日誌

活動報告

えびの市立飯野中学校にて、宮日新聞による出張授業が行われました

今日はえびの市立飯野中学校の1年生を対象に、宮日新聞の黒木様をゲストに迎えたインタビュー講座を実施しました。
総合的な学習で行われている「えびの学」の一環で、この講座を受けた生徒さんたちは身近な大人に仕事についてのインタビューをしてまとめることになっています。

授業は5、6時間目の1コマ。前半で黒木様にインタビューのコツや注意点をレクチャーしてもらった後、後半はクラスメイト同士で実際にインタビューをしてみました。
始めはなかなか質問が思い付かず、時間を持て余してしまう子もいましたが、徐々にコツをつかんで話が弾む様子が見られました。
同じ教室で学んでいても普段の会話ではなかなか聞けない話も聞けたようで、とても盛り上がっていました!

(文責:羽田野)

延岡市立 南中学校1年生 「企業訪問学習」 

南中学校1年生(168名)は、11月21日(月)に、1日間をかけて「企業訪問学習」を行いました。 42名ずつの4グループに分かれて、午前に2社(一部は4社)、午後に2社を訪問しました。総合的な学習の時間「南風」のふるさと学習で学んだことを、実際に企業訪問して知識と理解を深めようと企画されました。延岡市(商工観光文化部)とキャリア教育支援センターでサポートしました。

  「向陽プラントサービス」を見学する生徒たち   広大な「INOBECH」(旧鉄工団地)を歩いて移動しました

 

 

 

 

 

 

                                                                                                       「向陽プラントサービス」を見学する生徒たち   広大な「INOBECH」(旧鉄工団地)を歩いて移動しました

生徒たちは、INOBECH(旧鉄工団地)もクレアパーク(工業団地)もほとんどが初めてでした。そして先生方も訪問するのは初めてでした。今回の訪問が、「工業都市・延岡」を感じる貴重な機会になったことと思います。

旭化成展示センターでワークシートを手に調べる生徒たち 

九州保健福祉大学の説明を聞く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   

  旭化成展示センターでワークシートを手に調べる生徒たち      九州保健福祉大学の説明を聞く

旭化成では、説明の後にワークシートを基に調べ学習が行われ、説明を聞くだけの見学ではなく、生徒自身が考えて調べる学習になりました。九州保健福祉大学では、「中学校と大学との違いは何だろう」という問いを丁寧に説明いただき、普段考えないような学びになりました。

                                                                                                                   (トータルコーディネーター  水永)

高城中学校1年生「未来COMPASS」6連続講話(5回目)

都城市立高城中学校1年生のキャリア教育「未来COMPASS」は、「地域を知る・地域とつながる」をテーマに掲げ、高城町内の施設見学や地域の様々な大人から話を聞く機会を通して、ふるさと高城の魅力に興味、関心をもち、その良さを感じて発信したり、自ら地域に貢献したりする態度を育成する活動を行っています。9月から12月にかけては、6名の高城町に関わりのある方をお招きし、6連続講話を実施しています。

 本日は6連続講話の5回目、高城町内のお祭りのポスターや、特産物のパッケージデザインを手掛けている石井亮作さんがお話しくださいました。

石井さんから、これまでデザインした事例をたくさん紹介していただき、生徒たちはポスターやパッケージがこのようにできているとは知らなかった!など、嬉しそうに感想を話してくれました。また、石井さんは特産物を用いた商品開発にも関わっておられること、最近は地元で採れる金柑を活用したマカロンの開発をされたことをお話しくださり、そのマカロンの試食もさせていただきました!地域から新たな商品が生まれていくことを身近に感じることのできた、とても貴重なお時間だったようです。

 

 

 

 

 

 

次回は、地元でとても有名な石山観音寺の住職をお招きして、お話しいただく予定です。 (文責:長友)

えびの市立加久藤中学校にて、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」を実施しました

今日はえびの市立加久藤中学校にて、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」(宮崎県版カタリバ)を実施しました!

中学生と対話をするのは飯野高校の高校生たち。今年度はえびの市内4つの中学校全てで実施することとなり、今日は真幸中学校との同時開催でした。

中学生と高校生が1対1で話す対話の時間と、高校生がプレゼンする人生紙芝居があるのですが、どちらもすごく盛り上がっていて各所で笑い声が聞こえました。

また、母校だった高校生が当時の先生と楽しそうに話す場面も。高校生になって成長した姿を見てもらえるのも、このひなた場の良いところだなと思いました!

(文責:羽田野)

えびの市立真幸中学校にて「ひなた場」を実施しました

えびの市立真幸中学校にて、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」(宮崎県版カタリバ)を実施しました。

今回、真幸中3年生と対話をしたのは、飯野高校2年の高校生たちです。今年度はえびの市内4つの中学校全てで実施することになり、今日は加久藤中学校との同時開催です。

今回は本番当日に初めてお会いした中学3年の皆さんでしたが、当日をとても楽しみにしてくれていたようで、高校生の先輩方ともすぐに打ち解けて、楽しく対話をしていました。また人生紙芝居では、先輩の生き方にとても興味を示し、たくさん質問をしてとても盛り上がっていました!高校2年生の皆さんも、対話を通じて自分の振り返りができたことにとても感動し、「来年もひなた場に参加したい!」と感想を寄せてくれました。

同校出身の高校生は、中学校の先生方とも嬉しい再会もあり、高校生として成長した姿を見てもらえる良い機会にもなったようです。 (文責 長友)

延岡市立 岡富中学校3年生で「ひなた場」を実施 

令和4年11月15日(火)に、岡富中学校3年生(106名)で「ひなた場」が実施されました。今年3月、2年生の時に予定されていたのですが、コロナ禍で延期になりました。3年生は高校選択と受験を控えた難しい時なのですが、先生方の深慮と熱い思いで敢えてこの時期に企画されました。「ひなた場」を終えた生徒たちは、将来への思いを深め、高校受験に向け て決意を高めたことと思います。

体育館で班毎に自己紹介から始まる   22名の講師の方々を紹介

 

 

 

 

 

 

                                体育館で班毎に自己紹介から始まる                         22名の講師の方々を紹介

生徒たちは、6名ずつの18班に分かれ、紙芝居講師4名、対話講師18名の方々に来校いただきました。

講師が自身の人生グラフを真剣に語る 

 生徒の人生グラフを寄り添いながら聞く講師

 

 

 

 

 

 

 

                               講師が自身の人生グラフを真剣に語る                 生徒の人生グラフを寄り添いながら聞く講師

講師の方々からは異口同音に「私のためになりました」と感謝の言葉をいただきました。

「人生グラフを作る中で、今後のキャリアやどう生きていきたいかについてしっかりと考えることができました。このような機会を与えていただき、ありがとうございました」

「出身校で自分の人生をお話しすることが出来るというのは、なかなか経験することのできない貴重な経験になりました」

「子供たちからも逆にパワーもいただき、これからの仕事の活力にしようと思っています」

「自分について振り返ることができ、今後自分が何をすべきかを見直すきっかけにもなりました。 生徒のためと思って参加しましたが最終的には自分のためにもなり、参加して良かったと強く感じています」

                                                                                                              (トータルコーディネーター 水永)

えびの市立飯野中学校にて、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」を実施しました

えびの市立飯野中学校にて、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」(宮崎県版カタリバ)を実施しました。

昨年度に引き続き、中学生と対話をするのは飯野高校の高校生たち。
さらに今年度はえびの市内4つの中学校全てで実施することとなり、今日は上江中学校との同時開催でした。

中学生と1対1で15分、しかもキャリアや人生をテーマに対話をするというのはなかなかハードルが高いと思うのですが、さすが飯野高校生といった感じでどのグループも楽しそうに話をしていました。
合間で聞く人生紙芝居もどこも盛り上がっており、タイムキープも一苦労でした。

(文責:羽田野)

えびの市立上江中学校で「ひなた場」を実施しました

えびの市立上江中学校にて、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」(宮崎県版カタリバ)を実施しました。

上江中3年生と対話をしたのは、飯野高校3年の高校生たちです。今年度はえびの市内4つの中学校全てで実施することになり、今日は飯野中学校との同時開催です。

この日をとても楽しみにしてくれていた上江中学校3年の皆さん、高校生の先輩方との1対1の対話では積極的に話し、人生紙芝居では真剣に耳を傾け、先輩にもたくさん質問をして会話が盛り上がっていました!高校生の皆さんからも「自分が中学生の時に悩んだこと、思っていたこと、と同じことを感じているんだなと思いました」との感想、自分の振り返りにもなったようです。

また、同校出身の高校生もいて、中学校の先生方とも嬉しい再会となりました。高校生として成長した姿を見てもらえる良い機会にもなりました。 (文責 長友)

宮崎工業高校 2年生保護者への「進路講演会」 

たくさんの保護者のみなさんに参加いただきました

                                                           たくさんの保護者のみなさんに参加いただきました

11月9日(水)午後に、宮崎工業高校2年生保護者を対象に「進路講演会」が行われ、水永が「育むということ  未来を担う人財育成」と題して講話しました。

この日は、修学旅行説明会があり、その後に同じ会場で開催されました。学校側のこのようなご配慮により、多くの保護者の方々に参加いただけました。

 

講演では、子供たちの主体性こそが最も大事だと強調しました。親や先生に「いいから」と言われるまま、自分ではあまり考え悩まずに進路を選択している若者がたくさんいること。それでは将来やりがいのある仕事に出会うことは難しい。早期離職が全国平均よりも多く、苦悩しつづけている宮崎の若者たちの現実を直視してほしいと語りました。

 

この企画は、宮崎市工業政策課が主催され、就職支援コーディネーターの協力のもと実施されています。既に何年も毎年積み重ねられてきたことにより、学校側との連帯や協働が深まっています。

                                                                                                                (トータルコーディネーター 水永)

宮崎県立都城商業高等学校のキャリア教育プログラム「ことのはプロジェクト」に参加してきました!

 人の心を種として言葉が生まれたように、生徒に何かが芽生えるような「きっかけ」を作ってもらいたい、企画した先生方の想いの詰まった都城商業高等学校の新たな取り組み「ことのはプロジェクト」に、コーディネーターの長友と福島がゲストスピーカーとして参加しました。

スピーカーとして集まった大人は33名、対象は1~3年の467名の全校生徒です。スピーカー1人に対し10~15名の生徒がブースに集まり、対話形式で話しを聞きました。スピーカーが自分の信念や最も大切にしていることを「キャッチコピー」で表現し、その一覧を見て生徒は話を聞くスピーカーを2名まで希望しました。選んだスピーカーの名前や職業は「ことのは」当日に会うまで分からない、そのことも生徒のワクワク感につながったと思います。

体育館で行われた生徒とスピーカーとの対面式が和やかな雰囲気で行われ、その後に各ブースに移動して講話が始まりました。

各ブース30分の対話が2回に分けて行われ、生徒は2名の大人との対話から生き方のストーリーにふれる時間でした。

都城商業高校では、事後アンケートも実施され、ことのはプロジェクトの前後での変化変容を記録されるなど、効果検証までしっかりと実施されている素晴らしい企画でした。

今後も、生徒一人一人のキャリア観の形成に向けてサポートできるよう伴走してまいります。

 <文責:長友・福島>

高城中学校1年生「未来COMPASS」6連続講話(4回目)

都城市立高城中学校1年生のキャリア教育「未来COMPASS」は、「地域を知る・地域とつながる」をテーマに掲げ、高城町内の施設見学や地域の様々な大人から話を聞く機会を通して、ふるさと高城の魅力に興味、関心をもち、その良さを感じて発信したり、自ら地域に貢献したりする態度を育成する活動を行っています。9月から12月にかけては、6名の高城町に関わりのある方をお招きし、6連続講話を実施します。

 本日は6連続講話の4回目、高城町内で起業し、様々な分野で活躍されている産業カウンセラーの髙濵優子さんがお話しくださいました。

 

企業で研修や労働者の相談に応じている高濱さん、「人生はどこからでもスタートできる」というとても前向きなお話しに生徒たちも真剣に耳を傾けていました。また、高濱さんは2020年のオリンピックで聖火ランナーを務められた経験をお持ちで、その時に持った実物のトーチをお持ちくださり、生徒にも触らせていただくなどとても貴重な体験もさせていただきました。講話終了後は多くの生徒が質問にいきました。企業を元気にする高濱さんから、たくさん元気をいただいた講話でした。

次回は、ポスターや食品パッケージのデザインをされている方にお話しいただく予定です。 (文責:長友)

 

 

「にちなん起業体験プログラム」の販売を宮崎市の街市で実施しました

今日はコーディネーターの羽田野が企画・運営に携わっている「にちなん起業体験プログラム」の販売が街市にて実施されました。

にちなん起業体験プログラムとは、中高生が「起業家」となり、本物のお金を使って自分たちで事業を立ち上げる社会体験プログラム。事業計画を立て、元手となるお金(模擬出資)を集め、宮崎市の一番街で行われる「街市」に出店をします。

この日は街市に出店し、実際に自分たちで企画・準備した商品を販売しました。
足りないものがあって慌てて買いに走ったり、予想以上に早く売り切れてしまったり、トラブルもありましたが臨機応変に対応し、無事に販売を終えることができました。

  

(文責:羽田野)

五ヶ瀬中等教育学校で 土曜講座「進路講演会」 

五ヶ瀬中等教育学校の前期課程・中学1~3年生(113名)を対象に土曜講座が開催されました。

社会で活躍する人の生の声を聞かせることで、自らの将来の夢や希望を見つけ実現するための一助としたいと企画されたものです。

 企画された先生からの要請を受けて、延岡市の若手経営者にお願いして、10月29日(土)の午前に実施することができました。講師の土居広実さんは、廃タイヤ等のリサイクルを事業としている株式会社ドイ産業の社長です。2年前に事業承継されたばかりの若手女性経営者として、ご自身の体験を率直に語られました。

 講話のあと、生徒たちからはよく考え抜いた意見や具体的な質問がたくさん出されました。

「SDGsに関する次の施策は何ですか?」 「考え方の違う部下にはどう接しておられるのですか?」 「一番大変だった失敗の体験はどんなものですか?」 「仕事のカベはどうやって乗り越えておられるのですか?」

 土居さんは、ご自身の体験や考えを、率直に飾らずに分かりやすく語っていただきました。一方的な講話に終わらず、生徒たちとの意見交換によって質の高い時間になりました。

                                                                                                                 (トータルコーディネーター 水永)

ご自身の体験を率直に語られる土居さん  生徒たちは積極的に講話に参画していました 

 

 

 

 

 

   

       

    ご自身の体験を率直に語られる土居さん        生徒たちは積極的に講話に参画していました

西米良村で、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」が行われました

西米良村で中山間地エリア会議とともに、西米良中学校で対話型キャリア教育
プログラム「ひなた場」が開催され、
コーディネーターの福島がファシリテーターをつとめました。

対象学年は、1〜3年生です。
ひなた場では、一対一の真剣な対話を通して日常生活を立ち止まり、
自分自身と向き合いこれからどうなりたいかを考えたり
ロールモデルを見つけたり地域で気軽に話せる大人との関係を
つくることを大切にしています。

今年の夏の終わりにあった大雨台風災害により、
宮崎県内各所大きな影響がありました。
西米良村も被害が大きく、開催自体が危ぶまれましたが、
地域の大人による「子どものためにも開催する」という強い団結の下、実行されました。


(13名の地域の素敵な大人の皆様です。)

また、午後は中山間地エリア会議も開催され、
パネルディスカッション「わたしの『宮崎が好き!』な理由」では
宮崎大学4回生で日南市出身の西田美羽さん
椎葉村在住 合同会社UIキャスト 代表 天野朋美さんが登壇。

その後、町村混合で「宮崎が好き!な人材づくり」について
グループトークで考えを深めました。

MRT宮崎放送「みらい・みやざき まなび隊」でご紹介いただいた動画は
こちらからご覧いただけます。
https://youtu.be/NAbxW1TjahE

<文責:福島>

えびの市立真幸中学校にて、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」の事前授業を行いました

今日はえびの市立真幸中学校にて、キャリア教育コーディネーター羽田野が対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」の事前授業を行いました。

「ひなた場」では人生の先輩(地域の大人や高校生)と1対1で対話を行うのですが、その際に人生グラフを用いて話をします。今日はその人生グラフの書き方を説明し、実際に書いてもらいました。

これまでの人生を振り返ってグラフ化するので時間がかかるのでは?と心配されていましたが、実際にはみんなすらすら書いていました。
書き終わった生徒さんたちはお互いに見せ合い、盛り上がっていました。

(文責:羽田野)

高城中学校1年生「未来COMPASS」6連続講話(3回目)

都城市立高城中学校1年生のキャリア教育「未来COMPASS」は、「地域を知る・地域とつながる」をテーマに掲げ、高城町内の施設見学や地域の様々な大人から話を聞く機会を通して、ふるさと高城の魅力に興味、関心をもち、その良さを感じて発信したり、自ら地域に貢献したりする態度を育成する活動を行っています。9月から12月にかけては、6名の高城町に関わりのある方をお招きし、6連続講話を実施します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日は6連続講話の3回目、有限会社観音池ポークの馬場通さんがお話ししてくださいました。馬場さんの会社は、生産から販売まで6次産業化を進めています。ブランド豚ができるまで、生産した豚肉を素材を余すことなく活用して加工食材として提供していることなど、「生産から食卓までの安全安心な食品つくり」を追求されていることをお話しくださいました。最後の質問タイムではたくさんの生徒が馬場さんのところに行って、養豚や食肉加工について質問していました。次回は、高城で起業し活躍されている女性の方に来ていただく予定です。(文責:長友)

保護者の家庭教育学級で 「キャリア教育」 を語る

串間市立大平小学校(3人)と、秋山小学校(7人)での合同授業がありました。授業参観の後、保護者と教職員を対象にした「家庭教育学級」で、水永が講話しました。

演題は「育むということ 子供たちの未来は可能性に満ちている」でした。

あとでいただいた感想文の中で次のようなご意見などをいただきました。

「子どもと将来のことをもっと話していく必要があると、あらためて感じました」

「とても勉強になり、価値観が変わりました。親もしっかり考えていきたいと思います」

保護者の方々にお話ししました                                                         保護者の方々にお話ししました

講話のあとに、教職員の方々と意見交換をしました。

小規模校での先生方のお姿には頭が下がる思いがしています。保護者の方々も平日の昼間にもかかわらず熱心に参加いただきました。子供たちは恵まれていると思います。

 

これからはそれに加えて、子供たちに、串間市内だけでなく市外も含めて多様な大人と触れさせてあげたいと強く思いました。先生方と連携して「よのなか教室」をサポートしていくことができるといいなと思います。

                                                                                                                (トータルコーディネーター 水永)

 先生方との自由な意見交換の様子

                                                                        先生方との自由な意見交換の様子

延岡市立旭中学校1,2,3年生がそれぞれに「発表会」

旭中学校では、総合的な学習の時間を「あさひタイム」と名付け、半年間の取組結果を、10月21日(金)、午前に1,2年生が、午後に3年生が、保護者参観もいただきながら発表しました。

 

1年生は、6月から延岡を知る 連続8回のよのなか教室を開催してきました。

「国際交流と延岡」「福祉と延岡」「観光と延岡」・・・など8人の講師の方々から話を聞いてきました。この日は、学んだことをチーム毎に「新聞」にして発表しました。

作成した「新聞」を発表した後、校長先生のコメントを聞く1年生

            作成した「新聞」を発表した後、校長先生のコメントを聞く1年生

2年生は、7月に開催した「よのなか教室」で聞いた話と、9月に実施した「職場訪問学習」(職場体験に替えて実施)で訪問した企業から学んだことを、パソコンの画像にして発表しました。

発表会に参加された「よのなか先生」(講師5人)からは、たくさんの感謝と激励の言葉をいただきました。

 4つのブースに分かれて発表 

  「よのなか先生」からは感謝と激励の言葉が

 

 

 

 

 

 

 

                        4つのブースに分かれて発表                         「よのなか先生」からは感謝と激励の言葉が

3年生は、「10年後の世の中と私 SDGsを通して考える」をテーマに、5月から半年間、課題探究学習(PBL)に取組んできました。5人のメンターの方々から「ミッション(課題テーマ)」を提示いただき、同じテーマに3グループが取組みました。同じテーマでも視点や解決策は多様なものになっていました。

パワーポイントや小演技も工夫して発表 

休憩時間にメンターに報告と御礼を伝える生徒たち

 

 

 

 

 

 

 

 

   パワーポイントや小演技も工夫して発表                休憩時間にメンターに報告と御礼を伝える生徒たち

妻高校の探究活動「妻みらい学」にメンターとして参加をしました

コーディネーターの長友、羽田野が県立妻高校の探究活動「妻みらい学」にメンターとして参加をしました。

妻高校独自の課題解決型学習である「妻みらい学」、メンター来校日は今回で4回目です。2年生が複数のグループに分かれ、それぞれの興味関心に基づいて地域の課題を設定し、解決策を実行に移すまでの取り組みを行なっています。
各グループには、地域の大人がメンターとして一人ずつ配置され、高校生の活動を支援しています。

福島(本日は別の業務でお休み)と長友が担当するグループは「ゴミ拾いはスポーツだ!」を合言葉にチーム対抗の競技としてゴミ拾いを楽しむイベントの企画実施に取り組んでいます。この日は、妻高生徒会が実施するゴミ拾いボランティア「キラキラ大作戦」とタッグを組む企画、名づけて「スポキラ大作戦!」の実施に向けて、生徒会との打ち合わせの段取りや、参加者の募集の準備を進めました。いつものゴミ拾いボランティア活動が、競技型のイベントになることで、ボランティア意識がどう変わるか?と問いをたて、それを確認するための調査アンケートについても検討しました。

メンター来校日4日目

このような高校生のグループ活動に地域の大人がメンターとして伴走することで、活動の実現性の向上や学びの深まりに繋がるようにサポートしています。

(文責:長友)

新しい形で継承されはじめた 延岡星雲高校F科2年生メンター指導

延岡星雲高校フロンティア科2年生(24名)では、「探究学習」を「フロンティア学」として位置付け2020年からは1年生で探究の基礎を学び、2年生では本格的な課題研究と提案に取組みます。1,2年生の2年間を通したつながりのある学習として積み重ねてきています。

 

2017年 F科2年生(人文コース) 課題研究に取組み開始

      (9月からメンター(3名)により「地域の課題」をテーマに学習し、翌年3月に延岡高 

 校と合同で「発表と提言」(商工会議所会頭ほか出席))

2018年 F科2年生(人文コース)に、上記と同じ形で実施。

      (7月からメンター(4名)により学習し、翌年3月に市長へ提言)

2019年 F科2年生(全員)に、上記と同じ形で実施 

      (9月からメンター(6人)により学習し、翌年3月に発表。コロナのため学内で実施)

2020年 F科1年生(全員)に繰り上げて「フロンティア学」として実施 

      (10月からメンター(4名)により学習し、翌年2月に発表)

2021年 F科2年生(全員)に1年生から引きつづき継続して実施 (F科1年は探究の基礎)

         (6月からメンター(4名)に前年から持ち上がってもらって学習し、翌年2月に発表)

 

今年からは生徒たち自身が決定したテーマについて、4月から探究学習を実施し、9月に中間発表を行いました。それを基にして、10月から3ケ月間、メンター(3名)の指導アドバイスを受けながら12月の最終発表につなげていきます。10月19日にメンター指導がスタートしました。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

 メンターの自己紹介を聞く生徒たち

               メンターの自己紹介を聞く生徒たち

県立飯野高校にて、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」の事前授業を行いました

今日は県立飯野高校にて、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」の事前授業を行いました。
講師はキャリア教育コーディネーターの羽田野と福島が務めました。

「ひなた場」は主に中学生を対象に、自分のこれまでを振り返る「人生グラフ」を使いながら先輩と対話をする新しい形のキャリア教育プログラム。通常、先輩役は地域の大人の方々が務めますが、えびの市では飯野高校の高校生が務めます。

今年はえびの市内4つの中学校全てで飯野高校生と中学生の「ひなた場」が実施されることとなり、先輩役として参加する高校生に向けてプログラムの内容や注意事項などをお伝えし、その準備を行いました。

(文責:羽田野)

 学びの積み重ね・つながりが生まれつつある延岡高校

延岡高校MS(メディカル・サイエンス)科1年生(81名)では、5月からスタートした「課題研究」(SDGsフィールドワーク)の学びの成果を、10月17日(月)にポスター発表しました。 発表会の冒頭に説明を聞く生徒たち

               発表会の冒頭に説明を聞く生徒たち

メンターに次の「課題テーマ」を設定していただき、各テーマごとに4グループ(各グループは4人で構成)が取組みました。同じテーマでもそれぞれに捉え方や問いの立て方は違っていました。

・魅力的な花火をつくろう                       ・・・樫田 健太さん (旭化成電子)

・ミネラルウオーターの硬度測定       ・・・槌岡 南美さん (旭化成)

・植物から芳香成分を抽出してみよう          ・・・伊藤  恵さん (旭化成)

・モーターのしくみを理解し作ってみよう        ・・・冨田  空さん (興電舎)

・手洗いとアルコール消毒の有効性について ・・・加口 大貴さん (九州保健福祉大学)

 

 この半年間で、「探究のしかた」や、「問いの立て方」を学んだ1年生たちは、これから後半の半年間で「プレ課題研究」を行います。そこでは、来年2年生で取組む課題研究のテーマを、自分達自身で考え決めることになっています。

SSHも3年目を迎えますが、1年生~3年生の間の積み重ねやつながりが生まれつつあります。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

メンターや他のメンバーを前にポスター発表する生徒たち

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            メンターや他のメンバーを前にポスター発表する生徒たち

コロナに負けない「キャリア教育」をどうつないでいくか

延岡市立西階中学校2年生(96名)では、コロナ禍に負けず感染防止対策を万全にとりながら、6月から5連続「よのなか教室」が開催されてきました。

この企画は、昨年に初めて実施され、今年もほぼ同じ形で継承されています。

 

第1回は、6月9日(金)に「働くこととは」と題して細川真由美さんによる講話

第2回は、6月17日(金)に、3名の「よのなか先生」による「失敗は成功のもと」講話

第3回は、6月24日(金)に、5名の「よのなか先生」による「夢をはぐくむ講演会」

第4回は、7月15日(金)に、8名の先輩社会人を招いて「哲学対話」

 

第5回目となる今回はその最終回。当初は7月に開催予定でしたがコロナ禍で延期となり、2学期のこの日に実現できました。10月14日(金)、西階中学校2年生に水永が講話しました。

演題は、「君たちはどう生きるか  君たちの未来は可能性に満ちている」でした。

 

 先生方の、「子供たちに少しでも社会にふれさせてやりたい」という熱い思いに頭が下がる思いがしています。昨年に引き続いて2年目の今年も実施されたことに敬意と感謝をしたいと思います。どうすれば、このように継承することができるのか、今後参考にしていければと思います。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

集中して話を聞く生徒たち

 

 

 

 

 

   

 

 

       集中して話を聞く生徒たち

 

高鍋高校で普通科・生活文化科1年生向け地域講座が行われました

各町テーマ別講座の様子

東児湯5町(都農町、木城町、川南町、高鍋町、新富町)から直接地域のことを教えていただく「地域講座」が行われ、高鍋高校 普通科・生活文化科1年生全6クラスが5グループに分かれ、受講しました。

2020年、2021年と継続してきた地域講座のテーマでしたが、今年は見直しも実施。

都農町-地場産業 木城町-地域の教育 川南町-地域の農業(就農)・漁業

高鍋町-地域の防災 新富町-地域の観光

をテーマにお話しいただきました。

今年は講義型だけでなく、ワークショップ型でも実施いただき、「地域の教育」講座に参加した生徒は、「魅力ある学校づくり」について考え周囲と共有するなど、自分ごとで考えるきっかけをいただきました。

約2週間後に行われるフィールドワークでは、今回学んだことをヒントにさらに深い学びへと繋げてくれることと思います。

(文責:福島)

宮崎県私学教育研修会で 「キャリア教育」講話

 10月11日(火)に開催された「第52回 宮崎県私学教育研修会」で、「育むということ ~子供たちの未来は可能性に満ちている」と題して講話をさせていただきました。

 

 宮崎県内の私立中学校・高校の先生方が120人ご参加され、研修会の研究目標は「新しい時代に応える私学教育」。講話の後には三つの分科会に分かれて研究発表などが行われました。

 

 キャリア教育支援センターは公立学校だけを対象にしているのではなく、私立学校もサポートさせていただいていることをPRしました。「よのなか教室」と「よのなか先生」のこと、ビデオメッセージ(動画)のことなどを紹介しましたので、興味を持っていただければありがたいです。

 

 あとで送っていただいた感想文のなかに次のような言葉がありました。

「非常に興味がわいたので実践してみたい。」

「地域の人材を活用したくても、その方法が分からなかったので大変参考になりました。」

「我々教員だけがキャリア教育を行うのではなく、社会が一つになり取組むことが大切なのだと感じた。」

                                                                                                        (トータルコーディネーター 水永)

 

 延岡市立恒富中学校2年生 連続「よのなか教室」

10月3日(月)、恒富中学校2年生(81人)に、FC延岡AGATA 代表の桑原英一さんがJリーグ入りをめざす夢と、これまでに様々な苦労を乗り越えてきたこと、サッカーを通して地域活性化にかける思いなどを熱く語っていただきました。

 

10月4日(火)には、延岡観光協会 事務局次長の岩本晋長さんが「コロナ禍での観光協会の取り組み」と題してお話をしていただきました。これまで普通に行われてきた「大師祭り」や「花火大会」や「アウトドア体験」などがまったくできなくなりましたが、観光協会では様々な取組に挑戦してこられました。行政とタイアップした補助制度や、県内他市町の観光協会との協働企画や、全国の旭化成グループ社員を対象にした延岡産品のネット販売・・・などなど、具体的な写真も使いながら紹介していただきました。

 

お二人の話を聞いて、生徒たちからは率直な意見や、具体的な質問がたくさん出されました。

 

コロナ禍でも地域の活性化に懸命に取組んでおられる方々の姿を、生徒たちに直接触れさせてやりたいという先生方の強い思いと要望を受けて、お二人のご協力を得てこの講話を開催することができました。

                                                                                                                        (トータルコーディネーター 水永)

Jリーグ入りへの夢を熱く語る桑原さん    コロナに負けない元気を取り戻そうと語る岩本さん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

            Jリーグ入りへの夢を熱く語る桑原さん              コロナに負けない元気を取り戻そうと語る岩本さん

高城中学校1年生「未来COMPASS」6連続講話(2回目)

都城市立高城中学校1年生のキャリア教育「未来COMPASS」は、「地域を知る・地域とつながる」をテーマに掲げ、高城町内の施設見学や地域の様々な大人から話を聞く機会を通して、ふるさと高城の魅力に興味、関心をもち、その良さを感じて発信したり、自ら地域に貢献したりする態度を育成する活動を行っています。9月から12月にかけては、6名の高城町に関わりのある方をお招きし、6連続講話を実施します。

 本日は、6連続講話の2回目です。1回目は残念ながら私が参加することができずご報告ができませんでしたが、今回の2回目から、司会進行を生徒さん2名がつとめ、私が講師紹介をさせていただくことになりました。

 今回は、都城市内で食品の卸、加工食品の企画販売等を手がける「ばあちゃん本舗株式会社」「霧島商事」の2社の経営をしながら地域貢献をされている小園秀和さんがお話しくださいました。都城市ふるさと納税進行協議会に加盟され、小園さんの会社の商品も寄付金のお礼の品になっています。ふるさと納税の仕組みや、寄付金の実績や使い道のお話しは、生徒にはとても興味深い内容だったようです。講話の後に質問のある生徒は、講師のところに直接行って講師と対話します。講師の周りには質問したい生徒がたくさん詰めかけました。講話で感じたこと、気づいたことを振り返りとしてタブレットに入力して講話を終わりました。次回は地元特産に関わる方が来てくださる予定です。(文責:長友)

延岡高等学校「課題研究」発表会  IN 恒富中学校

9月29日(木)、延岡市立恒富中学校2年生(81人)に、延岡高校普通科2年生(代表して4班、 12人)が現在取り組んでいる「課題探究学習」を紹介する発表会が行われました。

 

恒富中学校2年生では、「総合的な学習の時間」を、「延岡の企業を知り、他地域とつながろう」をテーマとして 1年間を通して取組んでいます。この中で連続した社会人講話「よのなか教室」や、職場体験に替わる職場訪問バスツアーなどが実施されています。

 

これに加えて、延岡高校との連携を図るため、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)として課題探究学習に取組んでいる延岡高校生たちに、自分たちの取組を中学生に伝えてもらうことになりました。 お互いにウィンウィンの成果が得られることを期待して企画されました。4班に代表して中学生の前で中間発表を行ってもらいました。発表してもらったテーマは次の通りです。

・化 学        「泡の量と汚れの落ち方の関係」

・物 理        「ものを遠くに投げるためには」

・人文・社会科学    「言語の起源」

・人文・社会科学    「一番覚えやすいペンの色は?」

 

質疑応答では、中学生たちから率直で鋭い質問もたくさん出されていました。後輩である中学生たちにどうやって伝えるかと悩みながら考えてきた高校生たちには、きっと大きな刺激と学びがあったに違いないと思います。

                                                                                                                   (トータルコーディネーター 水永)

中学生に研究成果を発表した延岡高校生たち 

 中学生からは率直で鋭い質問もたくさん出された

 

 

 

 

 

 

 

 

           中学生に研究成果を発表した延岡高校生たち                       中学生からは率直で鋭い質問もたくさん出された   

延岡星雲高校F科1年生 「サイエンティフィック・セッション」を開催

延岡星雲高校フロンティア科1年生(37人)を対象に、9月28日(水)に「サイエンティフィック・セッション」が開催されました。

これは、理系を選択する生徒が減少していることに危機感を感じた先生から、理系でどんな魅力のある仕事ができるのかを知ることができる機会を設けてあげたいという相談があり、旭化成の協力を得て企画したものです。今回はその第一回になります。

 

旭化成延岡支社 動力部の三石朗大さんが、石炭火力発電所のCO2を削減するために、有限な資源である石炭を使わないで、ゼロカーボンに向けた抜本的な技術開発をすすめていることを紹介されました。

またご自身がどうして理系を選択したのか、中学校、高校の時の思いや、大学生になって大学院で学ぶ時まで、様々な変遷があったことも紹介されました。

講話の後、興味を覚えた生徒たちからは多様な視点からの質問が相次ぎました。

                                                                                                                   (トータルコーディネーター 水永)

技術開発の魅力を語る三石さん

                                                        技術開発の魅力を語る三石さん

にちなん起業体験プログラムの第三回を実施しました

今日はコーディネーターの羽田野が企画・運営に携わっている「にちなん起業体験プログラム」の第三回が実施されました。

にちなん起業体験プログラムとは、中高生が「起業家」となり、本物のお金を使って自分たちで事業を立ち上げる社会体験プログラム。事業計画を立て、元手となるお金(模擬出資)を集め、宮崎市の一番街で行われる「街市」に出店をします。

第三回となる今回は具体的な出店の準備。午前中はグループごとに買い出しをしたり、商品の試作をしたり、忙しく活動をしていました。

午後は日南市を拠点にデザイン・映像制作・カメラマンなど様々な活動をされている渡邉茜さんを講師に、お店の看板やポップの作り方を学びました。
また午後の後半では、「元ナンパ師」公務員として有名な山田崇さんにオンラインで登壇していただき、声のかけ方について教えてもらいました。

次回はいよいよ街市の本番。10月29日(土)の午後に一番街でお店を出しますので、ぜひ様子を見に来てください!

 

(文責:羽田野)

高城中学校1年生「未来COMPASS」の事前学習2回目を行いました!

都城市立高城中学校1年生のキャリア教育「未来COMPASS」は、「地域を知る・地域とつながる」をテーマに掲げ、高城町内の施設見学や地域の様々な大人から話を聞く機会を通して、ふるさと高城の魅力に興味、関心をもち、その良さを感じて発信したり、自ら地域に貢献したりする態度を育成する活動を行っています。9月から12月にかけては、6名の高城町に関わりのある方をお招きし、6連続講話を実施します。

 本日は、その事前学習2回目「積極的傾聴についての授業、高城町に対する興味・関心を深めるワーク2」を担当させていただきました。傾聴とは?のお話しをした後に、生徒には2人1組となってもらい、話し手と聞き手となって「きいてるの?」「きいてるよ」を互いに感じるエクササイズを行って、傾聴の大切さを学びました。さらに、前回のマンダラチャートに入力した高城に関する興味・関心のキーワードについて、もっと知りたいことを考えて関心を深めていくワークを行いました。そのキーワードのひとつは「私」と設定しました。高城と自分との関わりについて考えてもらい、自己理解を深めるきっかけにしてもらいたいなと思います。次回はいよいよ講話が始まります! (文責:長友)

 

三財中学校で、オンラインよのなか先生を実施しました

三財中学校で例年行なっている「職業人へのオンラインインタビュー」本番に備え、

様々な場所で働く社会人とオンラインでつなぎ、仕事について聞き、「働く」について考えるよのなか先生を実施しました。

お話をしてくださったのは、五島列島で漁師YouTuberをされている玉井さん

東京にある団体で人材育成や広報を担っている河野(こうの)さん

そして、東京で私立小学校の先生をしている加藤さんと、その相棒のぴよまつさん。

まずは、生徒と「仕事とは○○だ」についてアイディア出しをし、みんなの仕事のイメージを共有。その後、社会人の方のそれぞれの仕事内容や、仕事の好きなところ、つらかったことを聞いていきました。

社会人のみなさんから聞こえてきた「仕事」は、どうやらみんなのイメージしていた「仕事」の概念を変えてくれたようでした。

本番では、より多様な大人とオンラインでつながることで、いろんな「働く」に触れてもらえるようコーディネートしたいと思います。

(文責:福島)

高城中学校1年生「未来COMPASS」の事前学習1回目を行いました!

都城市立高城中学校1年生のキャリア教育「未来COMPASS」は、「地域を知る・地域とつながる」をテーマに掲げ、高城町内の施設見学や地域の様々な大人から話を聞く機会を通して、ふるさと高城の魅力に興味、関心をもち、その良さを感じて発信したり、自ら地域に貢献したりする態度を育成する活動を行っています。9月から12月にかけては、6名の高城町に関わりのある方をお招きし、6連続講話を実施しています。

  本日は、その事前学習1回目「質問力を高める授業、高城町に対する興味・関心を深めるワーク1」を担当させていただきました。広い体育館で体を動かしながら「あなたは誰?」「あれは何?」「何をするもの?」を質問し合うゲームを通して、質問力を高めるエクササイズの後、マンダラチャートを応用して「高城の興味・関心を深堀りする」ワークに取り組みました。マンダラチャートは、中央に目標を印し、その周りにそれを達成するために取り組むこと、さらにそのひとつひとつを達成するために実際にすること、を8つずつ掲げていく思考ツールです。大リーグで活躍中の大谷翔平選手は、高校生の時にこのチャートを活用して自分の目標達成のためにすることを整理して、プロ野球選手になる夢の達成につなげたことで有名になりました。ワークではタブレットを使い「高城について自分の興味・関心」をマスに入力していきました。この段階では埋めていくことが難しい生徒さんも見られましたが、これから高城に関わりのある方々の講話を聴いて、感じたこと、気づいたことからキーワードを入力していくことになりました。

翌週は、さらにそのキーワードを深めていくワーク2を予定しています。(文責:長友)

日南高校の未来戦略課(探究)の研究発表会の審査員を務めました

今日はコーディネーターの羽田野が日南高校の未来戦略課(探究)の研究発表会の審査員を務めました。

7月に全グループの発表会が行われ、そこから選ばれた6チームによる最終発表会。
審査員は日南市長、教育長、宮崎大学地域資源創生学部の土屋先生、そこへ校長先生も加わり、最優秀賞となる市長賞を次点となる校長賞を選びます。

防災、教育、観光などの社会科学分野のほか、自然科学に関するテーマもあり、探究活動の拡がりを感じました。

(文責:羽田野)

美郷町立美郷南学園6年生 「働く」を考える

美郷南学園6年生(10人)では、1学期に「人は何のために働くのか」というテーマで学びを深めてきました。5年生までに「美郷科」で学んだことをふりかえりながら、様々な視点で考えてきました。

9月12日(月) 13時40分~15時20分までの2時限を使って、水永が「君たちはどう生きるか」と題して講話しました。途中2回のグループセッションも行いました。

 

美郷南学園では、6年生から1日間の「職場体験」を経験します。7年生と8年生ではそれぞれ2日間が予定されています。9月末に予定されている職場体験の前に、1学期の学習について整理したり、友達と考えを共有したりしながら、自分の考えを拡げていくために、今回の「よのなか教室」が企画されました。

 

 

職場体験の後には、第二ステージとして、地元南郷町の渡川マンマに話を聞き、3学期には第3ステージとして、地域外の講師を招いて話を聞く予定です。

今回は、県キャリア教育支援センターのHPに依頼があり、水永がサポートさせていただきました。

 

授業の最後に、8月にあった日向市財光寺小学校6年生が、6年後に18才になって集まったという話をもとに、先生からみんなに、「6年後に美郷南学園に集まろう!」と呼び掛けていただきました。美郷町では今年から18才成人式を開催しています。6年後が楽しみです。

後でいただいた感想文の中に次のように書いてくれた子供がいました。

「ぼくは絶対に夢をかなえたいです。その夢をかなえるためにいろいろなことを勉強します。そして6年後に、水永さんに報告します。」

                                   (トータルコーディネーター 水永)

延岡市立旭中学校2年生 「職場訪問学習」(職場体験に替えて)

9月8日(木) 8時30分から15時までをかけて、旭中学校2年生(83人)は、コロナ禍で職場体験ができなくなったため、それに替わる学習として「職場訪問学習」(バスツアー)を行いました。

 

1班は、「旭化成(株)延岡展示センター」、「センコービジネスサポート㈱」、「㈱中園工業所」を、

2班は、「センコービジネスサポート㈱」、「㈱三井」、「旭化成(株)延岡展示センター」を訪問しました。 延岡市(商工観光文化部)と延岡市キャリア教育支援センターが訪問企業を検討し依頼しました。

 

働く人々を観察して、「どんな様子で働いているか(働く姿)」、「働く人はどんなことに気を配っていたか、どんな工夫をしていたか」、「見学した企業が、世の中に提供している価値は何か」を、探ることが課題でした。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

センコービジネスサポートの玄関で 

三井で「商社」の現場を学ぶ生徒たち

 

 

 

 

 

 

 

 

      センコービジネスサポートの玄関で             三井で「商社」の現場を学ぶ生徒たち

妻高校の探究活動「妻みらい学」にメンターとして参加をしました

今日はコーディネーターの羽田野、福島、長友が県立妻高校の探究活動「妻みらい学」にメンターとして参加をしました。

「妻みらい学」とは、妻高校独自の課題解決型学習で、2年生が複数のグループに分かれ、それぞれの興味関心に基づいて地域の課題を設定し、解決策を実行に移すまでの取り組みです。
各グループには、地域の大人がメンターとして一人ずつ配置され、高校生の活動を支援しています。

羽田野が担当するグループは子育て支援をテーマに子どもの一時預かりの場づくりを計画しています。
この日は具体的な実施に向けて集客の方法や会場、準備事項の検討・確認を行いました。

学校の先生だけで全てのグループ活動をフォローすることには限界もありますので、地域の大人がメンターに入ることできめ細かなサポートができ、活動の実現性の向上や学びの深まりに繋がると考えています。

(文責:羽田野)

延岡市立旭中学校3年生 宮崎銀行による「SDGs講演」

9月5日(月)、旭中学校3年生(66人)を対象に、宮崎銀行 延岡市祇園町支店長の冨満正哉さんに、「宮崎銀行が取組むSDGs宣言」と題して講話をしていただきました。課題探究学習「10年後の世の中と私 SDGsを通して考える」の一環です。先生方のお考えをもとに、水永が宮崎銀行に講師をお願いしました。

 

 

SDGsを一般的に理解するだけではなく、地域の企業が、「どうしてSDGsに取組むのか」、具体的にはどんなことを目標にしているのかをお話しいただきました。事前に、3枚のリーフレットを読んで、質問を考えてもらうことになりました。生徒たちはそれぞれに多様な視点から読み込んで、たくさんの質問を出してくれました。

 

当日は、クイズを交えながらとても分かりやすく講話していただきました、生徒たちものりのりで、講話終了後も講師のそばに行って、様々な質問をしていました。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

講話終了後にも講師に質問する生徒たち

               講話終了後にも講師に質問する生徒たち

日向市立財光寺小学校6年生  6年後に18才で「しゃべり場」再会

8月28日(日)に、日向市立財光寺小学校6年生で一緒に学んだ子供たちが、6年経って18才になった今年、企画された「しゃべり場」で再会しました。18才の悩みや夢を語り合う場として地域住民有志の方々が主催されたもので、当時の担任の先生二人も参加され、卒業生31人が集まりました。

 

当時、水永は日向市キャリア教育支援センターのコーディネーターで、5年生と6年生の2年間に延べ15回以上の「よのなか教室」を実施した経緯があり、集まった生徒たちにエールを贈ることになりました。「社会に出て一番大事になるのは“仲間”であること。いろんな仲間をつくってほしい。特に小学校時代の友達は、利害なくフランクに話せる大きな財産」と話しました。

 

集まった皆さんに、6年前の「よのなか教室」で今でも記憶や印象に残っていること、「よのなか教室」で学んだことでこの6年間力になったこと、などをアンケートに書いてもらいました。たくさんの学びが得られたことがわかりました。「よのなか教室」などのキャリア教育が、どのような成果を生んでいるのかを知る一つの手がかりにもなりました。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

6年前小学校6年生の時の学び舎「財光寺小学校」に集まったみなさんたち

               

 

 

 

 

 

 

 

   

                6年前に小学校6年生だった時の学び舎「財光寺小学校」に集まったみなさんたち

 若手社会人研修 「グループ・合同学習“コネクト”」がスタート

延岡・日向の地元企業で働く若手社員を対象に「グループ・合同学習“コネクト”」が企画され、全6回の研修がスタートしました。地元企業の経営者の方々が企画し運営されていて、8人の受講生たちが学びに挑戦しています。

 

次のような研修計画が企画されています。

第1回 8月24日 講義 テーマ:「 育むということ  ~チームをつくる~ 」

第2回 9月 2日 講義 テーマ:「仕事の喜び、失敗をどう乗り越えたか」

第3回 9月28日 講義 テーマ:「自社での役割、今後どうなっていきたいか。会社をどうしていきたいか。」

第4回 10月14日 個人作業「自社分析と自己分析(中学生への話の内容)の紹介と共有」

第5回 11月11日 「よのなか教室」の本番を想定した模擬発表会と意見交換

第6回 12月~1月  延岡市内の中学生に「よのなか教室」の「よのなか先生」として講話を行う。

 

第一回で、水永が講師として講話しました。最終的に、地元の中学生たちに「働く喜びと苦労」などを本音で語ることになりますので、これからの成長が楽しみです。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

グループ学習に臨む若手社員のみなさんたち

 

 

 

 

 

 

 

 

                グループ学習に臨む若手社員のみなさんたち

NIE(教育に新聞を)全国大会・宮崎大会とキャリア教育

8月4、5日に宮崎市でNIE(Newspaper In Education)全国大会・宮崎大会が開催されました。  パネルディスカッション「NIEで伸びる力、伸ばす力」で、水永がコーディネーターを務めさせていただきました。NIEとキャリア教育とはとても関係が深く、今後新しいコラボレーションが生まれて欲しいと願っています。 

 

新学習指導要領にうたわれている「社会に開かれた教育課程」の推進に先生方は一生懸命取り組んでおられますが、先生方の負担感には大きなものがあります。ここに新聞を活用することで、社会の現実や身近な地域の人々との接点が容易に教材化できる可能性があります。

 

黒木淳一郎 宮崎県教育長が、開会式のご挨拶でこう述べられています。

「新聞はキャリア教育と非常に親和性が高いのだなと思います。自分の役割、社会における役割を考える。新聞はその問いに満ちています。今大会は、ポストコロナの新しいキャリア教育を推進していく上でも大きな成果をもたらすものと期待しています。」

                                                                                                                   (トータルコーディネーター 水永)

NIE全国大会・宮崎大会でのパネルディスカッションの様子

 

 

 

 

 

 

              NIE全国大会・宮崎大会でのパネルディスカッションの様子

西都市内6中学校の学びを共有する「さいと学」アワードが開催されました

西都市内6中学校(妻中学校、三財中学校、穂北中学校、都於郡中学校、三納中学校、銀鏡中学校)の3年生が継続してきた探究的な学びを共有する「さいと学アワード」が、初めて開催されました。

学校規模に合わせ学内選考から選ばれたグループが発表。
さらにそこからトーナメント形式で選ばれた選抜グループだけが決勝へと進み、個性豊かな探究テーマ、プロセス、表現が並びました。

審査は学校外部の社会人だけでなく、妻高校の生徒も参加。堂々とした先輩の背中を見せてくれました。

最優秀賞は、三財中学校9年生の防災をテーマに探究したグループに送られました。様々な観点から素晴らしかったと声があがり、特に中学生だからこその視点で捉えたところに賞賛が集まりました。

地域の特色を活かした探究的学びを継続していた銀鏡中学校が、開催数日前に発生した災害による道路事情により、開催会場に向かうことができずやむなく参加できなかったそうです。次年度も続くさいと学アワードでは、全校揃っての開催ができるよう祈る気持ちです。また、すべての生徒たちが楽しみながら、自分の興味関心に向き合う心も一緒に育んでいってくれることを願います。

(文責:福島)

 

妻高校の探究活動にメンターとして参加をしました

今日はコーディネーターの羽田野、福島、長友が県立妻高校の探究活動「妻みらい学」にメンターとして参加をしました。

「妻みらい学」とは、妻高校独自の課題解決型学習で、2年生が複数のグループに分かれ、それぞれの興味関心に基づいて地域の課題を設定し、解決策を実行に移すまでの取り組みです。
各グループには、地域の大人がメンターとして一人ずつ配置され、高校生の活動を支援しています。

この日は中間報告会も行われ、各グループが設定しているテーマや背景、取り組もうと思っている解決策についてプレゼン。メンターから質疑応答やコメントを行った後、グループに分かれて夏休みの活動計画などを検討しました。

文責:羽田野

延岡高校 普通科・MS科 3年生 「課題研究 ポスターセッション」を開催

7月19日(火)、延岡高校普通科・MS科3年生(240人)が、普通科 43班、MS科 22班に分かれて、3年間の成果を発表した。

 

延岡高校にSSH(スーパーサイエンスハイスクール)が導入され、今年が3年目になります。

3年生は、1・2年生を通して挑戦してきた成果を、ポスターにして発表しました。

5月~6月に、7回の授業で、「アブストラクトの作成、ポスター作成、発表練習」を行い、当日は、すべて「英語」で発表。

 

SSH運営指導員と、普通科2年に就いているアドバイザーも審査員として参加しました。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

 「課題研究ポスターセッション」の開始式   鋭い質問にも正面から答える生徒たち

 

 

 

 

 

 

 

 

   「課題研究ポスターセッション」の開始式         鋭い質問にも正面から答える生徒たち  

延岡市立 旭中学校2年生 「よのなか教室」 (職業人講話)

7月15日(金)、旭中学校2年生(80人)に「よのなか教室」として、5人の職業人による講話が行われました。2年生では、7月から2学期の間に、「職業調べ」に取組む予定で、それに先立ち身近な大人に学ぶ機会を設けたいというねらいで企画されました。

 

生徒たちは5人×16班に分かれ、ジクソー方式で5人の講師の話をそれぞれで聞き、その後

「どんな想いで働いているのか? 身近な人から学ぼう」 というテーマで共有していきました。

 

講師は次の5名の方々でした。

「教育・公務員」   酒井康行さん  (延岡市キャリア教育支援センター)(元小学校校長)

「医療」       黒木ひろ子さん (歯科衛生士)(口腔隊(口と体の健康づくり)で活動)

「農畜産業」     吉玉勇作さん  (株式会社吉玉畜産(延岡よっとん)(代表取締役)

「起業家・経営者」  日高耕太郎さん (日高勝三郎商店)(森林環境事業・椎茸茶木炭製造販売)

「地域活性化・人づくり事業」  薮崎富子さん (延岡市経営政策課、延岡こども未来創造機構)

 

 コーディネーターの水永の方で講師の選定と依頼を担当しました。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

 林業とSDGsについて語る日高さん 

ご自身の教師経験や失敗談を語る酒井さん

 

 

 

 

 

 

 

 

     林業とSDGsについて語る日高さん         ご自身の教師経験や失敗談を語る酒井さん

 宮崎大学附属中学校1年生  「探究学習」で講話

7月4日(月)に、宮崎大学附属中学校1年生(160人)に、「探究学習」をさらに深める目的で、水永正憲が講話を実施しました。

 

テーマは、「探究するということ」

1)これから求められる人財とは「新しいことに挑戦できる人」

2)旭化成の変革と成長への挑戦

3)変化の本質は何か? と問う

4)「探究」とは何か、 何故いま求められているのか

 

講話の後、グループワークを行うことになり、次のテーマで議論・意見交換してもらいました。

「AIが人間を超える(シンギュラリティ)と思いますか」

ワークに先立ち、シンギュラリティについての概要説明と、賛成者(ビル・ゲイツ、イーロン・マスク、孫正義)、否定論者(ジェリー・カプラン、マルクス・ガブリエル、新井紀子)の意見を紹介しました。(また、事前に資料も配布して準備もしてもらいました)

 

*宮大附中の1年生は「仕事を体感する」ことをコンセプトに探究的委員会活動の実践に取組んできています。探究的な見方・考え方を取り入れつつ委員会活動をすることで、仕事観の広がりや深まりが期待されています。PDCAサイクルに則り、委員会活動を循環させる中、各委員会は「問題発見」「課題解決に向けた取組」を少しずつ体感しているところだそうです。

 

*夏休みを前に、実際の社会で働くとはどういうことか、問題発見や課題解決の実際にについて、外部の講師からご教授いただくことで、自分たちの探究委員会活動を振り返ること、また夏休み明けの活動の見通しなどを得るきっかけにしたいと考えて、企画されました。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

 講義後には、グループワークも実施された

               講義後には、グループワークも実施された

佐土原高等学校で地元事業者からの課題解決学習を実施しました

2022年6月23日(木)、佐土原高等学校にて地元事業者(パン屋のリビエール)をお招きして課題解決学習を3年生を対象に実施しました。キャリア教育担当の先生より、「生徒たちが今後面接等で自分の意見を言えるように、地元事業者が悩んでいることに対してアイディアを出す等の経験をさせたい」という依頼から実施になりました。

 

当日は、事業者の現状や抱えている課題を赤裸々に語ってもらった後に生徒たちがディスカッションしながら自分達のアイディアを創っていきました。アイディアを聞いた事業者からは、「考えてもみなかったアイディアで驚いた」など生徒たちの発想を喜んでいました。

 

今後も、気軽に相談いただけるように活動していきます。

(記載:稲田)

延岡市立 恒富中学校2年生 「よのなか教室」で講話

6月23日(木)、恒富中学校2年生(81人)に、「よのなか教室」で、水永正憲が講話をしました。

 

この授業のねらいは、次の通りでした。

1)子どもたちが将来を考えるきっかけにするため

2)子どもたちがなぜ学ぶのかを学ぶため

3)子どもたちが自立できる力を身につけるため

 

 テーマは、 「君たちはどう生きるか  君たちの未来は可能性に満ちている」 でした。

                                                                                                                   (トータルコーディネーター 水永)

 夕刊デイリー新聞から (抜粋)

                 夕刊デイリー新聞から (抜粋)

広瀬中学校でキャリア教育の授業を実施しました

2022年6月22日(水)、広瀬中学校でキャリア教育の授業を3年生を対象に実施しました。キャリア教育担当の先生から、「これからのキャリア選択について」「受験勉強について」を生徒に話してほしいと言う依頼から実施することになりました。

 

宮崎市エリア担当コーディネーターの稲田自身の人生グラフをもとに、キャリア選択する際の考え方やアドバイス、A.IやWeb3.0などのこれからの社会状況をもとに生徒自身のキャリアを考える時間を設けました。また、これから受験ということもあり受験勉強のアドバイスなども実施しました。

 

残り少ない中学時代を大切に過ごしてほしいと思った時間でした。

(記載:稲田)

西都市小中学校 教職員 「キャリア教育研修会」に参加

 6月22日(水)、西都市小中学校教職員(60人)を対象に、キャリア教育研修会として「クロストーク」が開催され、講師の一人として参加しました。

 

 テーマは、「地域との協働による人財育成のあり方」でした。

講師は、田﨑友教さん(高千穂町役場)と、天野朋美さん(椎葉村に移住後、合同会社UIキャストを設立)のお二人でした。

 

次のような内容でクロストークが行われました。

「地域において学校とどのような協働を行ってきたか」 (田﨑、天野)

「高千穂高校魅力化推進の取組」 (田﨑)

「移住の理由と地域住民としての活動」 (天野)

「小括コメント」 (水永)

「これらの活動を通してどんな手応え(成果)や課題を感じているか」 (田﨑、天野)

「地域との協働の意義や効果をふまえて 総括コメント」 (水永)

                                   (トータルコーディネーター 水永)

 研修会の案内チラシ

                   研修会の案内チラシ

 日向市倫理法人会 「経営者モーニングセミナー」 で講話

6月14日(火)早朝6時から開催された「経営者モーニングセミナー」(25人参加)で、水永正憲が講話を行いました。

テーマは 「育むということ  これからの時代に求められるキャリア教育」でした。

 

地元の経営者の方々に、キャリア教育の取組を知って理解していただける絶好の機会になりました。この会に集われている経営者の方々は、幅広い学びにとても熱心で、地域づくり活動などにも積極的に参画されています。

 

「ありがとうカード」という感想とメッセージを書いたカードを全員の方々からいただきました。

 

「おぼろげに思っていたキャリア教育という分野が、とても分かりやすく自分の頭にすんなり入ってきました。大変心に響きました。1時間では足りない学びの時間でした」

「是非! 私もキャリア教育に関わらせていただきたいです! 朝から感動しました」

「私もワクワクするようなお話で、「よのなか教室」はとてもステキだと感じました」

                                   (トータルコーディネーター 水永)

 いただいた「ありがとうカード」の一枚から

              いただいた「ありがとうカード」の一枚から

日南市立 吾田中学校、飫肥中学校で 「よのなか教室」 講話

6月10日(金)、午前中に吾田中学校2年生(135人)で、午後に飫肥中学校2年生(57人)で

水永正憲が、「君たちはどう生きるか  君たちの未来は可能性に満ちている」と題して講話を行いました。

 

吾田中では、キャリア教育に関する講話として行われ、「働くこと」「学ぶこと」について考えを深めました。この後、何人かの社会人をお迎えして体験談などを聞き意見交換も行われるそうです。

 

飫肥中では、2学期に予定されている職場体験に備えて、「何故働くのか」を考え将来への意欲を高める場としたいと企画されたものです。

 

生徒たちの感想文には次のような思いがつづられていました。

 「未来の社会がどんどん成長していき、新しいものが生まれたりしていくのが楽しみになりました」

 「私が今まで思っていたことは、自分の趣味をするということで、仕事は自分の好きなことを人のためにすることだということを学びました」

 「感謝されるより、感謝したいと思うことの方が幸せという言葉がとても印象深く残りました」

                                   (トータルコーディネーター 水永)

講話を前に準備する飫肥中の生徒たち

                   講話を前に準備する飫肥中の生徒たち

 延岡高校 普通科2年生 「SDGs課題研究」がスタート

延岡高校にSSH(スーパーサイエンスハイスクール)が導入され、今年が3年目になります。

普通科2年生(160人)は、昨年1年生の時に「プレ課題研究」を通して、課題テーマを設定しました。今年は、その課題テーマについて探究学習に取組みます。

 

企業OB(理科系と文科系シニア)の方々8名にアドバイザーとして就任いただき、6月8日から2月15日までの約1年間で合計9回学校に出向いてもらいアドバイスをお願いしています。

テーマの分野は、「物理」8班、「化学」6班、「生物」8班、「数学」5班、「人文社会」14班です。

 

 アドバイザー就任は昨年から取組み、今年で2年目になります。今回は最初に先生方との事前打合せを何度か行い、アドバイザーと先生方との役割分担のあり方、生徒たちの主体性を引き出すアドバイスのあり方など、真剣な意見交換が行われました。

 

今年は、九州保健福祉大学の竹澤真吾教授に3回の講義を行っていただき、研究のすすめ方やデータ分析・統計などをさらに専門的に深めることになりました。

なお、この講義はMS科2年生(77人)にも別日程で行われています。

  4月27日(水)   講義① 「研究の方法・すすめ方について」 

  5月25日(水)   講義② 「データ分析・統計について」

 11月 9日(水)   講義③ 「論文・ポスターのプレゼンについて」

                                   (トータルコーディネーター 水永)

アドバイザーによる指導の様子  

                          アドバイザーによる指導の様子 

延岡高校 MS科2年生 「STI課題研究」がスタート

延岡高校にSSH(スーパーサイエンスハイスクール)が導入され、今年が3年目になります。

MS科2年生(77人)は、昨年1年生の時にメンターに課題テーマを提示してもらい、探究学習を経験してきました。今年は、自分達で課題テーマを設定して、探究学習に取組みます。

テーマの分野は、「物理」、「化学」、「生物」、「数学」です。

 

昨年メンターを担当いただいた方々5名が、今年も引き続いてメンターとしてご指導アドバイスをいただきます。4月26日にオリエンテーションが行われ、6月7日からメンター指導がスタートしました。来年2月まで6回のメンター指導が予定されています。

6月7日の第一回メンター指導日には、各班の生徒が「研究の動機・研究方法・仮説・研究計画など」について説明、その後各班に分かれて研究を行いながらメンターのアドバイスを受けました。

 

今年は、九州保健福祉大学の竹澤真吾教授に3回の講義を行っていただき、研究のすすめ方やデータ分析・統計などをさらに専門的に深めることになりました。

なお、この講義は普通科2年生(160人)にも別日程で行われています。

  4月26日(火)   講義① 「研究の方法・すすめ方について」 

  5月17日(火)   講義② 「データ分析・統計について」

 11月29日(火)   講義③ 「論文・ポスターのプレゼンについて」

                                   (トータルコーディネーター 水永)

生徒たちに語りかけながら講義をされる竹澤教授  

  6月7日 第一回メンター指導日

 

 

 

 

 

 

 

   生徒たちに語りかけながら講義をされる竹澤教授          6月7日 第一回メンター指導日

延岡市立旭中学校1年生  「延岡を知る 連続8回よのなか教室」

旭中学校1年生(86人)では、「延岡を知る」を基本テーマに、連続8回の「よのなか教室」を企画。5月にオリエンテーションを行い、6月3日から9月21日までの間、8人の講師から様々な話を聞く。

 

旭中学校では、「地域学習」に3年間を通して取組んでいる。

1年生では、 「地域とつながろう」   延岡の魅力を知り、将来を考える

2年生では、 「他地域とつながろう」  他地域に触れて、将来を考える

3年生では、 「将来とつながろう」   10年後の世の中と私を考える

今回の1年生の取組は2、3年生での探究学習につながる知識を得ることも目標の一つとしている

 

講話1 「新聞・広報の作り方について」 黒木友貴さん (宮崎日日新聞社 読者局読者室)

講話2 「国際交流と延岡」      ブブリス・カリナさん(延岡市 総務部 国際交流員)

講話3 「福祉と延岡」        川野里奈さん (延岡市 健康福祉部 生活福祉課)

講話4 「観光と延岡」        荒木 俊輔  (一般社団法人 延岡観光協会事務局)

講話5 「町づくりと延岡」      田中樹雄さん (延岡市 企画部 企画課)

講話6 「食文化と延岡」        長友 俊さん (延岡市 商工観光文化部観光戦略課)

講話7 「第一次産業と延岡」      佐藤 亮さん (延岡市 農林水産部 農業畜産課)

講話8 「環境問題と延岡」      箕田絢菜さん (延岡市 市民環境部 生活環境課)

 

6月3日(金)には、宮崎日日新聞社 読者局の黒木友貴さんが「新聞・広報の作り方について」講話。8回の講話を聞いた後、生徒たちは新聞をつくって10月21日に発表する予定になっている。

                                  (トータルコーディネーター 水永)

 「町づくりと延岡」 7月15日に、市役所企画課の田中さんの話を聞く生徒たち

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「町づくりと延岡」 7月15日に、市役所企画課の田中さんの話を聞く生徒たち

延岡市立旭中学校3年生 「課題探究学習」(PBL)がスタート

旭中では、3年生(66人)で、「課題探究学習」(PBL)に取組んで、今年で4年目(途中1回はコロナ禍で中止し今回が3回目)の実施になります。

回を重ねる毎に、先生方も研究が深まり、ワークシートの開発や、タブレット(グーグルクラスルーム)を活用した情報共有や、社会人メンターとの連携も新しい視点が加わってきています。 

テーマは、「10年後の世の中と私  SDGsを通して考える」です。

 

メンターへ生徒たちから活発な質問が・・・

                                                メンターへ生徒たちから活発な質問が・・・ 

1年生、2年生での取組をふまえて、今年度3年生では、「農水産業」「観光」「商工業」「食」「医療福祉」の5テーマ毎に、メンターに提示いただいたミッションについて「10年後の世の中と私」を想像し想定しながら課題探究学習に取組みます。5つのテーマ毎に、3グループ(4~5人/1GR)が同じテーマに、多様な考え方とアプローチで取組みます。

 

5月20日にスタートし、10月28日まで、19回(毎回2時限)探究学習に挑戦します。

市役所や企業に務める社会人メンター5名の方々には、テーマ(ミッション)を提示していただき、合計で5回、学校に出向いて生徒たちに指導助言をしていただきます。

学習の結果は、10月21日に発表会を行う予定です。

 

探究学習に備えて4名の講師から次のような講話をいただき、生徒たちは考えを深めていきます。

  5月27日(金) 「探究とはどういう学びだろう」  

                            水永正憲さん (延岡市キャリア教育支援センター長)

  6月 3日(金) 「10年後の世の中を考える」   

                            柴田一仁さん (延岡市 企画部 企画課) 

  6月24日(金) 「旭化成におけるサスティナビリティ(持続可能)事業の紹介

               (SDGsとは何か、企業の最前線からの報告)」

                           松井隆亮さん(旭化成株式会社 延岡総務部地域活性化推進グループ

       9月 5日(月) 「宮崎銀行が取組むSDGs宣言」 (仮題)

                            冨満正哉さん (宮崎銀行 祇園町支店長)

                                                                                                            (トータルコーディネーター 水永)

延岡高校 MS科1年生 令和4年度「課題探究学習」がスタート

延岡高校にSSH(スーパーサイエンスハイスクール)が導入され、今年が3年目になります。令和4年度の取組がスタートしました。

 

 MS科1年生(81人)では、「SDGsフィールドワーク」として、4月28日から10月24日まで、半年間で16回の授業(毎回2時限)が計画されています。

企業や大学で研究開発に携わっている社会人5名の方々に、毎月1回(合計5回)学校に出向いていただき、メンターとして指導助言をお願いしています。

1年生では、探究テーマをメンターに提示していただき、探究学習の基本を学ぶことにしています。

今回提示されたテーマは次の通りでした。

  •  魅力的な花火をつくろう        
  •  ミネラルウオーターの硬度測定   
  •  植物から芳香成分を抽出してみよう
  •  モーターのしくみを理解し作ってみよう
  •  手洗いとアルコール消毒の有効性について

 

これらの探究学習に先立ち、普通科1年生も含めて245人に、3名の方々による講話が行われました。

 4月25日(月) 「探究するということ」

                水永正憲さん  (延岡市キャリア教育支援センター長)

 5月 9日(月) 「探究研究の実践における統計(データサイエンス)」

               西脇亜也さん  (宮崎大学フィールド科学研究センター教授)

 5月16日(月) 「研究の実践」  

               道川功実子さん (旭化成メディカルMT株式会社バイオプロセス技術開発部)

                                                                                                    (トータルコーディネーター 水永)

 

データサイエンスについて語る西脇教授

 自分の「研究」の実践を語る道川さん

 

 

 

 

 

 

 

                   データサイエンスについて語る西脇教授                                  自分の「研究」の実践を語る道川さん

本庄高等学校で探究学習についての全体像を話しました

2022年5月11日(水)、本庄高等学校の1年生を対象に「探究は楽しいのか?」をタイトルに、探究学習に必要な考え方や全体像を宮崎県キャリア教育コーディネーター宮崎市エリア担当の稲田が話をしました。

 

キャリア教育担当の先生より、探究学習における「問いの立て方」について話をしてほしいと連絡があり実施しました。この授業以降に、総合的な学習の時間で探究学習がスタートするため、事前に探究に対する姿勢を身につけるために実施しました。

 

問いを出すために、「聴く」をどうしたらいいかについて話をしました。今後も、本庄高等学校の探求学習を支援していきます。

(記載:稲田)

日南市立 鵜戸小中学校で  「よのなか教室」

鵜戸小中学校は、令和4年度に、県教委が推進されている「キャリア教育推進モデル地域」に指定され、「持続可能なキャリア教育を推進する地域と学校との協働のあり方を研究」することになっています。

 

これまでも、鵜戸小中学校では特色のあるキャリア教育に取組んできておられますが、今回子供たちには、あらためて本格的にキャリア教育に取組むことを伝え、子供たちに「自分の夢について考えさせ、将来の自分の生き方を見つめるきっかけ」をつくろうとされています。

 

その導入として、今回「キャリア教育講話」が企画され、水永が講師を務めました。

 

4月27日(水)に、小学3~6年生(16人)と、中学1~3年生(8人)とに別々に講話しました。

小学生たちには、「夢をもとう」 というテーマで、

中学生たちには、「君たちはどう生きるか  君たちの未来は可能性に満ちている」 というテーマで私の思いを伝えました。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

小学生と中学生に別々に講話

                 小学生と中学生に別々に講話

 

延岡高校 SSH 1年生への講話

延岡高校では探究学習として、普通科1年生では「プレ課題研究」に、メディカル・サイエンス科1年生では「SDGsフィールドワーク」に、これから1年間をかけて取組む予定です。

 

その導入授業として、4月25日(月)に、1年生全員(245人)を対象に、「探究するということ」と題して水永が講義しました。

 

・これからの時代に求められる人財とは、「新しいことに挑戦できる人」であること

・新しいことに挑戦できるには、「答えのない問題に答えを見出す力」が必要であること

・「探究学習」は、その力を身に付ける貴重な練習になること

・旭化成の「変革と成長への挑戦」の歴史を紹介し、変化の本質は何かと問いつづけることの大事さとその方法について語りました

 

最後に、「大学では何を学ぶのか  高校生の君たちへ」 という私からの1枚の手紙を配って、読んでもらうことにしました。

                                    (トータルコーディネーター 水永)

 

 

 

 

 

 

 

   一度はコロナ禍で分散登校となり延期となりましたが、この日は対面で体育館で実施することができました

 佐土原高校  進路講演会

佐土原高校では、3月14日(月)に、1,2年生(470人)を対象に「進路講演会」が行われました。

当初は1月に計画されていましたがコロナ禍で一旦は中止となりました。

その後先生方の工夫とご尽力により、当日は対面で体育館にて開催することができました。

 

トータルコーディネーターの水永が、「君たちはどう生きるか  君たちの未来は可能性に満ちている」と題して講話しました。

最後に、「自分にとって幸せとは何だろう」と考えてほしいと、生徒たち全員に私からの1枚の手紙を配りました。

 

質疑応答でも活発な質問や意見が出されました。

「やりたいと思う仕事を、反対されたらどうすべきか?」 

「小さい頃と今で幸せはどう変わったのか?」 

「自分のために仕事をすると考えていたが、人のためになることをするのが仕事だと気付いた」

・・・ 私も答えに窮したりしましたが、本音でのやりとりになりとても充実したひと時になりました。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

 

五ヶ瀬中等教育学校  「よのなか教室」

3月11日(金)に、五ヶ瀬中等教育学校 前期課程2年生(中2)(39人)を対象に、水永が講話を行いました。この講話は、この日午前中に開催された「令和3年度グローバルフォレストピア調査研究発表会」につづけて企画されたものです。

 

 「探究とはどういう学びだろう」というテーマで講話しました。

社会に出て仕事をする時に求められる力の一つである「答えのない問題に答えを見出す力」をどうやって身に付ければいいのか。旭化成の「変革と成長への挑戦」の事例を紹介しながら話しました。

 

探究をするにあたって、仮説を立て、もう一度見直し、再度仮説を立て直し・・・というサイクルをまわすことが大事なこと。探究とは、決してアイデア列挙だけになってはいけないこと ・・・などを強調しました。

                                                                                                                   (トータルコーディネーター 水永)

コロナ感染防止のため生徒たちは教室で、私は別室からオンラインでの講話になりました

                        コロナ感染防止のため生徒たちは教室で、私は別室からオンラインでの講話になりました

 延岡市立 旭中学校1年生 「第一次産業(漁業)を知る」

旭中学校 1年生 (3クラス、83人)では、3月8日(金)に、地域の第一次産業を知るために、北浦町の漁業の現場を訪問しました。コロナ禍での職場訪問には大きな課題もありましたが、先生方の熱意や周到な準備と、迎えていただく北浦漁協の方々の熱心なご協力のおかげで実現することができました。

 

漁は、夜行われます。漁を終えた漁船は、早朝に港に戻ってきます。魚の水揚げの様子を見るためには早朝に港へ行く必要があります。

この日、朝早く7時過ぎに学校をバス2台に乗って出発。港では既に帰港した船でにぎわっていましたが、魚の水揚げはほぼ終わっていました。

生徒たちは、残りの水揚げを見学した後、魚捌き場や加工場などを視察訪問したり、広大な港周辺を漁協の方に案内していただいて見て回りました。

 

昼は、近くの公園で昼食をとり、午後はメヒカリを漁獲してきた漁船の帰港を待って、大漁に湧く水揚げの活況の様子を視察することができました。

 

この視察訪問は、延岡市役所水産課をはじめ関係部局の方々と、北浦漁協の方々のご理解とご協力により実施することができました。皆様のご尽力に感謝を申し上げたいと思います。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

日之影町立 宮水小学校 5,6年生 「よのなか教室」

宮水小学校 5,6年生(22人)を対象に、3月7日(月)に「よのなか教室」が行われました。

「よのなか先生」は、延岡市キャリア教育支援センターのコーディネーター水永正憲と酒井康行でした。

 

水永は、働くということについて、「夢って何だろう」という問いから話し始めました。

「海の魚はどうして塩辛い海の水の中にいるのに、どうして塩辛くないのだろう」という疑問から「イオン交換膜」という技術が生まれ、そこから、塩を作ったり、海水から真水を作る技術が生まれたり、何度も使えるリサイクル電池ができたりする夢のような技術ができたという話を紹介しました。

そして、世の中には実にいろいろな仕事をしている大人がたくさんいることを紹介しました。

 

酒井は、元小学校の校長先生だったことから、自分が学校の先生になったきっかけや、高校では野球を一生懸命していたという話を紹介しました。また、たくさんの失敗をしてきたことも紹介して、子供たちに失敗を恐れないでいいんだよ、と励ましの言葉をかけました。

 

子ども達からの「仕事をして1番よかったことは何ですか?」という質問に対して、二人とも「いろんな人と出会うことができた」こと、そして小学校での出会いやこれからの人生においての出会いを大切にしていってほしいと話しました。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

宮崎西高校付属中学校とヨルダンを結んで立志式に向けたオンライン講演会開催

1月28日(金)14:00(ヨルダン時間午前7時)から、宮崎西高校付属中学校において、宮崎市出身で国連難民高等弁務官ヨルダン事務所(UNHCR Jordan)に勤務する進藤弘騎さんによるオンライン講座が開催されました。

ヨルダンと結んでのオンライン講座は中学校3校目です。

付属中学校2年生2クラス約80名の生徒が各教室で参加しました。

学校で、2月に開催予定の2年生立志式に向けた一連の行事の一貫として、「難民・貧困課題を通して社会貢献を考える~共感力と生きる目的~」をテーマにしての開催でした。

後半の質疑応答では、多くの質問が投げかけられました。

「国際貢献での進藤さんのコンセプトは?」の質問に対しては「最前線で支援して行くこと。

自分のこれまでの外務省勤務⇒現在のUNHCR職員として、さらに2月以降の国際赤十字委員会職員へのキャリアパスを通して、自分の目標が達成されつつあること」を語られました。

最後に生徒へのメッセージとして、「~君たちはどう生きるか!~働くことの意義。正しい目的を持って貪欲であれ。やらない言い訳をつくらない。働くこと自体が社会貢献になる。」等の言葉が送られ終了しました。

生徒の感想文から「今後も様々な活動を通して、普段接することのない多くの人々と触れ合う経験を積むことで“共感する心”を養っていきたい」という声も聞かれました。

グローバル社会の中、海外を拠点に難民・貧困問題に立ち向かっている進藤氏の生き様を通して、自分自身の生き方や進路について、深く考えるきっかけになったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

( 文責:西立野)

第10回キャリア教育推進連携表彰「優秀賞」を受賞

延岡商工会議所および延岡市が、文科省と経産省が主催する「キャリア教育推進連携表彰」で「優秀賞」を受賞し、その授賞式とシンポジウムが、1月25日(火)にオンラインで行われました。


 授賞式に先立ち、延岡市では記者説明会を実施しました。


受賞者である、延岡商工会議所の吉玉会頭、延岡市の読谷山市長から、受賞の言葉とご挨拶をいただきました。詳細については、夕刊デイリー新聞(1月29日付)と、宮崎日日新聞(2月1日付)に掲載されています。


 今年度は、「キャリア教育優良教育委員会、学校及びPTA団体等 文部科学大臣表彰」を県内では下記の4団体が受賞しています。

  ・綾町立 綾中学校

  ・高鍋町立 高鍋西中学校

  ・小林市キャリア教育支援センター

  ・都農町教育委員会



(文責:水永)

細野中学校とヨルダンを結んでのオンライン講座

1月13日(木)14:15~(ヨルダン時間午前7時15~)から、細野中学校において、宮崎市出身で国連難民高等弁務官ヨルダン事務所(UNHCR Jordan)に勤務する進藤弘騎さんによるオンライン講座が開催されました。

「より良き未来を考える特別講演会~貧困課題と難民課題~」というテーマで、キャリア教育の一貫として、全校生徒約130名が各クラスで参加しました。

「世界の貧困や難民等の問題を具体的に聞くことによって、持続可能な社会の実現について考える(SDGs・自律・貢献)機会とする」ことを目的としての開催でした。

前半45分が講演、途中10分間の休憩をはさみ、後半45分で質疑応答の時間で開催されましたが、各学年、各教室からの質問が矢継ぎ早に出て、今回も予定時間をややオーバーする程でした。生徒からの「国際貢献等で自分達に出来る事は何か?」の質問に対して、進藤さんからは「先ずは、足元(地元)にある地域課題等に興味関心を持つことから始める事やハガキ回収に取り組んでいる学校の紹介」がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(文責:西立野)

延岡市「地域コーディネーター」の方々との交流が始まりました

 12月21日(火)に、延岡市の「地域コーディネーター会議」に、オブザーバー参加させていただきました。広報用展示パネル作成に関しての情報交換や、実践事例集の作成についての意見交換などが行われました。



その後に行われた自由意見交換は、とても充実していて、刺激的でした。

コーディネーターの方々の、子供たちへの温かい視線や、熱い思いが伝わってきて感動しました。


 延岡市には、地域コーディネーターが、12名おられます。

学習支援ボランティア「はげまし隊」の支援や、様々な地域学校協働活動に取組んでおられます。

これから、キャリア教育支援センターのコーディネーターとも、連携・協働していければ活動がさらに充実するのではないかと思いました。


 これからのコラボレーションを探っていきたいと考えています。

(文責:水永)

延岡市立旭中学校2年生「職場訪問」

 旭中学校 2年生(65人)では、コロナ禍で職場体験が難しくなったため、替りの体験学習として12月10日(金)午前中の4時間をつかって「職場訪問」(バスで)を実施しました。


昨年は中止せざるを得なかった体験学習を、形を変えてでも何とか経験させてやりたいという先生方の強い思いから実現したものです。


 学びを深めるため、「働く人々を観察し、インタビューして次を探る」というテーマを設定しました。

   ・どんな様子で働いているか(働く姿)

   ・働く人はどんなことに気を配っていたか、どんな工夫をしていたか




 訪問先は次の企業でした。

  Aグループ   旭化成株式会社 延岡支社 展示センター

          ミツワハガネ株式会社

          富士チタン工業株式会社

  Bグループ   株式会社中園工業所

          センコービジネスサポート株式会社

            旭化成株式会社 延岡支社 展示センター


移動するバスの車内では、延岡市工業振興課の職員の方が、延岡市の工業政策について話をしていただきました。


 訪問先企業の選定や依頼などを、コーディネーターの水永がお手伝いさせていただきました。

(文責:水永)

高鍋西中学校とヨルダンを結んで 「SDGs×平和」学習セミナー開催

 

 12月10日(金)13:30(ヨルダン時間午前6時30)から、高鍋西中学校において、宮崎市出身で国連難民高等弁務官ヨルダン事務所(UNHCR Jordan)に勤務する進藤弘騎さんによるオンライン講座が開催されました。

ヨルダンと結んでのオンライン講座は中学校初開催です。

高鍋西中学校2年生2クラス73名の生徒が、各教室で「進藤さんから難民などの世界状況を聞き、自分の生き方を考えよう」というテーマで、後半の質疑応答も含めて1時間40分にわたり、予定時間を10分程度オーバーする程の生徒からの質問等も多くありました。

この日に先立つ8日(水)には、各クラスで事前課題の動画(アフガニスタンの難民少女を扱った動画)を視聴し、感想をまとめたり質問等を事前に考えたりする時間も設定されました。

これまで総合的な学習の一貫で、1年時には「SDGs×環境」を、2年時には、「SDGs×平和」をテーマに学習を深めてきており、そのまとめとしてオンライン講座でした。

現在、学校で実施している「はがき集め」や「募金活動」等も含めて、さらに自分達に出来ることは何か、また、将来の自分の生き方を改めて考えさせる良い機会になったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(文責:西立野)

日南市立飫肥中学校1~3年生「生きかたよのなか教室」

 11月26日(金)午後に、1~3年全学年(186名)を対象に「よのなか教室」が行われました。



各学年で同じ学びをしても、それぞれの成長段階で違う気付きがある。上の学年になって同じ体験をしても新しい発見があり、「学びは変化する」。  

だから1~3年の間で、同じテーマで何度も学びを積み重ねていって、3年経った時に、生徒一人一人が何らかの「つながり」を生み出せるようにしてやりたい、というのが先生方の願いでした。


 3年生には、昨年2年生の時に、職場体験の前に、「働く意味を考える」講話を行いました。

その後、立志式では、「太郎の手紙」の発表を聞いて、「様々な働く大人の姿」を紹介しました。

 2年生は、今年職場体験に備えて、昨年の2年生と同じく「働く意味を考える」講話を行いました。




 そして、今回ですので、3年生には3回目、2年生には2回目の出会いになります。

教務主任の湯川先生と、事前に何度も打合せを行いました。そして、今回は私の実の体験を語ることになったのです。このような話をするのは私にとって初めてのことでした。


 私自身の42年間の会社生活をふりかえってみますと、「失敗」や「挫折」のくりかえしでした。

それを正直に語ってみようと思いました。「失敗を恐れないでほしい」というメッセージをおくりたいと思ったのです。


 生徒たちの感想文の中に次のようなことが書かれていました。

「失敗を通して得るものがあるということが心に

残りました。これから私は失敗を恐れず何事にも挑戦していきたいです。」

「一番印象に残ったことは、嫌なことは嫌と思ってするのではなく、自分の経験と思ってすること。

という言葉でした。」


 (文責:水永)

宮崎工業高校2年生「保護者向け就職啓発セミナー」

 11月17日(水)午後に、宮崎工業高校2年生の保護者を対象にセミナーが行われました。


これは、宮崎市(商業労政課)が毎年行っているもので、「生徒たちの未来の『働く』を考える」ためのセミナーです。保護者のみなさんに、就職活動状況の変化や、宮崎で働く魅力を知ってもらうために企画されています。48名の保護者の方々が参加されました。


 この日は、最初に戸敷市長から趣旨説明があった後、二つのセッションが行われました。

  1.講話1  「育むということ  未来を担う人財育成」

            水永正憲(宮崎県キャリア教育支援センター)

  2.講話2  「宮崎で働くということ」

            岩崎千恵子さん(株式会社 デンサン)

            西原麗華さん(同上 *宮崎工業高校卒OB)

  3.質疑応答


 双方向参加型によって、高校生保護者の就活の悩みを少しでも解決できればと、事務局では今回から新しい工夫がなされました。

セミナーの前に「就活に関するアンケート」(オンライン回答)をお願いし、当日は質疑応答や講師からのアドバイスを行っていただき、セミナーの後でアンケート結果や意見などを還元して、セミナーに参加できなかった保護者にも提供されました。


 「今日は、自分のことも含めて見直していかなければいけないことなど、教えさせられる機会になりました。家庭でもたくさん会話をしていきたいです。とても勉強になりました。」

といった声など、たくさんいただきました。


(文責:水永)


「都城市キャリア教育フォーラム」が開催されました

 都城市教育委員会の主催により、11月15日(月)に開催されました。

当初計画では、8月に対面で実施予定でしたが、コロナ感染防止のため、会場(都城市ウェルネス交流プラザ ムジカホール)にて関係者のみ無観客で収録を行い、その後オンデマンドで各学校に配信されます。




 ・教育長挨拶(10分)

 ・講話 「育むということ  子供たちの未来は可能性に満ちている」(50分)

  水永正憲 (県キャリア教育支援センター)

 ・シンポジウム(パネルディスカッション)(90分)

     「キャリア教育の展望 新たな体験活動への取組」

           束元健司さん (株式会社サニー・シーリング)

           丸田耕正さん (株式会社都城北諸地区清掃公社)

           栗原貴史さん (農業生産法人有限会社新福青果)

           坂元敏広さん (社会福祉法人 スマイリング・パーク)

           柿木裕一さん (都城市立妻ケ丘中学校長)




シンポジウムでは、次のようなテーマで活発な意見交換が行われました。

・それぞれの企業紹介と、キャリア教育活動の紹介

・職場体験を今後どのように深化させていけばいいか
・小学校の社会見学等、中学校では職場体験以外の豊かな体験活動の中で、企業・地域と学校とが、もっと多く協働してどのような取組が考えられるか。

(文責:水永)

都城西高校とヨルダンを結んで SDGsセミナー パートⅢ

10月22日(金)15:00~(ヨルダン時間午前9時)から、都城西高校において、宮崎市出身で国連難民高等弁務官ヨルダン事務所(UNHCR Jordan)に勤務する進藤弘騎さんによるSDGsセミナーが開催されました。高校での開催は3校目です。

「国連を舞台に社会貢献を考える ~難民危機に立ち向かう国際社会~ 」というテーマで、1年生フロンティア科42名と3年生希望者13名の生徒が参加しました。

これまでの2校の場合と同様、事前課題の4本のYouTube動画を事前視聴しての講話でした。 

参加した生徒は、進藤さんの外務省職員としてアフガニスタンなど4か国での勤務経験やヨルダン事務所での仕事内容、国際貢献の意義等について熱心に聞き入っていました。

「海外での活動で日本とのギャップを感じた時、どう対応したか?」の生徒の質問に、「日本で当たり前と思っていることが、国によっては全く違う。違って当たり前と思うことも大事」という回答でした。

参加した生徒からは、「国際貢献は相手の立場にたって考える事が大切だと思った」、「やらない言い訳をつくらず、自分から行動できる人になりたい」等の感想も聞かれ、講話終了後も、国際貢献に興味関心を持つ3年生から多くの質問等が投げかけられて終了しました。

難民や貧困問題、児童婚の問題や国際貢献の在り方等、改めて考えさせる機会になったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(文責:西立野)

宮崎県議会(特別委員会)による調査(視察)がありました

10月20日(水)午後に、宮崎県議会「働き方改革・産業人材確保対策特別委員会」の田口雄二委員長以下11名の議員の方々が、延岡市キャリア教育支援センターに、「キャリア教育による人材育成」について調査に来られました。


 県議会の方々に、我々の取組を聞いていただけることは大変ありがたいことです。願ってもない貴重な機会になりました。


延岡商工会議所と延岡市(工業振興課)が、将来の地域を担う人財の育成を図るために、延岡市キャリア教育支援センターを設置して、今年でちょうど5年が経ちます。


産官学の高度な連携により、市内すべての小中高校において「よのなか教室」を企画し実施してきました。特に、新学習指導要領により、中学校と高校において「探究学習」の導入がはじまったこともあり、社会人の方々との協働による学習の機会が増えてきました。


 これからの課題として、県下全域にこのような支援活動を広めていく必要があること。

そのためにも、県としての支援をさらに充実していただけるようお願い申し上げました。




(文責:水永)


延岡市立旭中学校2年生「旭化成の繊維 ベンリーゼを知る」

 旭中学校 2年生(65人)では、総合の時間で「進路指導」をテーマに取組んでいます。

職場体験が難しい状況にありますので、12月に職場訪問バスツアーを行うことになりました。

それに備えて、10月8日にオリエンテーションが行われ、引続いて「延岡の工業の特色を知る」ための職業講話が企画されました。




 延岡市の旭化成で製造されているベンリーゼは、海中で微生物により分解される性質を高水準で満たしているとして、国際機関の認証を受けました。SDGsを先取りした「メードイン延岡」の製品がベンリーゼなのです。そのことが折よく8月25日の宮日新聞で紹介され、先生方から是非生徒たちに話を聞かせてやりたいということになりました。


 この日は、ベンリーゼ製造部長の金田真幸さんに学校に来ていただき、実際にベンリーゼでできているフェイスマスクも生徒たちに配られました。



延岡で研究開発と生産をされているベンリーゼについてお話しいただいたあと、延岡でのものづくりの歴史や現場の話をしていただきました。生徒たちはベンリーゼについて詳しく知るとともに、延岡全体でのものづくりの状況を学ぶことができました。


 先生方のご要望をふまえて、コーディネーターの水永が、旭化成へのお願いなどお手伝いさせていただきました。

(文責:水永)

ひむか人財育成セミナー「教師みらいコース」で講話

 将来「教師」をめざす県内の高校生を対象に、「教師みらいコース」の3回目の講座が、10月2日(土)に、宮崎南高校を会場にして行われました。

7月に開講したこのコースは、11月までに4回の講座が行われます。県内各高校の会場と自宅からチャット参加する人をオンラインで結んで、ハイブリッド方式で実施されました。

県内の多くの高校生が受講登録していて、今回は県内各高校からのオンライン参加を含めて70人が参加しました。


 この日の第二講で、「求められる教師像  企業現場から見えるもの」 というテーマで、地域・企業から、教師をめざす皆さんに伝えたいことを話しました。


 「社会が成熟すると、人間の成熟には時間がかかる」 と言われています。


豊かで自由な社会に生まれ育ってきた子供たちには、多様で多数の大人たちが、「寄ってたかって」 関わっていくことが必要だと思います。

そして、「これまでの教え方育て方だけでは、将来子供たちは幸せをつかむことはできない」 と考えるべきで、「子供たちの育て方を変えてほしい!」 と話しました。


 感想文のなかに、「今回のセミナーを聞いて、子供たちを育てるのは教員だけでなく地域社会の力が必要であり、これからの時代は大人が子供たちに関わっていくキャリア教育が必要になってくることがわかってすごく勉強になった。」 という記述がありました。




(文責:水永)

延岡高校 普通科2年生 「課題研究」オンラインで探索

 普通科2年生の「SDGs課題研究」は、4月21日からスタートし、来年3月まで1年間を通して探究する計画です。4人前後で1グループを形成して、それぞれに設定した「課題」について探究をつづけています。 その中に、「空腹時のお腹の音」をテーマにしているグループがあります。自分ではどうしようもないお腹の音を何とかできないものか、というのがテーマ設定のきっかけでした。

空腹時にどうしてお腹の音が鳴るのか、少しでもその音を抑える方法はないのか・・・と本やネットなどを調べて検討をしてきました。
 しかし本やネットの知識だけではどうしても限界があります。医学の専門家に直接話を聞いてみたいということになり、9月29日(水)に、宮崎大学医学部病院 救命救急センターの金丸勝弘医師に、オンラインで直接お話をお聞きすることができました。金丸医師は宮崎県にドクターヘリを導入された先生です。当直明けの貴重な時間を提供していただいて、約1時間にわたって懇切に話をしていただきました。

(トータルコーディネーターの水永が、橋渡しのお手伝いをさせていただきました)
 生徒たちは、あらかじめ用意していた質問をもとに、積極的に質問や意見を述べていました。金丸医師は、医学的な話をされるだけではなく、逆に生徒たちに問いかけたりしながら、生徒たちの
探究心を刺激していただく、とても貴重な機会になりました。
この1回で終わることなく、引き続いて質問や意見交換がつづく可能性を感じました。



(文責:水永)

日向高校とヨルダンを結んで SDGsセミナー パートⅡ

9月24日(金)16:00(ヨルダン時間午前10時)から、日向高校において、宮崎市出身で国連難民高等弁務官ヨルダン事務所(UNHCR Jordan)に勤務する進藤弘騎さんによるSDGsセミナーが開催されました。

延岡高校に次いで高校での開催は2校目です。

同校のキャリア教育の一貫として開催され、1~3年生の希望者約80名が参加しました。

延岡高校同様、事前に指定されたYouTube動画(アフガニスタンの児童婚やロヒンギャ難民の現状に関する動画等)を視聴しての講話でした。 

UNHCRについて、SDGsとMDGsの関係、ロヒンギャ難民や児童婚の問題等、日ごろあまり考える事のないテーマでもあり、「難民と貧困問題」について改めて考えさせられる機会になったと思います。

「国際社会では様々な要因で支援を必要とする人がいる中で、改めて自分に出来る事、したい事は何かを考えるきっかけになった」という感想も聞かれました。

1時間余りの講話でしたが、終了後も多くの生徒が質問等を投げかけていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(文責:西立野)

西都市立三財中学校で職業講話を実施しました

午前中3-4限目。西都市立三財中学校での職業講話にお邪魔しました。


まずはこの場をみんなで作っていくということと、11月の職業人リモートインタビューにむけてのゴールの共有。

そのあと、付箋に「はたらく」のイメージをみんなに書いてもらいました。


「仕事とは●●だ」の●●にはいる言葉を入れていきます。


仕事とは、人の役に立つことだ

仕事とは、稼ぐことだ

仕事とは、家族を養うことだ


また、中には

好きなことを仕事にする

という意見もありました。


その出た意見の結論は出さずに、3名の職業人とリモートでつなぎデモインタビュー。


五島列島でYoutuberをしている玉井さん。

東京で私立の小学校の先生をしている加藤さん。

NGOで人材育成と広報を担当している河野さんの3名の職業人が協力してくださいました。


みなさんに「今やってる仕事の好きなところと嫌い、不満、悩みは?」という質問をしていきました。


付箋に書いた仕事のイメージと比べて同じ?違いはある?


稼ぐ、って自分はどれくらいあると稼げたって思うのかな?


などなど、職業人の話してくれた内容の要点をピックアップして、生徒たちに問いかけながら進めていきました。




職業人が話してくれたことはどれも興味深かったのですが、共通点のひとつに

「休みと仕事の区別がつかない」

けど

「仕事への自由度が高くて体調や気分で働く量を自己決定できる」

ということがでてきました。


自由度が高いけど毎日働いてる感覚

自由度は低いけど、仕事とプライベートを分けて働く

だとしたら、どちらのほうが自分に合ってると思う?


と生徒たちに尋ねるとうーん。。。と考えているような顔をしている生徒たちが多かったです。


自分で人生を選択していくためにも、学ぶ意味、新しいことに出会う意味、自分について考えるヒントにしていただけたらと思います。


2コマの中で、先生でもある加藤さんが、ご自身のお仕事について話してくださった後、3年生の担任の先生にも「共通点などありますか?いかがですか?」とお尋ねしたところ、先生自身の言葉ではたらく喜びや大変さについて語ってくださいました。その中には、生徒たちへの熱い思いが・・・

生徒たちは、先生の思いを受け取ったのではないかなぁ、と感じる心温まる時間でした。


先生たちと共に創る。

これからも大事にしていきたいです。

(文責:福島)

延岡高校MS科1年生の「化学」 オンラインでメンター指導

 SDGsフィールドワークの、夏休み明け最初のメンター指導が、9月13日(月)に行われました。 メンターのお一人である道川功実子さん(旭化成メディカルMT株式会社 バイオプロセス技術開発部)が提示されたテーマは、「青果物中に含まれるビタミンCの定量」です。

 ビタミンCには、皮膚中のメラニン色素生成を抑えて日焼けを防いだり、ストレスや風邪などの病気に対する抵抗力を強める力があります。普段何気なしに口にしている青果物は様々な栄養素で構成されており、その中にビタミンCも含まれています。どんな青果物にどれくらいのビタミンCが含まれているのかを探ってみようというのが、このテーマのねらいです。 このテーマには、4班(1班4名で構成)が取り組み、それぞれ独自に挑んでいます。

 生徒たちは、6月28日に第一回のメンター指導を経て、夏休み期間を含めて研究をすすめてきました。そのなかで、研究計画を立て、仮説を立てて、大まかな研究日程を作りました。今回から、実際に定量の実験に取組み始めることになりました。 この日の授業は、道川さんのご都合により、リモート(オンライン)での指導になりました。

 化学の実験をオンラインで指導できるのだろうか、という心配もありましたがそれは全くの杞憂でした。先生方の工夫や挑戦により、ZOOMをセットしたノートパソコンが実験台の真ん中に置かれました。そして、生徒たちは実験をやりながらメンターの道川さんに問いかけたり、実験の様子を見ながらアドバイスされるメンターの道川さんの言葉に耳を傾けたりして実験をすすめました。リモートでありながらリアルにそばに居るかのような実験指導になったのです。

 トータルコーディネーターの水永は、メンター就任の依頼からお手伝いをさせていただきましたが、オンラインを活用してここまでできることに、大きな驚きと感銘を受けました。



(文責:水永)

延岡高校とヨルダンを結んで SDGsセミナー開催

 9月3日(金)17時(ヨルダンの現地時間午前11時)から、延岡高校において、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)ヨルダン事務所の進藤弘騎さんによるSDGsセミナーが、オンラインにて開催されました。コーディネーターの水永が橋渡しのお手伝いをしました。 

 進藤さんは宮崎市出身で36歳。外交官としてアルゼンチンとアフガニスタン大使館に勤務され、現地で襲撃され殉職された中村医師とも協働されていました。その後、難民救済にあたりたいと外務省を退職され、国連難民高等弁務官事務所に入られ、今年3月にヨルダンに赴任されています。

 事前に、指定された4本のYouTube動画(ロヒンギャ難民キャンプを訪ねる長谷部誠さん、その他)を視聴し、感想と質問を進藤さんに届けました。それらの質問を踏まえての講話でしたが、途中での質疑も交えながら、2時間があっという間でした。 冒頭での、日本人の難民は何人いると思いますか? という問いには、みな驚きを隠せませんでした。SDGsをその前のMDGsから歴史的に説き起こしていただいたり、ロヒンギャ難民にはミャンマーの民主政権でさえ解決できなかった政治的背景があることを語っていただくなど、「難民と貧困」について、日頃感じることも考えることもなかったことばかりでした。

 国際問題に関心を寄せる62名の生徒たちが、一日の授業の疲れもみせず、熱心に聞き入っていました。途中では積極的に質問も出され、セミナー終了後も何人もの生徒が残って質問を続けていました。生徒たちは、ただ答えを求めるのではなく、自分自身で自分事として考え始めたのではないかと思います。





(文責:水永)

穂北中学校で初の「ひなた場」が開催されました

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

お互いに人生を語り合い、生徒と講師(地域の大人等)が対話でつながっていくキャリア教育プログラム「ひなた場」が、西都市立穂北中学校で初めて開催されました。

生徒自身もこれまでの人生を振り返り、身近な大人から自分はどんな人になりたいのか?を考えるヒントにすることができます。

また、大人は自分の人生を振り返り生徒たちに語る中で、より仕事への向き合い方がポジティブになることを体感。

双方にとっても豊かな時間となりました。

(文責:福島)

西都市穂北中学校でひなた場が開催されました

西都市立穂北中学校3年生25名を対象に、ひなた場を実施しました。

■ひなた場とは?
生徒と先輩(保護者や先生以外の地域の大人)がお互いに人生を語りあう「対話」を通して、人と人をつなぐプログラムです。

(1)生徒が憧れのロールモデル(理想にしたい大人の姿)を見つける
(2)気軽に相談できる地域の大人との関係をつくる

を目的にしています。

生徒たちのために、15名の地域内外の大人・大学生が集まり、人生紙芝居や人生グラフを用いながら、向き合う約2時間。
コーディネーターの福島は、直前の説明と、当日のファシリテーションを担当しました。

今後も、大人と生徒たちの対話を通じて、さまざまな生き方やキャリア観に触れられる機会をお手伝いして参ります。

(文責:福島)

日南高校の探究活動発表会にて審査員と講評を務めました

日南高校の未来戦略課(課題解決型の探究活動)の校内発表会にて、コーディネーターの羽田野が審査員と講評を務めさせていただきました。
発表は全2年生21グループ。午前から午後にかけて行われ、私の他に日南市役所の関係各課から職員の方々が来て審査を行いました。


最後の講評で伝えたのは2点。
1つめは「学力とは?」について。
学力とは「知識・技能」だけでなく、「思考力・判断力・表現力」といった能力や、「主体性・協調性・多様性」といった姿勢も含まれること。この活動でそれらが発揮されていたはずであること。発表会で終わりではなく、今後もそれらの力を伸ばして欲しいことを伝えました。

2つめは「社会との関わり方」について。
今回取り組んだような課題の発見や解決策の検討は社会に出てからも必要であること。誰かが作った仕組みやルールにただ従うのではなく、それかをつくる「社会のつくり手」になって欲しいこと。今後の学校生活(日々の生活、部活や委員会など)の中でも、受け身にならずに主体的に課題解決に取り組んで実践をして欲しいと話しました。

やって終わり、ではなく、今後の学校生活や進路選択にも結び付けてもらえれば、と思います。
(文責:羽田野)

門川町立門川中学校3年生に向けてキャリア教育講話を実施

2021年7月19日(月)に、門川町立門川中学校でキャリア教育の講話を実施しました。牧野先生よりご依頼があり、出張授業を実施。中学3年生170名を対象に実施し、これからの働き方や生き方について考える授業でした。

内容としては、「society5.0」や「人間とAIの仕事」について話をしました。
これからVUCAな時代に必要な考え方や姿勢について、理解を深めるような時間として活用いただきました。

(文責:稲田)

日南市立飫肥中学校2年生 職場体験に備えた講話

7月16日(金)に、飫肥中学校2年生(62人)で、9月に予定されている職場体験に備えて、働く意味などについて、トータルコーディネーターの水永が講話を行いました。


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 講話のあと、各人で感想文を書き、その後4人ずつのグループに分かれて紹介しあい、感想を述べ合いました。みんなを代表して4人から発表が行われました。

それを受けて、水永から講評とアドバイスをしました。


 失敗を恐れないでほしい、とアドバイスをおくりました。「教室はまちがうところだ」と「しっぱいにかんぱい」という絵本があることを紹介し、エールをおくりました。


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(文責:水永)

宮崎市立宮崎東中学校での職業講話をコーディネートしました

宮崎東中学校2年生3クラスに、4名の職業人にお越しいただきお話しいただきました。

株式会社フォレスト 代表 得能さんには、建築士としてのお仕事だけでなく、仕事への向き合い方についてのお話が生徒たちに刺さっていたようです。
また、金融機関に勤めるファイナンシャルプランナーの緒方薫さんからは、働き続ける上で目の前に生じたハードルをどのように捉え、楽しく乗り越えていったのか、人生について大切なことの取捨選択についてのお話が印象に残ったようでした。

3クラス中1クラスは、フリーランスとしていくつもの企業とお仕事をしている竹下末利子さんと、平川美由紀さんをお招きし、複数の仕事を持つこと、またその理由やそのために必要な経験などについてお話しいただきました。
宮崎では新しい働き方をしているお二人のお話は、刺激が多かったようでした。

全ての職業人のお話には、仕事内容のみならず、これからの時代に必要なマインドセットや働き方、意志の力、選択することなどが詰まっていました。

お話いただいた職業人も一緒に楽しんでくださり、終始和やかな場となりました。


(文責:福島)

延岡市立南浦中学校 「探究するということ」講話

7月14日(水)、南浦中学校1~3年生(13人)に、「探究するということ」というテーマで、トータルコーディネーターの水永が、講話をしました。


*これからの時代に求められる人財とは、「新しいことに挑戦できる人」であること

*旭化成の「変革と成長への挑戦」の具体的な話

*君たちの未来は可能性に満ちていること

*「探究とは何か、なぜ今求められているのか」を、私が経験した仕事の中での探究の事例とし

て紹介しました。


 2,3年生は、昨年「海洋教育パイオニア・スクール・プログラム」において、海に関する探究学習を行いました。

今年は、「自分たちの疑問で、世界を変えてみよう」と、生徒自身が普段の生活の中で、それぞれ興味を持っている「疑問」からスタートします。そして、その「疑問」を、世界の課題解決(SDGs)につなげていこうというものです。

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(文責:水永)

清武中学校にてキャリア教育講座の実施(企画運営:宮崎大学桑畑先生)

7月13日(火)に、宮崎市立清武中学校(担当:佐渡瀬先生)で中学3年生120名と宮崎大学生24人でキャリア教育を実施。夕方のMRTニュースでも、その様子を放映いただき感謝申し上げます。
この、キャリア教育の授業は宮崎大学のインターンシップコーディネーターでもある桑畑先生が準備から企画運営をいただきました。大学生は地域資源創生学部や教育学部、農学部など幅広いジャンルから参加しました。
改めまして、桑畑先生ありがとうございました。

(文責:稲田)

教員向け選択研修で講師を務めました

宮崎県内の小中高の教員向け研修において、コーディネーターの羽田野が講師を務めました。
メインの講師は地域と学校が連携したキャリア教育や探究活動の第一人者、大正大学地域構想研究所教授の浦崎太郎先生。
浦崎先生からより多くのことが学べるよう、羽田野が事前の講義と事後のワークを担当しました。


(文責:羽田野)

小林市立須木中学校のキャリアプラン講評に関わらせていただきました

小林市立須木中学校3年生のキャリアプラン発表を、リモートでサポートさせていただきました。

講評や感想、他の生徒への質問の促しなどが主な役割です。

ブレイクアウトルームに分かれ、生徒が一人一人、考えているキャリアプランについて発表。
それについて共感しエンカレッジすること、また、もし何か別の視点があるとしたら・・・
とワンポイントアドバイスという形でかかわらせていただきました。


須木中学校のキャリアプラン発表には昨年から関わらせていただいております。

「副業」という話が上がったこと、結婚は今の時点ではしなくても良いと思っている、という話があったのは今年の特徴だと感じました。


先生ではない立場から、どんなサポートができるかこれからも、私自身も探究していきたいです。


(文責:福島)

日南市立南郷中学校にて講話&ワークショップを行いました

日南市立南郷中学校の2年生に向けて、コーディネーターの羽田野が講話とワークショップを行いました。

 
テーマは「みんなの未来について考えよう」
2コマあったので、いくつかの問いを設定し、自分の考えを書き、クラスメイトと共有した上で私が話す、という流れで進めました。

2コマ目の冒頭はロイロノートを使っての質問回収。挙手より質問しやすいようで、たくさんの質問を出してくれました。
途中の休憩中には、自分の将来なりたいものに向けてどんな準備が必要か、質問しに来てくれた子もいて、あっという間の100分でした。
(文責:羽田野)

延岡星雲高校F科2年生 探究学習のメンター指導が開始

7月8日に、延岡星雲高校フロンティア科2年生(40人)での探究学習の「メンター指導」がスタートしました。

来年3月まで、6回の指導が予定されています。メンターの方々へのお願いをトータルコーディネーターの水永が担当しました。

 

メンターの方々は次の通りです。

・岩井 公亮さん (旭化成株式会社 人事部 延岡人事室   )

・福﨑 正倫さん (延岡信用金庫 西階支店次長       )

・宮田あゆみさん (延岡市役所 障がい福祉課 自立支援係  )

・伊東祐一郎さん (延岡市役所 議会事務局 施策・調整係  )


 課題テーマは、「地域」 「防災」 「教育」 「環境」 「観光」 「医療福祉」 「社会」の領域に関するテーマで設定されました。

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延岡星雲高校普通科2年生 探究学習のメンター指導が開始

7月8日に、延岡星雲高校普通科2年生(160人)での探究学習の「メンター指導」がスタートしました。

来年3月まで、6回の指導が予定されています。メンターの方々へのお願いをトータルコーディネーターの水永が担当しました。


メンターの方々は次の通りです。

・有村 光生さん(株式会社有村鋼機商会 専務取締役)

・岸上光一郎さん(有限会社東九州交通 取締役部長)

・安田 さん(平玄株式会社 延岡営業所)

・下田 航(わたる)さん(九州保健福祉大学4年生)

・甲斐 日菜(ひな)さん(九州保健福祉大学1年生)


 課題テーマと分担は、次のように設定されました。

1)延岡の自然 下田さん 佐藤先生

2)延岡 街灯プロジェクト 有村さん 角田先生

3)延岡のPR(HP作成) 安田さん 河野先生

4)延岡のPR(ものづくり) 岸上さん 吉丸先生

5)延岡のPR(動画作成) 甲斐さん 森田先生


西都市立穂北中学校で校内ハローワークが開催されました

七夕のこの日、1日がかりで校内ハローワークが開催されました。


■ねらい

郷土で暮らし・働くことの魅力を理解するとともに、ユニークな業種や新しい業態の魅力を学ぶことを通して、将来における自己実現や社会貢献の在り方についての考えを深める。


大きく、第一部、第二部に分かれる構成で

第一部には、郷土西都で暮らし・働くことの魅力をテーマに、西都市役所や西都消防、西都市商工会議所方にお話しいただきました。

第二部では、新しい魅力と可能性と題し、西都市地域おこし協力隊で映像制作を手掛ける藤﨑さん、EテレなどTVにも出演し、宮崎県内の教育事業に引っ張りだこ・こゆ財団の中山さん、そして新富町の女子サッカーチーム「ヴィアマテラス宮崎」より福丸選手と倉谷選手にお話しいただきました。


藤﨑さんは、部活だけではなく、2つの塾に通っていた中学時代の

塾もやめ、家出したストーリーから「自分の人生を生きる」「自分で選択する」ということをお話しいただきました。

けして、何かを辞めることや家出を推奨するのではなく、譲れないことに対してアクションを取ること、自分に正直であることというキーワードが含まれていました。


こゆ財団の中山さんは、今ある仕事・・・というより「仕事をつくる」が板についている方で、常に新しいことを追求されています。年間読んでいる本は1000冊以上。

常に学び、アウトプットする、先生ではない立場で教育に関わっていくということを熱くお話してくださいました。


ヴィアマテラス宮崎の福丸選手・倉谷選手は、幼少期や小学生時代からサッカーに親しんでこられたそうです。今は、サッカーだけではなく、作物を育てたり、農家さんのお手伝いをしたり、学校や学童とも連携しながら地域を元気にする活動を幅広くされています。

そんな働き方は、サッカー選手としては珍しいかもしれません。


役割という視点で選手の「はたらく」を見つめてみると、ユニークでもあり、本質ではないかと思えてもきます。

私たちひとりひとりは、複数の役割を持って生きている。仕事人として、地域人として、親からみれば子・・・など、自分らしく、それぞれの役割で社会とつながっていく大切さを伝えていけるように、今後も場づくりに尽力します。


(文責:福島)

小林市立細野中学校3年生 「将来の生き方を考える」講話

7月2日(金)に、細野中学校3年生(45人)で、「君たちはどう生きるか  君たちの未来は可能性に満ちている」と題して、トータルコーディネーターの水永が講話をしました。

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講話のあと、地域の区長さんほか何人かの大人も交えて「哲学対話」が行われました。

川島校長先生の導入と進行で、先ずそれぞれの「問い」を立てるところから対話が始まりました。

生徒たちにとっては、思い思いに語り、聞き、考えを深める時間になったようです。「探究学習」を意識して取り組まれていますが、このような対話が積み重ねられていくことで、きっと生徒たちの自立の力になっていくことと思います。

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(文責:水永)

宮崎市立田野中学校3年生向けに講話を実施しました

一般財団法人こゆ地域づくり推進機構 教育イノベーション推進専門官の中山隆さんにお越しいただき、100人100通りの学びについての講話をワークショップを実施いただきました。

中学校3年の夏休み目前となる生徒を対象に、学年主任の先生方のリクエストで、夏休みの貴重な時間を有意義に過ごすために・・・と相談したところ、中山さん発案で本テーマとなりました。

人生で取り返しのつかない失敗ってなんだろう?

どうやって決める?

など数々の問いを生徒たちに投げかけていただきながら、生徒自らが自分のことを考え、アウトプットするワークもふんだんに織り交ぜていただき、大充実のプログラムでした。


(文責:福島)

川南町国光原中学校の職業講話ワークシートを作成しました

川南町立国光原中学校二年生の職業講話に参加しました。

体育館や、各教室に地域の職業人にお越しいただき、お仕事のお話を通して、将来のキャリアプランについて考えてもらう場になっていました。


川南町では、地域のコーディネーターさんの尽力もあり、社会と学校がしっかりと手をつなぎ、

学校、生徒、地域の思いと双方への受容が循環していることを感じました。

今回、コーディネーターとしては、職業人のお話を終えた後の振り返りシートの設計・作成にかかわらせていただきました。
キャリア教育の支援の形は様々あり、企画、運営支援などありますが、事前事後の関わりも今後拡充していきたいと思います。



(文責:福島)

延岡高校SSH 普通科2年生 探究学習のアドバイザー指導が開始

6月30日に、延岡高校普通科2年生(4クラス、160人)での探究学習の「アドバイザー指導」がスタートしました。


アドバイザーとは、社会人(シニアの方々)に、月に1回位学校に出向いていただき、生徒たちの質問に応え、探究学習にアドバイスや指導をしていただくものです。来年3月まで、5回の指導を予定しています。アドバイザーの方々へのお願いをトータルコーディネーターの水永が担当しました。

 

アドバイザーの方々は次の通りです。

・小鍛治和美 (元 旭化成 繊維製造部門、サランラップ製造・経営部門)

・田近 克彦 (元 旭化成 研究部門、知的財産部門)

・金丸 正一 (元 旭化成 エンジニアリング部門)

・壱東  学  (元 旭化成 繊維製造部門、本社管理部門、情報システム部門)

・小野 雅史 (元 旭化成 営業部門、総務管理部門)

・水永 正憲 (元 旭化成 人事管理部門)


 生徒たちは、昨年1年生の時に「プレ課題研究」を通して、班毎に課題テーマを設定しています。「物理」「化学」「生物」「数学」「その他」の領域ごとに分かれた生徒たちから出された質問や相談を、アドバイザーが各班を巡回しながら、質問し・アドバイスし・共に考えていきました。

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