日誌

附属中のできごと

支援訪問授業が行われました

11月21日(火)二つの支援訪問授業が行われました。1時間目3年A組で英語の授業。高校でのディベート活動も視野に入れながら、既習事項を使って意見を伝え合う授業でした。目標は「I’d like to express my own thoughts openly in English.」~私は自分の意見を率直に英語で表現したいと思います~。生徒たちは二つのグループに分かれ、前半と後半でそれぞれが発表を行い、質疑応答・投票・評価を行っていきます。どの生徒も積極的に表現活動に取り組み、それぞれ堂々と自分の意見を述べていました。5時間目2年A組で理科の授業が行われました。単元は「水溶液とイオン『中和と塩』」。目標は「液性を決めるもの~酸性・アルカリ性を決めている正体は何か?~」。普段の生活の中で酸性・アルカリ性という言葉を何気なく使っていますが、その性質を決めているものは何なのか、微視的な視点で探っていく単元です。この日は、その最終段階で、学習課題は「レインボータワーはどのようにできるのだろうか。」実験でレインボータワーを実際につくり、液性とイオンの関係について理解を深めました。理科好きな本校の生徒たちは、普段どおりに積極的に楽しみながら課題に挑んでいました。

令和5年度第40回都城地区小・中・高生意見発表会

令和5年11月21日(火)の午後から都城総合文化ホール都城地区の小・中・高生意見発表会が行われました。附属中の代表として3Aの永濵結愛さん、松元ひかりさんが出席しました。高校生からは附属中生出身の生徒会長、牧誠一郎さん、中井上大輝さん、が出席し、発表会を聴きました。代表児童のみなさんが、自分の夢を語ったり、家族との絆を発表したり、涙を誘う内容でとても感動しました。中・高生は学校運営についての苦労話や将来の夢などを堂々と発表していました。参加してくださった保護者の皆様もありがとうございました。

高校の化学部がサイエンス部に出前講座

 令和5年11月17日(金)の放課後に高校の化学部がサイエンス部のメンバーに実験の出前講座をしてくれました。化学部の部長は附属中出身の大山祥さんで、サイエンス部メンバーでした。日頃から附属中のサイエンス部に様々な声かけをしてくれているのですが、今回、化学部が実験をするということで、サイエンス部メンバーを誘ってくれました。理科ではまだ学習していないイオン化結合の実験だったので、多少難しかった内容でしたが、サイエンス部メンバーはとても興味津々に実験を見ていました。化学部顧問の南畑先生も実験に参加してくださり、驚きと不思議の連続でした。附属中出身の田村紘大さんと永野凜太さんも熱心に個体と液体、気体の変化について説明してくれました。サイエンスメンバーに一番響いたのは「酸化還元反応」の実験だったようです。

化学部の皆さん、南畑先生ありがとうございました。また、来月もよろしくお願いします。

       

日常の風景~秋の一日~

11月も後半に入り、急に寒くなりました。生徒たちもほとんどが冬服、防寒着を羽織る生徒も多く見られます。そんな秋のある日の午前中、校内を散歩しました。2年生の国語の授業では、「平家物語」の朗読発表会が行われていました。場面は「扇の的~弓流し」にかけて。たたみかけるように大きな声で読んだり、複数人で重ねて読んだり、口語に読み分けたり。班ごとに工夫が見られ、面白い発表がなされていました。2時間目が終わり、校舎を出て、見上げると、現在改修中の校舎はすっぽりと覆われています。きれいになって覆いが取られる日が楽しみです。図書館の前の椿の木にはピンクの花が数輪開き、濃い緑の葉を彩っています。図書館の後ろにはもっと多くのつばきの花が!さて、何人の人が気づいているかな?色を変えた紅葉の葉、全体がどこどなくベージュに染まった下足室前……。歩いていると、足音が近づいてきます。ちょうど保体の時間で、1・2年生の長距離走の練習が行われていました。どの生徒も真剣に走っています。11月24日(金)はロードレース大会、ちょうど参観日になっています。生徒の真剣な走り、ぜひ楽しみにしていて下さい。

 

 

 

 

第73回全国小・中学校作文コンクール、最優秀賞、優秀賞、佳作!

11月14日(火)読売新聞宮崎版に、「第73回全国小・中学校作文コンクール」の結果が報道され、本校から多くの入賞者がでました。中学校の部最優秀賞1年生・小山田安里さん「平和の証」というタイトルで、お米を研いでいたときにお母さんから聞いた、ひいおばあさんの戦争中の体験を織り込みながら、食と平和について自分の考えを述べた作品です。優秀賞1年生・上杉紗南さん、タイトルは「夢」。亡くなったおじいさんのことをきっかけに、自分の進路について考え、夢を叶えようと努力する姿を描きました。佳作に、1年生・竹中一莉さん2年生・前畑杏さん3年生・江夏妃奈乃さん松元ひかりさん山元紗羽さん。7人の入賞となりました。よい作品は多くの人の心を捉えます。11月15日(木)に、読売新聞の村岡支局長と木村様がわざわざ掲載新聞を届けて下さいました。なお、小山田さんの作品は、県代表として全国コンクールに出品されています。

 

※ 11月1日(水)に行われた小山田さんの取材の様子