日誌

附属中のできごと

日常の風景 ~3年学級活動「先輩からのエール」~

 校舎内を歩いて回っていると、3年生が何やら資料を真剣に見ていました。

 

資料のタイトルは「先輩からのアドバイス」。この3月に卒業した附属中10期生からのメッセージでした。

本校は中・高6年の一貫教育であるため、高校受検をすることなく本校(高校)理数科へと進学します。それでも油断せず、4年後の大学合格を目指して頑張ってほしいと、学級担任の先生が高校1年生の先輩達にお願いして、学習面・生活面に関するアドバイスを書いてもらいました。

同じ校内にいるもののなかなか会うことができない憧れの先輩達。そんな先輩達からのメッセージを、3年生は真剣に読み込んでいました。忙しい中、メッセージを書いてくれた先輩達、本当にありがとうございました。

高等学校生徒会・立会演説会に参加する

5月11日(水)7時間目に、オンラインで高等学校生徒会の立会演説会が開かれました。今回は主権者教育の一環として模擬投票として「生徒会長選」を行います。また、同時に「都泉祭テーマ選」も行いますが、こちらは配付されたQRコードを読み取って各自実施することになります。附属中生もそれぞれが一票をもち、投票に参加することになります。コロナ禍により、以前のように一堂に会してという形はとれませんが、成人後に参加する選挙の一連の流れにより近くなったとも言えます。

始まる前は和やかに過ごしていた生徒たちですが、演説が始まると、しっかりと画面を見つめ、話を聞き、座礼、拍手をしていました。附属中出身の先輩の演説もあり、より興味がわいたのではないかと思います。高校生の「泉ヶ丘」に対する熱い思いがひしひしと伝わってきました。投票は12日・13日の昼休み・放課後です。自分の一票を大切に投票しましょう。

 

 

日常の風景~本年度の文字力テスト開始!

泉ヶ丘伝統の「文字力テスト」。中学1年生から高校3年生までが同じ漢字の問題10題(10点満点)に取り組みます。木曜の朝の会前に行われ、今年度は年間26回ほどの実施が計画されています。今年度は5月12日(木)が初めての文字力テストでした。中学生たちは、国語の授業で少しずつ小テストを重ねて本番を迎えるようにしています。年間通じて満点を取り続けた人は表彰されます。

さて、今年度1回目の文字力テスト、みんなどうだったかな?特に初めて受ける1年生は、「易しかった」でしょうか?「難しかった」でしょうか?クラス全員が満点を取るのはなかなか難しいことなのですが、中学生、ぜひチャレンジしてください。

 

1年生、初めての出前授業

何にでも「初」がつく1年生5月11日(水)5~6時間目に、今年度初めての出前授業が行われました。自然科学探究分野での出前授業で、講師として南九州大学山口雅篤先生にお越しいただきました。授業のテーマは「植物の色の科学~青色の花の改良」です。花や果物にはご存じのとおり美しい色があります。最初に分かりやすく図や写真を用いて説明をしてくださった後、いよいよ実験です。先生はいろいろな色の花や果物を用意してくださり、色の抽出の実験に取り組みました。酸性、アルカリ性などの色の変化の実験は楽しみながら驚きをもって見つめていました。「青色の花」について研究を進められてきた山口先生。発表した英文の論文は、これからも長く読み続けられていくものです。自然科学の分野であろうと、それ以外の分野であろうと、論文を書く国語力、そして英語力は大切だということも伝わってきました。最後に、生徒を代表して竹本怜結心さんがお礼の言葉を述べました。お忙しい中、授業をしていただきました山口先生、そして派遣くださいました南九州大学に、心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

1年生でSKTオリエンテーションがありました

5月2日(月)に1年生を対象とした、SKTのオリエンテーションがありました。

SKTとは「自然科学探究」の略称で、総合的な学習の時間の一環として行われているものです。

第1回目の今回はSKT担当の先生が目的と今後の見通し、SKTの進め方について説明しました。

 

その中で「自分が疑問に思ったことを課題として設定していく」という話がありました。課題によっては、この1年間で調査・発表が難しいものもあるかもしれません。しかし、自分で調査・分析していくことで、現段階では答えが分からないものの最適解を見付けることができるのは大変有意義なことだと思います。近日中に大学の先生からの講義もあります。SKTの最前線にいらっしゃる先生方から刺激を受けて、個々の探究を深めていってほしいと思います。