日誌

附属中のできごと

日常の風景~師走です

12月1日(金)。本校は期末テスト最終日。そしてこの日、1年の終わりの月、12月を迎えました。日本の古い月名では「師走」と言います。「師走」の師は「先生」ではなく、多く言われているのは「お坊さん」を指すという説。お坊さんがお経をあげるために東西を走り回ることからということなのだそうです。12月を迎えると、お坊さんだけではなく、生徒たちも保護者の方々も地域の方々も学校職員も、なんとなく慌ただしい気分になります。年末年始に多くの家庭行事や楽しいイベントなどを控え、気分も高揚しますが、日々の生活はしっかりと送り、よい年の瀬を迎えたいと思います。12月を迎えた校内は、木々の紅葉・落葉があちらこちらに見られます。椿はやさしいピンク色の花を咲かせ、ハンドボールコート横の木はいつもどおり赤い実をたわわにつけています。そんな中、変わらず生徒たちのにぎやかな声が校内に満ちています。元気に師走の日々を駆け抜けていきます。

 

 

 

 

2学期期末テスト最中です!

本校は3学期制で、現在、年間5回の定期テストを実施しています。3年生11月29日(水)から、1・2年生11月30日(木)から、2学期期末テストが始まりました。最終日は12月1日(金)です。テスト一週間前からは部活動も停止期間となり、生徒たちはそれぞれテスト勉強に励んでいます。先週末の土曜日~日曜日にかけては、図書館にでかけて一生懸命勉強に取り組んだ人もいます。この期間は、少し朝に余裕をもたせて9時から1時間目が始まります。教室を覗いてみると、テスト開始と同時に、みんな一生懸命取り組んでいました。業間には教室や廊下で最後の確認をしている人も多くいました。2学期のまとめの大事なテストです。午後は放課になりますので、余裕のある時間を有効に使って頑張りましょう!

 

 

Cタイムで Thanks Giving Day レッスン

令和5年11月28日(火)2Aと1AのCタイムで「Thanks Giving Day」のレッスンをブレンダ先生と行いました。Thanks Giving Dayは「感謝祭」と呼ばれており、アメリカでは収穫物に感謝を伝えるための祝日となっています。Thanks Giving Dayの成り立ちや伝統的にどんなお祝いをするのかなど、生徒達にクイズを出しながら、レッスンが行われました。特に、Turkey(七面鳥)の調理法の大胆さには生徒達から悲鳴が上がっていました。クリスマスの次に盛り上がる祝日だけに、たくさんの楽しいイベントが行われるようです。日本にはなじみが薄い行事ですが、ALTの先生方と一緒に文化を学べるとても良い授業となりました。

職員室前の廊下にある「English Board」には「Thanks Giving Day」にまつわる掲示物をALTのブレンダ先生とエリクシス先生が作ってくださり、華やかな装いになっています。

   

2023高円宮杯第75回全日本中学校英語弁論大会

2023年11月22日(水)から24日(金)まで第75回高円宮杯全日本中学校英語弁論大会が行われました。決勝予選大会は、国立オリンピック記念青少年総合センターで、決勝大会は有楽町よみうりホールで盛大に開催されました。各都道府県の予選を勝ち抜いた生徒達、総勢151名が参加し、本校からは2Aの中原唯正さんが参加しました。ゴールデンウィークの頃からこの大会に向けて校内予選や、地区大会、県大会などの度に練習を積み重ね、最後の集大成として「The Power of Nakama」の英語弁論をとても堂々と発表できました。大会後は、全国大会に参加した中学生と交流を深める中学生会議に参加し、英語を通しての交流ができたようです。この大会には高円宮妃殿下も参加され、決勝大会後に行われた帝国ホテルでのレセプションではありがたいスピーチも聞かせていたただきました。大会全般に関わる運営は、過去この大会に参加した大学の学生達がリードしてくれ、流暢な英語で意見を述べる姿がとても眩しく、唯正さんにとっても将来を考えられたとても貴重な経験をすることができたようです。

 

「小さな親切」作文コンクール、税の作文、「新聞」感想文コンクールの表彰行われる

11月24日(金)~25日(土)にかけて、三つの表彰が各所で行われました。

① 第48回「小さな親切」作文コンクール

  11月24日(金)午後東京・グランドアーク半蔵門にて、令和5年度「小さな親切」運動全国表彰式が開催され、本校から上記作文コンクールにて「入選」を果たした3年生大形ららさんが表彰を受けました。「お互いの心のワクチン」というタイトルの作文は、コロナ禍にあって、互いにSNSで心をつなげながら優しさを循環した温かい内容で、心打たれます。コロナ禍で行事がなくなったり昼食時間に黙食することは、「思いやりの心で支え合って予防する」ことの副作用で、みんなが予防を意識しているからこそ、と捉える大形さんの心の優しさも伝わってきました。表彰式では、晴れやかな姿で堂々と表彰を受けました。

    

② 税の作文

  11月24日(金)放課後、本校校長室にて、令和5年度「税についての中学生作文」表彰伝達が行われました。本校からは、3年生の今津聡真さん重留啓秀さん満永由師さん坂元希成さん松元ひかりさんが都城税務署長から表彰を受けました。

③ 第21回「新聞」感想文コンクール

  11月25日(土)午前11時から、宮日会館ホールにて、第21回「新聞」感想文コンクール表彰式が行われ、本校から2年生石橋彩花さん「優秀賞」を受賞し、表彰されました。「私にできる復興支援」と題された作文は、トルコ・シリア大地震から半年経ってまだまだ復興がならない中、支援活動を続ける宮崎市在住の女性の記事を目にし、自分の祖父母の熊本地震での体験と重ねながら、自分にできることを続けていきたい、と述べています。皆の心を喚起する佳作です。表彰式では、堂々と表彰を受けました。

    

入賞を果たしたみなさん、本当におめでとうございます。