日誌

子どもたちや学校の様子

卒業式に向けて。

 今日、朝の活動の時間に第1回の卒業式の練習を全校で行いました。

 今日の練習は、会場となる多目的ホールでの一人一人の位置の確認と、卒業生と在校生による「門出の言葉」の呼びかけの練習でした。初めての練習で「門出の言葉」もまだ原稿を見ながらの状態でしたが、みんな集中して取り組みました。

 卒業式まであと13日。全校での練習も予行練習を含めて残り3回しかありません。それまでに各学級でも練習して、25日(月)の卒業式では、心のこもった温かい卒業式をみんなで創り上げようと思います。
  
☆ 卒業生の保護者の皆さんやたくさんの来賓の皆さんの心にも残る素晴らしい卒業式になるよう、1回1回を大切に練習し
  ていきましょう!

素晴らしい天気に恵まれて。

 3月1日(金)、五ヶ瀬ハイランドスキー場でスキー教室を行いました。当初は2月19日に予定していましたが、天気の関係で延期したところでした。

 今シーズンは暖冬でスキー場にもほとんど雪が降らず、雨も多くて造雪した雪も融けてゲレンデも縮小。加えて前々日も夜に結構な雨が降りましたが、スキー場の「十分にスキー教室は可能」、という情報で実施することにしました。案の定、スキー場に上がるまでの山々にはまったく雪はなく、一面茶色や緑の景色でした。しかし、スキー場に到着すると滑る範囲には一面の雪。子どもたちからも「雪だー!」と喜びの声が。

 午前中は、「1年」、「2年・3~4年男子」、「4~6年女子」、「滑れる子どもたち」の4つのコース別に練習を行いました。「1年」は体育主任が指導し、「滑れるこどもたち」はスキーが得意な本校保護者、残り2つのコースは、スキー場のインストラクターから指導を受けました。1時間半ほどの教室でしたが、子どもたちはみんな、あっという間にとても上手になっていました。

 昼食後、午後からはフリータイム。雪遊びをする子、更にスキーを練習する子と、自分の力や技能に応じて思い思いに活動しました。上級生の中には500mの初級者コースに挑戦する子どもがたくさんいました。午前中、ゆるやかな斜面の初心者コースで練習して滑れるようになり、コース後半が少し斜面が急になる初級者コースに果敢にチャレンジです。転んで立ち上がって、また転んで立ち上がって・・・と、まさに七転び八起きの精神で最後まで頑張って滑りきっていました。そのチャレンジ精神には、脱帽!でした。

 延期して大正解!に終わったスキー教室。まばゆいばかりの太陽と白銀の照り返しで、真っ赤に日焼け・雪焼けした子どもたちの表情には、満足感や達成感が満ちあふれていました。
  
☆ スキーが初めての1年生もとても上手になりました。また、挑戦する心や粘り強い心など強い心も育ちました。来年のス
  キー教室が待ち遠しいですね!

次は、どの委員会に入ろうかな?

 押方小には、子どもたちが運営する4つの委員会活動(図書委員会、放送委員会、保健体育委員会、集会・運営委員会)があります。今朝は、児童集会で各委員会の活動の発表を行いました。

 それぞれの委員会が、この1年間に取り組んできたことを画用紙や模造紙にかいて紹介したり、今後のお願いなどを投げかけたりしました。

 押方小は、人数が少ないので3年生から委員会活動に参加しています。今日の発表は、来年度から新しく委員会に所属する今の2年生への紹介の場ともなっています。現3~5年生の中にも、新たな委員会で活躍したい人がいることでしょう。どの委員会も参考になる発表がしっかりできました。

 3月4日(月)には、2年生も含めた新たな委員会のメンバーが決まります。卒業する6年生も加わって、来年度へ向けての引き継ぎを兼ねて、新メンバーへの具体的な活動の伝達も行われます。6年生、よろしくお願いします!
 
 
☆ これまで1年間、押方小を支えてくれた4~6年生、ありがとう!もうすぐ新しく2年生も加わったメンバーが決まりま
 すね。先輩達からしっかり引き継ぎを受けて、新しい委員会で頑張ってくださいね!

1年間の学習の成果を見せました!

  2月23日(土)は、学習発表会でした。子どもたちの1年間の学習の成果と成長ぶりを保護者や地域の方々に見ていただきました。

 1年生代表2名の「はじめの言葉」のあと、全員で「この星に生まれて」を斉唱しました。皆で声を合わせようと一生懸命な姿で歌ってくれました。

 トップバッターは5年生。総合的な学習で取り組んできた「お米学習」について、コミカルな劇仕立てで元気に発表しました。自分たちで栽培したお米は下級生につなぎ、最後に稲作で学んだ協力や感謝の気持ちを込めて作った詩を群読してくれました。

 続く1年生は、初めに自作の楽器で楽しく歌を歌ってくれました。そして、メインの劇「大きなかぶ」。国語で学習しましたが、「押方バージョン」で学級全員が登場し、さらには台詞が「高千穂弁」。かわいく微笑ましい発表でした。

 3番目は、2・3年生。初めに2年生が、国語の教材「名前をみてちょうだい」の音読劇を、続いて3年生が、書道パフォーマンスで一人ずつ自分の思いや願いを込めた言葉を書いてくれました。最後に、全員、体育の得意技の披露もあり、まさに「ステップアップ2・3年生~伸びた自分を見せる~」というテーマ通りの発表となりました。 

4番手は4年生。総合で取り組んできた押方の自然と将来押方を通る予定の高速道路について、様々な人たちから学んだ成果を堂々と発表してくれました。「自然を守りたい。でも、高速道路のメリットもある。」そんな4年生の葛藤の気持ちもよく表われていました。自然と人間社会の両立について、見ている大人にも問題提起する内容でした。

トリは6年生。小学校最高の思い出である「修学旅行」で学んだことについて報告しました。特に、長崎での平和学習は、命の尊さや家族の大切さなど、子どもたちの心に残る学習であったことが伝わりました。平和な世の中が続くために自分たちができることについて、しっかり伝えることができました。

最後に6年生代表が、今日の学習発表会を通して、これからの自分を振り返りたい、という誓いも添えて「終わりの言葉」で締めてくれました。

  「やかたの子」45名一人一人が自分の役割に責任をもち、また、学級全体として助け合って持ち時間15分の中で輝いてくれた素晴らしい発表会でした。たくさんの保護者やご家族、地域の方々にも参観いただき、子どもたちの輝きに拍手を送っていただきました。お忙しい中、本当にありがとうございました。
  
  
  

☆ これまでの練習の成果をしっかり見せてくれましたね。終わった後の皆の笑顔がとても素敵でした。「やかたの子」45
  名の素晴らしい輝きに、お家の人や地域の方々も大きな拍手をくださいましたね!

☆ 残り1ヶ月で、今の学年・学級ともお別れです。発表会で見せてくれた一人一人の役割と責任、そして協力・助け合いの
  姿を最後まで見せてくださいね!

地球環境を守るために!

 3・4年生は、総合的な学習「ふたがみ」の環境学習の一環で、テープの巻心回収を全校児童に呼びかけています。本校では、「ニチバン株式会社」の「ニチバン巻心ECOプロジェクト~テープの巻心を集めて緑の地球を守ろう!」に数年前から参加し、巻心回収に取り組んでいるようです。

 今日は、その「ニチバン株式会社」の本部から2名の方が来校され、5校時に全校の子どもたちを前に出前授業をしてくださいました。

 はじめに、このプロジェクトについて説明がありました。毎年9月~12月に全国から巻心を回収し、昨年は約50万個、これまでに約290万個の巻心が集められ、それをリサイクルに出す益金で、フィリピンにマングローブの植樹を行っているそうです。

 次に、セロハンテープがどのようにできるかのお話。材料は、コアラのエサでもあるユーカリ。ユーカリの木のチップからパルプを作り、それを薬品で溶かして透明なセロハンを作っていること、また、接着面ののりは、ゴムの木から取れる天然ゴムを利用していることなど、詳しく教えてくださいました。全て環境に優しい天然の素材で作られていることは驚きでした。

 みんなが取り組む巻心回収が、緑の森に変わり、地球環境を守るために役立っていることを改めて知ることができましたね。これからも、地球のためにたくさんの巻心を集めましょう!ご家庭のご協力もよろしくお願いします!
 
 
☆ 他にも3R(リデュース・リユース・リサイクル)のことや植物の役割など、環境を守ることについていろいろと学ぶこ
 とができました。日頃のちょっとした心がけやボランティアの心がこの地球を守ることにつながります!

「あいさつ運動」で爽やかな朝を迎えました!

 今月の生活のめあては、「自分から進んであいさつをしよう」です。そして、今週は、「あいさつ週間」でした。

 運営委員会の子どもたちが10月の代表委員会で、「あいさつ運動をしよう!」という提案をし、「あいさつ週間」の今週、学級毎に取り組むことになりました。12日(月)の6年生から始まり、火曜日5年生、水曜日4年生、木曜日2・3年生、そして、今日16日(金)最終日は1年生が担当でした。

 担当学年の子どもたちはいつもより早く登校し、坂道の上に並んで、登校してくる他の学年の子どもたちに大きな声で「おはようございまーす!」とあいさつします。あいさつされた子どもたちも元気にあいさつを返礼し、晩秋の冷え込みの中にも温かく爽やかで元気が湧く一日の学校生活がスタートしました。

 また、その日、特に元気で明るいあいさつができた人たちを、運営委員会の子どもたちがお昼の放送で紹介してくれました。

 あいさつは、人と人とをつなぐコミュニケーションの基礎の基礎。誰に対しても進んで気持ちのよい元気で爽やかなあいさつをし、豊かな人間関係づくりができる「やかたの子」に育ってほしいと願います。
  
☆ 寒い朝が続きましたが、元気なあいさつの声が響き渡り、気持ちよく朝のスタートが切れました。これからも、いつでも
 どこでも誰にでもしっかりあいさつするよう心がけてくださいね!


皆さん、ぜひ「タビビ」へ!

 昨日、平年よりかなり遅く、ようやく北海道で初雪が観測されたということですが、この高千穂も今週末からは夜神楽が始まり、秋の終わりを感じる頃となりました。

 そんな秋の終盤、今日15日(木)から18日(日)まで、宮崎県立美術館の「旅する美術館・みんなでアート(タビビ)高千穂町展」が高千穂町武道館会議室で開催されています。実は、今日の「タビビ」のオープニングセレモニーに、押方小5・6年生が招待され、開会式に出席し、作品鑑賞までさせていただきました。

 開会式では、県立美術館の飛田 洋館長、興梠高彦副町長のあいさつの後、テープカットがあり、県立美術館館長、副町長、濵田琢一町教育長と共に、5年生・6年生各1が子どもたちの代表としてテープカットに加わりました。みんなの前で緊張もあったようですが、きれいにカットし終わると、ほっとした表情でした。

 その後、美術展の作品鑑賞をしました。今回の「タビビ」では、県立美術館収蔵の国内外の著名な画家の作品25点が展示されています。宮崎県出身の瑛九や、子どもたちも名前を知っているピカソの初期の作品もあります。県美術館学芸員の大野博文主査から、美術鑑賞のマナー「は・さ・み(走らない・触らない・みんなに迷惑をかけない)」を教わった後、代表的な作品についての解説を聞きました。作品の背景や技法、作者の思いなどについて詳しく説明していただき、子どもたちは、熱心に説明に耳を傾けていました。引率した先生方にも大変よい学びとなりました。解説が終わった後は、子どもたちは再度自由に作品を鑑賞し、思い思いに友だちと感想を交流し合っていました。

 折しも、17日(土)・18日(日)、同じ武道館アリーナでは、「高千穂町教育文化祭作品展」が開催されます。町内の小・中学生の素晴らしい感性あふれる作品が展示されますので、ぜひ、そちらをご覧いただきますと共に、なかなか県立美術館に足を運ぶことが難しい子どもたちや保護者、地域の皆様にも、今回の「タビビ」も鑑賞していただくことで、有終の「芸術の秋」を飾っていただけるのではと思います。必見ですよ!
 
 

☆ 「みんな、待っちょるよ~!」の県立美術館のTVCMでお馴染みの飛田館長さんから、「この絵が好き!という1枚を
 見付けてください。」というお話がありましたが、見付かりましたか?

☆ 今週末17日(土)・18日(日)は、子どもたちの作品、そして国内外の有名画家の作品をぜひご堪能ください。よろ
 しくお願いします。

「ふれあい交流会・ふれあい給食」を実施しました。

 今日、「ふれあい交流会」を行いました。地域の高齢者約30名の皆さんが、子どもたちに昔の遊びや遊び物の作り方などを教えてくださいました。

 1・2年生は、「昔の遊び」です。あやとりや羽子板、こま、竹とんぼなど、おばあちゃん方と一緒に楽しく昔の遊びをしました。道具を操っての遊びは結構難しそうでした。

 3・4年生は、「竹とんぼづくり」と「おじゃみづくり」のコースに分かれました。竹とんぼづくりでは、おじいちゃん方から小刀の使い方を教わり、慣れない手つきで竹の羽根や軸を削っていきました。薄く羽根を削っていくのはなかなか手強かったようです。おじゃみづくりのグループは、おばあちゃんたちに手ほどきを受けながらハギレで袋を縫い、数珠玉を詰めて完成させました。できたおじゃみで、さっそく遊んだようです。

5・6年生は、「えりもの」(夜神楽の神庭に飾られる紙の飾り物)の作成と「箱庭づくり」の2コース。えりものは型紙に合わせて美濃紙をカッターナイフで切っていきます。細かな部分もあり、集中力が必要でした。今回初参加の箱庭づくりは、陶器やガラスのカップに、コケやシダなど少し探せばこの地域にもたくさん生えているような植物をアレンジしていきます。ミニ盆栽のような感じで、なかなか趣のある作品に仕上がりました。

交流会の後、給食も一緒に食べていただきました。いろいろなお話をしたり聞いたりしながら、給食で再び交流を深めることができました。「学校の給食は、とてもおいしかったです。」と、学校給食を食べる機会のない高齢者の方から、今どきの給食の美味しさを知っていただくこともできました。

  押方小は、「地域と共にある学校づくり」を進めていますが、今日の交流会は、高齢者から多くのことを学び、感謝や思いやりの気持ちを育む絶好の場ともなりました。今後とも、「やかたの子」そして、押方小へのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
  
  
☆ おじいちゃん・おばあちゃん方は、すごいですね!一緒に遊んだり、作ったり、給食も食べて、とても楽しい交流会にな
 りましたね!来年もまた、いろいろなことをたくさん教えてください。ありがとうございました!!


「音楽フェスティバル」頑張りました!

 2日(金)に、「高千穂町教育文化祭『子ども音楽フェスティバル』」が開催されました。

高千穂町自然休養村管理センターのホールに、高千穂町内小・中学校代表の子どもたち約300名が集まり、合唱や合奏、吹奏楽などこれまでの練習の成果を発表し合いました。

 押方小は、今年も全校で出演しました。今年もターコイズブルーを中心とした「おしかたTシャツ」を全員着ての参加でした。

1曲目は、合奏「RYUSEI(りゅうせい)」です。この曲は、変化に富むメロディと速いテンポの難しい曲です。主に、5・6年生が打楽器や木琴・鉄琴、オルガンなどを、2~4年生が鍵盤ハーモニカやリコーダーを、1年生はハンドベルや鈴を担当しました。途中の5年生の鍵盤ハーモニカのソロは見事でした。

2曲目は、高千穂の踊り唄である「がまだせ節」の斉唱です。運動会でも保護者や地域の方と一緒に踊りました。6年生の篠笛で始まり、5年生2名の太鼓の音頭と前奏が流れると、豆絞りの手ぬぐいを首に掛けた2~6年生は唄を、1年生は手ぬぐいを鉢巻きにし、唄に合わせて前列で踊りを披露しました。かわいく元気よく踊りました。

 今回は、全体のトップバッターでしたので、少々緊張気味ではありましたが、1学期から練習してきた成果を堂々としっかり出すことができました。会場からもたくさんの温かい拍手をいただき、閉会式では、「『RYUSEI』はさわやかで、夏のイメージが感じられました。『がまだせ節』は『がんばれ!』の気持ち、また、郷土を愛する気持ちが伝わりました。」と、うれしい講評をいただきました。

 他の小学校の合唱や合奏、中学生の合唱や吹奏楽もとても素晴らしく、子どもたちにもよい刺激だったことでしょう。これを機に、ますます音楽好きの子どもたちに育ったことと思います。

 当日、子どもたちの発表に駆け付け、大きな拍手をくださった保護者や地域の皆さん、ありがとうございました。
 
 
☆ トップバッターだったけど、みんなの堂々とした姿は素敵でした!難しい曲でしたが、これまでよく練習を頑張りました
 ね!さすが「やかたの子」です!!

「おいもパーティー」開いたよ!!

 今日、1・2年生が「おいもパーティー」を開きました。パーティーには、生活科でサツマイモの苗植えや収穫などでお手伝いしてくださった保護者や地域の方々を招待しました。今日は、5名の方が出席してくださいました。

 最初に、おいもの収穫を祝って、みんなでおみこしを担ぎ、ホールを回りました。そして、子どもたちが見付けた秋の物と、それを使ったおもちゃの紹介やクイズをしました。拾ってきたどんぐりやまつぼっくりなどで、どんぐりゴマややじろべえ、クリスマスツリーなど、それぞれが工夫して作ったおもちゃを紹介し合いました。

 歌やゲームで楽しんだ後、今日の2校時に自分たちがフライパンで焼いて作ったおいものおやつを、招待したお客様に振る舞いました。おいもが甘く焼き加減もちょうどよく、とてもおいしくてお客様も喜んでお代わりされたようです。

 最後は、これまでのお礼を込めて、みんなで肩たたきをしてあげました。

 短い時間でしたが、お客様も楽しんでいただけたようで、子どもたちも満足顔でした。 お忙しい中、参加して下さった皆様、ありがとうございました。
  
☆ 楽しい「おいもパーティー」になりました。自分たちで作ったおいものおやつもとってもおいしくて、お客さんも喜んで
 くださいましたね。よかったですね!!