイデアを根拠を明確にして堂々と発表しました。それを受けて、講師の方から「大変すばらしい」と何度もお褒めの言葉をいただきました。それから講師の方が「Aさん」と「Bさん」の2つの事例を示しながら、生徒たちに問いを投げかけてくださいます。希少疾患や難病がある人が「共に生きる未来の社会」を築くために、今私たちができることがたくさんあることに気づかされました。特に、「Bさん」の事例では、自分たちの班で考えた意見を積極的に発表しました。最後に講師の方の呼びかけで、大浜凜桜さん築地咲樹さんが感想を述べました。約1時間のオンライン授業は、福祉について学び続け、考え続けてきた生徒たちにとって、大変価値あるものでした。お忙しい中、授業を提供してくださった武田薬品工業様、そして企画運営に携わっていただいたキャリアリンクの皆様、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

学習清泉会企画の「縦割りSET」発動中

10月末から、学習清泉会の提案・企画により、火曜7時間目のSET(Self Education Time)の時間を中心に、教科ごとに教室を分け、1年生~3年生が同じ空間で同じ教科を勉強する「縦割りSET」が始まっています。例えば、11月5日(火)に1年A組を覗いてみると、1年生から3年生までが数学に取り組んでいて、分からないところは前で見守る杉田先生に質問していました。また、技術室を覗いてみると、英語にみんな取り組んでいて、郡司先生の前でスピーキングをする生徒がいました。場所によっては異学年で座席を共にし、勉強に励んでいる姿も。まだ始まったばかりの企画ですが、これからさらに深まって、異学年で教え合ったり助け合ったり刺激を受けたりしながら勉強に「自走できる生徒」へと成長できるのではないでしょうか。

 

 

 

第74回全国小・中学校作文コンクール都道府県審査で4人入賞!

讀賣新聞社からうれしいお知らせをいただきました。「第74回全国小・中学校作文コンクール」において、本校から4人入賞したとのこと。最優秀賞1年・大浜凜桜さん優秀賞3年・石橋彩花さん佳作3年・下薗和奏さん3年・平山笑里さんの4人です。おめでとうございます。11月5日(火)に最優秀賞の大浜凜桜さんの取材がありました。11月中には読売新聞で紹介される予定です。

 

 

3年生、「デザイン思考で考える富士通SDGsプログラム」事前授業に臨む

昨年度、「キャリアチャレンジデイ」で全国の大企業の講師の方とオンライン授業を経験し、多くの学びを得た3年生は、今年度、「デザイン思考で考える富士通SDGsプログラム」オンライン授業で学習する機会に恵まれました。今回は、富士通からミッションが出ています。「その人のだったらいいな!」を実現するために、対象となる「その人」がどんなことを見て、聞いて、言って、しているか、調べ、共感し問題解決に向かっていく思考法(デザイン思考)を用いて、3Aの生徒たちのアイデアを出していくのです。事前授業では、1年・2年と経験してきたキャリア探究の学習を振り返り、このプログラムへとつなげていきました。そして、このプログラムを経て、デザイン思考で考えた都城の「だったらいいな!」を考え、都城市役所・市議会を訪問します。

「デザイン思考で考える富士通SDGsプログラム」オンライン授業は、11月8日(金)の午後に予定されています。それに向けて、10月末から国語の「合意を形成する」と総合的な学習の時間等と横断的な授業を行い、準備を進めてきました。富士通からのミッションは、

① サービス(小売り)…「スーパーの店長」が「お客様に喜ばれ、いつまでも愛されるお店づくりをする」には?

② 共生(情報)   …「駅員」があらゆる乗客が安心して利用できるようにする」には?

③ まち(交通)   …「交通が不便なまちに住む人」が「行きたい場所に移動する」には?

3つの班に分かれてみんなで合意を形成し、11月5日(火)には、模擬発表をしてみんなで意見を交換しました。当日は、本校以外に、兵庫・福岡の中学校もこの授業に参加することになっています。さて、どんなソリューションアイデアが出されるか、楽しみです。
 

 

 

 

 

 

 

 

男女バスケットボール部1年生大会、頑張りました!

11月3日(日)に、バスケットボールの1年生大会が、男子は姫城中学校体育館で、女子は祝吉中学校体育館でで行われました。男女とも3~4校ずつのパートに分かれて対戦しました。男子のパートは本校を含めて4校。初戦、野尻中学校に48ー40で勝利。続いて妻ヶ丘中学校に45-32で勝利し、このパートで優勝を飾りました。おめでとうございます。女子のパートも本校を含めて4校。本校の1年生は4名しかいませんので、小松原中学校(1年生2名)との合同チームで戦いました。初戦、小林中学校に15-56で負けましたが、続く試合では50-28で飯野中学校に勝利。強豪相手に、合同チーム力を合わせ頑張りました。男女とも、多くの保護者の方が応援に来てくださいました。ありがとうございました。

 

宮崎県秋季体育大会報告②~柔道・陸上競技

11月2日(土)柔道陸上競技宮崎県中学校秋季体育大会で、本校から二人の選手が出場しました。

柔道には、1年A組天神煌士郎さんひなた武道館個人戦に出場。柔道は体重別になっていて、試合前に計量が行われます。それにあわせて体重をコントロールするのも大切なことです。天神さんは前日計量に臨み、無事クリア。当日は出場級の5試合目に初戦を迎えました。試合開始から1分も経たないうちに天神さんの技が見事に決まり、一本勝ち。勝ち上がり、次の相手にも早めに技ありが決まり、その後相手の選手に指導が重なり、天神さんの一本勝ちとなりました。続いての試合では、善戦しましたが惜敗。しかし、2勝して、県のベスト8となりました。これからがとても楽しみになりました。

陸上競技には、1年A組齋藤誠志朗さん宮崎県陸上競技場1年男子1500Mに都城地区代表として出場しました。天気に左右されることの多い外の競技。この日は今ひとつ天気も優れませんでした。スタートして、全力で挑んだ齋藤さん。県の強豪揃いの中で、精一杯走り抜き、しっかりとゴールしました。夏、秋と続けて県大会に出場し、その雰囲気も徐々に分かってきたことと思います。これからさらに努力を重ね、先を見据えて頑張ってほしいと思います。

 

芸術鑑賞教室がありました

11月2日(金)午後に、MJホールにて芸術鑑賞教室が開かれました。今年は演劇。上演されたのは、東京演劇アンサンブル「走れメロス」です。「走れメロス」は、現在も中学校2年生の国語の教科書にその作品が掲載されている太宰治の小説です。中3の生徒は既に学習済みです。ホール全体を舞台として、通路を多くの出演者が走ります。大変躍動的で舞台のすばらしさをしっかりと味わえる作品でした。役者の方がすぐ近くを通り、生徒たちも視線をあちらこちらに配り、躍動的な鑑賞となりました。連続80分、みんなで時折声を上げたり、走るメロスに「頑張れ」と声をかけたり、とても楽しんでいる様子でした。1・2年生は2階席からの鑑賞となりましたが、身を乗り出すように鑑賞していました。東京演劇アンサンブルの方々、すばらしい舞台をありがとうございました。