日誌

附属中のできごと

立志式行われる

2月12日(水)午後「令和6年度立志式」が行われました。3年生を目前とする2年生が、今までの自分を見つめ直し大人になるための自覚をもつこと、将来を見据えてよりよい進路目標・進路実現への努力への心構えをもつことをねらいとして行われました。2年生はこの日に向けて志を立て、自分で決めた漢字ひと文字に思いを込めて筆で認めた色紙(しきし)も準備し、リハーサルも行いました。この日はいよいよ本番です。式が始まり、最初に校長先生が、立志式を大人になる第一歩として大切な節目と話されました。そして、スティーブ・ジョブズさんを例に挙げられ、失敗を恐れず挑み続けることや、人と協力することについて話していただきました。続いて2年生による決意発表。立志式の中核をなす場面です。一人目は生徒代表として原田竣乃介さんが学級全体の気持ちを代表して決意の言葉を述べ、自分の決めた一字と思いを表明しました。二人目以降は出席番号順に登壇し、色紙を掲げ、それぞれが思いを込め、また、堂々と自分の決意を自分の言葉で表明していきました。続いて立志の誓い。生徒代表の安藤結貴さん前迫奏亜さんが前に立ち、みんなをリードしながら立志の誓いの言葉を述べ、2年生全員が復唱して述べました。「立志」「勉励」「自主」「友愛」の四つの言葉にはこれからの在るべき姿、在りたい姿が込められていました。先輩から贈ることばでは3年生平山笑里さんが、一歩先を進む先輩の立場から、自分の経験を元に後輩に向けてエールを贈ってくれました。保護者から贈ることばでは、学年長を務めてださる萬壽裕子様が、保護者の立場からの、保護者はみんなのことが大好きで、みんなの一番の応援者であると、温かい思いを伝えてくださいました。最後に校歌を全員で歌い、2年生の一つの節目となる式は立派に執り行われました。これからの2年生の成長が一段と楽しみになりました。お忙しい中、ご出席いただきました保護者の皆様、ありがとうございました。

 

 

 

 

  

立志式の後には、記念講演が行われました。講演してくださいましたのは、日本講演新聞・編集長水谷謹人(みずたにもりひと)様です。演題は「10年後の君たちが輝く希望のメッセージ」。「日本講演新聞」は新聞名からも分かるように、各地で行われる「講演」を取材して書かれる新聞で、水谷様ご自身も全ての都道府県で講演をされているそうです。附属中生全員に向けて、現在13歳・14歳・15歳のみなさんは、まだ人生は始まっていない、今、これからのことにワクワクしているときなのだ、と話してくださいました。そして、三つの話しをもとに、少しずつ大人になる準備をしよう、命の元を忘れない、勉強は人生を楽しむための道具、勉強することで何が手に入るか考える、と伝えてくださいました。最後に「へぇ~面白そう」と思う感性を大切に、と締め括られました。生徒たちへの思いに寄り添い未来に光さすことばにあふれた講演に、時折笑いを交えながら会場中が聴き入っていました。最後に、2年生・田中史恩さんお礼のことばを、2年生・前村柚奈さん花束を贈呈しました。お忙しい中、心に響く講演をしていただきました水谷様に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 講演が終わり、全員で記念撮影をして、生徒は保護者に花を贈呈して立志式の全てが終わりました。花を挟んで会場のあちらこちらに笑顔の花が咲きました。