日誌

附属中のできごと

1学期終業式・中学生集会~充実した夏休みに!

ニュースなどで伝えられるところによると、7月20日前後に夏休みに入っている小中学校が多かったようですが、本校は1学期終業の日7月29日(月)に迎えました。この日は、朝の会が終わったら50分間の大専心(大清掃)に早速取りかかりました。いつもは僅か10分ほどの時間しかとれないので、普段できないところを丁寧に掃除しました。教室や廊下などは床を磨いてワックスをかける作業もありましたので、ぎりぎりまで一生懸命取り組みました。

  

終業式・全校集会は、暑さ・感染症等を考慮して各教室にオンライン配信で行われました。校長先生はお話の中で課題を示されました。「学校生活で欠かすことができないもの」をできるだけ多く、最低でも10個以上あげて、と話しかけられ、生徒たちは考えを出し合っていました。しばらく時間をおいて話されたこと。ある研究によると、人間は1日35,000回の選択の判断をしている。学校生活に欠かすことのできないものの選択判断には「授業」「友だち」「部活動」いろいろあるだろうけれど、その大前提に「命」がある。命を守ることを最上位の選択判断としてほしいー生徒たちは頷きながら耳を傾けていました。校歌斉唱を各教室で起立して行い、終業式は終わりました。続いて行われた全校集会では、進路担当の先生から「22日間の夏休み、時間だけはみんな平等にある。どう使うかで結果が変わる。時間を自分の味方につけよう。」というお話、生徒支援担当の先生から「交通事故に気をつけ命を守ること、判断基準に『ばれなければよい』というものがないか考えること」というお話がありました。

 

 

 

その後、場所を大会議室に移して行われた中学生集会では、最初に1年生・川本更さん2年生・吉岡果胡さん3年生・種子田壮志さんが1学期を振り返っての発表を行いました。それぞれ、1学期での経験で学び合い視野を広げられたこと、あいさつや返事・提出物等基本的事項を大切にしたいことなど、成長できた点、これから改善していきたい点などしっかりと前を向いて堂々と発表しました。生徒支援担当の市橋先生は、「心身共に健康にあること自分の力で立ち上がる力もてるようになってこそ健康になる」という話を、オリンピック選手の例を取りあげながら分かりやすく話してくださいました。学習担当の杉田先生は、「計画・復習・挑戦」の三つのキーワードを示しながら夏休みの学習の取組について話してくださいました。保健安全面では、養護教諭の岩本先生が、体と心の自己管理ができるように成長していってほしいと話されました。第1回実用英語検定・第1回漢字能力検定の合格者の紹介もありました。集会が終わったら、各学級で1学期締めくくりの学級活動。通知表も渡され、いよいよ夏休みです。22日後の休み明けに元気でみんなで2学期をスタートできるよう、充実した22日間にしましょう!

 

 

 

 

 

科学の甲子園ジュニア 1次予選が行われました。

7月27日(土)小林中央公民館科学の甲子園ジュニア1次予選が行われ、本校から4チーム12名が挑みました。県内29チーム87名が3会場で同時に行われており、筆記競技と実技競技の合計得点が高い15チームが8月24日に行われる2次予選に進むことができます。そして、最終的に2チームが県代表として12月13日から姫路市で開催される全国大会への切符を手に入れることができます。

 

都城市中学生海外派遣事業の出発式がありました

都城市では中学生20名を対象としたオーストラリアへの海外派遣事業があり、7月26日(金)に市中央公民館で出発式が開催されました。選考の結果、本校から9名(1年生2名、2年生5名、3年生2名)の生徒が参加させていただくことになりました。8/1〜8/7までホームステイを通してたくさん交流して元気に帰ってきてください。

2・3年生、サイエンス合宿から帰ってきました!

7月26日(金)12:30頃、4台のバスが本校に到着しました。御池青少年自然の家でサイエンス合宿に参加していた中学2・3年生と、高校理数科1年生合宿を終えて帰ってきました。SSH指定を受けて初めて取り組んだ学びの機会、2年生、3年生はどうだったでしょうか。懐深い自然の中に入ってさまざまな学びを得られたことと思います。雨模様でもあり、湿度気温ともに高く、水分や塩分の大切さやヒル等に気をつけながら過ごさなければならないことも学びましたね。班編制は縦割りで、高校生と一緒に学びを深め、親睦も深められたと思います。今回学んだことを、これからの自然科学探究や高校に入ってからの学びにつなげていきましょう。

 

 

 

サイエンス合宿⑥発表(最終号)

4つの会場で各班の発表が始まりました。ある班の発表の一部を紹介すると、

キーワード:「火山と植物との関係」 

問い:「韓国岳は木々が生え、その近くの硫黄山には生えていないのはなぜか。」

仮説:「硫黄山は新しくできた活火山のため地下の土の温度が高いからではないか。また、山から有毒な火山ガスが出ているからではないか。」

理由:「新しい活火山のため、まだエネルギーがありマグマも活動しているため、地下の温度も高いと考えた。硫黄は人対に有害だから植物にも悪影響を与えると考えたから。」

中学生も、3日目のフィールドワークを通しての発表を頑張っていました。問いを立てることの難しさや面白さを感じたようです。これからも「なぜ?」「多分こうだろう」と考える癖をつけて欲しいです。

今回の合宿には多くの方々のご尽力・ご協力があって実施できました。関係の皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。