日誌

子どもたちや学校の様子

皆さん、ぜひ「タビビ」へ!

 昨日、平年よりかなり遅く、ようやく北海道で初雪が観測されたということですが、この高千穂も今週末からは夜神楽が始まり、秋の終わりを感じる頃となりました。

 そんな秋の終盤、今日15日(木)から18日(日)まで、宮崎県立美術館の「旅する美術館・みんなでアート(タビビ)高千穂町展」が高千穂町武道館会議室で開催されています。実は、今日の「タビビ」のオープニングセレモニーに、押方小5・6年生が招待され、開会式に出席し、作品鑑賞までさせていただきました。

 開会式では、県立美術館の飛田 洋館長、興梠高彦副町長のあいさつの後、テープカットがあり、県立美術館館長、副町長、濵田琢一町教育長と共に、5年生・6年生各1が子どもたちの代表としてテープカットに加わりました。みんなの前で緊張もあったようですが、きれいにカットし終わると、ほっとした表情でした。

 その後、美術展の作品鑑賞をしました。今回の「タビビ」では、県立美術館収蔵の国内外の著名な画家の作品25点が展示されています。宮崎県出身の瑛九や、子どもたちも名前を知っているピカソの初期の作品もあります。県美術館学芸員の大野博文主査から、美術鑑賞のマナー「は・さ・み(走らない・触らない・みんなに迷惑をかけない)」を教わった後、代表的な作品についての解説を聞きました。作品の背景や技法、作者の思いなどについて詳しく説明していただき、子どもたちは、熱心に説明に耳を傾けていました。引率した先生方にも大変よい学びとなりました。解説が終わった後は、子どもたちは再度自由に作品を鑑賞し、思い思いに友だちと感想を交流し合っていました。

 折しも、17日(土)・18日(日)、同じ武道館アリーナでは、「高千穂町教育文化祭作品展」が開催されます。町内の小・中学生の素晴らしい感性あふれる作品が展示されますので、ぜひ、そちらをご覧いただきますと共に、なかなか県立美術館に足を運ぶことが難しい子どもたちや保護者、地域の皆様にも、今回の「タビビ」も鑑賞していただくことで、有終の「芸術の秋」を飾っていただけるのではと思います。必見ですよ!
 
 

☆ 「みんな、待っちょるよ~!」の県立美術館のTVCMでお馴染みの飛田館長さんから、「この絵が好き!という1枚を
 見付けてください。」というお話がありましたが、見付かりましたか?

☆ 今週末17日(土)・18日(日)は、子どもたちの作品、そして国内外の有名画家の作品をぜひご堪能ください。よろ
 しくお願いします。

「ふれあい交流会・ふれあい給食」を実施しました。

 今日、「ふれあい交流会」を行いました。地域の高齢者約30名の皆さんが、子どもたちに昔の遊びや遊び物の作り方などを教えてくださいました。

 1・2年生は、「昔の遊び」です。あやとりや羽子板、こま、竹とんぼなど、おばあちゃん方と一緒に楽しく昔の遊びをしました。道具を操っての遊びは結構難しそうでした。

 3・4年生は、「竹とんぼづくり」と「おじゃみづくり」のコースに分かれました。竹とんぼづくりでは、おじいちゃん方から小刀の使い方を教わり、慣れない手つきで竹の羽根や軸を削っていきました。薄く羽根を削っていくのはなかなか手強かったようです。おじゃみづくりのグループは、おばあちゃんたちに手ほどきを受けながらハギレで袋を縫い、数珠玉を詰めて完成させました。できたおじゃみで、さっそく遊んだようです。

5・6年生は、「えりもの」(夜神楽の神庭に飾られる紙の飾り物)の作成と「箱庭づくり」の2コース。えりものは型紙に合わせて美濃紙をカッターナイフで切っていきます。細かな部分もあり、集中力が必要でした。今回初参加の箱庭づくりは、陶器やガラスのカップに、コケやシダなど少し探せばこの地域にもたくさん生えているような植物をアレンジしていきます。ミニ盆栽のような感じで、なかなか趣のある作品に仕上がりました。

交流会の後、給食も一緒に食べていただきました。いろいろなお話をしたり聞いたりしながら、給食で再び交流を深めることができました。「学校の給食は、とてもおいしかったです。」と、学校給食を食べる機会のない高齢者の方から、今どきの給食の美味しさを知っていただくこともできました。

  押方小は、「地域と共にある学校づくり」を進めていますが、今日の交流会は、高齢者から多くのことを学び、感謝や思いやりの気持ちを育む絶好の場ともなりました。今後とも、「やかたの子」そして、押方小へのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。
  
  
☆ おじいちゃん・おばあちゃん方は、すごいですね!一緒に遊んだり、作ったり、給食も食べて、とても楽しい交流会にな
 りましたね!来年もまた、いろいろなことをたくさん教えてください。ありがとうございました!!


「音楽フェスティバル」頑張りました!

 2日(金)に、「高千穂町教育文化祭『子ども音楽フェスティバル』」が開催されました。

高千穂町自然休養村管理センターのホールに、高千穂町内小・中学校代表の子どもたち約300名が集まり、合唱や合奏、吹奏楽などこれまでの練習の成果を発表し合いました。

 押方小は、今年も全校で出演しました。今年もターコイズブルーを中心とした「おしかたTシャツ」を全員着ての参加でした。

1曲目は、合奏「RYUSEI(りゅうせい)」です。この曲は、変化に富むメロディと速いテンポの難しい曲です。主に、5・6年生が打楽器や木琴・鉄琴、オルガンなどを、2~4年生が鍵盤ハーモニカやリコーダーを、1年生はハンドベルや鈴を担当しました。途中の5年生の鍵盤ハーモニカのソロは見事でした。

2曲目は、高千穂の踊り唄である「がまだせ節」の斉唱です。運動会でも保護者や地域の方と一緒に踊りました。6年生の篠笛で始まり、5年生2名の太鼓の音頭と前奏が流れると、豆絞りの手ぬぐいを首に掛けた2~6年生は唄を、1年生は手ぬぐいを鉢巻きにし、唄に合わせて前列で踊りを披露しました。かわいく元気よく踊りました。

 今回は、全体のトップバッターでしたので、少々緊張気味ではありましたが、1学期から練習してきた成果を堂々としっかり出すことができました。会場からもたくさんの温かい拍手をいただき、閉会式では、「『RYUSEI』はさわやかで、夏のイメージが感じられました。『がまだせ節』は『がんばれ!』の気持ち、また、郷土を愛する気持ちが伝わりました。」と、うれしい講評をいただきました。

 他の小学校の合唱や合奏、中学生の合唱や吹奏楽もとても素晴らしく、子どもたちにもよい刺激だったことでしょう。これを機に、ますます音楽好きの子どもたちに育ったことと思います。

 当日、子どもたちの発表に駆け付け、大きな拍手をくださった保護者や地域の皆さん、ありがとうございました。
 
 
☆ トップバッターだったけど、みんなの堂々とした姿は素敵でした!難しい曲でしたが、これまでよく練習を頑張りました
 ね!さすが「やかたの子」です!!

「おいもパーティー」開いたよ!!

 今日、1・2年生が「おいもパーティー」を開きました。パーティーには、生活科でサツマイモの苗植えや収穫などでお手伝いしてくださった保護者や地域の方々を招待しました。今日は、5名の方が出席してくださいました。

 最初に、おいもの収穫を祝って、みんなでおみこしを担ぎ、ホールを回りました。そして、子どもたちが見付けた秋の物と、それを使ったおもちゃの紹介やクイズをしました。拾ってきたどんぐりやまつぼっくりなどで、どんぐりゴマややじろべえ、クリスマスツリーなど、それぞれが工夫して作ったおもちゃを紹介し合いました。

 歌やゲームで楽しんだ後、今日の2校時に自分たちがフライパンで焼いて作ったおいものおやつを、招待したお客様に振る舞いました。おいもが甘く焼き加減もちょうどよく、とてもおいしくてお客様も喜んでお代わりされたようです。

 最後は、これまでのお礼を込めて、みんなで肩たたきをしてあげました。

 短い時間でしたが、お客様も楽しんでいただけたようで、子どもたちも満足顔でした。 お忙しい中、参加して下さった皆様、ありがとうございました。
  
☆ 楽しい「おいもパーティー」になりました。自分たちで作ったおいものおやつもとってもおいしくて、お客さんも喜んで
 くださいましたね。よかったですね!!

秋の遠足、出発!!

 24日(水)に6年生が修学旅行に出発しましたが、今日26日(金)は、1~5年生の秋の遠足です。

 朝、学校を出て、約1.5Km先にある民宿の駐車場まで、まず歩いて行きます。そこから全員大型バスで、目的地の延岡市に向かいます。民宿までのいつもの通学路を、5年生が優しく1年生の手をつないで歩きました。

 バスの運転手さんに全員で「よろしくお願いします!」とあいさつした後、バスに乗り込みました。

 全員同じバスに乗りますが、見学地が学年によって違うため、途中で途中で学年毎に乗り降りしていきます。今日は、1年生「延岡市立図書館」、2・3年生「岸上蒲鉾北延岡工場」、4年生「リサイクルプラザ ゲン丸館」、5年生「夕刊デイリー社」です。お昼は、また、全員「城山公園」に集まって、昼食そして自由時間を過ごします。

 今日は、「弁当の日」でもあります。みんな早起きして、弁当作りしてきたかな?天気の方も大丈夫そうですので、みんなでニコニコ笑顔で手作り弁当を頬張ることでしょう。

 しっかり学んで、たくさん遊んで、楽しい思い出を作ってきてくださいね!「気を付けて行ってらっしゃい!」
  
 お家の人にもたくさんのおみやげ話を持って帰ってきてくださいね! 

友だちたくさんできたかな?

  今日、1年生から4年生は、高千穂小学校での合同学習会でした。年に1度、押方小から高千穂小へ出向き、同じ学年の高千穂小の子どもたちと学びます。

 高千穂小は学年2~3学級あるため、押方小の子どもたちは1名~3名ほどに分かれて学級に入ります。初めは不安や緊張もあり、表情が強ばっている子どもたちもいましたが、一緒に授業を受けたり、給食を食べたり、昼休みに遊んだりしているうちに次第に慣れてきて、仲良く遊んだりお話ししたりする姿が見られました。

 いつも少人数で過ごしている押方小の子どもたちは、大人数の中では、自信なさげに尻込みをしてしまい、積極的に話しかけができなかったり普段の自分が出せなかったりする傾向があります。中学校では、また一緒に学校生活を共にする仲間ですので、年1回ですが、小学校のうちから交流しておくことで、スムーズな中学校生活をスタートさせることができることと思います。また、コミュニケーション能力を図る上でも意義のある合同学習です。

 今日は1日、高千穂小の子どもたち、そして先生方には大変お世話になりました。来年もまた、よろしくお願いいたします。
  
 

☆ 高千穂小のお友だちとたくさんお話ししたり、遊んだりできましたか?また、1年後に会えますよ!お楽しみに!!

☆ 6年生は修学旅行のため、学校に残ったのは5年生だけ。今日は、教室ではなくホールで、事務室の先生方も一緒に楽し
 く給食を食べました。

「実りの秋」、稲刈りをしました!

 学校周辺の田んぼも黄金色に染まり、朝からコンバインの音が聞こえて、いよいよ押方地域は、稲刈りの時期を迎えています。

押方小でも、今日、5年生が、総合的な学習のお米学習で6月21日に田植えしたもち米の稲刈りをしました。毎回指導していただいている興梠さんから、手鎌での刈り方の注意や、刈った後の稲の縛り方などの説明を受けた後、稲刈りが始まりました。

今月上旬の台風の影響で、若干稲が倒れている所もありましたが、子どもたちはせっせと鎌を使って刈り取り、刈り取った稲を4~5株ずつまとめて田んぼや畦に置いていきました。それを、お手伝いにこられていた保護者など6~7名がひもで束ねてくださいました。作業をしていると、汗をかくくらいの陽差しでしたが、頑張った甲斐あって、何とか1時間ほどで稲刈りと束ね方は終了しました。

その後、刈り取った稲を校舎周りのフェンスに掛けていきました。いわゆる高千穂名物の「掛け干し米」にするのです。約3週間ほどで乾燥し、甘みのあるおいしいお米ができあがります。

約1ヶ月後、このお米を脱穀し、最終的には、冬場に餅つきをして食べる予定にしています。楽しみは、まだまだこれからです。

 毎回ご指導いただいている興梠さん、そして、今日、ご協力いただいた保護者や地域の皆さん、本当にありがとうございました。
  
☆ 暑い夏場にも草取りなどのお世話をしてきた田んぼには、稲がたわわに実っていましたね。汗かいたり、体がかゆくなっ
 たりしながらも、皆が頑張ったおかげであっという間に刈り取りが終わりました。脱穀、そして餅つき、まだまだこれから
 が楽しみですね!


最高の思い出をつくってきてください!

今日24日(水)から26日(金)までの3日間、町内5校の101名の6年生が揃って、高千穂町立小学校連合修学旅行が実施されます。

今朝6時過ぎ、押方小6年生11名は、国道沿いのチェーン着脱所から、全員元気に出発しました。他の4校もそれぞれの学校から出発し、南阿蘇村の「あそ望の郷」で合流して結団式を行います。

それから、今日は一路長崎市へ。「長崎平和公園」「長崎原爆資料館」での平和学習です。明日は、長崎市内での班別自主研修の後、佐賀県に入り、吉野ヶ里遺跡公園を見学して熊本入りします。最終日は、三井グリーンランドで楽しく過ごした後、帰路に向かうという2泊3日の行程です。

3日間、天気にも恵まれそうですので、たくさんのことを学ぶと共に、他校の友だちをたくさんつくって、笑顔で元気に最高の思い出をつくって帰って来てほしいと願います。

 それでは、気を付けていってらっしゃい!
              
☆ 「感謝の心」を忘れずに、楽しい3日間を過ごしてください!お土産話を楽しみに待っていますよ!

読み聞かせをしていただきました!

 押方小では、今月から来月上旬にかけてを「読書推進強化月間」と設定して、子どもたちがますます本が好きになるようにと、様々な取組を行っています。

今日は、その取組の一環として、県立図書館の訪問支援を活用した読み聞かせ会を行いました。本校の図書館で2校時に1~3年生、3校時に4~6年生を対象に読み聞かせしていただきました。今日、読み聞かせしてくださったのは、県立図書館社会教育主事の飯野さんと高千穂町社会教育指導員の中野さんです。

前半は、中野さんが手遊び歌なども交えながら楽しく読み聞かせしてくださいました。後半は、飯野さんが障がいのある方に関する絵本の読み聞かせや、県立図書館についてのお話などをしてくださいました。

お二人ともさすがの読み聞かせの上手さで、下学年、上学年の子どもたち共に、読み聞かせに惹き込まれていました。

今回、普段あまり目にしないような県立図書館の本もいくつか持って来て下さり、学校に貸し出してくださいました。子どもたちの読書の幅がより広がると期待します。飯野さん、中野さん、ありがとうございました。

 さて、「読書推進強化月間」は、もうしばらく続きます。図書委員会の子どもたちも昼休みに読み聞かせをしてくれています。また、先生方の読み聞かせも30日(火)に予定されています。その他にも、まだまだ楽しみがいっぱいです。
  
 楽しく、そして、いろいろとためになる読み聞かせでしたね。県立図書館の本も置いて帰られましたので、そんな本も手
 に取ってみましょう。新たな本との「出会い」があるかもしれませんよ!


今年は、素晴らしい秋空の下で。

 18日(木)に、五ヶ瀬町Gパークで、第39回西臼杵郡小学生陸上教室が開催されました。昨年度は、開会から雨にたたられ、最後の種目の4×100mリレーも中止となる事態でしたが、今年は、朝から見事な秋晴れの青空で、郡内約300名の小学校5・6年生が競い合いました。

 今年は運動会が1週間延期となり、陸上教室へ向けての練習も思うように時間が取れませんでした。限られた時間の中でしたが、押方小5・6年生21名は、自分たちで進んで練習し、6年生が5年生に教える様子も見られ、主体的に練習に取り組んでいました。

 大会当日は、一人一人が自分の目標をもって大会に臨み、自己記録更新、そして学校のためにと、もっている力を精一杯発揮するとともに、大きな声で仲間を応援しました。

 その結果、6年男子50mハードルで第1位、5年女子800mで第3位、その他にも4位2名、6位2名と、21名中6名が郡内で上位入賞を果たし、少数精鋭ながら底力を見せてくれました。

 9月の運動会練習から陸上教室まで、子どもたちは、2ヶ月以上体育中心の学校生活が続きましたが、体力もさることながら、最後まであきらめない心や仲間と共に目標に向けて頑張る心など、様々な力を身に付けました。その力や精神を、残り半年足らずの今の学年での学校生活や家庭・地域での生活に生かしてほしいと願います。
  
☆ 一人一人が自分のため、そして押方小のためにと、練習から大会本番までしっかり頑張りました。とても立派な姿でし
 た。当日は、他の学校の子どもたちと友だちになれた人もいたようでよかったですね!