日誌

附属中のできごと

快挙!「第11回科学の甲子園ジュニア全国大会」、宮崎県全国2位!

12月8日(金)~10日(日)に開催された「第11回科学の甲子園ジュニア全国大会」。先般実施された県大会で1位になった本校2年生奥村知史さん新増淳さん増田陽さんの3人と、2位になった宮崎西高附属中学校の3人の計6人が宮崎県代表チームとして出場しました。8日(金)早朝に出発したメンバーは、会場のアクリエひめじに到着、その日は開会行事が行われ、6人全員でステージに上がって挨拶。元気に決意の快哉をあげました。翌9日(土)がいよいよ本番です。最初に筆記競技があり、6人で話し合いながら解いていきます。続いて実技競技①。この①の競技は、当日その場で発表されるもので、本校の3人が挑みました。内容は、生物の同定(具体的には植物の葉を見て、植物の種類を当てる等)を行いました。午後は実技競技②「プロペラマシン・バイアスロン」と題された、事前に公開されていた課題を競うもので、西高附属中の3人が挑みました。どちらも大健闘。そして、10日(日)は表彰式と閉会行事です。結果発表は固唾をのんで待ちました。「…総合成績 第2位。科学技術振興機構理事長賞、日本理科教育振興協会賞は……宮崎県代表チームです!」わき起こる一斉の拍手。6人はステージに上がり、表彰を受けました。代表生徒たちがその力を十二分に発揮して得た結果、見事です。また、高校理数科につながる県内二つの中高一貫県立中学校の力を、みせてくれました。おめでとうございます!

 

 

 

 

冬の暖かい日の一コマ

 今日は12月8日(金)。12月の初旬ですが、とても暖かい日でした。青空に雲一つない穏やかな日、生徒達もとても落ち着いて過ごしています。今朝早くに全国科学の甲子園に向けて出発した3名の生徒に声援を送りながら、みんな勉学に励んでいます。(3名の生徒については後日たっぷりと紹介します。)

 生徒達の心の様子を表す一つとして、「下足棟の靴箱」があります。心が乱れていると、靴が揃っておらず、はみ出していたり、横に倒れていたり、生徒達からの何らかのサインだと思って見ているのですが、今日もとても綺麗に揃っていました。

 泉ヶ丘高校・附属中の外壁・屋根工事のために、授業中多少なりとも騒音がしたり、工事現場の方々が忙しそうに働かれているので、生徒達が不安に思っていないか、何かしらの影響がないかと心配していましたが、今のところないようで、安心しています。新しく生まれ変わる校舎とともに、生徒達も12月、一年の締めくくりをしっかりと行い、新しい年度も気持ちよく迎えて欲しいと思います。

 

本年度最後の支援訪問授業がありました

12月7日(木)6時間目、本年度最後の支援訪問授業、保健体育の授業が行われました。授業が行われたのは1年A組で、単元は「球技:ゴール型(バスケットボール)」です。この時間は3時間目の授業で、生徒たちは慣れた様子で準備運動からバスケットボールを取り入れながら取り組んでいました。男女それぞれが四つのグループに分かれ、それを基本としながら、内容によって様々な人数で練習を重ねていきます。わざと3対2の人数で対戦し、どうすればシュートしやすいのか、と考え、実際に動いてみます「マークされていない味方を見つけてパスを出す」ということを体験しながら学んでいきます。途中、画像を見ながらどうすればよいか考える場面もありました。生徒たちは、運動が得意な生徒も、そうでない生徒もいますが、どの生徒も活き活きと少しずつ学びを深めていました。県教育委員会の先生、そして本校の保体科を中心とした先生方が参観されていました。

 

 

2年生、大学調べ発表会!

12月6日(水)6~7時間目総合的な学習の時間に、2年生はかねてから取り組んでいたキャリア探究・大学調べのまとめとして、発表会を行いました。今回はその前半として、19名が発表しました。それぞれが調べた大学は、興味をもっている大学や、目指している、目指したい大学です。タブレットを使ってプレゼンをつくるのは大変上手になっています。それぞれ興味を引く写真や資料を用い、魅力を存分に紹介していました。残り21名も今後発表していきます。

 

 

みやざき学習状況調査が行われました

県内全ての公立中学校・教育学校の中学1年生が、先週から今週にかけて「みやざき学習状況調査」という学習調査を受検しました。本校では12月4日(月)~5日(火)の二日間で実施しました。今年度は1年生対象で、今年度初の取組は、タブレットを用いて全ての調査が行われる、ということです。操作の確認や充電をきちんとしておくことなど前もって準備しておくこと、気をつけなければいけないことなど少し時間を要しましたが、今後、こういった調査やテストなどが増えていくことが予想されます。生徒たちは、特に戸惑う様子もなく受検していました。途中で止まってしまうなどのトラブルもありましたが、個別に対応し、なんとか無事に終了することができました。

 

百人一首のFITS!

4月、泉ヶ丘では中学も高校も「FITS(フィッツ)」が行われます。「Fresh  Izumigaoka Training System」という泉ヶ丘独特の先輩から後輩への教え導きの時間です。慣れない新入生に、一つ先輩の2年生が、泉ヶ丘での生活を細かく教え、校内も案内します。12月5日(火)2~3時間目「百人一首FITS」とも言えるような異学年合同練習会を行いました。3学年合同国語&学活を使って、2時間連続で実施しました。泉ヶ丘では毎年12月に中学生から高校2年生までの全クラスが参加する「百人一首大会」を実施します。コロナ禍で全員参加ができないことがしばらく続きましたが今年度は晴れてコロナ禍前の形で12月21日(木)に実施する予定です。中学1年生にとっては、やっと百人一首の入り口にたどり着いたくらいの人がほとんどです。取り組み始めてほやほやですが、2年生や3年生の先輩方から試合を通して学ぶことは無限大です。異学年のグループ分けをして、できるだけ違う学年と試合をしました。いずみ会館をお借りして実施したので、60名ずつふたフロアに分かれ、3年生の甲斐綾花さん松葉理桜さん五十川杏彩さん西畑宗一郎さんがそれぞれ一試合ずつ読手を務めてくれました。1年生にとっては、強い先輩方に下克上の気持ちで臨み、2年生はいよいよ実力をため、3年生は下級生に負けてはならじと迎え撃つ構図です。さすがに3年生は、いろんな場所で勝利を収めていました。しかし、中には見事先輩から勝利をもぎ取った下級生もいました!今回の企画は、今旬間の文化清泉会の取り組みの一つでもあります。この2時間を運営するため、文化清泉会委員長を中心に、計画や準備を行いました。さあ、文化清泉会がきっかけを作ってくれました。これから約二週間、百人一首の実力をつけましょう!取り組み次第では、ぐんと強くなりますよ!

 

 

 

 

 

 

日常の風景~師走です

12月1日(金)。本校は期末テスト最終日。そしてこの日、1年の終わりの月、12月を迎えました。日本の古い月名では「師走」と言います。「師走」の師は「先生」ではなく、多く言われているのは「お坊さん」を指すという説。お坊さんがお経をあげるために東西を走り回ることからということなのだそうです。12月を迎えると、お坊さんだけではなく、生徒たちも保護者の方々も地域の方々も学校職員も、なんとなく慌ただしい気分になります。年末年始に多くの家庭行事や楽しいイベントなどを控え、気分も高揚しますが、日々の生活はしっかりと送り、よい年の瀬を迎えたいと思います。12月を迎えた校内は、木々の紅葉・落葉があちらこちらに見られます。椿はやさしいピンク色の花を咲かせ、ハンドボールコート横の木はいつもどおり赤い実をたわわにつけています。そんな中、変わらず生徒たちのにぎやかな声が校内に満ちています。元気に師走の日々を駆け抜けていきます。

 

 

 

 

2学期期末テスト最中です!

本校は3学期制で、現在、年間5回の定期テストを実施しています。3年生11月29日(水)から、1・2年生11月30日(木)から、2学期期末テストが始まりました。最終日は12月1日(金)です。テスト一週間前からは部活動も停止期間となり、生徒たちはそれぞれテスト勉強に励んでいます。先週末の土曜日~日曜日にかけては、図書館にでかけて一生懸命勉強に取り組んだ人もいます。この期間は、少し朝に余裕をもたせて9時から1時間目が始まります。教室を覗いてみると、テスト開始と同時に、みんな一生懸命取り組んでいました。業間には教室や廊下で最後の確認をしている人も多くいました。2学期のまとめの大事なテストです。午後は放課になりますので、余裕のある時間を有効に使って頑張りましょう!

 

 

Cタイムで Thanks Giving Day レッスン

令和5年11月28日(火)2Aと1AのCタイムで「Thanks Giving Day」のレッスンをブレンダ先生と行いました。Thanks Giving Dayは「感謝祭」と呼ばれており、アメリカでは収穫物に感謝を伝えるための祝日となっています。Thanks Giving Dayの成り立ちや伝統的にどんなお祝いをするのかなど、生徒達にクイズを出しながら、レッスンが行われました。特に、Turkey(七面鳥)の調理法の大胆さには生徒達から悲鳴が上がっていました。クリスマスの次に盛り上がる祝日だけに、たくさんの楽しいイベントが行われるようです。日本にはなじみが薄い行事ですが、ALTの先生方と一緒に文化を学べるとても良い授業となりました。

職員室前の廊下にある「English Board」には「Thanks Giving Day」にまつわる掲示物をALTのブレンダ先生とエリクシス先生が作ってくださり、華やかな装いになっています。

   

2023高円宮杯第75回全日本中学校英語弁論大会

2023年11月22日(水)から24日(金)まで第75回高円宮杯全日本中学校英語弁論大会が行われました。決勝予選大会は、国立オリンピック記念青少年総合センターで、決勝大会は有楽町よみうりホールで盛大に開催されました。各都道府県の予選を勝ち抜いた生徒達、総勢151名が参加し、本校からは2Aの中原唯正さんが参加しました。ゴールデンウィークの頃からこの大会に向けて校内予選や、地区大会、県大会などの度に練習を積み重ね、最後の集大成として「The Power of Nakama」の英語弁論をとても堂々と発表できました。大会後は、全国大会に参加した中学生と交流を深める中学生会議に参加し、英語を通しての交流ができたようです。この大会には高円宮妃殿下も参加され、決勝大会後に行われた帝国ホテルでのレセプションではありがたいスピーチも聞かせていたただきました。大会全般に関わる運営は、過去この大会に参加した大学の学生達がリードしてくれ、流暢な英語で意見を述べる姿がとても眩しく、唯正さんにとっても将来を考えられたとても貴重な経験をすることができたようです。