日誌

附属中のできごと

1年生、2回目の出前授業がありました

6月2日(木)5・6時間目に2回目の出前授業を受けました。今回は物理学の分野で「音」について学びました。講師としてお越しいただいたのは、宮崎大学教育学部教授の秋山博臣先生です。秋山先生は、本校設立の頃から「出前授業」に熱意をもって取り組んでいただいています。

ふだん何気なく聞いている、そして聞こえている「音」。音は実は波の形で表せ、音が加わることでどんどん複雑な波形に変わっていくと学びました。「振動」「超音波」「波長」「倍音」「可聴音」といった、興味深い言葉が出てきて、生徒たちの興味が深まっていきます。休憩時間には、多くの実験道具を実際に手で触らせていただき、実際に音を出して楽しんでいました。「音」の世界が一挙に広がった人も多かったのではないでしょうか。最後に生徒を代表して佐澤和奏さんがお礼の言葉を述べました。

お忙しい中、多くの道具を用意してくださり、生徒たちに「音」の世界を体感させていただいた秋山先生、そして派遣くださいました宮崎大学に深くお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

2年生、分子について考える

6月になりました。6月の異名「水無月」は「水の月」という意味で、雨の多いこの季節にふさわしい名前です。その初日の6月1日(水)5・6時間目に、2年生の出前授業が行われました。授業のテーマは、「分子シミュレーションによるモノづくりと理系研究者のめざし方について」。講師としてお越しいただいたのは、宮崎大学工学部准教授の宇都卓也先生です。

「塩はなぜ水に溶けるのか?」「アイスクリームはなぜ溶けるのか?」「ゴムはなぜ伸びるのか?」ふだんの生活の中で、ふと疑問に思うようなことを、分子の動きについてのコンピューターシミュレーションやアニメーション映像を使って、とてもわかりやすく説明していただきました。また、分子の話だけにとどまらず、大学の研究室では日々どのような活動が行われているか、研究職に就く(研究者になる)ためには、といった、これから進路を選択していくうえで大変参考になるお話を、宇都先生の経験談をもとに話していただきました。生徒たちは興味深く耳を傾けていました。最後に、生徒を代表して冨吉創太さんがお礼の言葉を述べました。

お忙しい中、生徒のために資料や映像など準備して授業をしてくださった宇都先生、派遣くださいました宮崎大学工学部に、深くお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

都城地区総合体育大会壮行式行われる

テレビのニュースなどでは、高校総体が取り上げられ、本校の高校生も、それぞれの大会で熱戦を繰り広げています。中学校も地区総合体育大会が近づいてきました。大会を迎えるに当たり、5月30日(月)7時間目に、義友会館で都城地区総合体育大会壮行式を行いました。

地区大会に出場するのは、バドミントン部(6/4~6/5 早水公園体育文化センター)、男女バスケットボール部(6/11~6/13 早水体育文化センター、高崎総合公園体育館)、社会体育(陸上6/4~5 小林総合運動公園  剣道6/12 早水公園体育文化センター  柔道6/11 早水公園体育文化センター  水泳5/31 メルヘンスポーツ都城)の人たちです。

式では、保体清泉会委員長の田代晃士さんの進行のもと、出場選手が起立したうえで、キャプテンや代表者が決意の言葉を述べました。「これまで頑張ってきたこと」「中体連に向けての目標」を、それぞれの個性を出して堂々と述べました。激励の言葉は、清泉会執行部から鵜木さらさんが、そして、選手宣誓は男子バスケットボール部キャプテンの福島陽心さんが元気よく述べました。

いよいよ本日から大会が始まります。これまで頑張ってきたことを、しっかりと発揮し、悔いのない戦いをしてきてください。

 

 

 

 

日常の風景~それぞれの思い~

 校内を回っていると国語科の掲示物が貼っていました。

  

1年生は興味のある詩について感じたことを、2年生は小説の登場人物について、人物の魅力を紹介を、3年生は文章についての批評を書いていました。生徒の作品を眺めていると、国語としての正しい表現ができていると同時に、それぞれの生徒がどのような思いでいるのかが分かり、楽しみながら読むことができました。

昨今、自分の考えを正しい表現で伝える力を身につけることが望まれています。生徒には様々な学習を通して、正しく伝える力をぜひ身につけてほしいと感じました。

 

2年生が南九州大学を訪れました

中高一貫校の本校では、中学生のうちから「大学」について意識を向け、興味・関心をもつ生徒が多くいます。そのような背景も踏まえ、総合的な学習の時間のキャリア探究では「大学探訪」を実施しています。5月23日(月)4時間目~7時間目にかけて、2年生が「大学探訪」に出かけました。訪れた先は南九州大学・都城キャンパス。初めての大学探訪、しかも今回は自然科学分野の学習とあって、みんな楽しみにしていました。

南九州大学では、最初に関西剛康先生から大学農場についての説明を受けました。さすがに大学です。広い農場でさまざまな学びが行われているのがわかりました。続いて中野光議先生から「淡水域の生物多様性」というテーマで講義を受けました。大学で受ける講義は、ふだんの教室で受ける授業とまた違って新鮮で、メモを取りながら一生懸命受講していました。そして、いよいよ体験学習です。二班に分かれ、「水辺ビオトープで水生生物調査」「ヒーリングガーデンで陸上生物の調査」を交代で学習しました。捕虫網をもって、蝶を捕まえたり水の中の生き物を観察したり、とても楽しそうでした。「淡水域の生物の減少が急速に進んでいる」という先生の言葉は、これからもしっかりと意識していきたいと思います。最後に生徒代表がお礼の言葉を述べました。

お忙しい中、お話しくださいました関西先生、中野先生、担当くださった猪股様、体験学習の補助をいただいた多くの方々、そして今回の大学探訪を快く受け入れていただきました南九州大学に深くお礼申し上げます。ありがとうございました。