日誌

2022年4月の記事一覧

第2回中央清泉会開かれる

今年度から、審議の流れを取り組みやすくスモールチェンジした清泉会(附属中生徒会)4月28日(木)7時間目に、変更があって初めての中央清泉会が開かれました。本校清泉会は前期・後期の二期制になっているのですが、今年度の前期全ての期間の目標を審議して決定し、具体策まで提案するのが今回の第2回中央清泉会でした。また、前年度後期の執行部の、最後の中央清泉会でもありました。

目標と具体策、両方を審議するのに時間を要しましたが、さまざまな意見をもとに、「つながる」ことを意識して、よい話し合いとなりました。

また、最後に、前年度後期の執行部の退任挨拶がありました。前年度、本当によく頑張り、学級・学校をよくしようと努力してくれました。その思いを引き継ぎ、今年度前期の執行部はさらによくするために頑張ってくれることと思います。

今回審議した内容の発表、そして執行部の退任・就任挨拶は、5月20日(金)に予定している第2回清泉会集会で行われます。

 

 

第72回野球定期戦行われる

「あさって、天気にな~れ。」という中学生たちのお願いも少しは効いたのでしょうか、小雨に多少見舞われましたが、4月27日(水)「第72回野球定期戦」を開催することができました。何より、この日のために以前から準備していた方々や、協力いただいた方々、そして野球部員の努力や思いが、大会が無事開催できた大きな要因でしょう。一昨日の応援練習のお陰もあって、中学生たちは楽しみに待っていました。特に、初めて体験する1年生は、格別だったと思います。

開会式、応援団によるエール交換、そして試合。試合は本校の校長先生の始球式で始まりました。専攻の都城西、後攻の泉ヶ丘共に力を出し接戦でした。泉ヶ丘が攻撃のときは全員立ち上がって、拍手や振りで応援を盛り上げます。附属中出身の先輩も活躍し、生徒は喜んでいました。6名の中学生部員も参加した吹奏楽部による生演奏も素晴らしかったです。声が出せませんでしたが、メガホンを一生懸命たたいて応援していました。結果は、本校が3-1で見事勝利を収めました。試合終了後には両校の健闘をたたえて、球場全体から拍手が贈られました。

中学生がこうして定期戦に参加させていただけることは、本校ならではのことで幸せなことです。両校の関係者の方々はもちろんのこと、球場関係者、審判員など、多くの地域の方々の協力をいただいて歴史を刻んでいるこの大会。両校の主将による選手宣誓の中に「世界で大変な思いをしている方々がいる中で、こうして野球をできる幸せ」といった言葉がありました。両校がよきライバルとしてよき仲間として、これからも伝統を紡いでいってほしいと思います。

 

 

 

 

 

 

※手指消毒や座席の工夫等、新型コロナウイルス感染防止対策を行った上で実施しました。

日常の風景~1年生、タブレット使い初め

中学校でも、昨年度から生徒1人1台のタブレットが貸与されています。入学した1年生も、そろそろさまざまな授業や連絡などでタブレットを使うことになります。4月26日(火)1時間目に、中学校システム担当の先生と1年の担任の先生二人が1年生の学級に入り、ブレットの使い方のマナーを確認し、さまざまな設定を行いました。小学校でも使ってきた1年生ですので、1時間でしっかりと設定できたようです。

タブレットを利用して、学びの世界がさらに広がっていくことでしょう。ルールを守り、使っていきましょう。

 

 

「あさって、天気になぁれ」~野球定期戦の応援練習~

4月25日(月)7校時に、野球定期戦の応援練習がありました。

明後日行われる高校野球部の定期戦に向けて、高校生の代表が中学生に応援の仕方を教えてくれました。

2・3年生はもちろんのこと、1年生も高校生の教え方がよいので応援の振り付けをすぐに覚えていました。

 

 

最後の合わせは完璧で中学生も満足そうな表情をしていました。

忙しい中、振付を教えてくださった高校生、ありがとうございました。

現在のところ、明後日の天気の予報はあまりよくないようですが、生徒の熱意がぜひとも天に通じてほしいものです。

※手指消毒や換気の徹底など、新型コロナウイルス感染防止対策を行った上で練習を実施しました。

第1回参観日が開催されました

4月23日(土)第1回参観日が開催されました。コロナ禍ということもあり、各家庭1名のみの参加をお願いし、さらに参観授業も教室ではなく、少し広い場所に移しての実施となりました。

朝早くから行われた参観授業は、1年生から3年生まで偶然にも「学活」1年生は、昨日行われた御池体験学習の振り返りを、付箋紙と模造紙を使って、三つの視点で視覚的に班ごとにまとめ、発表しました。2年生「月からの脱出」という題材で、いざというとき自分にとって、チームにとって、何が大切か班で意見交換し、考えを深めました。3年生は、自己紹介の画像とともに、「本年度期待すること(抱負など)」を、1分間スピーチの形で、全員が発表しました。実は、参観授業の様子を後ろから、または廊下から、校長先生がそっと見守ってくださり、生徒の発表には拍手を贈られていました。それだけでなく、中・高両方の教頭先生も、見守ってくださっていました。

その後、各学年毎に学級懇談が行われました。4月から今までの学級の様子や、昨年度と比べて成長したこと、今後頑張ってほしいことなど、それぞれの担任が思いを伝えました。何より、ふだん余り顔を合わせる機会のない保護者の方同士が、和やかに意見交換をされている様子を見て、ありがたく感じたことでした。各学級の役員の方々、全保護者の方々、朝早くから、さらに足下の悪い中、出席くださりありがとうございました。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 

 

※手指消毒、換気の徹底等、新型コロナウイルス感染防止対策を行った上で実施しました。

1年生 御池体験学習がありました

4月22日(金)に御池青少年自然の家で体験学習を行いました。

当初は宿泊の体験学習を計画していましたが、新型コロナウイルスの感染状況から本年度も宿泊を取りやめ、日帰りでの実施となりました。

所長様を含む、御池青少年自然の家のスタッフの皆様へのご挨拶が終わった後、早速、火起こし体験を行いました。

 

  

火を付けるのに悪戦苦闘・・・と思いきや、多くの班が早々と火起こしを成功させていました。火がなかなか付かない班に対しても「頑張れ!」と応援する姿もありました。

 全ての班で火起こしができた後は、その火を使って炊飯体験を行いました。班ごとにカレーを作りました。

  

 

こちらも多くの生徒が自分で役割を見付け、テキパキとカレーを作っていました。カレーを作っている最中は生徒同士が楽しく会話する姿もありました。自分達で作ったカレーを食べた後は施設周辺の自然を満喫し、学校へと戻りました。

本校の生徒は、いろいろな小学校から入学してくるので、この時期に行う御池での学習は学級のまとまりを深める絶好の機会と言えます。今回深めた絆をこれからの学校生活でも継続してほしいものです。また、今回の実施に当たり、尽力いただいた御池青少年自然の家のスタッフの皆様、本当にありがとうございました。

 

※御池青少年自然の家及びバス会社のガイドラインに基づき、新型コロナウイルス感染対策を行った上で、今回の体験学習を行いました。

1年生、御池体験学習に出発!

入学式も好天に恵まれた13期生、「御池体験学習」が行われる4月22日(金)も、昨日の雨はどこへやら、素晴らしい天気のもと、40人全員で出発しました。コロナ感染症予防の観点から、宿泊の形はとれませんでしたが、1日たっぷり御池青少年自然の家での学習を通して多くの学びを得、親睦を深められることでしょう。詳しくは、またお知らせします。

写真は朝の出発の様子です。校長先生をはじめ、多くの管理職の先生方が手を振って見送ってくださいました。

 

※御池青少年自然の家及びバス会社のガイドラインに基づき、新型コロナ感染対策を行った上で実施しております。

図書館オリエンテーションがありました

泉附の生徒たちは、何と二つの図書館を常時利用できます。一つは1年生教室のすぐ傍にある「中学校図書館」。もう一つは、正門と義友会館の間にある「高等学校図書館」。この二つの図書館の利用の仕方を中心に、4月21日(水)5時間目の国語の時間に、1年生対象の「図書館オリエンテーション」を行いました。その時間は、高校図書館に常駐していらっしゃる学校司書の先生が授業に来てくださって、さまざまな説明をしてくださいました。はじめに中学校図書館で、1年生の図書委員の江口颯馬さん上村陽希さんから貸し借りの仕方について説明を受けました。次に高等学校図書館に移動して司書の先生の話を聞きました。説明が終わったら、早速本を探して借りていました。あいにくの雨の中でしたが、授業が終わったら、借りた本を大事そうに手にして教室へと急いでいました。

中学生活、そして高校生活で、たくさん本を読みましょう。自分の中に「知の宝庫」を作りましょう。

 

 

日常の風景~「英語」を楽しむ

4月初めの慌ただしさもやや落ち着き、日々の授業が進められている泉附。1年生の教室からは賑やかな笑い声。ちょっとのぞいてみると、「C-time」という本校ならではの授業の最中でした。英語の先生とALTの二人で行っている英語のコミュニケーション能力やディスカッション能力を高めようという授業です。決まったアルファベットから始まる単語をどんどん発表しています。班で意見交換しながらとても楽しそうです。2年生・3年生の英語の授業でも、中学・高校の先生と二人T・Tもしくは少人数授業の形で行われていて、とても充実しています。通りかかったときは、ちょうど2年生の授業が行われていて、テレビ画面に示された質問に、みんなで答えていくという、楽しそうな授業の最中でした。

職員室に戻ってくる途中、新聞コーナーの前を通りました。毎日、1年から3年までの国語の係が輪番で設置してくれています。そして、自習ができる2階の広い渡り廊下には、そっと鉢植えの花が置かれていました。中学生もよく利用する自習コーナー。勉強の癒やしになると思います。

 

 

専心オリエンテーションがありました

4月13日(水)6時間目終了後「専心オリエンテーション」がありました。「専心」とは清掃活動のことです。

泉ヶ丘の校舎・敷地はとても広いです。その場所を、中学生・高校生と分担して毎日10分間清掃します。「専心=心を専ら(もっぱら)にする」つまり、その10分間は清掃に打ち込む時間、ということです。集中して毎日清掃に取り組める附属中生であってほしいと思います。

オリエンテーションでは、各清掃区域に分かれて、責任者や手順を確認し、初めての専心活動に取り組みました。これから毎日取り組んでいきます。その場所も、自分の心も磨きましょう。

 

 

第1回清泉会集会が行われました

4月13日(水)3時間目に、第1回清泉会集会が行われました。コロナ禍前は入学式直後に「対面式」が行われ、新入生と在校生の顔合わせが早めに行われていたのですが、最近はこの「第1回清泉会集会」が、全体としては初顔合わせとなります。

会場の義友会館に2・3年生は先に整列し、並んで入場してきた1年生を拍手で迎えました。三つの学年がそろって、いよいよ本年度の清泉会の始まりです。最初に「清泉会」とはどのような組織か、1年生に紹介しました。執行部のメンバーが、それぞれポイントを押さえて上手に説明していきました。各清泉会がどのようなことを目標として、何を具体的に取り組んでいるのか、よく分かったと思います。

続いて部活動紹介が行われました。実はこのために昨年度末から少しずつ準備を進めてきました。美術部から始まって、最後のバドミントン部まで、各部工夫を凝らして紹介を行っていました。実演あり、楽しく場を盛り上げるものあり、作品提示ありと、大変楽しく興味を引く紹介ばかりでした。各部で進行を務めた人(キャプテンが多かったようです)も、なかなか話術が巧みで、さすが泉ヶ丘附属中生と感じたところでした。先輩たちの思いは1年生の心にもしっかりと届いたと思います。

第1回清泉会集会の様子を見て、これからの生徒たちの清泉会活動がどのように展開していくのか、とても楽しみになりました。

 

 

 

 

 

 

 

FITSが行われました

「FITS」とはいったい何?と思われる方が多いと思います。「FITS」は、「Fresh Izumigaoka Tranining System」の略。また、「fit」という単語には「適応する」という意味もあります。入学したばかりの新1年生に、早く学校に慣れてほしいという思いを込めた、伝統的に行われている教えのスタイルです。4月13日(水)1・2時間目に、本年度の「FITS」が行われました。

具体的には、新2年生が新1年生に、小グループに分かれて学習や生活の仕方、学校内のいろいろな場所、職員室の出入りなどを教えていく、という活動内容です。コロナ禍ということもあり、3教室に分かれて、間を取りながら、少しでも先輩後輩の交流ができ、安心して学校生活を送れるように、と工夫をしながら実施しました。

江戸時代の都城は薩摩藩・島津氏の領地でした。薩摩藩には「郷中教育」という、若者同士が互いに教え、伝え、鍛錬していく伝統的な教育があり、この「FITS」はその歴史も受け継いでいます。新2年生、新1年生に笑顔で語りかけ、一生懸命教える姿、とてもかっこよかったです。また新1年生も、真剣に話を聞く姿が清々しく感じられました。

 

 

※実施に当たっては、換気等、新型コロナウイルス感染対策を行いました。

 

1学期が本格的にスタートしました

4月12日、全学年揃って、1学期が本格的にスタートしました。

2年生3年生実力テストです。春休みの頑張りの成果は出ているでしょうか?

 

 

 

 

 

 

1年生学級活動で自己紹介をしていました。

慌ただしい新年度のスタートですが、しっかりと頑張っているようです。

第13回入学式が行われました

4月9日(土)、朝から雲ひとつない爽やかな青空が広がりました。まるで中高あわせて324名の生徒たちの入学を言祝いでいるかのようです。附属中学校第13回、高等学校第77回の入学式が挙行され、卒業生を送り出した後少し寂しかった学校も、華やいだ雰囲気に包まれました。

「新入生入場」の言葉で、中学生を先頭に、少し緊張した中にも晴れやかな様子で新入生たちが入場してきました。「入学許可」では、担任の呼名に応じて、元気よく「はい。」という返事をして、一人一人起立しました。40名の入学が許可され、晴れて「泉ヶ丘の中学1年生」となりました。おめでとうございます。学校長は、式辞の中で、「思いやりの心をもち、授業を大切に、伝統ある『質実剛健』の校風を旨として、精一杯努力する生徒であってほしい。」と新入生への深い思いを述べられました。「代表宣誓」では、高校生の代表と一緒に、中学生代表として真方芯さんが、凜とした声で、泉ヶ丘の生徒としての決意を述べました。

感染症予防の観点から、式への参加は各ご家庭一人に制限させていただいたのですが、式後の中庭での写真撮影には、多くのご家族に参加していただき、そのときだけマスクを取って、晴れやかな表情で撮影が行われました。

40名の皆さん、いよいよ中学生活が始まります。先輩たちも楽しみに待っています。一緒に頑張っていきましょう。

 

 

 

 

 

※検温、手指消毒等、新型コロナウイルス感染対策を行った上で、実施しました。

日常の風景~泉ヶ丘の色

泉ヶ丘のスクールカラーは明るいえんじ色です。そして、泉ヶ丘附属中の校章も赤い色。校門を入って、校舎の方に歩いて行くと正面玄関の高い位置に高等学校の校章が、その下に附属中学校の校章が掲げられています。毎日登下校する生徒たちを見守っているようです。今、正面玄関の左右の植木は、赤い花がたくさん咲き、入学する生徒たちを心待ちにしているようです。

 今日は、中学生そして高校生が、教室や式場の準備を心を込めて行いました。明日が楽しみです。

 

令和4年度始業の日です

4月8日(金)、春休みが明け、生徒たちが登校してきました。いよいよ新しい年度の始まりです。今日はよい天気に恵まれ、やや汗ばむほどの陽気となりました。心地よいスタートが切れました。

まず大専心(大清掃)で自分たちの教室や新入生の教室をきれいにした後、新任式・始業式が行われました。16名の新任の先生をお迎えし、弾む思いでした。始業式で校長先生は次のような話をされました。①相手の心を考え、思いやりの心をもつ。②授業を大切にする。③泉ヶ丘のプライドを大切に品位のある行動を取る。いつも校長先生が大切に思われ、伝えてこられたことです。泉ヶ丘の生徒として常に意識しましょう。その後、学級担任・副担任の紹介が行われました。中高生とも目を輝かせて聞いていました。

続いて、中学生集会が行われました。まず、附属中学校に新しく赴任された1名の先生が自己紹介をしてくださいました。これからどうぞよろしくお願いします。続いて2年生の小河夕莉さん、3年生の久保ひびきさんが新学期の抱負を述べました。二人とも一つ学年が上がり、先輩として、最上級生として、自分自身がどうなりたいか、どうあるべきか、堂々と発表しました。教頭先生は、最初に、「理想の先輩とは後輩に感謝できる先輩」という話をしてくださいました。そして、「学習・生活共に当事者意識をもってほしい」ということを伝えられました。学習面では、それぞれが再度目標設定をして学習に望むこと、生活面では、集団の中でどうすれば自分を活かせるか考えて行動すること、つまり自ら考え行動しチャレンジしていくことが大切であると話をされました。

写真撮影、実力テスト、学級活動、そして1年生を迎える準備と、2年生も3年生も一日フルに頑張りました。初日から7時間でしたが、新鮮な気持ちで皆の瞳は輝いていました。明日は1年生40名が入学してきます。来週から120名で頑張っていきましょう。