日誌

附属中のできごと

日常の風景~本年度の文字力テスト開始!

泉ヶ丘伝統の「文字力テスト」。中学1年生から高校3年生までが同じ漢字の問題10題(10点満点)に取り組みます。木曜の朝の会前に行われ、今年度は年間26回ほどの実施が計画されています。今年度は5月12日(木)が初めての文字力テストでした。中学生たちは、国語の授業で少しずつ小テストを重ねて本番を迎えるようにしています。年間通じて満点を取り続けた人は表彰されます。

さて、今年度1回目の文字力テスト、みんなどうだったかな?特に初めて受ける1年生は、「易しかった」でしょうか?「難しかった」でしょうか?クラス全員が満点を取るのはなかなか難しいことなのですが、中学生、ぜひチャレンジしてください。

 

1年生、初めての出前授業

何にでも「初」がつく1年生5月11日(水)5~6時間目に、今年度初めての出前授業が行われました。自然科学探究分野での出前授業で、講師として南九州大学山口雅篤先生にお越しいただきました。授業のテーマは「植物の色の科学~青色の花の改良」です。花や果物にはご存じのとおり美しい色があります。最初に分かりやすく図や写真を用いて説明をしてくださった後、いよいよ実験です。先生はいろいろな色の花や果物を用意してくださり、色の抽出の実験に取り組みました。酸性、アルカリ性などの色の変化の実験は楽しみながら驚きをもって見つめていました。「青色の花」について研究を進められてきた山口先生。発表した英文の論文は、これからも長く読み続けられていくものです。自然科学の分野であろうと、それ以外の分野であろうと、論文を書く国語力、そして英語力は大切だということも伝わってきました。最後に、生徒を代表して竹本怜結心さんがお礼の言葉を述べました。お忙しい中、授業をしていただきました山口先生、そして派遣くださいました南九州大学に、心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

1年生でSKTオリエンテーションがありました

5月2日(月)に1年生を対象とした、SKTのオリエンテーションがありました。

SKTとは「自然科学探究」の略称で、総合的な学習の時間の一環として行われているものです。

第1回目の今回はSKT担当の先生が目的と今後の見通し、SKTの進め方について説明しました。

 

その中で「自分が疑問に思ったことを課題として設定していく」という話がありました。課題によっては、この1年間で調査・発表が難しいものもあるかもしれません。しかし、自分で調査・分析していくことで、現段階では答えが分からないものの最適解を見付けることができるのは大変有意義なことだと思います。近日中に大学の先生からの講義もあります。SKTの最前線にいらっしゃる先生方から刺激を受けて、個々の探究を深めていってほしいと思います。

第2回中央清泉会開かれる

今年度から、審議の流れを取り組みやすくスモールチェンジした清泉会(附属中生徒会)4月28日(木)7時間目に、変更があって初めての中央清泉会が開かれました。本校清泉会は前期・後期の二期制になっているのですが、今年度の前期全ての期間の目標を審議して決定し、具体策まで提案するのが今回の第2回中央清泉会でした。また、前年度後期の執行部の、最後の中央清泉会でもありました。

目標と具体策、両方を審議するのに時間を要しましたが、さまざまな意見をもとに、「つながる」ことを意識して、よい話し合いとなりました。

また、最後に、前年度後期の執行部の退任挨拶がありました。前年度、本当によく頑張り、学級・学校をよくしようと努力してくれました。その思いを引き継ぎ、今年度前期の執行部はさらによくするために頑張ってくれることと思います。

今回審議した内容の発表、そして執行部の退任・就任挨拶は、5月20日(金)に予定している第2回清泉会集会で行われます。

 

 

第72回野球定期戦行われる

「あさって、天気にな~れ。」という中学生たちのお願いも少しは効いたのでしょうか、小雨に多少見舞われましたが、4月27日(水)「第72回野球定期戦」を開催することができました。何より、この日のために以前から準備していた方々や、協力いただいた方々、そして野球部員の努力や思いが、大会が無事開催できた大きな要因でしょう。一昨日の応援練習のお陰もあって、中学生たちは楽しみに待っていました。特に、初めて体験する1年生は、格別だったと思います。

開会式、応援団によるエール交換、そして試合。試合は本校の校長先生の始球式で始まりました。専攻の都城西、後攻の泉ヶ丘共に力を出し接戦でした。泉ヶ丘が攻撃のときは全員立ち上がって、拍手や振りで応援を盛り上げます。附属中出身の先輩も活躍し、生徒は喜んでいました。6名の中学生部員も参加した吹奏楽部による生演奏も素晴らしかったです。声が出せませんでしたが、メガホンを一生懸命たたいて応援していました。結果は、本校が3-1で見事勝利を収めました。試合終了後には両校の健闘をたたえて、球場全体から拍手が贈られました。

中学生がこうして定期戦に参加させていただけることは、本校ならではのことで幸せなことです。両校の関係者の方々はもちろんのこと、球場関係者、審判員など、多くの地域の方々の協力をいただいて歴史を刻んでいるこの大会。両校の主将による選手宣誓の中に「世界で大変な思いをしている方々がいる中で、こうして野球をできる幸せ」といった言葉がありました。両校がよきライバルとしてよき仲間として、これからも伝統を紡いでいってほしいと思います。

 

 

 

 

 

 

※手指消毒や座席の工夫等、新型コロナウイルス感染防止対策を行った上で実施しました。