日誌

附属中のできごと

平和学習~戦争と平和について考えました

 7月29日(木)3・4時間目に、全校生徒を対象に「平和学習」が行われました。講師として来校いただいたのは、都城市在住語り部をされている藤田悦子様です。
 生徒たちはもちろん、本校教師も戦争体験はありません。教科書の中や映像の資料として「戦争」について触れてはきたのですが、このように、実際に語り部の方の実体験等によるお話を聞くと、「戦争」や「平和」についてより深く考えることができました。生徒たちは、藤田様のお父様の話、戦争の頃の普段の生活の話、子どもたちの生活など、一つ一つの話に熱心に耳を傾けていました。多くの質問に対しても、藤田様は真摯に答えていただき、生徒たちも感謝していました。最後に、3年の鵜島妃歩さんが生徒を代表してお礼の言葉を述べました。
 「原爆」「沖縄戦」などはよく耳にしますが、私たちの身近な場所である宮崎県でも、全国各地でも、全世界でも「戦争」はあったし、また、現在もあるし、将来起こりうるかもしれません。私たち自身のこととして、これからも考え伝えていきたいと思います。
 藤田様、お忙しい中、お話をいただきありがとうございました。
  
  

【追記】活動の様子が、令和3年7月29日のUMKテレビ宮崎のニュースで取り上げられました。

租税教室がありました

 7月28日(水)3・4時間目に、3年生を対象とした「租税教室」がありました。これは、公益社団法人都城法人会青年部会が主催する租税教育活動の一環として行われたもので、当日12名もの講師の方が来校してくださり、充実した2時間のプログラムで楽しみながら「租税」に関わる多くのことについて学習しました。
 自分の人生における様々な局面で、どのようなことが問題になり、向き合っていかなければならないか、つまり「人生ゲーム」になぞらえた体験的な学習で、「お金」を通して生徒一人一人が、自分の人生について考えるよい機会となりました。講師の12名の方々は、税務署の方々、様々な企業の方々で構成され、小グループに分かれての活動では、それぞれのグループに盛んに声をかけていただいていました。最後に、中村悠成さんが代表でお礼の言葉を述べました。
 お忙しい中、本校生徒のために時間を割いて教室を開いてくださり、本当にありがとうございました。中学卒業が近づく3年生にとっては、自分と社会の関わりを意識するきっかけとなりました。
  
  

「学校に宮日がやってくる」~新聞についての授業

 7月28日(水)4時間目の1年生の国語の時間に、宮崎日日新聞社黒木友貴様による「新聞」についての出前授業が行われました。
 本校には様々な出身小学校の生徒が入学してきますので、国語の「わかりやすく説明する」「情報を的確に聞き取る」「情報を整理して書く」といった学習内容の集大成として、「自分の出身小学校の新聞を作って紹介する」という言語活動に取り組んでいます。「新聞」について、構成、作り方、書き方、タイトル付け、写真の撮り方など、様々な視点から専門的に教えていただけるこの授業は、1年生にとってたいへん貴重な時間となりました。最後に、松元ひかりさんが代表してお礼の言葉を述べました。
 この授業を経て、今週末から来週にかけて、実際に出身小学校へ取材に行く生徒たちがいます。黒木様に教えていただいたことを十分生かした、よい新聞が作れることと思います。お忙しい中、授業をしていただいた黒木様、ありがとうございました。
  
  

【追記】活動の様子が、令和3年7月30日の宮崎日日新聞で取り上げられました。

県中体連総合体育大会の結果(7月24日~25日)

7月24日(土)25日(日)の両日、県中体連総合体育大会が開かれ、本校からは男女テニス部陸上が試合に臨みました。その試合結果をお伝えします。

硬式テニスの部
 団体戦 男子:善戦しましたが惜敗、女子:ベスト8
 個人戦 ※上位進出者のみ掲載
 男子 小林・瓦田ペア  ベスト16
 女子 種子田・安丸ペア ベスト16  

陸上の部 ※入賞者のみ掲載
 男子1年1500m 山口さん 第5位入賞

 天気がよく日差しが強い中での競技実施でしたが、それに負けないくらい熱のこもったプレーが随所に見られました。都城地区の代表として精一杯頑張ってくれたと思います。本当にお疲れ様でした。

いのちの教育週間の授業

 7月20日(火)3・4校時の第3回清泉会集会の後に、生徒による「いのちの教育週間の授業」が行われました。
 本校(附属中)は、本年度、県教育委員会から「いじめの未然防止に関する取組推進校」に指定されています。この推進校の指定には、生徒が主体的にいじめや人権のことについて考えるという目的があります。もしかすると、これまでの清泉会の主体的な活動が認められての指定かもしれません。
 その取組について話し合う中で、生徒が主体となって「いじめ」について考える授業をしよう、と計画されたものです。6月初めから準備に入り、約1ヶ月半を超える期間、検討を重ねて当日を迎えました。
 授業の流れは、①いじめって何だろう? ②いじめに関するクイズ ③フレンドリードクター ④〇〇の極意 ⑤まとめ の五つのパートに分かれています。①ではいじめの定義を分かりやすく解説し、②では寸劇を織り込みながら「これはいじめでしょうか?」とフロアに問いかけました。清泉会の熱演に楽しみながらも、自分の認識との違いに驚いていた生徒もいました。③では縦割り班が大活躍。3年生の班長を中心に、校内に「さがしものの旅」に出かけるなど、学年をこえたコミュニケーションが図れる場となりました。④・⑤はいよいよまとめ。「個人のボーダーライン」をしっかりと考えて、コミュニケーションを取ることが大切と伝えてくれました。
④の〇〇は「コミュ力(コミュニケーション力)」。笑顔で、トーンを高く、ゆっくりと人と接することが大切であることを伝えていました。そして、「さがしものの旅」で見つけてきた全班の紙をホワイトボードに掲示すると、「泉ヶ丘いじめ追放宣言」となりました。
泉ヶ丘いじめ追放宣言  い…意思を尊重しよう
            ず…ズバリ思ったら伝えよう
            み…みんな違ってみんないい

 最後にみんなで宣言を唱えて、授業は締めくくられました。
 執行部の皆さんのおかげで、生徒全員がいじめや人権について考えるよい機会となりました。ありがとうございました。