日誌

附属中のできごと

「授業改革」職員研修

都城泉ヶ丘高校と本校(附属中)は、SSH指定校となり、様々な改革にチャレンジし、これまで以上に魅力ある学校づくりに全職員で取り組んでいます。今、本校職員は「授業改革」に本気で取り組んでいます。

本日8月19日は、職員会や職員研修を終日行いました。本日最後の研修のテーマは「生徒が主体的に学ぶ探究型授業とは?」でした。生徒の“進路実現は大事!““その後の人生はもっと大事!“と考え、今、生徒にどんな力を付ける必要があり、その為にはどんな授業に変えるべきか議論しました。今後も継続して会議や研修を実施し全職員で「授業改革」に取り組んでいきます。

 

拉致問題に関する中学生サミット

8月9日(金)2年生後藤稟子さんは、東京・浅草ヒューリックホールにて、「拉致問題に関する中学生サミット」に宮崎県代表として参加しました。午前中、拉致問題担当の林芳正大臣、拉致被害者家族会代表の横田拓也氏などのお話を聴きました。午後から拉致問題を世に広めるためのCM動画の案作りを群馬、三重、岡山の中学生と一緒に取り組みました。最後は17チームが力作のCM劇を発表しました。46年前の拉致被害が、未だに「問題」として在る現実があります。参加した中学生たちみんなの目が、真っ直ぐに前を向き真剣であったことは言うまでもありません。私たちが自分ごととして伝え広め訴えていくことの大切さを痛感したのではないでしょうか。

第69回宮崎県吹奏楽コンクールで演奏!

7月27日(土)宮崎市民文化ホール第69回宮崎県吹奏楽コンクールが開かれました。本校の吹奏楽部は、中高生一緒に練習を重ね、すばらしい楽曲を披露しています。この吹奏楽コンクールは、一般的に中学3年生、高校3年生にとって、最後の大きな対外的なコンクールとなります。(もちろん本校の中学3年生は、希望があれば継続して取り組むことができます)中学生の吹奏楽部員は、3年生平山笑里さん(ホルン)・福留叶望さん(バスクラリネット)、1年生大浜凜桜さん(サキソフォーン)・大村夏穂さん(クラリネット)の楽器を担当しています。披露した曲は課題曲3「メルヘン」自由曲「ミュージカル『ミス・サイゴン』より」。指揮は部活動指導者としていつも指導に当たってくださる教山了悟先生です。前の演奏が終わり、いよいよ本校の演奏。しーんと静まりかえったホールに、指揮者の指揮に導き出される美しい音色が響き渡りました。結果は銀賞。すばらしい演奏をありがとうございました。

 

部活動で汗を流す

8月2日(金)、朝から猛暑が続いています。その中で各部活動は頑張っています。特に運動部は汗を大量にかきますので、こまめな給水・休憩が欠かせません。この日午前中、義友会館ではバドミントン部が練習をしていました。義友会館は冷房が入るため若干涼しくはあるのですが、体を動かしますから汗びっしょりになります。見に行ったときは、ちょうど2年生が高校生の先輩とシャトルを打ち合っていました。体育館では、午前中女子バスケットボール部が練習をしていました。暑い中ですが、顧問以外に高校の先生方も一緒に練習してくださっていて、本当にありがたいことです。真剣に、でも笑顔もこぼれつつ、楽しく練習しています。学校を出て、陸上競技場の横のテニスコートでは、男女テニス部が夏の日差しを全身に浴びながら練習をしていました。テニスコートの照り返しもまぶしく、15分練習しては休憩を挟みながら頑張っていました。午後、体育館では男子バスケットボール部が高校生と一緒に練習をしていました。中高生一緒に練習することで、多くを学び成長していきます。秋の大会に向けていよいよ2年生・1年生が中心となって活動をはじめたところです。暑さだけでなく生徒たちのやる気も充ち満ちているように感じられました。

 

 

 

 

8月になりました

1学期終業式が終わって数日。8月に入りました。普段は多くの生徒たちであふれている学校は静かです。静かな分だけ、ゆっくりと時間が流れているように感じるのは気のせいでしょうか。午後、校内を歩いていて中庭から管理棟の裏側を眺めると、昨年度塗り替えたばかりの壁の白さと空の青さ、芝生の緑のコントラストがとても美しく感じられました。ふと気づく墨の匂い。書道部の高校生が作品を仕上げようと熱心に練習していました。白い紙に濃淡のある黒の文字が踊っています。美しいです。書道室を出て、体育館に足を運んでみたら、女子バスケットボール部が一生懸命練習していました。猛暑の中、こまめに水分補給や休憩を入れながら頑張っています。秋へと繫がる練習です。聞くと、男子は午前中に練習をしたとのこと。暑い暑い中ですが、みんなそれぞれの場所で頑張っています。8月1日には、八月朔日(はちがつさくじつ…朔日は月のはじめの日のこと)=八朔(はっさく)という呼称もあります。昔、八朔に新穀をお供えして祝っていたそうです。九州では熊本県山都町の「八朔祭り」が有名ですが、各地にそのお祝いの祭りがあるようです。また、八朔というみかんは、八月朔日あたりには食べることができるから名前を付けられたとも言います。旧暦と新暦の暦のずれはありますが、こういった昔からの風習を知ると、少しずつ秋の収穫が近づいてきてると感じられます。最後に寄った高校図書館では静かに勉強に取り組む高校生たちがいました。今の頑張りがすばらしい収穫に繫がるのではないでしょうか。