給食室から

2020年7月の記事一覧

1学期最後の給食


【麦ご飯 ぎょうざ 中華きゅうり チャプスイ 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」はぎょうざについてでした。
今日で1学期も終わりですね。夏休みは冷たいもののとりすぎに気をつけて、朝ごはんをしっかり食べることをこころがけてくださいね。今日は餃子についてのお話です。餃子の歴史は古く、今から2600年ほど前に中国で生まれたと言われています。中国の遺跡では、お墓の中から副葬品として埋められた餃子が見つかっています。一般的な焼き餃子だけでなく、油で揚げる揚げ餃子やゆでてたれを付けて食べる水餃子、スープに入れるスープ餃子などがあります。餃子と言えば、栃木県の宇都宮餃子や静岡県の浜松餃子が有名ですが、意外にも、宮崎県も全国的に餃子をよく食べている地域なんだそうです。味わって食べてくださいね。

1学期もあと2日


【麦ご飯 魚の野菜あんかけ とりごぼう汁 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」は水分補給についてでした。
夏はたくさんの汗をかいて、血液の中のミネラルバランスが壊れがちになるので水分補給が大切です。しかし、水分補給といって甘いジュースや炭酸のジュースばかり飲んでいたらどうなるでしょうか。ジュースには砂糖がたくさん入っています。砂糖のとりすぎは、疲れやすくなったり、虫歯や肥満の原因になったりと、体にいいことはありません。飲み過ぎに注意し、なるべくお茶や牛乳などを飲みましょう。また、今日の給食のようにスープや汁ものなどを飲むと、水分だけでな、塩分も補給することができます。1日3食しっかり食べて、こまめに水分補給をしましょう。

がんもどきとは?


【麦ご飯 がんもの卵とじ 小松菜と春雨のサラダ 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」はがんもどきのことです。
「がんも」とは、がんもどきのことです。がんもどきの「がん」は、「がん」という鳥の名前から来ていて、「もどき」は何々のようなという意味です。がんという鳥の肉はとてもおいしいそうなのですが、冬にやってくる渡り鳥でいつも日本にいるわけではありません。捕まえるのも簡単ではありません。そこで、畑の肉といわれる大豆を使って、がんに似た味をした食べもの「がんもどき」を作ったと言われています。煮ものの味がしっかりとしみこんだがんもどきは、とてもおいしいですね。味わって食べましょう。

4年生「よりよいおやつのとり方を考えよう」

 昨日、4年生とおやつのとり方について勉強しました。

 ↑ ポテトチップス、アイスクリーム、サイダーに入っている砂糖、油、塩の量を予想しました。

 ↑ 1日にとってよい砂糖の量(20g)やエネルギー(今回は200キロカロリーが目安)からすると、どのお菓子もオーバーしてしまうことが分かりました。家族と分け合ったり、次の日で調整したり、お皿に出して食べたり…おやつを食べすぎないためのアイデアが子どもたちからたくさん出てきました。

 ↑ポテトチップスと今日の給食の栄養価を比べると、おやつが食事の代わりにはならないことが分かります。
 最後におやつのエネルギー表示の見方を確認しました。来週から夏休みに入ります。子どもたちが自分でおやつの量を管理できるようになるといいなと思います。

楽しみにしていたデザート


【麦ご飯 鶏肉のトマト煮 寒天スープ シュークリーム 牛乳】
 今日の献立は、5月に学校が臨時休業になり、献立表には載せていたものの実施できていなかったメニューでした。「シュークリームはもう出ないんですか?」と聞いてくる児童が多かったので7月の給食に入れました。何日も前から楽しみにしていた子もいたようで、喜んでもらえてよかったです絵文字:笑顔

 今日の放送「一口メモ」はトマトについてでした。
今日はトマトについてのお話です。トマトは夏野菜ですが、ハウス栽培が広まってからは1年中食べられるようになりました。昔はなんと毒があると言われて、観賞用、つまり見るだけの植物として育てられていました。「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあるほど、トマトには健康によい成分が含まれています。こんぶやかつお節、しいたけに代表される「うまみ」ですが、実はトマトにもうま味がたっぷり入っています。だからトマトを入れて煮込むとおいしくなるんですね。これから旬をむかえ、おいしくなってくるトマト、味わって食べましょう。

カミカミデー♪


【もずく丼 大豆と小魚のあげに 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」はよくかんで食べることについてでした。
今日はカミカミデーです。みなさんは、よくかんで食事をしていますか?2000年くらい前、女王卑弥呼がいた弥生時代には、今の6倍以上もかんでいました。そのころは、ご飯も今のようにやわらかい精白米ではなく、玄米などを蒸したもので、木の実や魚の干物などをたべていました。そのためか、その頃は歯ならびもよく、虫歯になる人はほとんどいなかったといわれています。よくかむと虫歯になりにくくなったり、頭の働きがよくなったり、いいことがたくさんあります。たまには、かたい食べ物を一口に30回かむようにして、歯と歯ぐきをじょうぶにしましょう。

ゆずの香り♪


【麦ごはん かぼちゃのそぼろ煮 こんにゃくのゆずみそあえ 牛乳】
 今日の小さいおかずは、日之影町でとれたゆず果汁を使ってつくりました。ゆずのいい香りがしておいしかったですね。
 今日の放送「一口メモ」はかぼちゃについてでした。
かぼちゃは「カンボジア」から伝わってきたので、それがなまって「かぼちゃ」という名前がついたと言われています。かぼちゃは色の濃い野菜、緑黄色野菜の仲間で、カロテンやビタミンCが多く含まれています。カロテンは、体の中でビタミンAにかわり、体の疲れをとってくれたり、病気にかからないよう体の調子を整えてくれたりします。また、それ以外にもかぼちゃには食物せんいも多く含まれています。かぼちゃは太陽の光をいっぱいあびて育つ夏野菜の一つです。だから固い皮に守られている中身はまさに太陽の色、みなさんをかぜなどから守ってくれる色です。残さず食べましょう。

2年生 旬の野菜の勉強

 今日の5時間目に、2年生と旬の野菜について勉強しました。
 2年生は今、畑でトマト、ピーマン、きゅうり、なす、オクラ、枝豆、すいかなどの野菜を育てているので、最初のクイズでは、花を見て何の野菜か分かる子がたくさんいました。すばらしいですね絵文字:良くできました OK!!

↑ 1人1つ、今日の給食(夏野菜カレー)に入っていた野菜や身近な野菜について、いつが旬か考えてもらいました。(写真は答え合わせをしているところです。)

↑ ほうれん草(冬野菜)とトマト(夏野菜)の栄養価を比べました。旬の野菜のパワーってすごい!!
 最後に、1日に食べるとよい野菜を実際に量ってみました。野菜に興味をもって、学校でもお家でもたくさん食べてくれるといいなと思います絵文字:笑顔

県産牛肉消費応援!


【夏野菜カレー 切りぼし大根のごまネーズサラダ 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」はカレーについてでした。
新型コロナによる影響で、食べ物の売れ行きが悪く、困っている人がいます。今日の夏野菜カレーに入っている牛肉は、宮崎県産の牛肉や魚を食べることで、農業や畜産業、漁業を応援しようと、学校給食に無料で提供してもらったものです。日之影町では、今年、牛肉が3回と、9月にうなぎ、12月にぶりを出す予定です。ありがたくいただきましょう。
暑い時期にはカレーのような辛い料理がいいといわれます。日本人が一人で一年間に食べるカレーの回数は50回にもなると言われ、特にこの暑い時期に人気があるそうです。カレーに含まれている唐辛子にはカプサイシンと呼ばれる辛みの成分があり、これが体に吸収されると、いろいろな働きを活発にし、体を熱くします。熱くなった体の温度はしばらくすると急速に下がり涼しくなってきます。これが夏に辛い料理がいいという秘密ではないでしょうか。今日は、夏野菜のなすやピーマン、トマト、かぼちゃを入れたカレーです。たくさん食べて暑い夏をのりきりましょう!

揚げパンの威力


【揚げパン 肉団子スープ 野菜のソテー 牛乳】
 今日は子どもたちの(大人も)好きな揚げパンでした。「揚げパンはいつですか?」と何日も前から楽しみにしている子が何人かいて、心なしかランチルームでの「いただきます」の声も大きかった気がします絵文字:うーん 苦笑今年初めての揚げパン、喜んでもらえてよかったです絵文字:笑顔

 今日の放送「一口メモ」は揚げパンについてでした。
今日はみなさんの大好きな揚げパンです。この揚げパン、どうやって作るか知っていますか?実は調理員さんがパンを一つ一つ揚げて作っています。きつね色に揚がったら、きなこやアーモンドの粉と砂糖を混ぜあわせた粉をまぶします。作るのに時間と人手が要るので、あまり頻繁には給食に出せません。手を洗って、よく味わって食べてくださいね。

ブロイラーとは?


【麦ご飯 親子煮 白あえ 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」は鶏肉についてでした。
今日の給食に入っている鶏肉もそうですが、みなさんが食べている鶏肉の多くはブロイラーと呼ばれる品種です。ブロイラーは、宮崎県でもたくさん育てられていて、その出荷数は全国でもトップクラスです。短い期間で早く育つのが特徴で、アメリカで開発されて日本にも広まりました。ふつうの鶏は大人になるのに4~5か月かかりますが、ブロイラーは2か月もしないうちに大人になります。反対に「地鶏」と呼ばれる鶏は、ブロイラーと違い、もともと日本にいた鶏で、放し飼いで時間をかけて育てられます。宮崎県では「みやざき地頭鶏」が有名ですね。いのちに感謝して食べましょう。

キムチ汁


【麦ご飯 さんまの甘露煮 のりかつあえ キムチ汁 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」はキムチについてでした。
キムチというと白菜を使ったものが代表的ですが、きゅうりやだいこんなど、いろいろな野菜でも作ります。キムチをよく食べる国はどこか分かりますか? …答えは韓国ですね。韓国では、キムチを作るのにお金をかけ、キムチを作る時期にみんなで集まって行うキムチづくりを「キムチャン」と呼び、年中行事のひとつになっているそうです。夏は食欲が落ちやすい時期ですが、キムチやカレーなどの辛い食べ物は食欲を促進してくれます。キムチ汁は辛みが下にたまりやすいので、よく混ぜながら食べてください。

梅でさっぱり♪


【うめじゃこチャーハン すいとん汁 シーチキンおひたし 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」はちりめんじゃこについてでした。
ちりめんは「ちりめんじゃこ」とも言い、かたくちいわしやまいわしなどいわし類の子どもを塩ゆでした後、ほしたものです。名前の由来には、小さい魚を平らに広げてほす様子が、きぬ織物の「ちりめん」を広げたように見えることからだとか、いろんな魚が混じった「ざこ」という言葉が「じゃこ」にかわったというところからだと、いくつかのいわれがあります。今日は梅と合わせたチャーハンにしました。よく噛んで食べてくださいね。

カレー味でグッとおいしく!


【麦ご飯 豆乳豆腐 もやしのカレーサラダ 牛乳】
 今日の小さいおかずはカレー味のサラダでした。砂糖、酢、しょうゆ、塩、こしょうにカレー粉を加えたドレッシングは大人にも子どもにも食べやすい味だったと思います。もやしのシャキシャキ感も加わってお箸がすすみました絵文字:笑顔レシピを載せておきますので、ご家庭でもぜひ試してみてください♪

  〈もやしのカレーサラダ(1人分)〉
 ・もやし  20g ・ほうれん草 20g ・きゅうり 20g
 ・にんじん  5g ・サラダ油   1g ・さとう  1.5g
 ・酢    2.5g ・しょうゆ  2g ・塩こしょう 少々
 ・カレー粉  少々 
  
 給食ではすべての野菜をゆでて冷却します。
ご家庭で作る場合は、サッと湯通しして、冷やしてからドレッシングで和えてください。

5年生 食事のマナーの授業

 今日は4時間目に、5年生と「食事のマナー」の勉強をしました。

 ↑ 食事のマナーがどれくらいできたか自分でチェックしてみました。クラス全体で見ると、食事中に席を立たないことや正しい姿勢で食べることができていない人が多く、課題のようでした。

 ↑ 正しい姿勢や食器の持ち方などを復習したあと、前に出てきて、正しい姿勢をやってもらいました。背筋(のばす)、手(食器をもつ)、ひじ(つかない)、足(そろえて床につける)、体の向き(料理の方を向く)。ポイントはこの5つです。

 ↑ 勉強した直後の給食の様子です。足の裏も床にピタッとついています。すばらしい!!絵文字:良くできました OK
1人1人、これから1週間気をつけるめあてを決めました。学校でもお家でも、がんばってほしいなと思います!

★七夕です★


【麦ご飯 揚げ夏野菜のみそあえ 七夕汁 天の川ゼリー 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」は七夕についてでした。
7月7日の今日は七夕です。七夕は、古くから行われている日本のお祭り行事の一つです。願いごとを書いた色とりどりの短冊や飾りをささの葉につるし、星にお祈りをする習慣は今も残っていますね。今日の給食では、魚そうめんを天の川、オクラを星にみたてた七夕汁です。七夕にそうめんを食べると、1年間病気にかからず元気に過ごせるとも言われています。今日は星型のおくらを入れた七夕汁や七夕デザートを用意しました。七夕を食事で味わいましょう。

じゃがいものみそバター煮


【麦ご飯 じゃがいものみそバター煮 ツナあえ 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」はきゅうりについてでした。
今日はきゅうりの話です。今でこそきゅうりはたくさん食べられ、宮崎県でも多く作られています。しかし昔のきゅうりは苦かったため、古い書物には「下品のうり」とか「いなかに多く作るものなり」などと書かれ、あの水戸の黄門様も「毒多くして能なし。植えるべからず。食べるべからず」と言うなど、さんざんな扱いでした。その上、きゅうりの切り口が徳川家の三つ葉あおいの紋に似ていることから、武士たちは「恐れ多い」として、食べなかったと言われています。きゅうりには他にもいろいろなおもしろい話があるようです。他にはどんな話があるか、調べて
みるのも楽しいと思います。ぜひ、探してみてくださいね。

マーボー冬瓜


【枝豆ごはん マーボー冬瓜 もずくあえ 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」は冬瓜についてでした。
今日は、夏の食べもの「とうがん」という野菜を使いました。とうがんは、漢字で書くと「冬」の「うり」と書きます。漢字に冬という字が入っているのに、夏の食べものなのかと思う人もいるかもしれませんが、この名前の秘密は、とうがんが長い期間保存がきくということから「冬まで保つうり」ということで、冬瓜と名づけられたそうです。冬瓜は、きゅうりやスイカなどと同じ瓜の仲間です。ほとんどが水分でできているので、食べると体の中の余計な熱を下げてくれます。暑い夏にはぴったりの食べものですね。

めざせ!おはし名人

6月29日に、2年生でお箸の授業をしました。上の箸と下の箸、1本ずつ持つ練習をして、上手に持てるようになってからスポンジをつぶしたり、大豆や小豆を運ぶゲームをしたりしました。ご家庭でも食事で練習して、おはし名人を目指してほしいと思います絵文字:笑顔


↑ よくないお箸のマナーも確認しました。 お箸は丁寧に扱いましょうね!