日誌

附属中のできごと

日常の風景~国語の言語活動

国語ではさまざまな言語活動を行っています。

1年生は、先日「私の好きなもの」というタイトルの1分間スピーチを行いました。6つの班に分かれ、原稿はメモ程度にして、できるだけみんなのほうを見ながら全員が一生懸命スピーチをしました。「実物」を持ってきて実際に見せながらスピーチを行う人、また、身振り手振りを加えながら楽しそうにスピーチをする人など、工夫も見られ、わかりやすいスピーチとなっていました。

2年生は、6月25日(土)に予定されている学校説明会でのプレゼンテーション発表に向けて、「魅力的な提案をしよう~泉附をプレゼンする」という単元で、どのようなプレゼンがわかりやすいか、魅力があるか、などを学習し、作成を行いました。来ていただく小学6年生の児童の皆さんやその保護者の方々に本校のことをわかりやすく伝えたい、と一生懸命取り組んでいました。

3年生は、「スピーチで社会に思いを届ける」という単元で、根拠の確かな複数の新聞記事を材料として、自分で努力点を決め、それが聞き手に伝わるように2分間でスピーチを全員が行いました。自分が材料とした新聞記事をタブレットで示しながら、わかりやすく概要を伝え、自分の考えをしっかりと述べていました。複数の資料から、一般化して同意を得ようとする姿勢も見られ、さすが3年生というスピーチでした。

学んだことを自分自身に活かしていく。「活用する力」をどんどん磨いていきましょう。

 

 

 

 

 

都城地区中体連の結果

5月31日から6月11日にかけて、都城地区中学校体育総合体育大会が都城市内各所で行われました。

本校の結果をお知らせします。

男子バスケットボール部・・・1回戦惜敗

女子バスケットボール部・・・1回戦惜敗

女子バドミントン部・・・ 団体戦 第3位

陸上 

3年女子 100m 第2位 3年 小河由奈さん (※県大会出場)
女子走り幅跳び  第3位 3年 小河由奈さん(※県大会出場)
2年女子 100m 第4位 2年 小河夕莉さん(※県大会出場)
2年男子 1500m 第4位 2年 山口大輝さん(※県大会出場)
水泳 

背泳ぎ100m 第3位 1年 吉村怜雅さん(※県大会出場)
背泳ぎ200m 第2位 1年 吉村怜雅さん(※県大会出場)

柔道 個人戦 55kgの部 第3位 2年 天神凛之介さん(※県大会出場)

剣道 男子 個人戦 2回戦敗退 2年 宮原瑛太さん

7月の県大会に出場する皆さん、泉ヶ丘附属の代表として、都城地区の代表として頑張ってください。

惜しくも今回が最後の大会となった皆さん、入学したときから、新型コロナウイルスの影響で思うような練習ができない中、精一杯頑張ってくれたと思います。試合結果は時の運ではありますが、コツコツと努力してきたことは消えることはありませんし、これからの皆さんの人生に何らかの形でよい影響をもたらすと思います。

本当にお疲れ様でした。

男子バスケットボール部が取材を受けました

6月7日(火)の放課後、附属中の男子バスケットボール部が部活動応援フォトマガジン「NETCHU!!」の取材を受けました。

地区中体連大会前の忙しい中ではありましたが、練習の合間をぬってインタビューに応えたり、集合写真を撮影したりしていました。取材をされた記者の方も、インタビューの受け答えの歯切れのよさや迫力ある練習にとても感心していました。

取材の様子は「NETCHU!!」の8月号で掲載予定とのことです。

  

交通安全意識を高めよう~1年生交通安全教室

6月6日(月)6・7時間目に、1年生を対象に交通安全教室が行われました。これは、毎年行っているもので、遠距離を自転車で通学する生徒も多い本校においては、特に大切な学習となっています。

小学校で交通安全については十分学習してきている生徒たちですが、中学生になって、通学路も変わり、それまでとは違った環境で毎日の登下校を行っています。まず最初に交通ルールやマナーについて復習し、安全な通学を考える~加害者にもならない」を視聴しました。学校周辺の危険な箇所の写真には、泉ヶ丘近隣の見慣れた場所も登場しました。そして、実際に自転車に乗ってみました。ヘルメットを着け、自転車小屋周辺を一人一人運転してみます。今回は荷物は載せていませんでしたが、荷台やかごに荷物があるときとないときではずいぶん感触も違います。

2時間の学習でしたが、これからの学生生活、そして大人になっても意識したい交通安全。昨今は自転車が加害者となってしまう事例もよく耳にします。十分気をつけて、日々生活していきたいものです。

 

 

 

 

県教育委員会の先生が授業を見に来られました

6月1日(水)に、本年度初めての県教育委員会の先生の授業訪問がありました。

3年で行われた国語の授業では、具体から抽象化・一般化して説得する~「作られた『物語』を超えて」という単元のまとめとして、生徒達自身が選んだ新聞記事を基に、自分が考えたことを発表する学習を行いました。

生徒達は情報共有アプリを駆使しながら、新聞記事のどこを見て、どのような考えをもったのかを決められた時間の中で発表していました。

今回は、県教育委員会の先生に加え、本校(高校)の先生も授業に見に来てくださいました。ありがとうございました。

 

 

 

 

1年生、2回目の出前授業がありました

6月2日(木)5・6時間目に2回目の出前授業を受けました。今回は物理学の分野で「音」について学びました。講師としてお越しいただいたのは、宮崎大学教育学部教授の秋山博臣先生です。秋山先生は、本校設立の頃から「出前授業」に熱意をもって取り組んでいただいています。

ふだん何気なく聞いている、そして聞こえている「音」。音は実は波の形で表せ、音が加わることでどんどん複雑な波形に変わっていくと学びました。「振動」「超音波」「波長」「倍音」「可聴音」といった、興味深い言葉が出てきて、生徒たちの興味が深まっていきます。休憩時間には、多くの実験道具を実際に手で触らせていただき、実際に音を出して楽しんでいました。「音」の世界が一挙に広がった人も多かったのではないでしょうか。最後に生徒を代表して佐澤和奏さんがお礼の言葉を述べました。

お忙しい中、多くの道具を用意してくださり、生徒たちに「音」の世界を体感させていただいた秋山先生、そして派遣くださいました宮崎大学に深くお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

2年生、分子について考える

6月になりました。6月の異名「水無月」は「水の月」という意味で、雨の多いこの季節にふさわしい名前です。その初日の6月1日(水)5・6時間目に、2年生の出前授業が行われました。授業のテーマは、「分子シミュレーションによるモノづくりと理系研究者のめざし方について」。講師としてお越しいただいたのは、宮崎大学工学部准教授の宇都卓也先生です。

「塩はなぜ水に溶けるのか?」「アイスクリームはなぜ溶けるのか?」「ゴムはなぜ伸びるのか?」ふだんの生活の中で、ふと疑問に思うようなことを、分子の動きについてのコンピューターシミュレーションやアニメーション映像を使って、とてもわかりやすく説明していただきました。また、分子の話だけにとどまらず、大学の研究室では日々どのような活動が行われているか、研究職に就く(研究者になる)ためには、といった、これから進路を選択していくうえで大変参考になるお話を、宇都先生の経験談をもとに話していただきました。生徒たちは興味深く耳を傾けていました。最後に、生徒を代表して冨吉創太さんがお礼の言葉を述べました。

お忙しい中、生徒のために資料や映像など準備して授業をしてくださった宇都先生、派遣くださいました宮崎大学工学部に、深くお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

都城地区総合体育大会壮行式行われる

テレビのニュースなどでは、高校総体が取り上げられ、本校の高校生も、それぞれの大会で熱戦を繰り広げています。中学校も地区総合体育大会が近づいてきました。大会を迎えるに当たり、5月30日(月)7時間目に、義友会館で都城地区総合体育大会壮行式を行いました。

地区大会に出場するのは、バドミントン部(6/4~6/5 早水公園体育文化センター)、男女バスケットボール部(6/11~6/13 早水体育文化センター、高崎総合公園体育館)、社会体育(陸上6/4~5 小林総合運動公園  剣道6/12 早水公園体育文化センター  柔道6/11 早水公園体育文化センター  水泳5/31 メルヘンスポーツ都城)の人たちです。

式では、保体清泉会委員長の田代晃士さんの進行のもと、出場選手が起立したうえで、キャプテンや代表者が決意の言葉を述べました。「これまで頑張ってきたこと」「中体連に向けての目標」を、それぞれの個性を出して堂々と述べました。激励の言葉は、清泉会執行部から鵜木さらさんが、そして、選手宣誓は男子バスケットボール部キャプテンの福島陽心さんが元気よく述べました。

いよいよ本日から大会が始まります。これまで頑張ってきたことを、しっかりと発揮し、悔いのない戦いをしてきてください。

 

 

 

 

日常の風景~それぞれの思い~

 校内を回っていると国語科の掲示物が貼っていました。

  

1年生は興味のある詩について感じたことを、2年生は小説の登場人物について、人物の魅力を紹介を、3年生は文章についての批評を書いていました。生徒の作品を眺めていると、国語としての正しい表現ができていると同時に、それぞれの生徒がどのような思いでいるのかが分かり、楽しみながら読むことができました。

昨今、自分の考えを正しい表現で伝える力を身につけることが望まれています。生徒には様々な学習を通して、正しく伝える力をぜひ身につけてほしいと感じました。

 

2年生が南九州大学を訪れました

中高一貫校の本校では、中学生のうちから「大学」について意識を向け、興味・関心をもつ生徒が多くいます。そのような背景も踏まえ、総合的な学習の時間のキャリア探究では「大学探訪」を実施しています。5月23日(月)4時間目~7時間目にかけて、2年生が「大学探訪」に出かけました。訪れた先は南九州大学・都城キャンパス。初めての大学探訪、しかも今回は自然科学分野の学習とあって、みんな楽しみにしていました。

南九州大学では、最初に関西剛康先生から大学農場についての説明を受けました。さすがに大学です。広い農場でさまざまな学びが行われているのがわかりました。続いて中野光議先生から「淡水域の生物多様性」というテーマで講義を受けました。大学で受ける講義は、ふだんの教室で受ける授業とまた違って新鮮で、メモを取りながら一生懸命受講していました。そして、いよいよ体験学習です。二班に分かれ、「水辺ビオトープで水生生物調査」「ヒーリングガーデンで陸上生物の調査」を交代で学習しました。捕虫網をもって、蝶を捕まえたり水の中の生き物を観察したり、とても楽しそうでした。「淡水域の生物の減少が急速に進んでいる」という先生の言葉は、これからもしっかりと意識していきたいと思います。最後に生徒代表がお礼の言葉を述べました。

お忙しい中、お話しくださいました関西先生、中野先生、担当くださった猪股様、体験学習の補助をいただいた多くの方々、そして今回の大学探訪を快く受け入れていただきました南九州大学に深くお礼申し上げます。ありがとうございました。