日誌

附属中のできごと

快挙!

8月27日(土)に県庁防災庁舎で実施された第10回科学の甲子園ジュニア宮崎県予選会二次予選で、本校の重留啓秀さん西畑宗一郎さん弓削匡平さんのチームが見事優勝しました。3人に二次予選の様子を聞いてみたところ、「課題はとても難しかった。」とのこと。そのような中、見事優勝を勝ち取った3人は素晴らしいと思います。

なお、3人は12月に兵庫県で行われる全国大会に出場することとなります。

都泉祭準備、団活動……元気に頑張っています

8月22日(月)に始まった2学期。23日(火)からは本格的に「都泉祭」に向けての準備が始まりました。「都泉祭準備」の時間には、主に学級での発表や展示の準備、合唱の練習を行っています。また、本校独自の取組として、発表内容のCMを動画で撮らなければなりません。どのようなCMになるか楽しみです。「団活動」の時間には、1年生~3年生の各学級の生徒が、赤・白・青の三つの団に分かれ、高校生の指揮の下、ダンスや振り付けを一生懸命覚えていました。給水タイムをまめに挟みながら、また、距離を取りながらの練習は、なかなか大変ですが、どの団も一生懸命頑張っています。24日(水)には、1年~3年まで中学生全員での体育の授業も始まりました。

猛暑、コロナ禍と、対策しなければならないことが多くありますが、体調を整え、「都泉祭」を共に創り上げていきましょう。

 

 

 

 

※十分な換気、マスク着用等、感染対策を行った上で、諸活動に取り組みました。

2学期が始まりました

20日余りの夏休みを終え、8月22日(月)2学期の始業の日を迎えました。今年の夏は、地域によって豪雨による被害を受けたところもあり、心を痛めました。逆に、宮崎県は例年に比べて少雨で、猛暑も続き、体調を心配しながらの日々を過ごしました。

22日(月)。朝の会の後、「大専心(大清掃)」にとり組み、学習の場をきれいにしました。その後、リモートで「始業式・全校集会」が行われました。校長先生は、よく頑張った1学期に続いて、2学期も達成感・充実感のある日々を送ってほしいという思いを話してくださいました。コロナ禍が厳しい状況ではあるけれど、最大限の対策を行い、やれることを精一杯取り組んでいく、特に近づく都泉祭に全力を挙げてとり組み、都泉祭後の日々が充実したものになるよう協力して頑張っていこう、と締め括られました。進路・生徒指導・保健指導のお話の後、「中学生集会」を義友会館で行いました。最初は、各学年生徒代表による「2学期の抱負」の発表です。1年生・石橋彩花さん2年生・甲斐綾華さん3年生・谷山心絵さんが、1学期までを振り返り、2学期やこれからにどのような目標で取り組んでいきたいか、堂々と発表しました。「自分でできることに勇気をもって挑戦」「自分の行動に責任をもつ」「苦労や困難を乗り越えた先にある『楽しみ』を味わう」といった内容は、共感する人も多くいたと思います。教頭先生は、最初に、この夏休みに「古代日本の官僚」という本を読まれて、「過去にこのようなことがあったから、現在はこうなっているんだ」という目から鱗の新しい学びをいろいろ得ることができた、という紹介をされました。つまり、ものを見るときは、一方からだけでなく多角的に見ることが大切ということで、これは今の私たちの生活にも繋がるものです。それを踏まえた上で、三つのお願いを話されました。①この2週間で1学期のころに頑張っていた生活の形に戻し、スタートダッシュをうまく切ってほしい。②何事に対しても主体的に対峙し、「自分事」として考えてほしい。③多面的で柔軟なものの見方・行動がとれる人になってほしい。以上の三つです。

三つの学期の中で一番長い2学期。感染症対策・熱中症対策にも今まで以上に気をつけ、多くの人の話や発表を「自分事」として聞いて、よりよい人間関係を築きながら、切磋琢磨し、成長していきましょう。きっと、すばらしい達成感・充実感を味わえることと思います。     

 

 

 

夏休みの泉ヶ丘

8月9日(火)。今日は長崎原爆の日です。黙祷を前に、校内を散策。

生徒たちの声がしない学校は、とても静かで、時が止まったかのようです。渡り廊下を歩いていると、ひっそりと羽を休めている蝶がいました。さらに進むと、1学期途中から設置された大学を中心とした進路の情報コーナー。場所は1年A組の傍で、中学生も利用できます。おや、人影が……。ジャージの色で中学生と分かりました。1階に降りてみると、バドミントン部が練習に集まっていました。コロナ禍、猛暑と大変な中ですが、注意しながら頑張っています。職員玄関前の動物の置物も健在で、生徒がいない中、学校を守ってくれているかのようです。中庭は降り注ぐ熱い日差しに緑の芝生。人気がないとよけい広く感じます。

8月18日のセミナーで、生徒たちが登校してくるのを心待ちにしている泉ヶ丘でした。

 

 

 

1学期終業の日・中学生集会

台風の影響が心配されましたが、7月29日(金)に、みんなで50分間の大専心(大清掃)に一生懸命取り組んだ後、1学期の終業式が行われました。コロナ禍のため、オンラインでの実施となりました。

校長先生は、高校生の頑張りと共に、中体連地区大会・県大会での部活動の活躍、文字力テストでの中学生の健闘も例に挙げてくださり、1学期の泉ヶ丘の頑張りを「すばらしい、誇りに思う」と話してくださいました。そして、プロバスケットボールを引退した選手の講演内容を紹介してくださいました。その選手は、休みの日に部屋の掃除をしていると話し、その理由として「部屋の汚い人は必要不必要の区別ができず、優先順位がつけられない、ということ。それは試合で『ミスが多くなる』ことにつながる」ということを挙げたそうです。これは、私たちの日々の生活にも生きる内容で、この夏休み、優先順位を付けて実行に移していき、自走の力を身に付けていきましょう、と話されました。

 

終業式の後は、義友会館で中学生集会が行われました。

最初に1年、2年、3年の代表による1学期を振り返る発表です。1年生は初めて会った仲間と仲良くたくさんしゃべることができたこと、2年生は新しい役割にチャレンジし成長できたことで少しずつ自信ができてきたこと、3年生は、セルフ・ハンディキャッピングという「できないときのための言い訳保険」に言及しながら自分自身を振り返ったことなど、学年にふさわしいすばらしい発表でした。

 

教頭先生からは、最初に1学期始業の日に話された「当事者意識をもつ」「主体的に動く」ということについて、この1学期で多くの人が主体的に動けるようになってきて嬉しく思われていること、当事者意識については、非常に頑張っている人ともう少し頑張れるのではないかと思える人がいる印象を受ける、とまとめられました。それを踏まえて、全校生徒のすばらしい活動であった「いのちの教育週間授業」の最後に会長が話した「これからが大切」という言葉を引用され、「いじめをなくしていくには、『自分のこととして考え、想像力を働かせて考える』『物事を多面的に見る』ことが大切。そしてそれは学習面・生活面など、すべてに繋がること」と話してくださいました。最後に、夏休みのお願いとして、「命を大切に」「2学期に向けて優先順位を付けて準備をする」ということを伝えられて、締め括られました。

生徒指導面・学習面・保健面の話の後、1年・吉村怜雅さん2年・天神凛之介さん3年・小河由奈さん男子テニス部英語検定合格者漢字検定合格者の表彰・報告が行われました。

 

集会の後は各学級で学活が行われ、通知表や学級通信など渡されました。

いよいよ夏休みです。猛暑、そしてコロナ禍と、留意しなければならないことはたくさんありますが、ふだんよりゆとりの時間も少しはもてるのではないでしょうか。充実した夏休みを送り、8月22日(月)の2学期始業式に元気に登校してくることを心待ちにしています。

(それに先だって、8月18日(木)~19日(金)にはサマーセミナーがあります。実力テストを行いますので準備を整えておきましょう。)