日誌

子どもたちや学校の様子

少数精鋭で頑張りました!

 今日は、高千穂町いきいき温水プールすこやか館にて「高千穂町こども水泳大会」が開催されました。本校からは、5年生男子6名、6年生全員の計17名が参加しました。

 開会式に先立ち、高千穂中学校水泳部の皆さんが、模範泳をしてくれました。さすがの泳ぎにみんな見とれていました。

 開会式後、すぐに競技が始まりました。自由形や平泳ぎの25m、50m、リレーの全22種目の種目で熱戦が繰り広げられました。

 本校の子どもたちも、各組で1位、2位など、これまで学校のプールで1ヶ月半あまり練習してきた成果を遺憾なく発揮しました。圧巻は、5年生男子リレー。なんと、大会新記録で見事優勝!快挙でした。その他にも、個人種目の5年男子25m平泳ぎで大会新、同じく5年男子25m、6年男子25mで1位に輝くなど、本校の子どもたちが参加した12種目中4種目で1位、3種目で2位、3位となるなど、大変素晴らしい好成績を収めました。

 多くの来賓の方々や保護者の方々が応援する中、さすが「やかたの子」。たった17名の少人数ながら、大舞台で堂々と胸を張れる頑張りをみせてくれました。とてもかっこよかったです。今日の頑張りを、これからの学校生活や家庭・地域での生活でも見せてくださいね!
 
☆ 17名全員が精一杯の力を出し切った中での、今回の素晴らしい成績です。みんなの応援の声も力になりましたね!さす
 がでした。応援に駆け付けていただいた保護者の皆様には、本当に暑い中に熱い声援を届けてくださり、子どもたちを元気
 付けていただきました。ありがとうございました!

トンネル工事現場を見学しました!

 21日(土)に、家庭教育学級の一環で、トンネル工事現場の見学をしました。本校の子どもたちと保護者の方々、教職員の総勢40名ほどが参加しました。

 現場は、九州中央道の髙千穗日之影道路の日之影側入口となる「平底トンネル」です。

 初めに、現場事務所にて、国土交通省延岡河川国道事務所の方から九州中央道及び平底トンネルの概要を、施工業者の前田建設工業の方からトンネルができるまでの順序などについての説明を受けました。

 その後、いよいよ工事中のトンネル現場へ。トンネル入口付近に、トンネル内からベルトコンベアで運ばれてくる「ずり」(岩の破片)置き場の建屋がありました。また、トンネル入口は、大きな防音壁が二重三重になっており、発破音が外に漏れて地元住民に迷惑がかからないように騒音対策がしてありました。

 トンネル内に入ると、両脇には照明が等間隔で点けられており、トンネル内からスリット状に外の光が入ってきているような明るい感じでした。天井には、大きな筒状の送風機が取り付けられ、トンネル掘削先端部分に外気を送っているとのことでした。トンネルを掘り進めていくと同時に、コンクリートで固め、覆っているそうで、意外にトンネル内はきれいでした。たくさんの大型の機械も見ることができました。

 トンネル先端には、今日、掘り進むためのダイナマイトが設置されていました。1回約1m、1日約3mずつ発破しながら掘り進んでいるということです。こんな長く大きなトンネルを、1チーム15人ほど、昼夜2交代で掘り進めているというのも驚きでした。

 現在全長1665mのうち、1400m以上掘り進んでいるそうです。早く完成したトンネルを通ってみたくなりました。

 夏休みの初日に、一生に一度あるかないかの貴重な体験ができて、とても有意義な研修となりました。ぜひ、見学したことを絵日記や作文にしてほしいと思います。今回企画してくださったPTA研修部の皆さんにも感謝いたします。
  

☆ トンネルがどのようにできるのか、よく分かりましたね。とても貴重な体験でした。完成して通れるようになったトンネ
 ルを早く通ってみたいですね。

☆ 説明してくださった延岡河川国道事務所及び前田建設工業の皆様、ありがとうございました。これからも安全第一で、素
 晴らしいトンネルを完成させてください。

1学期、無事終了!

 今日は、1学期終業の日で、朝の時間に終業式を行いました。

 まず、1年、3年、5年生代表の3名の子どもたちが、1学期をふり返って作文発表をしました。1年生は、プールで息を吐けるようになったことや遠足で国見ヶ丘まで頑張って歩いて行ったこと。3年生は、登校での1.3Kmウォークを毎日頑張ったことや複式学級で下級生と一緒に成長したこと、5年生は、むかばき青少年自然の家での宿泊学習で頑張ったことなどについてでした。3人とも1学期をしっかり振り返り、堂々と発表してくれました。

 校長の話では、各学年の1学期を写真で振り返り、成長したことや2学期に向けて頑張って欲しいこと、そして、夏休み中の3つの宿題(①命を守る、②お手伝いをする、③本を読む)が出されました。

 生徒指導担当の先生からも夏休みの過ごし方について守ることや気を付けることの話、体育主任からは、26日(木)の「高千穂町こども水泳大会」に出場する5・6年生の選手の紹介があり、皆でエールを送りました。

 今日は、通知表「あゆみ」も子どもたちに配りました。この1学期の成長や称賛点、夏休みや2学期に頑張ってほしいことなど、担任の先生からのコメントが綴られています。子どもたちへの励みとして、親子で活用していただきたいと思います。 

 明日から38日間の長い夏休みです。きまりよい生活を送って、安全で楽しく有意義な夏休みにしてください。夏休みでしかできない体験もたくさんしてほしいと思います。

 この1学期間、保護者や地域の皆様には、「やかたの子」をしっかり見守っていただき、また、教育活動やPTA活動に多くのご支援、ご協力をいただきました。心より御礼申し上げます。そして、夏休みの期間中は、子どもたちを家庭や地域でご指導いただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
 
 

☆ 3名の代表の人たちの発表では、この1学期大きく成長したことが分かりました。みんな「やかたの子」を目指して、よ
 く頑張った1学期でした。

☆ 次に会うのは、8月1日(水)の登校日です。熱中症などにも気を付けて、元気に登校してくださいね!

漬け物作りをしました!

  4年生は、3年生の頃、社会科の工場見学で、押方地区にある「ひやくしようや」さんで手作りの漬け物や加工品が作られていることを学びました。ぜひおいしい漬け物を自分たちで作ってみたい、ということで、今年度は、総合的な学習「めざせ!押方名人」として、今日、3年生と合同で再び「ひやくしようや」さんを訪ね、漬け物作りの体験をしました。今回、漬け物にしたキュウリやナスも、実は、3・4年生が春先から自分たちで校庭で育て、実った野菜です。

 「ひやくしようや」代表の奈須さんの奥様が、子どもたちに丁寧に漬け物の作り方を教えて下さいました。キュウリのからし漬けでは、子どもたちは、ピラーで皮をむいたり、包丁で切ったりした後、味付けの塩・砂糖・鬼からしなどを分量どおりにはかりで量り、最後にビニル袋に入れてしっかりキュウリに調味料が馴染むよう揉んでいきました。

野菜と調味料があれば、子どもたちでもおいしい漬け物が作れることが分かりました。ぜひ、家でも、お家の方に作ってあげるとよいですね。めざせ!押方「漬け物作り」名人!

 ご協力いただいた「ひやくしようや」の奈須様ご夫婦には、大変お世話になりました。ありがとうございました。
  
☆ 自分たちで作った野菜で、自分たちで作った漬け物。とてもおいしかったですね。お家でもぜひ家族につくってあげてく
 ださいね!でも、くれぐれも包丁の使い方には気を付けてください。


第2回表現集会

  今朝、本年度2回目の表現集会を行いました。今日は、6・7月生まれの子どもたち10名のスピーチと、2・3年生の発表でした。

 6・7月生まれの子どもたちのスピーチのお題は、「うれしかったこと・楽しかったこと」でした。「本がたくさん読めるようになった。」、「水泳の記録が○秒伸びた。」「家族と旅行に行ったこと。」など、それぞれにいろいろなうれしかった・楽しかったことをしっかりと発表してくれました。

 続いて2・3年生の発表。「さかなやのおっちゃん」という詩の群読からスタートしました。元気な声で、関西弁の詩を楽しく読んでくれました。次に、「レッツゴー ソーレー」という曲の合奏でした。2年生は鍵盤ハーモニカ、3年生はリコーダーを担当しました。そして、4年生も一緒にリコーダーに加わって、3つの学年で演奏しました。上手でした。最後に「プパポ」という曲を振り付けも入れながら、楽しく合唱しました。明るく元気な歌声に、朝から元気をもらいました。

 次回は、少し先になりますが、10月に予定しています。8・9・10月生まれの子どもたちのスピーチと4年生の発表です。楽しみにしています。
  

☆ お家の方も来られている中で、6・7月生まれのみんなのスピーチは、とても堂々としていて大きな声でしっかりとでき
 ましたね。素晴らしかったです。誕生日おめでとう!

☆ 2・3年生はとても明るく元気な声で、楽しく発表してくれました。4年生も加わって、とても賑やかな発表になりまし
 たね。朝から元気になりました。ありがとう!!

参観日、ありがとうございました。

 先週5日(木)、1学期最後の参観日を実施しました。

 参観授業は、全学年「いのち」についての学習でした。本年度から宮崎県では、7
月第1週を「宮崎県いのちの教育週間」と設定し、各学校で「いのち」に関する授業や活動を行うことになりました。押方小は、ちょうど参観日の週でしたので、子どもたちや保護者に「いのち」について考えてもらうよい機会と考え、参観授業に取り組みました。

 各学年、道徳や学級活動で、「いのち」の大切さや尊さ、生きることの素晴らしさなどそれぞれの発達の段階に合わせて、考えさせました。黒板に掲示する絵をはじめ、役割演技のためのかぶり物、映像資料など、各学年とも、子どもたちが考えやすくするための工夫もいろいろと考えられていました。今日の学習で感じたことや考えたことを家庭でも親子で話し合っていただくと、さらに「いのち」を大切にしようという心が強まると思います。
 当日は、他にも、「学級懇談会」、「救急法講習会」、「給食試食会」があり、盛りだくさんの参観日となりました。
 お忙しい中に来校いただいた保護者の皆様、地域の皆様、本当にありがとうございました。
   

   
  

☆ 「いのち」について、みんなしっかり考えましたね。自分の「いのち」、そして、周りの人の「いのち」を考えながら、
 「いのち」を大切にして生活していきましょう!

☆ 救急法講習会では、胸骨圧迫の仕方やAEDの使い方、エピペンの使い方などを西臼杵消防本部や女性消防団の方に教え
 ていただきました。使わないですむことが一番ですが、万が一の時は、自信をもって役立ててください。

☆ 給食のお味はいかがでしたか?押方小の給食調理員さんが作ってくださる給食を、子どもたちは、毎日おいしく食べてい
 ます。安価で安心・安全な給食に感謝です。



プールでの学習始まる!

12日(火)の朝の活動の時間に全校でプール開きの集会を行い、その日5校時に1~3年生、翌日13日(水)6校時には4~6年生が、本年度のプールでの学習がスタートしました。

集会では、2年、4年、6年の代表の子どもたちが、昨年度よりもっともっと上手に、また、長く速く泳げるようにと、みんなの前で今年のプール学習の目標を大きな声で述べてくれました。

12日はあいにく肌寒い曇り空で、1~3年生は少しガタガタ震えながらも、笑顔で楽しそうに水遊びをしました。一方、13日は、梅雨の晴れ間の直射日光が熱い中で、4~6年生が1年ぶりのプールで水や泳ぎの感触を確かめていました。

これから1学期終わりまで、プールでの学習が続きます。梅雨入りして3週間ほど経ちますが、これから本格的な雨の時期を迎えるのでしょうか?せめてプールでの学習の日は、夏の太陽が顔を覗かせてほしいと願います。

 学校では、安全第一で子どもたちの健康観察や監視体制に努め、安全で楽しいプールにしていきます。保護者の皆様方にも、子どもたちの朝の健康チェックをよろしくお願いいたします。
  

☆ 1年生は、学校のプールは初めてでしたが、水を怖がることなく、とっても楽しそうでした。早く水とお友だちになって
 ね!

☆ 4~6年生は、町の子ども水泳大会を目標に、自分のめあてや記録達成ができるよう練習を頑張ってくださいね!

不審者対応の避難訓練を行いました。

今日、3校時に「校内に不審者が侵入してきた」との想定で、避難訓練を行いました。

3校時が始まってしばらくして、不審者(高千穂警察署の方)が玄関から侵入してきました。事務の先生が対応しましたが、そのまま2階の教室棟へ向かおうとしていたところを、さすまたをもった男性の先生方2名が不審者と対峙しました。

その間、校内放送により児童は教室の入り口を施錠し、一次避難。不審者が取り押さえられたという放送で、担任の先生らと共に教室から2階通路を通り、体育館へ二次避難しました。全員が無事で安全に避難できました。

体育館で、警察署の方から、「いか・の・お・す・し」や、防犯ブザーの点検、そして、先月の新潟での事件をもとに登下校の安全などについてお話をいただきました。

昨今、国内では、子どもだけでなく大人も巻き込まれる事件が多いように感じます。いつ・どこで不審者事案に遭遇するかも分かりません。高千穂だから安心とは言えません。

 もしもの時に「自分の命は自分で守る」行動が取れるかどうか、日頃から、ことある毎に意識啓発をしていくことの重要性も理解できた訓練でした。
 
☆ 不審者の姿を見ていなくても、また、訓練だと分かっていても怖いと思った人もいたようですね。もしも実際に不審者に
 声をかけられて、「こわい!」と感じたときは、「いか・の・お・す・し」で素速く逃げて下さいね!


今年も雑巾をいただきました。

今日、押方地区の4つの老人クラブ「上押方寿会」「下押方神都会」「山附緑寿会」「跡取川清流会」の皆様が手作りされた雑巾を、子どもたちにと寄贈してくださいました。押方地区老人クラブの冨髙会長様と女性会員お二人が贈呈に来られ、6年生が代表で段ボール箱いっぱいの雑巾を受け取り、お礼を述べました。

  老人クラブの会員の皆様も年々高齢化が進み、いろいろと大変な中、毎年のように子どもたち、学校のためにと温かいお心遣いやご支援をいただき、本当にありがたいことです。このような地域の高齢者の方々の姿や心を「やかたの子」たちもしっかり学び、受け継いでほしいと願います。心より感謝いたします。
 
☆ いただいた雑巾で、押方小学校をもっともっときれいな学校に磨き上げます!ありがとうございました!!

跡取川体験を行いました。

今日、6年生は、総合的な学習の一環として「跡取川体験活動」を行いました。跡取川は、五ヶ瀬町に行く途中を流れている校区内の渓流です。活動は、跡取川公民館の裏手の川で行いました。

はじめに魚の放流でした。「アブラメ」「ドンコ」「ヤマメ」「ウナギ」の4種類の魚をバケツから川に放流しました。放流された魚は、気持ちよさそうに川の中に散らばっていきました。魚やウナギのヌルヌルに「キャーキャー」言いながらも、早く大きくなって、と願いを込めながら魚たちを放してあげました。

続いて魚釣りです。釣り堀状の深みにヤマメを放流して下さっており、準備して下さった仕掛け付きの手製の竹釣り竿で、練り餌をエサに釣り上げます。上手な子はポイントに投げ入れた途端、すぐに釣り上げていました。練り餌がすぐに取られたり、釣れたと思って竿を寄せたらバラしてしまったり、なかなか思うようにはいかない様子も見られましたが、全員が釣ることができ、釣りのおもしろさを味わっていました。

釣り体験が終わり、お昼まで川沿いの散策をした後、昼食です。公民館で跡取川地区の婦人部の方々がヤマメを唐揚げにし、おにぎりやデザートなど手作り料理を振る舞ってくださいました。「おいしい。おいしい。」と、子どもたちはパクパクいただきました。20cmほどはあるヤマメの唐揚げですが、頭から尻尾まで全部食べられるほどパリパリに揚げてあり、とにかくおいしいのです。

昼食後、川遊びをする予定でしたが、昼食頃から雷雨と大雨に見舞われ、釣りをしていた川とは全く様子が変化し、一気に川の水も茶色く濁って増水していたため、午後の活動は中止せざるを得なくなりました。

今回も、跡取川公民館長の甲斐さん、跡取川老人会長の甲斐さん、西臼杵漁業協同組合の橋本さん、そして、跡取川婦人部の皆様には、放流や釣りの準備、活動の指導、昼食の用意など、子どもたちのためにと、誠心誠意、心温まるおもてなしをしてくださいました。ありがとうございました。

  子どもたちは、地域の自然・地域の人々のよさや素晴らしさにどっぷりと浸ることができ、心の中にしっかり刻まれる体験活動となりました。
  
  
☆ お昼からの雷と土砂降りには驚きましたが、午前中のうちに魚の放流や釣り体験ができて本当によかったですね。おもて
 なしのお料理もとってもおいしく、お腹いっぱいになりました。地域の皆さんの押方小の子どもたちへの思いの強さが分か
 りますね。感謝!感謝!!です。