日誌

2024年1月の記事一覧

税の作文「おじいちゃんの補助金」ラジオ収録

3年生満永由師さんが書いた税の作文「おじいちゃんの補助金」が南九州税理士会長賞を受賞しました。今日は、シティエフエム都城(FM76.4MHz)から放送収録に来ていただきました。本人が朗読した作文が、今週2月3日(土)午前11時からの放送で紹介されます。

英語本にふれよう!

令和6年1月29日(月)7時間目、1Aの英語では中学図書室にある英語の本や絵本に慣れ親しむ時間にしました。まず、「Shark in the park」や「Five little monkeys jumping on the bed」の英語本を読み聞かせしました。やはり、読み聞かせとなると生徒たちは目を輝かせてくれます。日頃学習している文法事項などではなく、絵の世界と英語を結びつけるので、すんなりと英語を理解してくれているように感じました。そのあと、「MEGA-BEASTS」や「Alice’s Adventures in Wonderland」の仕掛け本を紹介し、生徒たちはダイナミックな絵本に感動していました。簡単な英語本の導入が終わったら、生徒たち自身で自分の興味がある英語本を手に取り読んでもらいました。もちろんわからない単語だらけかもしれませんが、多読することも大切ですので、30分間じっくりと英語本に触れてもらいました。司書の相良先生に先日購入していただいた「Magic Tree House」シリーズの絵本は、生徒たちも日本語バージョンで知っているようで、とても人気でした。

     

租税教室がありました

1月29日(月)3・4時間目に、3年生を対象とした租税教室が行われました。これは公益社団法人都城法人会青年部会が主催する租税教育活動の一環で、本校では毎年社会科の時間に行われています。今回は、様々な業種から16名の講師の方々が来てくださいました。内容は人生ゲームのようなゲーム形式で行われ、家を建てる、保険に入る、結婚する、子どもを産むなどの将来における選択を行った上で就職・転職を行い、収入に応じたライフプランを考えました。スタディタイムでは、給与明細の見方や税の種類、住宅ローン、教育費、国の財政状況、経営、企業の在り方、保険の役割、契約、SDGSなど将来生活を営む上で大切な知識を、講師の先生方が分かりやすく説明してくださいました。特に今年度は金融教育の内容も含まれており、iDeCoや新NISAといったワードも登場し、投資についての知識も得ることができました。

今回の活動を通して、税金が私たちの生活を支えていることということを知ることができました。また、会社を経営されている立場の方から直接経営についてのお話を聞くなどして働く意義や計画性の大切さを学び、キャリア教育としても貴重な体験になったかと思います。最後に、生徒を代表して江夏妃奈乃さんがお礼の言葉を述べました。

お忙しい中、講師を務めて下さったり、準備をしてくださったりした皆様、誠にありがとうございました。

1年生・福祉体験学習~高齢者施設に贈る花の寄せ植えの作成~

冬の澄んだ冷たい空気を纏い冴え冴えと輝いた夕べの満月の名残の残る空を見上げた1月26日(金)早朝。中学時代に感染症による行事への影響を受けた学年の一つである高校2年生が修学旅行に出発しました。同時に、この日は1年生の福祉体験学習の最後となる「花の移植体験学習」も行われるとあり、天気がよいことと、寒すぎないことを祈りつつの見送りとなりました。5・6時間目に行われた「花の移植体験学習」は、今年で4回目の実施となる福祉体験学習です。1年生はさまざまな福祉体験学習を重ねてきました。そして10月にその集大成として高齢者施設を訪問し学習させて頂きました。今回行ったのは、お世話になったそれぞれの施設の方々に心を込めて花の寄せ植えを贈ろう、という取組です。講師として来ていただいたのは、南九州大学環境園芸学科長江嗣朗先生、そして南九州大学の3年生・4年生の8名の学生の方々にも指導の協力を仰ぎました。5時間目は長江先生の授業。「花と人との関わり~花はヒトに必要か~」と題された先生の授業は、表情豊かに軽妙な語り口で生徒たちの心をぐんと掴んでいくのが伝わってきます。生徒たちも先生が仕掛けられた問いに答えようと一生懸命です。「なぜ高齢者施設に花を贈るの?」ということを花の不思議や花の来歴などをひもときながら考える場を与えてくださいました。続く6時間目は、寄せ植えづくりの実習です。実習に向けて、大学生の方々が5時間目のうちに外で準備をしてくださっていました。大学生の方々は、それぞれの班についてくださって、寄せ植えについて細かに指導して頂きながら楽しく実習に取り組みました。あちらこちらで大学生の方々と生徒たちの笑顔や笑い声が溢れ、心のこもったよい寄せ植えを作り上げることができました。後片付けも済んだ後、生徒を代表して井之上さくらさんがお礼の言葉を述べました。お忙しい中、多くの準備をしてくださり、手厚い指導をしていただいた、長江先生、大学生の方々、そして派遣くださった南九州大学に深く御礼申し上げます。ありがとうございました。寄せ植えは、近々各高齢者施設に届ける予定です。

 

 

 

 

 

 

  

化学部の出張授業第2弾

令和6年1月26日(金)の放課後、化学部の先輩方に実験を教えていただきました。今回は準備からサイエンス部員が活躍できる場を用意してくれていたので、みんな熱心に実験に取り組むことができました。テルミット反応という酸化還元反応の実験でした。燃焼する際の様子が面白いから、附属中生が興味をもってくれるのではないかと考えてくれていたようです。その意気込みを聞けただけでも、附属中生は感動していました。酸化鉄5gとアルミニウム2gを部長の附属中出身である大山先輩の手助けを借りながら、田中さんが丁寧に測りました。次に、重留さんが乳鉢で丁寧に混合し、長倉さんが、附属中出身の永野先輩と一緒にマグネシウムリボンを切りました。1回目の実験は思ったほど火の手があがらず、「なぜ?」かを検証したところ、濾紙を濡らしていないことが判明。すぐに、再挑戦。失敗を次の成功へと導くために考えるところが附属中生のいいところです。次は3000度の高温になり、酸化鉄を取り出すことがでるはずでしたが、取り出した小さな塊をハンマーでたたくと、粉々になってしまいました。残念ながら酸化鉄は取り出せませんでしたが、様々な反応が見られ、とても面白かったです。・・・結果、バケツに穴が開くということも驚きでした。実験後は、恒松さんが、「マグネシウムリボンを使った理由」を質問したり、とても有意義な時間となりました。ご協力いただいた、化学部のみなさん鳥取先生、ありがとうございました。

      

清泉会集会がありました

先週行われた学級討議・四者会・中央清泉会を経て、1月25日(木)7時間目清泉会集会が開かれました。今年度開かれる集会も残り少なくなってきました。日常の取組としては今年度最後となる旬間が始まります。旬間の目標達成を目指し、各委員長から発表された具体的対策に全員で主体的に取り組んでいきたいものです。また、今回の集会では、3学期に行われる「立志式」「卒業式」などを見据えて、挨拶や礼などをしっかりできるように、みんなで練習しました。保体清泉会の保健委員を代表して3年宮原瑛太さん松葉理桜さんからは、3月8日(金)に実施予定の「お弁当の日」についてのお知らせや紹介がありました。集会後に表彰・紹介も行われました。今回表彰・紹介されたのは以下のとおりです。

 

 〇 令和5年度宮崎県読書感想文コンクール   課題読書の部佳作 奥津至禮さん(2年)

 〇 第46回JA共済小・中学生書道コンクール 佳作(半紙の部) 小山田安里さん(1年)

                        佳作(半紙の部) 萬壽瑛那さん(1年)

                        佳作(条幅の部) 石橋彩花さん(2年)

                        佳作(半紙の部) 増田陽さん(2年)

 〇 令和5年度第2回実用英語検定合格者

 〇 令和5年度第2回漢字能力検定合格者

 

 

 

 

 

 

日常の風景~寒い一日

1月24日(水)。この冬最強寒波の到来ということで、朝から「寒い!」という生徒たちの声を聞くことしきり。能登地震の被災地にも雪と聞くと、心痛む思いです。めったに雪の降らない宮崎県ですが、3年生の廊下から眺めた高千穂峰はうっすら雪を頂いていました。生徒たちは1時間目から学力推移調査2日目に真剣に取り組んでいました。廊下には、先日紹介された英語で書かれた「Diary Winter Vacation」がどの学年も貼られています。それに並んで、国語の掲示物も。1年生は「『故事成語』で四コマ漫画」と題してカラフルな作品が貼られています。2年生は「討論を経て書いた意見文」、3年生は「全体会議を終えて書いた意見文」と、それぞれ「話すこと・聞くこと」から「書くこと」へと繫がる学習の成果が紹介されています。午後、総合的な学習は、どの学年も「自然科学探究」のまとめや発表準備に一生懸命取り組んでいました。教室は、そこまで寒さは感じられないのですが、廊下はかなり寒い環境です。そんな廊下で受験勉強に取り組んでいる高校3年生もいます。寒い一日はこうして過ぎていきました。

 

 

 

 

学力推移調査が始まりました

本校は、「学力推移調査」を年に2回受けています(1年生は1月の1回のみ)。「学力推移調査」とは、全国の中高一貫校を対象に行われる学力調査で、教科は国語・数学・英語の3教科、それに学習状況調査も行われます。毎回、分量や内容共に充実した手応えのある問題となっています。現在の自分の学力を量り、高校へとつなげていくために、どんな点が力がついていて、どんな点を復習しておくべきか、今後に活かせる調査です。GTZ(学力到達ゾーン)という指標も示されますので、そういった点も中高一貫校ならでは。本年度の2回目(1年生は1回目)の学力推移調査は1月23日(火)~25日(木)1時間目に行われます。1教科45分ですが、3年生の2回目は1教科60分となっています。初日の生徒たち、いずれも集中して真剣に調査に臨んでいました。

 

 

特別な中央清泉会

先日中央清泉会(生徒会)が開かれたばかりの清泉会執行部、週をまたいだ1月22日(月)7時間目に再び中央清泉会が開かれました。3学期に入り、12期生である現3年生の卒業が近づいてきました。3年生の卒業を前に、3学年一緒に活動し、気持ちよく3年生を送りだそうと、1・2年生を中心に集会やレクレーションを企画するために特別に行われる中央清泉会がこの日に行われたのです。まだ1月なのですが、本校の3学期は三回の入学者選抜検査、立志式、学年末テスト、自然科学探究の発表会、卒論発表会、2回の卒業式(中学・高校)と、予定や行事を重ねているうちにあっという間に過ぎていきます。今から準備しても慌ただしく過ぎていくことは必定。今回の会をきっかけに、計画的に企画・準備を進めていくことになります。今まで本当にお世話になった3年生のために、どんな企画が進むのか、とても楽しみです。