日誌

附属中のできごと

「小さな親切」作文コンクール、税の作文、「新聞」感想文コンクールの表彰行われる

11月24日(金)~25日(土)にかけて、三つの表彰が各所で行われました。

① 第48回「小さな親切」作文コンクール

  11月24日(金)午後東京・グランドアーク半蔵門にて、令和5年度「小さな親切」運動全国表彰式が開催され、本校から上記作文コンクールにて「入選」を果たした3年生大形ららさんが表彰を受けました。「お互いの心のワクチン」というタイトルの作文は、コロナ禍にあって、互いにSNSで心をつなげながら優しさを循環した温かい内容で、心打たれます。コロナ禍で行事がなくなったり昼食時間に黙食することは、「思いやりの心で支え合って予防する」ことの副作用で、みんなが予防を意識しているからこそ、と捉える大形さんの心の優しさも伝わってきました。表彰式では、晴れやかな姿で堂々と表彰を受けました。

    

② 税の作文

  11月24日(金)放課後、本校校長室にて、令和5年度「税についての中学生作文」表彰伝達が行われました。本校からは、3年生の今津聡真さん重留啓秀さん満永由師さん坂元希成さん松元ひかりさんが都城税務署長から表彰を受けました。

③ 第21回「新聞」感想文コンクール

  11月25日(土)午前11時から、宮日会館ホールにて、第21回「新聞」感想文コンクール表彰式が行われ、本校から2年生石橋彩花さん「優秀賞」を受賞し、表彰されました。「私にできる復興支援」と題された作文は、トルコ・シリア大地震から半年経ってまだまだ復興がならない中、支援活動を続ける宮崎市在住の女性の記事を目にし、自分の祖父母の熊本地震での体験と重ねながら、自分にできることを続けていきたい、と述べています。皆の心を喚起する佳作です。表彰式では、堂々と表彰を受けました。

    

入賞を果たしたみなさん、本当におめでとうございます。

 

3年生、進路説明会に臨む

11月24日(金)5時間目、この日、3年生進路説明会が実施されました。毎年3年生はこの説明会を参観日に設定し、生徒も保護者も共にお話を聞くことになります。この日は、講師としてベネッセコーポレーションの松野光輝様においでいただき、中高一貫校に通う中3の生徒たちの、高校進学に向けて意識しておくこと、大切にすることをふんだんな資料やデータをもとに、分かりやすく説明していただきました。「『目指せる』進路ではなく、『目指したい』進路」という意識をもつこと、そのためには①「敵」の姿を知ること(目標とする大学の入試情報を知る)②自分の「位置」を知ること(目標に対する距離感を知る)③「正しい」勉強をする(努力の方向性を間違えない)という三つの柱を話して下さいました。地元の中学校に通う生徒が3学期に控える高校入試に向けて必死で勉強に取り組んでいる今、中高一貫校3年生は大学受験に向けて、その一歩先を進んでいくことができます。今回のお話を、これからにぜひ活かしてほしいと思います。お忙しい中、お話し下さいました松野様、派遣下さいましたベネッセコーポレーションに深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

参観日にて持久走記録会!

11月24日(金)6時間目は、3学年合同の保健体育の授業で「校内持久走記録会」が行われました。これまでの授業で、生徒一人ひとりが自分の体力や体調を考えながら目標をもって取り組んできた持久走。この日はその集大成を発揮する日です。懸命に頑張る生徒たちを保護者の方にも応援していただければ、ということで、本年度初めて参観日の参観授業に設定しました。運よく天候にも恵まれ、予定どおり実施できました。

5時間目の授業が終わって急いで集合した生徒たち。準備運動をして、まず女子から。女子は2kmの距離で、校内設定ルート(一周500m)を4周走ります。スタートと同時に全員走り出しました。徐々に集団がばらけていきますが、みんな一生懸命です。見事全員ゴール!続いて男子。男子はルートを6周、3km。一斉スタートとともに、脚に自慢のある生徒たちが飛び出しました!それに続けとばかりに、みんな懸命に走りました。こちらも全員ゴール!途中で苦しくなったり、靴紐が解けたりと、状況はさまざまありましたが、生徒一人ひとりが自分の限界に挑戦し、しっかりと走り抜くことができました。そして改めて感じられたことは、応援のもつ力です。見ている生徒みんなの、保護者の方々の、手を叩き、声をあげての応援が、走る生徒に力を生みました。自己ベストを更新した生徒が多くいたことがそれを物語っています。お忙しい中、参観、応援くださり、本当にありがとうございました。

その後、各学級で学級懇談が行われました。2学期の学級の様子、授業の様子、これからの予定や、今後に向けてなど、さまざまな話題が取り上げられていました。今年度も残りの期間のほうが少なくなってまいりました。保護者の方々には、今後ともご支援、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

 

 

 

表彰式がありました

11月22日(水)、清泉会集会の後に、10月から11月にかけて行われた大会や発表、コンテスト・コンクールについての表彰式が校内で行われました。一人ずつ名前が呼ばれ、全校生徒の前で拍手の下、表彰状などが手渡されました。入賞した皆さん、おめでとうございます。

〇 第67回宮崎県中学校英語暗唱大会・第75回宮崎県中学校英語弁論大会

   暗唱の部  最優秀賞5位    柳田桜子さん(2年)

   弁論の部  最優秀賞2位    中原唯正さん(2年)

   (中原さんは県代表として11月24日金に行われる全国大会出場が決定しました)

〇 第33回宮日中学生英語暗唱大会

   最優秀賞      柳田桜子さん(2年)

   優秀賞       江夏妃奈乃さん(3年)

〇   令和5年度都城地区サイエンスコンクール

   特選        満永由師さん(3年)

   銀賞        川崎蒼士さん(3年)

   銅賞        弓削匡平さん(3年)             

   銅賞        重留啓秀さん(3年)

   銅賞        松山柚乃花さん(3年)

〇 令和5年度交通・地域安全作文

   最優秀賞      北郷尚大さん(1年)

   優秀賞       後藤稟子さん(1年)

〇 第72回宮崎県民俳句大会ジュニアの部

   特選(田上比呂美選)松﨑愛菜さん(3年)

〇 第69回青少年読書感想文コンクール地区審査

   課題読書の部入賞  奥津至禮さん(2年)

   自由読書の部入賞  坂元希成さん(3年)

   自由読書の部入賞  新原詩乃さん(3年)

 

 

 

 

清泉会集会がありました

先日行われた学級討議・四者会・中央清泉会を経て、11月22日(水)7時間目「清泉会集会」が行われました。最初に、各清泉会委員長から、前旬間の振り返りと、新しい旬間の目標と具体策が発表されました。13期生が中心を担うようになって2回目の集会となった今回は、前回に比べてずいぶん落ち着いてスムーズに流れるようになりました。対策も例えば3学年で協力し合って勉強法を教え合う、目標となる着席時間を決めて行動する、カバンやタブレットの収納について、百人一首大会に向けて3学年で協力して取り組む、感染症対策など具体的な取り組みが多く発表されました。新しい旬間では、これらの目標に向かってしっかりと取り組んでいきましょう。続いて、9月~10月にかけての1年生・3年生の福祉体験学習についての報告会が行われました。それぞれ10分~15分ほどかけてどんな学習に取り組み、どのような学びがあったかを全校に報告しました。1年生は、福祉体験学習として重ねてきたさまざまな取り組みを、班ごとに資料を準備したり、画像を使ったり、劇風に実演してみせたりと、大変分かりやすくよく伝わってくる発表でした。3年生は、10月末に行われたこども園・保育園における福祉交流体験について、学級で支持の多かった二つの班が発表しました。さすが3年生で、みんなで同時作業で映像資料を作り上げ、発表者たちのしゃべりや実演を交え、工夫を凝らした楽しい分かりやすい発表となっていました。1年生・3年生の福祉体験に臨む真摯な姿勢は、来年度以降へとさらによりよく繫がっていくであろうことが窺い知れるすばらしい発表でした。毎回のことながら、短い時間で効率よく準備を進めている執行部のみなさんに感謝したいと思います。

 

 

 

 

 

支援訪問授業が行われました

11月21日(火)二つの支援訪問授業が行われました。1時間目3年A組で英語の授業。高校でのディベート活動も視野に入れながら、既習事項を使って意見を伝え合う授業でした。目標は「I’d like to express my own thoughts openly in English.」~私は自分の意見を率直に英語で表現したいと思います~。生徒たちは二つのグループに分かれ、前半と後半でそれぞれが発表を行い、質疑応答・投票・評価を行っていきます。どの生徒も積極的に表現活動に取り組み、それぞれ堂々と自分の意見を述べていました。5時間目2年A組で理科の授業が行われました。単元は「水溶液とイオン『中和と塩』」。目標は「液性を決めるもの~酸性・アルカリ性を決めている正体は何か?~」。普段の生活の中で酸性・アルカリ性という言葉を何気なく使っていますが、その性質を決めているものは何なのか、微視的な視点で探っていく単元です。この日は、その最終段階で、学習課題は「レインボータワーはどのようにできるのだろうか。」実験でレインボータワーを実際につくり、液性とイオンの関係について理解を深めました。理科好きな本校の生徒たちは、普段どおりに積極的に楽しみながら課題に挑んでいました。

令和5年度第40回都城地区小・中・高生意見発表会

令和5年11月21日(火)の午後から都城総合文化ホール都城地区の小・中・高生意見発表会が行われました。附属中の代表として3Aの永濵結愛さん、松元ひかりさんが出席しました。高校生からは附属中生出身の生徒会長、牧誠一郎さん、中井上大輝さん、が出席し、発表会を聴きました。代表児童のみなさんが、自分の夢を語ったり、家族との絆を発表したり、涙を誘う内容でとても感動しました。中・高生は学校運営についての苦労話や将来の夢などを堂々と発表していました。参加してくださった保護者の皆様もありがとうございました。

高校の化学部がサイエンス部に出前講座

 令和5年11月17日(金)の放課後に高校の化学部がサイエンス部のメンバーに実験の出前講座をしてくれました。化学部の部長は附属中出身の大山祥さんで、サイエンス部メンバーでした。日頃から附属中のサイエンス部に様々な声かけをしてくれているのですが、今回、化学部が実験をするということで、サイエンス部メンバーを誘ってくれました。理科ではまだ学習していないイオン化結合の実験だったので、多少難しかった内容でしたが、サイエンス部メンバーはとても興味津々に実験を見ていました。化学部顧問の南畑先生も実験に参加してくださり、驚きと不思議の連続でした。附属中出身の田村紘大さんと永野凜太さんも熱心に個体と液体、気体の変化について説明してくれました。サイエンスメンバーに一番響いたのは「酸化還元反応」の実験だったようです。

化学部の皆さん、南畑先生ありがとうございました。また、来月もよろしくお願いします。

       

日常の風景~秋の一日~

11月も後半に入り、急に寒くなりました。生徒たちもほとんどが冬服、防寒着を羽織る生徒も多く見られます。そんな秋のある日の午前中、校内を散歩しました。2年生の国語の授業では、「平家物語」の朗読発表会が行われていました。場面は「扇の的~弓流し」にかけて。たたみかけるように大きな声で読んだり、複数人で重ねて読んだり、口語に読み分けたり。班ごとに工夫が見られ、面白い発表がなされていました。2時間目が終わり、校舎を出て、見上げると、現在改修中の校舎はすっぽりと覆われています。きれいになって覆いが取られる日が楽しみです。図書館の前の椿の木にはピンクの花が数輪開き、濃い緑の葉を彩っています。図書館の後ろにはもっと多くのつばきの花が!さて、何人の人が気づいているかな?色を変えた紅葉の葉、全体がどこどなくベージュに染まった下足室前……。歩いていると、足音が近づいてきます。ちょうど保体の時間で、1・2年生の長距離走の練習が行われていました。どの生徒も真剣に走っています。11月24日(金)はロードレース大会、ちょうど参観日になっています。生徒の真剣な走り、ぜひ楽しみにしていて下さい。

 

 

 

 

第73回全国小・中学校作文コンクール、最優秀賞、優秀賞、佳作!

11月14日(火)読売新聞宮崎版に、「第73回全国小・中学校作文コンクール」の結果が報道され、本校から多くの入賞者がでました。中学校の部最優秀賞1年生・小山田安里さん「平和の証」というタイトルで、お米を研いでいたときにお母さんから聞いた、ひいおばあさんの戦争中の体験を織り込みながら、食と平和について自分の考えを述べた作品です。優秀賞1年生・上杉紗南さん、タイトルは「夢」。亡くなったおじいさんのことをきっかけに、自分の進路について考え、夢を叶えようと努力する姿を描きました。佳作に、1年生・竹中一莉さん2年生・前畑杏さん3年生・江夏妃奈乃さん松元ひかりさん山元紗羽さん。7人の入賞となりました。よい作品は多くの人の心を捉えます。11月15日(木)に、読売新聞の村岡支局長と木村様がわざわざ掲載新聞を届けて下さいました。なお、小山田さんの作品は、県代表として全国コンクールに出品されています。

 

※ 11月1日(水)に行われた小山田さんの取材の様子