日誌

附属中のできごと

1年生・福祉体験学習「地域福祉・減災」

5月21日(水)6・7時間目に、1年生は、総合的な学習の時間キャリア探究・福祉体験学習の1回目、「地域福祉・減災」について学びました。指導者としておいでくださったのは、「地域福祉」分野で都城社会福祉協議会・橋本楓華様、「減災」分野で防災みやこんじょの皆様です。1年生はA班・B班の二つに分かれ、二つの講義と体験を受講しました。「地域福祉」については、「福祉」そのものの捉え方から、高齢者福祉、障がい者福祉、地域福祉など、福祉について広範囲に学ぶことができました。これから多くの福祉体験学習を重ねていく1年生にとって、大変ためになる福祉の入口の授業となりました。「減災」については、最初に能登半島地震や熊本地震など、近年頻発する地震の映像を見て、写真を見ただけでは分からない地震の怖さを体感しました。災害が頻発する日本で、減災に取り組んでいくことはとても大切です。それにはみんなの力を合わせることが必要と、協力してフープを上げる体験をしました。また、震度6弱をマットの上に乗って実際に体験してみると立つことすらままならない状況で、実際に地震が起こったときどのような状態なのか、模擬とはいえ実際に体感することができました。最後に生徒を代表して「地域福祉」の分野で黒木要さん廣庭旬さんが、「減災」の分野で佐分宗史朗さん東沙也加さんがお礼の言葉を述べました。お忙しい中、指導をしていただき、本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2年生、南九州大学を訪れる

2年生になって学年単位での初めての校外学習となる、総合的な学習の時間キャリア探究南九州大学探訪」5月21日(水)午後に行われました。例年に比べて早い梅雨入りとなった南九州地方。この日も都城は雨ときどき曇りのあいにくの天気でしたが、南九州大学のご配慮により、館内での講義や体験活動に計画変更して実施していただきました。当日、2年生は早めの昼食を終え、タクシーに分乗して南九州大学へに到着し、1201講義室に入りました。最初に中野光議先生の講義を受講しました。演題は「淡水域の生物多様性」です。続いて寺尾美里様から「昆虫の生物多様性」についてお話を伺いました。次に堤洸太様の「二枚貝について」の発表を聞きました。みんなメモを取りながら真剣に聞いていました。この後は3号館に移動して、解説を聞きながら生物展示を見学しました。淡水生物の生き物が展示されていて、興味深げに見ていました。また、顕微鏡での観察もありました。普段見たことのない高倍率の顕微鏡で多くの種類の虫や貝の幼生などを見て、驚きや感動の声を上げていました。最後に生徒を代表して柿木原希羽さんがお礼の言葉を述べました。お忙しい中、また、計画変更もありながら、丁寧な対応をしていただきました南九州大学に心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

 

令和7年度高校総体・文化部壮行式がありました

5月16日(金)6時間目に、中高生が体育館に一同に会し「令和7年度高校総体・文化部壮行式」が行われました。(中学3年生は修学旅行中で参加できませんでした)高校の部活動は大変多くあります。また、3年生にとっては最後の晴れ舞台となる総体・大会です。それぞれの部活動が整列し、ユニフォームを身につけた部活動もあります。最初に校長先生激励の言葉。続いて選手宣誓。次に選手団紹介。順に一番前に整列し、それぞれのキャプテンが決意の言葉を述べました。堂々とした発表でした。最後に応援団のエールが行われ、総体・文化部の大会に向けて、泉ヶ丘全体の士気が高まりました。近づく総体・大会。全力を尽くし頑張ってほしいと思います。

 

 

修学旅行通信⑩

修学旅行最終日の5月16日(金)15時少し前羽田空港に到着した3年生40名。航空券を受け取り、バーコードをかざしてひとりひとり操作して荷物を預け、保安検査場へ。9番搭乗口に16時に集合しました。待合室ではそれぞれ思い思いに談笑したり本を読んだりマッサージチェアに座ったり、落ち着いて過ごしていました。修学旅行生は早めに機内へと案内していただき、機上の人となりました。定刻の出発、ただし宮崎は雨、飛行機は多少揺れながら飛行を続けました。4日間の疲れから心地よく寝ている人、修学旅行のしおりの振り返りのページを書いている人もいました。18時過ぎ宮崎空港に着陸。つい3日前に旅立ったのに、懐かしく感じられます。荷物を受け取って宮崎空港のロビーにてこの日の終わりの会と解散式を行いました。まず終わりの会では、黒木颯斗さん・弓削海翔さんが進行しました。続いて旅行の締めくくりとなる解散式。進行を務めるのは山下亜樹さんです。最初に団長である教頭先生から、多くの生徒と話が出来て楽しい修学旅行であったこと、そして願いを二つ、生活面から物事を見通して考えていきひとつレベルの上がった集団になってほしいこと、学習面から物事を享受する側ではなく作り出す側になってほしいことを話していただきました。続いて実行委員長である田中史恩さんは、学びの多い修学旅行だったこと、帰り着くまでが修学旅行なので最後までしっかりと、と話してくれました。添乗員さんへのお礼の言葉では、柳田栞佑さんが、この旅行が楽しく充実したものとなったのは添乗員さんの様々な配慮のおかげだと、心を込めて述べました。添乗員さんからも、何度も引率する中で、大変心に残る楽しい旅だったと話していただきました。最後に、担任の先生から、まず田中実行委員長、山下副委員長、全ての実行委員の頑張りに感謝の思いを述べられ、全員から感謝の思いを拍手で伝えました。さらに、楽しい学びの多い旅行っあったこと、成長したこと、これからさらに高めていきたいことなど真摯に話され、みんな頷きながら聞いていました。終わりの号令は蒲生大雄さんが、楽しかった修学旅行、月曜からまた頑張りましょうと締めくくってくれました。宮崎空港から旅行最後のバスに乗り込み、都城へと向かいました。都城市営野球場屋内競技場前には、多くの保護者の方々が生徒たちの帰りを待ち受けていらっしゃいました。折しもこの日から早めの梅雨入りとなった九州南部地方。しかし、降っていた雨も一時的に止み、保護者の方々はバスを降りた生徒たちをにこやか迎えてくださいました。また、駐車場整理に出てくださった先生方もいらっしゃいました。ありがとうございます。おかげをもちまして都城泉ヶ丘附属中14期生の三泊四日の修学旅行はたくさんの素晴らしい学びを得て無事に終えることができました。スローガンである「わしのこ」たちは、探究の旅を経て、これからさらに成長していきます。関係してくださった全ての皆様、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

修学旅行通信⑨

5月16日(金)、修学旅行最終日の朝がやってきました。6時に起床し、7時前には朝食会場に全員顔を揃えることができました。美味しかった朝食も最後です。竹中一莉さんの「いただきます」、仲井柊一さんの「ごちそうさま」でしっかりと朝食を摂りました。この日は最終日なので荷物をまとめて、チェックアウトしなければなりません。全員部屋チェックを受けて、バスに乗り込みホテルを後にしました。バスでは朝の会を行いました。進行は池田愛佳さん。学習係の久野優さんがTGG(TOKYO GLOBAL GATEWAY)について、小山田安里さんが台場について説明を行いました。最初の体験学習はTGGです。TGGに到着し、記念写真を撮った後、五つの班に分かれて、それぞれに1人ずつ英語専門の外国人のエージェントがついてアイスブレイクが始まりました。エージェントの巧みな話術で、たちまちみんな笑顔に。そして、セッション1「エアポートゾーン」に臨みました。空港のお土産売り場と機内が本物そっくりに設えられており、英語で注文したり、飲み物を頼んだり、ひとりひとり体験しました。All Englishですので緊張しながらの人もいましたが、みんなしっかりと臨めていました。続いてセッション2。これは、三つの班が「ニュース番組を作ろう」、二つの班が「日本にいながら留学体験」を体験しました。「ニュース番組を作ろう」では、それぞれがキャスターやフロアマネージャー、リポーターなどを担当してニュース番組を実際に作り上げました。現実のスタジオさながらの場所でなかなかかっこいい仕上がりでした。「日本にいながら留学体験」では、壁中に写真や単語が貼られた教室で行われました。オーストラリアのクイズ対決や、英語の指示て紙飛行機を作り、実際に飛ばして飛距離を競争したり、教室の壁から紙に書かれたものを探したり、楽しそうに体験に臨んでいました。セッション2が終わった後は各班ごとに分かれて振り返りを行い、最後にみんなで集まって、お礼の挨拶をしました。大渡健慈さん、長安祐樹さん、前迫奏亜さんの3人が、生徒を代表して英語でお礼の言葉を述べました。各班についてくださったエージェントのみなさんやスタッフのみなさんが手を振って笑顔で見送ってくださる中、バスに乗って台場へと向かいました。台場は、ちょうどフジテレビの本社前で降りて、そこで解散して、昼食と散策を楽しみました。2時間弱しか時間がありませんでしたが、最後の買い物ができる場所でもあり、工夫して時間を使い、昼食を済ませて、お土産など買っている人もいました。中には望みのものが手に入り、満足そうな表情を浮かべている人もいました。14時半に集合し、羽田空港へと向かいました。