日誌

附属中のできごと

3学期最初の総合的な学習の時間(2・3年生)

1月9日(木)、2日目の実力テスト(社会・数学)を終え、少しほっとした表情の生徒たち。2・3年生午後3学期最初の総合的な学習の時間がありました。どちらも自然科学探究分野で、それぞれの仕上げの段階に入っています。2年生は2年間の研究の中間発表のまとめ。3年生は卒論発表に向けての最後のまとめ。2年生は今年は一人一人がポスターを作って、高校生の研究発表の場に共に立って発表することになっています。3年生は、8,000字の卒論を仕上げ、それをプレゼンテーションで発表します。どちらも大変ですが、この日の2時間、黙々と取り組んでいました。発表が楽しみです。

 

 

3学期始業の日

2025年・令和7年になって初めての全校生徒の登校は1月8日(水)3学期始業の日がやってきました。年末年始は報道などでもありましたように、インフルエンザが全国的に猛威を振るっていましたが、生徒たち、そしてご家族の皆様はいかがだったでしょうか。本日、数名の体調不良による欠席・遅刻などありますが、多くの生徒たちが元気に登校し、静かだった学校が一気に活気あふれる場となりました。少し長めの専心(清掃)を終わらせて、最初に始業式・全校集会がオンラインで行われました。始業式の最初は、校長先生の話。「3学期は非常に特別な意味をもつ学期である。高校3年生はひたすら前を向いて一日一日を大切に、そして高校1・2年生、中学生は、『次の学年に向けた0学期』と捉え、次に向けての準備をする期間として一日一日を大切に過ごしてほしい。休日や自宅学習日が多い3学期を、『無制限だらけ放題』ではなく『無制限の成長し放題』にしていくこと。そのために3学期をどう過ごすか。①成長する意欲をもち続ける。②目標をもって行動する。③仲間と支え合いながら進む。3学期を単なる締めくくりではなく新しい学年の準備期間として有意義に過ごしてほしい。」3学期の捉え方や自分自身の意識のもちかたを考えることのできるお話でした。校歌は各学級で起立して3番まで斉唱しました。続いて全校集会進路支援部の先生は、新年はじめに行われる目の前のテストとしっかり向き合うこと、そして北里柴三郎先生のお父様の「運が大切である。運を引き寄せるための方法は『大望に向けて邁進する』こと。今できることを一生懸命にする。」という言葉を紹介してくださいました。生徒支援部の先生は、3学期が終わるとき、「このクラスでよかった、泉ヶ丘でよかった」という思いで終わってほしい、そのためには①安心安全な毎日を過ごす ②生徒会の活動に協力し楽しい学校生活をつくりあげる、という2点を話されました。

 

  

全校集会が終わると、中学生大会議室に集まり、中学生集会が行われました。最初に各学年代表の発表です。1年生・山崎央友果さん、2年生・黒木菫さん、3年生・中村桜之介さんが発表しました。これまでの反省を踏まえ、やるべきことを先に終わらせる、メリハリをつけた生活をする、時間を意識して勉強し学力を高める、自分なりの目標達成に努力するなどの決意を述べました。教頭先生からは、「自分を向上させようという気持ちをもつことが大切。①小さな習慣が未来をつくる ②『コツコツ』を武器にしよう という『一点一画』を大切にしていくこと。」という毎日の1%の改善という、今からでもすぐ取り組めることについて話していただきました。学習担当の杉田先生からは、「乙巳(きのとみ)の年の2025年。辛抱強く粘り強く取り組むことで成長・発展していこう。」というお話、保健面から岩本先生「自分の体に興味・関心をもち、セルフチェックを心掛け健康に過ごそう。」というお話、最後に生活面について市橋先生から「責任をもって自分で判断し行動する力を身に付けていくこと。3学期に多くある自宅学習日や長い春休みなど、どう過ごすべきか常識をもって過ごしてほしい。」というお話をそれぞれしていただきました。

  

 

 

 

4時間目は学活、そして午後は国語・理科・英語の実力テスト(明日まで)が行われました。いよいよ始まった3学期。締めくくりの学期だけではなく、次への準備の学期。実りある成長する学期としてよいスタートが切れました。

 

  

はたちの集い

  2025年1月4日(土)に、8期生「はたちの集い」が、義友会館で行われました。附属中を卒業して5年、高校を卒業して2年。その多くが大学生として、全国各地で頑張っています。実行委員会を中心に早くから計画を立て、打ち合わせを行い、この日を迎えました。スーツや晴れ着に身を包み、晴れやかな表情で集まった8期生たち。久しぶりの邂逅もあり、そこには笑顔が溢れていました。保護者の方々、お世話になった先生方も多く出席され、共に20歳の節目を祝いました。20歳、おめでとうございます。それぞれの夢を追って、さらに羽ばたいてください。応援しています。

2025年(令和7年)、明けましておめでとうございます。

2025年、令和7年がやってきました。明けましておめでとうございます。昇り始めた「龍(たつ)」からバトンを受け取ったのは「巳(み)」年。へびは古来から豊穣の神として信仰を集めました。また、脱皮をして成長していくので、「復活と再生」を意味するとも言われ、「新しいことが始まる」年になるとも言われています。「探究心とレジリエンス」をしっかりともち、新しいことに挑戦し、諦めず、復活再生し、実りある1年にしていきましょう。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

2024年(令和6年)、ありがとうございました。

2024年が終わろうとしています。新型感染症の5類移行に伴い、多くの活動が予定通りに行われるようになり、4月からSSH(スーパーサイエンスハイスクール)指定もあり、泉ヶ丘附属中の生徒たちは、さまざまな場面で努力し、成長できた一年だったように思います。2024年は辰年。天に昇る龍の如く、大きく成長できた人も、小さな一歩を踏み出して昇りだした人もいますが、次に繫がる一年を送ることができたのではないでしょうか。これも、保護者の方々、地域の方々の支えがあってのことです。本当にありがとうございました。来たる2025年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

市長から祝電をいただきました!

先日、第74回全国小・中学校作文コンクール全国審査で1年生大浜凜桜さんが讀賣新聞社賞を受賞したことをお伝えしましたが、この受賞をうけて、都城市池田市長から祝電をいただきました。本人も大変喜んでおりました。地域の子どもたちの活躍を見守っていただき、心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

2学期終業の日

12月24日(火)、本校は2学期の終業式を迎えました。8月末の猛暑の中スタートした2学期。都泉祭や福祉体験、秋季体育大会、持久走記録会、百人一首大会……。たくさんの経験を重ね、それぞれの学級としてのカラーも仲間意識も高まった2学期だったように思います。もちろん実りの秋とばかりに、学習にも意欲的に取り組んだ人が多くいました。、中間テストや期末テスト、実力テスト等、たくさんのテストも受けてきましたね。さて終業の日は、まず大専心(大清掃)から。いつもより長い専心時間を使って、普段の清掃に加えて、窓を拭いたりワックスをかけたりとみんな頑張って掃除をしていました。細かなところまでよく気付く生徒たちです。隅々まできれいに仕上げていました。続いてオンラインでの終業式全校集会が行われました。終業式では、まず校長先生からのお話。「探究心とレジリエンス」について、その気持ちをずっと持ち続けることの大切さを改めて確かめることのできるお話でした。最近注目されている「宇宙」に関わる事業。先日打ち上げに失敗したばかりの「カイロス2号機」は高校生も含めた多くの人の努力の結晶ですが、失敗しても次に向けて挑戦を続けています。何が原因なのか、どうすればよいのか分析し次に活かす。これは皆さんにも言えることで、まず挑戦をする、失敗にこそヒントがあるのだから、諦めずに挑戦を続ける。「探究心とレジリエンス」とはそういった心もちであり姿勢のことなのだと話していただきました。全校集会では、最初に表彰があり、23日(月)に行われた百人一首大会の学級表彰がありました。高校1・2年生を交えた17クラスの中で、なんと、3年A組第1位3位1年A組という成績を残しました。おめでとうございます。中学生頑張りました!続いて進路支援部から、冬休みではあるが、3学期早々に高3生は共通テスト、そしてその他の学年は実力テストも控えてるのだから、体調管理も含めて意識をもって過ごしてほしい、とお話がありました。生徒支援部からは、自転車の通行帯について改めての確認がありました。自転車で車道を走る場合、歩道を走る場合の禁止事項や注意点については命に関わることです。十分意識したいものです。「命」ということについて、続いて話してくれた生徒会長。東日本大震災について体感して学びたい、と選んだ東北コースの修学旅行から「ものはつくりなおせる 命はつくりなおせない」という言葉が深く印象に残っていると紹介してくれました。年末年始、命を大切に、という言葉が心に響きました。

 

  

続いて、中学生は大会議室に移動し、中学生集会が行われました。最初に、各学年代表の発表です。1年生・田中豊悠さん、2年生・内田陽菜さん、3年生・新増淳さんが発表しました。2学期に学んだこと、仲間の大切さ、変化をおそれず進んでいくこと、上学年に向けて改善し努力していくことなど、それぞれの学年らしい発表でした。特に新増さんは、3年生らしく堂々とした発表で会場に和やかな雰囲気をつくりだしていました。教頭先生からは、2学期の附属中生の頑張りをたたえていただき、一人一人が自分自身の成長を実感しながら、3学期また頑張っていきましょう、と励ましの言葉をいただきました。生徒支援部市橋先生から、冬休み、しっかりとした自己判断をしながら生活すること、体調などについても自己管理を大切にすること等を話していただきました。学習面については杉田先生から、探究心やレジリエンス、テスト前後の過ごし方など、2学期できなかったところを振り返り、次に活かしていこうと話していただきました。

 

 

 

最後に表彰・紹介。とてもたくさんの表彰・紹介が行われました。

〇 第63回税に関する作文  宮崎県租税教育推進中央協議会銅賞 瀬口佳蓮さん(3年)

              都城税務署長賞 三重野泰雅さん(3年)

              都城納税貯蓄組合会長賞 中田希來さん(3年)

              都城地区租税教育推進協議会銀賞 下薗和奏さん(3年)

              都城地区租税教育推進協議会銅賞 石橋彩花さん(3年)

〇 令和6年度 都城地区サイエンスコンクール 特選 下沖由依さん(3年)

                       金賞 恒松光太郎さん(3年)

                       銀賞・環境賞 奥村知史さん(3年)

                       銀賞 新増淳さん(3年)

                       銅賞 江口颯馬さん(3年)

〇 令和6年度学生科学賞 宮崎県知事賞 下沖由依さん(3年)

             宮崎県教育長賞 恒松光太郎さん(3年)

〇 サイエンスコンクールプレゼンテーション 最優秀賞 下沖由依さん(3年)

                      優秀賞 恒松光太郎さん(3年) 

〇 科学の甲子園ジュニア宮崎県予選会  第1位 ジャイアントキリングチーム

                     重留悠吾さん 田中史恩さん 平峯楓士さん(いずれも2年)

                    第3位 LUCKY3チーム

                     隅夏波さん 長倉史拓さん 原田竣乃介さん(いずれも2年)

   ※ ジャイアントキリングチームの全国大会については後日表彰

〇 第70回青少年読書感想文コンクール(地区審査) 中1自由読書の部入賞 野﨑志織さん(1年)

                         中3課題読書の部入賞 佐澤和奏さん(3年)

                         中3自由読書の部入賞 奥津至禮さん(3年)

〇 第62回中学生作文コンクール  都道府県別賞佳作 前畑杏さん(3年)

〇 第74回全国小・中学校作文コンクール(都道府県審査) 最優秀賞 大浜凜桜さん(1年)

                            優秀賞 石橋彩花さん(3年)

                            佳作 下薗和奏さん(3年) 平山笑里さん(3年)

〇 第74回全国小・中学校作文コンクール(全国審査) 讀賣新聞社賞 大浜凜桜さん(1年)

〇 令和6年度交通地域安全作文  交通安全の部  最優秀賞 井上結月さん(2年)

                          優秀賞  平峯楓士さん(2年)

                 地域安全の部   優秀賞  黒木颯斗さん(2年)

〇 令和6年度全国中学生人権作文コンテスト宮崎県大会  優秀賞(宮崎県)  安藤結貴さん(2年)

                             協議会長賞(都城) 江夏千彩紀さん(1年)

                             優秀賞(都城)   外園一華さん(1年)

〇 第73回県民俳句大会ジュニアの部  入選(川口正博選) 青山桜咲さん(3年)

                   入選(岸上玲子選) 新原友葉さん(3年)

                   入選(岸上玲子選) 福留叶望さん(3年)

〇 令和6年度拉致問題に関する中学生サミット広報啓発動画「奪われたハート」篇 原案採用記念

                            後藤稟子さん(2年)

なお、第2回漢字能力検定の合格者の紹介もありました。多くの入賞、おめでとうこざいます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

中学生集会が終わったらそれぞれの学級で2学期の締めくくりの学級活動が行われ、通知表や通信等が手渡されました。これから2週間ほどの冬休みとなります。部活動等もあるでしょう。年末年始には、楽しい行事もあることでしょう。エネルギーを充填して、3学期、また元気に顔を合わせましょう!

                             

                           

             

 

百人一首大会開かれる!

先週辺りからインフルエンザ罹患の報告がちらほらと聞こえてきていて、百人一首大会の開催が危ぶまれていたのですが、12月23日(月)午前中に、無事、百人一首大会が開催されました。附属中生は文化清泉会を中心に、附属中全体で、また、各学級で、2学期期末テスト終了後に一生懸命練習に励んできました。文化清泉会企画の放課後練習会はもとより、朝早く来て練習をする生徒たちもいました。また、覚え方のプリントを用意したり、得意札を増やしたりと、工夫や努力も見られました。大会当日、朝の短い練習の時間に高校生の3クラスが会場づくりを行ってくれました。(この3クラスは片付けも担ってくれました。感謝の気持ちでいっぱいです。)いよいよ大会が始まりました。開会式、ルール説明、記録用紙配付などを終え、第1試合~第3試合が続けて行われました。対戦相手は、先日の抽選会で対戦が決まった、4チームずつのグループで総当たり戦を行います。その勝利数が多い方が勝ちとなります。1年生にとっては、どのチームと当たっても先輩方。2年生、3年生は一日の長がありますが、どの対戦も真剣。一枚の札を求めて集中して臨んでいます。中には附属中同士の対戦もありました。周りのチームメイトも、一喜一憂、一枚取る度に歓声が上がる場面もありました。3試合が終わり、閉会式。進行を1年生外園一華さんが行いました。結果は翌日24日(火)に発表されます。試合全体を見ても、「附属中生ここに在り」という姿を存分に見せられたのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

令和6年ミニ探究発表会

 令和6年12月19日(木)の⑥⑦限目に、「令和6年ミニ探究発表会」を実施しました。高校1年生の理数科81名が16グループに分かれて、これまで探究してきたことをポスターセッション形式でまとめ、発表しました。附属中の先輩が、7組の生徒たちと一緒に、同じテーマで研究を深めてきたことを聞き、胸が熱くなる思いでした。附属中のときに頑張ったSKTの取り組みが、この探究発表会に生かされていると思います。自分一人ではなく、グループでの取り組みなので、互いに切磋琢磨しながら、ここまでまとめられたことを誇りに思いました。2月には、附属中の2年生もポスターセッションに参加します。現状の研究を発表することで、高校生から様々な視点やヒントをもらうことが目的ですので、気負わず頑張ってもらいたいと思います。 

     

1年生 性教育講話

12月17日(火)3時間目、1年生は都城医療センター助産師の萬壽裕子様をお招きし、性教育講話を受けました。二次性徴について、男性女性の違いや、配慮が必要なこと等について細やかに教えていただきました。また、プライベートゾーンとは、「あなたの体すべて」であり、心も同様。許可無く他の人に触らせない。不用意な言葉で傷つけられることは許されない。相手との違いを知り、お互いを尊重することが大切であると教えていただきました。

最後に「生まれる体験」と「妊婦体験」をしました。講話中は少し緊張気味だった生徒たちですが、体験になると積極的に動いていました。

生まれる体験をした江夏さんは、3人で子宮である袋に入り三つ子を体験。妊婦体験をした齋藤さんは階段を上り下りし大変さを実感していました。

最後に、お礼の言葉を齋藤誠志朗さんが伝えてくれました。

今日は各家庭で「生まれるまでのこと」「生まれた日」について聞かせて!といのちの話が話題になるのではないでしょうか。

お忙しい中講師をしてくださいました萬壽様、ありがとうございました。