日誌

附属中のできごと

いのちの授業

7月17日(水)3,4校時「いのちの授業」を行いました。前半と後半に分け、生徒たちが自ら感じ、考える時間を設定しました。

まず前半は、NPO法人いのちをバトンタッチする会代表 鈴木中人様による講演会でした。「いのちのバトンタッチ」というテーマで、6歳までいのちを精いっぱい輝かせた「小児がんの少女と家族の姿」をお話いただき、「生きる」「死ぬ」「家族」とは何かを考える時間となりました。身体のいのちと心のいのちがある。心のいのちは思いとなって無限につながること。いのちのつながり=家族の絆。「私なんていなくても・・・」そんなことは絶対にない。お父さん、お母さんより絶対に先に死んではいけない。心震わすメッセージをたくさんいただき、一人一人が「感じたこと」があったと思います。最後に生徒を代表して平山笑里さんがお礼の言葉を述べました。

お忙しい中、遠方よりお越し頂き講演いただいた鈴木様、誠にありがとうございました。

    

 

後半は、清泉会執行部を中心に生徒が主体で行う「いのちの授業」でした。「人権で考えるスマホと未来」というテーマでスマホとの正しい付き合い方を考えることを通して、「自他との関わり」を学びました。今日の授業に向け、学年ごとに総務の生徒が授業者となりいのちの授業を6月に実施しています。そこで話し合った内容を班ごとに他学年に発表し、スマホの問題点は何か?その問題点を克服し、スマホをうまく付き合っていくための方法を話し合いました。各班から「個人情報の流出」「情報の正確性」「ネットいじめ」「気持ちが伝わりにくい」などの問題点があげられました。そして、「本当に投稿して良い内容か、一度立ち止まって考えることが必要」「いくつかの情報を比較する。1つの情報を鵜呑みにしない」「相手の立場に立って考える」「困ったときは相談する」などの対処法があげられました。最後は清泉会執行部の江夏千彩紀さんが授業のまとめをしてくれました。

自分の人権、自分以外の人の人権を尊重しながら、スマホとどのようにつきあっていくと良いのか、今後も考え続けていきましょう。清泉会執行部のみなさん、企画・準備・授業の実施、ありがとうございました。

  

 

都泉祭体育の部、スローガン発表!団色決定!

ずっと雨が降り、天気にはもう一つ恵まれなかった夏休み前の3連休。連休明けの7月16日(火)は、久しぶりの夏空が広がりました。この日から面談や会議などが行われるため、中学・高1・高2は午前中4時間授業(高3は5時間授業)の特別校時になりました。特別校時初日の4時間目には、都泉祭体育の部に向けてスローガン発表・団色決定が行われました。中学生はひとクラスしかないため、各学級がA・B・Cの三つの団に分かれます。体育館に中学・高校全員が集まり、最初から三つの団に分かれて座りました。最初にスローガン発表が行われました。体育館ハンドボールコート側に設えられた青いシートに隠されたスローガンは、生徒のアンケートを基に作られたもの。青いシートがパッと取り除かれ、見えました!今年のスローガン!「泉人千色~際限なく彩れ 泉色に染める夏」(せんにんせんしょく~さいげんなくいろどれ せんしょくにそめるなつ)筆で堂々と書かれたスローガンの背景は、カラフルな色で彩られています。生徒一人一人の個性に彩られるすばらしい都泉祭が目に浮かぶようです。続いて、団色決定。A・B・C、それぞれの団の団長と副団長のリレー形式のパフォーマンスを経て、それぞれ決まったひもを引くと、三色の団旗が現れました。A団の宮里悠斗団長がひいた色はB団の森山達矢団長がひいた色はC団の村内賢伸団長がひいた色は。それぞれが決意表明を述べ、万雷の拍手を浴びました。拍手には「これから頑張るぞ」という全校生徒の決意も感じられました。夏休みを挟んで、泉ヶ丘は様々な個性が暑い夏を彩っていきます。

 

 

 

 

 

宮崎県総合体育大会報告②~水泳

7月13日(土)14日(日)の2日間、ひなた宮崎県総合運動公園水泳場県中体連水泳競技が行われました。とても不安定な天候で、雷で競技開始が遅れるなどありましたが、無事すべての競技を実施することができました。本校からは3年生・吉村怜雅さんが100m背泳ぎと200m背泳ぎに出場しました。3年間の集大成となる今大会。200m背泳ぎでは予選を突破し、決勝では7位でした。

17日の新体操、今週末のテニスなど今後も泉附生の活躍が期待されます。

    

朝の会にて「ストレッチ」

3年ある朝の朝の会にて……。保健委員が前に出て「ストレッチ」が行われていました。これは、保健委員会の今旬間の具体的活動になります。ストレッチをして体をほぐし、心をリフレッシュさせ、健康な毎日を送れるように保健委員会が企画し実行しています。3年生、全員で取り組んでいました。リフレッシュできたかな?

 

1年生、出前授業で「地球温暖化」について学ぶ

7月10日(水)6・7限目自然科学探究の出前授業が行われました。1年生にとって自然科学探究分野での出前授業は今年度は今回が最後となります。授業のテーマは「地球温暖化」。講師としておいでくださったのは、宮崎大学教育学部隈隆成先生です。現在、地球は温暖化が加速度的に進行して、それが生物にどんな影響を与えるのか、そして私たち人間にどんな影響を与えるのか、様々な例を挙げながらお話しくださいました。昨今話題になる巨大台風や偏西風の蛇行によるゲリラ豪雨、永久凍土溶解による未知のバクテリア出現、干ばつといった現象、そしてそれに伴う食糧危機など、温暖化は深刻な事態を招いています。お話の中で先生が出される質問に積極的に答えられた生徒は何と「アンモナイト」をプレゼントしていただきました。最後に先生は問われました。「温暖化と寒冷化、どっちを選ぶ?」さあ、どちらがいいのか、それによってどう対策をしていくのか……班で真剣に考えました。身近な私たち自身に差し迫っている問題は、地球規模の大きな問題です。「地球温暖化」について多面的に考えながら思考を深めることができました。最後に生徒を代表して大野晴輝さんがお礼の言葉を述べました。お忙しい中、講師を務めてくださった隈先生、思考を深める学びをありがとうございました。また、派遣くださいました宮崎大学に心よりお礼申し上げます。