日誌

附属中のできごと

立志式に向けて~「一字」を認める(したためる)

本校では2月14日(水)に本年度の「立志式」を予定しています。それに向けて、2年生では様々な準備を進めているところです。1月31日(水)6・7時間目総合的な学習の時間に、式で披露する決意の一文字を、書道の先生の指導の下、筆を執ってそれぞれが認めました。最初に何枚か練習をしました。さすがに専門の先生の指導を3年間仰いでいますので、皆、上手です。練習で自信をつけて、いよいよ本番。色紙(しきし)を前にそれぞれ真剣な表情で筆をおろします。あとは慎重に筆を運ぶ生徒、勢いをつけ一気に書き上げる生徒、表情はいろいろです。何とか全員色紙が仕上がりました!立志式当日、この日書いた「一字」が披露されます。

  

 

生徒が先生に!~3年国語「文章を選んで、授業をしよう」

国語で学習すべき事項はほぼ終わっている3年生。そこで、3学期全班は、3年間の国語の学習の振り返りということで、五つの文章から複数を選び、それを比較しながら、テーマを決めて学級全体に授業をして、言いたいことを伝える、という学習を進めてきました。準備の時間は実質2時間でしたが、その間4人の班のメンバーで、テーマを決め、授業用のプレゼンを作り、授業の担当を決め、実践できるまでに作り上げることができました。1月31日(水)3時間目には三つの班の授業が行われました。どの班も、この3年間で培ってきたさまざまなことを取り入れていました。例えば「言葉」のもつ意味にこだわる、最後に一般化・抽象化を図る、既習の文章で学んだ内容を取り入れて深める、授業の途中で受けている生徒に互いに話し合わせる、等々。授業を聞きながら、こんな視点もあったのか、とか、上手なまとめだな、とか、驚かされたり感心したりする場面ばかりでした。残り7班の授業がますます楽しみです。

 

 

 

追記…2月1日(木)4時間目に授業の続きがありました。五つの班が授業を行いました。

 

 

 

 

追記…2月2日(金)1時間目に最後のふた班が授業を行いました。

  

 

税の作文「おじいちゃんの補助金」ラジオ収録

3年生満永由師さんが書いた税の作文「おじいちゃんの補助金」が南九州税理士会長賞を受賞しました。今日は、シティエフエム都城(FM76.4MHz)から放送収録に来ていただきました。本人が朗読した作文が、今週2月3日(土)午前11時からの放送で紹介されます。

英語本にふれよう!

令和6年1月29日(月)7時間目、1Aの英語では中学図書室にある英語の本や絵本に慣れ親しむ時間にしました。まず、「Shark in the park」や「Five little monkeys jumping on the bed」の英語本を読み聞かせしました。やはり、読み聞かせとなると生徒たちは目を輝かせてくれます。日頃学習している文法事項などではなく、絵の世界と英語を結びつけるので、すんなりと英語を理解してくれているように感じました。そのあと、「MEGA-BEASTS」や「Alice’s Adventures in Wonderland」の仕掛け本を紹介し、生徒たちはダイナミックな絵本に感動していました。簡単な英語本の導入が終わったら、生徒たち自身で自分の興味がある英語本を手に取り読んでもらいました。もちろんわからない単語だらけかもしれませんが、多読することも大切ですので、30分間じっくりと英語本に触れてもらいました。司書の相良先生に先日購入していただいた「Magic Tree House」シリーズの絵本は、生徒たちも日本語バージョンで知っているようで、とても人気でした。

     

租税教室がありました

1月29日(月)3・4時間目に、3年生を対象とした租税教室が行われました。これは公益社団法人都城法人会青年部会が主催する租税教育活動の一環で、本校では毎年社会科の時間に行われています。今回は、様々な業種から16名の講師の方々が来てくださいました。内容は人生ゲームのようなゲーム形式で行われ、家を建てる、保険に入る、結婚する、子どもを産むなどの将来における選択を行った上で就職・転職を行い、収入に応じたライフプランを考えました。スタディタイムでは、給与明細の見方や税の種類、住宅ローン、教育費、国の財政状況、経営、企業の在り方、保険の役割、契約、SDGSなど将来生活を営む上で大切な知識を、講師の先生方が分かりやすく説明してくださいました。特に今年度は金融教育の内容も含まれており、iDeCoや新NISAといったワードも登場し、投資についての知識も得ることができました。

今回の活動を通して、税金が私たちの生活を支えていることということを知ることができました。また、会社を経営されている立場の方から直接経営についてのお話を聞くなどして働く意義や計画性の大切さを学び、キャリア教育としても貴重な体験になったかと思います。最後に、生徒を代表して江夏妃奈乃さんがお礼の言葉を述べました。

お忙しい中、講師を務めて下さったり、準備をしてくださったりした皆様、誠にありがとうございました。