日誌

附属中のできごと

キャリア探究~3年生「こども園・保育園体験学習」に向けて事前学習

本校の福祉教育は1年生と3年生で実施されます。3年生では、幼児に関わる学びを進めていきます。10月25日(水)に予定されている「福祉交流体験活動~保育体験活動」では3年生の生徒たちが実際にこども園・保育園で体験学習をさせていただくことになっています。そこで、10月4日(水)6時間目「福祉教育活動~乳幼児との体験活動事前講座」が行われました。講師として来校いただいたのは、都城市ボランティアセンター子育ち応援課海老直美様瀬保育園先生のお二人です。最初に乳幼児への接し方や発達段階などについて説明を頂き、生徒たちもだんだんと乳幼児との体験学習への心構えができてきた様子。後半は自分たちが乳幼児になりきって、さまざまな道具やおもちゃで無心に遊んでいました。60分の講座でしたが、数時間分の学びを得ることができました。最後に生徒を代表して五十川杏彩さんがお礼の言葉を述べました。また、講師の出迎えを甲斐綾華さん、見送りを倉田光貴さん、荷物運びなどの準備で多くの生徒が積極的に関わりました。お忙しい中、講師を務めていただきました海老原様林先生、お世話くださった都城市ボランティアセンターに心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

   

日常の風景~神無月のころ~

「神無月のころ、栗栖野といふ所を過ぎて、ある山里にたづね入ることはべりしに……」と兼好法師が「徒然草」につづっていますが、10月になりました。今年も異常気象で、9月のぎりぎりまで猛暑が続いていましたが、10月の声を聞いた途端、朝夕は少し肌寒く、窓から吹き込む風も涼しい秋を感じさせるようになりました。神言(かむごと)宜しく天が暦に合わせた天候を用意してくれたかのように……。校内では男女とも合服が目立つようになりました。爽やかな空気の下、来週に迫った中間テストに向けて勉強にいそしむ生徒たちもちらほら。天高く馬肥ゆる秋。泉附生も伸びる秋です。

   

 【9月末の渡り廊下での自学の様子】 【10月初めの渡り廊下での自学の様子】

表彰式がありました

9月28日(木)、7時間目に開かれた清泉会集会の後に夏休みから9月にかけての表彰・紹介が行われました。全校生徒の前での表彰・紹介は、みんなとても嬉しいものです。おめでとうございます。

  〇 第77回都北地区中学校英語暗唱・弁論大会

      暗唱の部 1位     柳田桜子さん(2年)

      弁論の部 2位     中原唯正さん(2年)

  〇 第11回科学の甲子園ジュニア宮崎県予選会(二次予選)

      第1位 Go Home Club  奥村知史さん 新増淳さん 増田陽さん(2年)

      敢闘賞 ビギナーズラック  上村陽希さん 恒松光太郎さん 福田遼さん(2年)

      敢闘賞 ラジエル      石橋彩花さん 江口颯馬さん 奥津至禮さん(2年)

  〇 令和5年度都北西中学1年生大会バスケットボール男子

      優勝(「イ」パート) 中郷・泉ヶ丘合同チーム

                   井手湊人さん 大渡健慈さん(1年)

 

 

 

 

                            

清泉会集会~不易と流行

9月28日(木)7時間目清泉会集会が行われました。9月末から10月はじめにかけて行われるこの集会は前期と後期の清泉会活動の境目となります。つまり、この集会をもって前期の活動が終わり、後期の活動へと引き継がれていくことになります。そこで、集会のはじめに、中心となって働いた第7期執行部の退任挨拶、次を担ってくれる第8期執行部の就任挨拶が行われました。清泉会会長の小河夕莉さんを中心に、しっかりとまとまって附属中全体を率いてくれた第7期執行部の皆さんありがとうございました。そして新執行部となる第8期の執行部の皆さん、会長の中田希來さんを中心に、これからよろしくお願いします。退任就任挨拶後に、9月21日(木)に行われた中央清泉会で各委員会から出された次旬間の目標と具体策が発表されました。第8期清泉会の目標は「学年を超えてつながり、楽しい学校をつくろう」。目標達成を目指し、各清泉会、そして附属中全体で頑張っていきましょう。また、この目標のことはじめとして、同じ趣味をもつ者同士が学年を越えて集まり、活動をするレクレーションも行われました。

日々時は流れ、ものごとは変わっていくものです。しかし、「変わらないこと」「変わらず続けていくこと」は引き継いで、よりよくしようと「変化させていくこと」は向上していくために大切なことです。不易と流行-本質的なものを忘れず、新しい変化を取り入れていくーこれからも附属中は変わらず、前進していきます。

 

 

 

自然科学探究~2年生、海に生きる動物たちから「進化」と「環境」を考える

9月27日(水)6・7時間目の総合的な学習の時間、2年生自然科学探究の出前授業が行われました。今回のテーマは「海に生きる動物たちから『進化』と『環境』を考える」。講師を務めてくださったのは宮崎大学教育学部西田伸先生です。西田先生は多くの標本や貴重な資料をお持ちくださり、授業前には理科室の机の上は展示場のように動物の骨や牙などが並べられています。目の前の「具体物」に、2年生たちからは授業に対する興味関心が一気に高まっていました。授業では、私たちの暮らす宮崎の海岸に打ち上げられた動物たちの話や、実際に骨を見ながら動物がいかに進化しているのか、という話が繰り広げられ、生徒たちは集中して、また、とても楽しそうに授業に臨んでいました。先生は、貴重な骨なども実際に触らせてくださり、間近に見ることができる資料に興味津々。こうしてお話を聞き、手にとって感じた「進化」や「環境」は、生徒たちに強い印象を与え、それらについて深く考えるきっかけとなりました。最後に生徒を代表して平山笑里さんがお礼の言葉を述べました。お忙しい中、講師を務めてくださいました西田先生、派遣くださいました宮崎大学に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。