日誌

麓っこの様子

水の事故から自分の命を守ろう~着衣水泳~

 麓小では、毎年1回、着衣水泳を行っています。

 海や川で遊んでいて溺れそうになったら、「慌てずに、浮いて待つ!」が合言葉です。子どもたちは、空気をいっぱいに吸い込んで背浮きのコツを身に付けたり、身近にあるペットボトルを投げ渡して大声で助けを呼ぶことを学んだりしました。

 もうすぐ待ちに待った夏休みがやってきます。しかし、今回の学習で、身近なところにも危険がいっぱい潜んでいることを体験することができました。この日に学んだことをおうちの方にも広めて、安全で楽しい夏休みにしてほしいです。

 

 

 

 

いよいよ「プール開き」です

 まちにまった「プール開き」の日がやってきました。心配されたお天気も上々で、薄曇りのちょうどよい気温と水温でした。まず、体育環境委員会の進行ではじめの会を行い、安全な水遊び・水泳学習のきまりを確認しました。

 今年は、低学年は小プール、中高学年は大プールで泳ぎ初めをしました。小プールの1・2年生は、どうぶつの真似をして水慣れしていました。大プールでは、久しぶりの広いプールで、自分の得意な泳ぎ方でのびのびと泳いでいました。これから夏休み前まで、週2~3回のペースで水泳学習を行います。みんな、それぞれのめあてに向かって頑張ります。

 

 

「鑑賞教室」楽しかったよ

 都城市総合文化ホールが主催するアウトリーチ事業「鑑賞教室」が行われました。これは市内の子どもたちに生の演劇や演奏の楽しさを知ってもらおうと毎年実施されている事業ですが、今年も20名余りの保護者や地域の皆さんが来場されました。

 今年は、日本各地で公演を行っているロクディム(6名のパフォーマンス集団)が繰り広げる即興ライブ公演でした。

前半のワークショップではペアで簡単な劇をして盛り上がり、後半は舞台での即興劇を鑑賞しました。子どもたちや先生が書いた言葉や文章が書かれた紙をランダムに拾って読みながら即興劇をするという展開は何とも愉快で、みんな大声で笑い転げていました。児童の代表で舞台に上がった柿木湊翔さんは、「緊張したけど楽しかったです。ちょっとぐらい失敗しても大丈夫、という勇気や自信が身に付きました。」と感想を述べていました。

 

 

 

 

地域の伝統を受け継いで ~人形浄瑠璃伝承活動~

 6月6日(金)「麓小学校人形浄瑠璃伝承活動」開講式が、人形の館で行われました。

 わたしたちの住む山之口町麓地区では、江戸時代から300年以上の長きにわたり「山之口麓文弥節人形浄瑠璃」が保存伝承され、国の重要無形民俗文化財に指定されています。

 麓小学校では、毎年5・6年生が地域の異世代間による交流活動として、総合的な学習の時間で伝承活動を行っています。今回初めて浄瑠璃人形を手にした5年生は、人形の顔や手の動きの仕組を知ることができました。また、6年生は、おもな配役を自分達で話し合って決め、人形師と太夫(語り)に分かれてさっそく練習が始まりました。

 本年度は令和8年3月15日(日)に定期公演が予定されています。毎年多くの観客のみなさんの前で発表しています。大きな目標に向かって、月2回の練習をみんなで力を合わせて頑張ります。

 

 

大きく育て、麓っ子米

 6月4日(水)、今年も麓ボランティアや保護者のみなさんと一緒に、もち米の苗を植えました。

 初めて体験する1年生は6年生と手をつないで田んぼに入り、裸足で味わう泥の感触に嬉しそうでした。

最初は泥に足を取られて抜けなくなったり、バランスを崩して尻もちをついたりしましたが、ボランティアの方にコツを習うとすぐに上達し、たくさんの苗を植えることができました。泥だらけの手足は、きれいな水が流れる水路に入って洗い流し、「水が冷たくて気持ちいい!」と、みんな大はしゃぎしていました。

 田おこしや代かきなど、ボランティアの方のこれまでの準備に感謝です。また、秋の収穫までは、水の調整や除草など、さまざまなことでお世話になります。学校でも、3・4年生が中心となり、総合的な学習の時間で稲の生長を観察し、全校児童にも知らせていきます。