日誌

2025年2月の記事一覧

高校の卒業に向けて~義友会入会式・表彰・式予行

振替休業日翌日の2月28日(金)は、朝から何となく慌ただしい一日でした。午前中3時間の授業の後、4時間目は大専心(大清掃)。翌3月1日(土)に行われる高校卒業式、そして来週に迫った高校一般入学者選抜検査を迎えるに当たり、校内をきれいにしました。午後は全校生徒が体育館に集まり、まず最初に高校3年生の義友会(泉ヶ丘の同窓会)入会式表彰が行われました。義友会代表の方が来校され、代表生徒が「明日をもって義友会の一員となる」思いを述べました。引き続き、表彰。「読書の泉賞」「文字力優秀賞」には附属中の先輩の名前もありました。そして、高校卒業式の予行練習が行われました。入場から始まり、証書授与、式辞、当時、答辞、卒業式の歌と式の大枠を順序通りに行いました。吹奏楽部の附属中生も演奏を頑張っていました。卒業式は学校のさまざまな行事の中で、最も厳粛で大切な式の一つです。明日、気持ちを引き締めて式に臨み、先輩方の卒業をお祝いしましょう。

 

 

 

3年生「卒論発表会」

2月28日(金)1・2時間目に、3年生「卒論発表会」が行われました。総合的な学習の時間・自然科学探究では1年生の頃から多くの特別な授業や体験を重ねてきました。また、疑問をもち、仮説を立て、実験や調査を行い、考察し、さらにその先へと進めていく、という一連の研究の過程を学んできました。来月14日に卒業式を控えた3年生は、この日、3年間の自然科学探究のまとめとして、そして2年生から2年かけて研究してきた内容を、それぞれスライドにまとめ、発表をしました。3年教室、中学図書室、技術室の3会場に分かれて、一人7分間の持ち時間での発表となりました。各会場、生徒が進行しながら発表していきました。自然科学探究で研究していくことも3年目になり、スライドを使った発表にも慣れ、分かりやすく伝えていました。今年度はSSH指定校となった初年度で、高校の理科の先生方が発表を参観してくださいました。質問やアドバイスをしてくださる場面もありました。中には熱が入って7分をオーバーして発表する生徒もいました。この3年間の研究の経験を財産に、高校理数科に進学し、さらに深く広く研究を進めていってほしいと思います。朝早くからの発表会だったにも関わらず、多くの保護者の参観をいただきました。ありがとうございました。なお、優秀な発表については、3月に行われる全体発表会で、附属中全校生徒を前に発表することになります。

 

 

 

 

 

 

1の6と3A語る会

2月26日(水)7時間目に、今年度附属中から理数科に進学した1年6組(附属中12期生)と、3年A組(13期生)が一堂に会し、語る会が開かれました。これは、現高校3年生が高校1年生だったときに始まったもので、今年で3回目。理数科1年生と附属中の恒例行事となっています。附属中出身の高校生と附属中生との同窓の繋がりをつくると同時に、高校生は自分の高校1年間を客観的に捉えながら総括し振り返り次に繋げ、中学生は、目前に控えた高校進学を念頭に、今現在から春休み、そして入学後の過ごし方などを聞き、自分自身のこれからの在り方を考え意欲に繋げていくことができます。中学3年担任からの話を皮切りに始まった語る会、最初に4人の高校生代表からの話がありました。築地泉樹さんは、競技科学について、受験のための勉強とは違う分野に挑戦し、思考力を育て世界を見視野が広くなるなったという自らの経験を話してくれました。冨吉創太さんは、勉強時間をあまり確保できていなかった中学時代を振り返り、切りかえて努力を始めたことで成績も意欲も高まったことや、数学ⅠAへの取組や体調を大切にすることを話してくれました。松山柚乃花さんは、自分の勉強への取り組み方や、高校の授業の受け方で気をつけた方がよいこと、SRMも含めて自ら興味をもって学びを進めていくこと等、すぐ役に立ちそうな具体的な内容を、自分の進路目標も絡めながら話してくれました。森山誠さんは、文武両道を頭に置いて、勉強も部活動も全力で取り組むことが大切で、時間をどう見つけて自分なりの取り組み方を見つけていくか工夫していくと同時に、時間があるうちにボランティアなどの活動にも積極的に取り組むことをお勧めすると話してくれました。続いて、高1(2~3名)と中3(2~3名)が14グループ(各グループ4~5名)に分かれ、座談会形式で率直に語り合いました。8分でメンバーを組み替えて語り合い、それぞれ多岐にわたる内容を語り合っていました。最後に高校1年の担任の先生から、「自分事」として捉えて進めていくことの大切さを話していただき、会は終わりました。久しぶりに見る高校1年生(12期生)は、ずいぶん成長し、頼もしく語ってくれました。来年の今頃、現在の中学3年生がどのように成長しどう語ってくれるのか、楽しみです。1年6組の12期生のみなさん、ありがとうございました。

 

 

 

 

  

3年生 性教育

2月25日(火)6.7校時に3年生は性教育として、県立看護大の学生が実施する「思春期ピアカウンセリング」を受けました。

まず、6校時は思春期の身体や心の変化や月経症状への対処法、プライベートゾーン、LGBTQ、デートDV、妊娠、性感染症等についての説明を受けたり、実験をしたりしました。性感染症についてのところでは、水回し実験をしました。誰とでもコップの中に水を交換して良いし、交換を断っても良いという説明後、スタート。実験後、魔法の水を全員のコップに入れると・・・ピンク色に変わった人とそのままの色の人が。色が変わる元(感染源)の水を持っていた人は一人だったのですが、その人と交換していない人も色が変わっていました。性感染症がどのように感染していくのかを、実験を通して学ぶことができました。

 

7校時はグループごとに、人生設計、妊婦体験、赤ちゃん抱っこ体験、妊婦さんの腹部触診体験を行いました。

赤ちゃんを抱っこしたり、妊婦ジャケットを着て寝て起きる・しゃがんでみる等を体験し、各々に気付きがあったのではないでしょうか。人生設計では、今後どのような人生を自分は送りたいのかを考える良いきっかけとなったと思います。最後に生徒を代表して黒木孝輔さんが御礼の言葉を述べました。

県立看護大の先生方をはじめ、授業をしてくださった7名の学生の皆様、貴重な時間を作って下さりありがとうございました。

妻ケ丘地区青少年意見発表大会・善行児童生徒表彰式がありました

2月25日(火)、妻ケ丘地区公民館で妻ケ丘地区青少年意見発表大会・善行児童生徒表彰式が開催されました。妻ケ丘地区にある6つの小・中・高・大の学校から選ばれた代表の児童生徒が、それぞれのテーマで意見を発表しました。本校からは、3年恒松光太郎さんが「中学校生活で学んだことを高校生活へ」と題して発表し、前向きな姿勢が伝わってくる素晴らしい内容でした。

「挑戦を楽しむことの大切さ」「上には上がいる」と痛感しながらも、さらなる高みを目指そうとする姿勢に感銘を受けました。今日の発表からは、恒松さんがこれまでの学びをしっかりと振り返り、未来に向かって前進しようとする意志が強く伝わってきました。恒松さんは、善行児童生徒としても表彰を受けました。これからの挑戦も、楽しみながら頑張ってください!

 

1年生、自然科学探究(SKT)発表会に臨む

全国的に極寒の3連休が明けた2月25日(火)から、1年生自然科学探究発表会が開かれています。本校では探究学習の第1歩として、1年生が自分で自然科学分野の「なぜだろう、不思議だな」を見つけ、それについて仮説を立てて実験や調査を行い、考察していく一連の学習の流れを体験していきます。ですから、1年生は1年間で一つのテーマについて研究することになります。その発表会が行われたわけです。25日(火)は前半の20人が発表しました。明日26日(水)にまた20人が発表します。1年前はまだ小学生だった生徒たちですが、附属中生として1年経った今、それぞれが一生懸命スライドを作り、自分の研究について堂々と発表しています。質疑も積極的に行われていました。進行も生徒が担当していました。夏休み明けの都泉祭での発表から、新たな疑問が生まれ、追実験を行ってまとめていて、聞き応え十分でした。これから2年生~3年生にかけては、新たなテーマで(もちろん、1年生の研究を更に深め継続しても構いません)2年間での研究に臨むことになります。高校理数科ではさらに高度な内容を個人またはグループで研究していきます。1年生の発表を見ながら、これからが大変楽しみに感じました。また、お忙しい中、またとても寒い中、多数の保護者の方々が参観くださいました。また、質問をしてくださる方もありました。おかげで、生徒たちもよい緊張感のもと発表ができていました。ありがとうございました。

 

 

 

 

来年度に向けて証明写真撮影

学年末テストが終わった直後の2月20日(木)3時間目、中学生は一斉に来年度に向けて証明用の顔写真を撮影しました。場所は義友会館。一番早く来た1年生から整列し、一人一人顔写真を撮っていきます。防寒着を脱いで全員制服姿となり、髪やリボン、ホックなどを確認して少し緊張した面持ちで臨んでいました。新しい年度が少しずつ近づいてきていいます。(新1年生は入学後に撮影します入学後に撮影する予定です)

 

 

10期生~15期生による座談会

現在、来年度のパンフレット作成を、生徒広報委員会の生徒たちと共に急ピッチで行っている附属中と高校です。それに向けて、2月20日(木)午後、中学1年生から3年生までの各学級広報委員2名と、附属中から高校理数科に進学した高1~高3各2名の、計12名が一堂に会し、座談会を開き、「附属中」について「理数科」について「泉ヶ丘」について大いに語り合いました。ファシリテータを務めてくれたのは、高3丸本晃司さん種子田梨乃さん高2代表は、小河由奈さん友安航也さん高1代表は、大形ららさん満永由師さんです。附属中広報委員は、3年中田希來さん吉村怜雅さん2年隅夏波さん田中史恩さん1年赤峰大斗さん志田奈南さん。12時前後に会場となる会議室に集まった12名。ファシリテータの二人は、座談会が上手く進むように細かく準備を進めてくれていました。一緒に昼食を摂りながら自己紹介などしてアイスブレイクした後に、いよいよ座談会開始。それぞれ自分たちの学年のカラーの紹介、泉附に入学してよかったこと、小学校との違い、SSHについて、清泉会活動など話が進み、将来の夢や泉附のいいところなど附属中を経験してきたからこそ高校生の視点で言える話、逆に小学校との違いなど、中学生だからこそ言える話にも膨らんでいきました。話は多岐にわたり、ゆうに一時間を超えました。大変聞き応えのある素晴らしい座談会でした。この座談会の内容は、来年度のパンフレットに反映させていきます。テスト最終日で疲れもある中だったと思いますが、高校生も中学生も、真剣に、また楽しく、笑顔で臨んでくれました。最後に「楽しい時間でした。」と締め括ってくれたことに感謝したいと思います。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

全学年、学年末テスト最中となりました

一歩先んじた3年生に続いて、本日2月19日(水)から1・2年生も学年末テストに入り、全学年学年末テスト期間となりました。日程は明日2月20日(木)までです。このテストを終えると、いよいよ次の学年がぐっと近づいてきます。今の学年の締めくくりとなるテストに、集中して臨む多くの生徒の姿がありました。前日から午前中で終わっていたため、前日の午後や当日の朝など、一生懸命勉強したり、質問し合ったり、先生に質問に来たりする生徒などもいました。テスト中は全学年、一生懸命テストに向き合っていました。明日まで、気を緩めることなく全力を尽くしましょう。

 

 

3年生、学年末テスト始まる

2月18日(火)から、3年生は、1・2年生より1日早く学年末テストに入りました。3年生になると、数学がふたコマでテストが実施されたり、理科が物理と化学、それぞれでテストが実施されたりと、科目数が増えますので、他学年より1日早く始まるわけです。3年生にとって、これが中学最後の定期テストとなります。テストの様子を覗いてみると、みんな真剣に集中して臨んでいました。3年生のテスト開始にあわせて、18日(火)~21日(金)の期間、中学生も午前中にテストや授業が行われ、午後放課になっています。午後の時間を有効に使いましょう。(20日午後からは部活動が始まる部もあります)

 

C-Time でOohoを作りました

令和7年2月14日(金)、Cタイムの時間に「Ooho」を作りました。英語の時間にSDGsに関する学習を英語でやった後に、Lesson10の単元で扱う「Let's Drink and Eat Water Bubbles.」にちなんで、実験に挑戦しました。ブレンダ先生から簡単なSDGsの説明があり、実験に使う材料と実験方法の説明を英語で受けました。その後に実習教諭の鳥取先生から注意事項を含めた説明があり、Ooho作りをしました。初めてふれる「水」の感覚に、生徒たちはとても楽しそうでした。きれいにできた「Ooho」=「ウォーターバブル」を持ち帰ることができた生徒もいたようです。

   

   

 

 

心の輪を広げる体験作文、地球さんご賞、表彰伝達がありました

少し前になるのですが、1月29日(水)午後県庁において、「心の輪を広げる体験作文」の表彰伝達があり、本校から全国佳作に選ばれた3年生原村茉華さんに記念のクリスタルの盾が贈られました。原村さんは、保護者の方の自宅での仕事を通して知り合ったひとりのお姉さんとの心の交流と、そのことから思ったことを「手紙」というタイトルで素直に温かく書き上げました。おめでとうございます。また、2月9日(日)午後高城生涯学習センターにおいて、「第1回地球さんご賞作文コンクール」の表彰伝達があり、本校から1年生赤峰大斗さん3年生恒松光太郎さんが共に佳作に選ばれ表彰を受けました。赤峰さんは「川との向き合い方」というタイトルで、自宅近くを流れる大淀川が一昨年氾濫し通っていた小学校が被害を受けた経験から考えたことを綴りました。恒松さんは、「日々の意識の改革を」というタイトルで、清掃時に気付いた異臭をきっかけに人間がバランスを崩すことで起きている環境問題について自分事として捉えることの大切さを綴りました。この地球さんご賞では、表彰状の外に本人の作文に作文からイメージされた絵を描いたものが額装されて二人に贈られました。おめでとうございます。

 

 

 

 

 

 

立志式行われる

2月12日(水)午後「令和6年度立志式」が行われました。3年生を目前とする2年生が、今までの自分を見つめ直し大人になるための自覚をもつこと、将来を見据えてよりよい進路目標・進路実現への努力への心構えをもつことをねらいとして行われました。2年生はこの日に向けて志を立て、自分で決めた漢字ひと文字に思いを込めて筆で認めた色紙(しきし)も準備し、リハーサルも行いました。この日はいよいよ本番です。式が始まり、最初に校長先生が、立志式を大人になる第一歩として大切な節目と話されました。そして、スティーブ・ジョブズさんを例に挙げられ、失敗を恐れず挑み続けることや、人と協力することについて話していただきました。続いて2年生による決意発表。立志式の中核をなす場面です。一人目は生徒代表として原田竣乃介さんが学級全体の気持ちを代表して決意の言葉を述べ、自分の決めた一字と思いを表明しました。二人目以降は出席番号順に登壇し、色紙を掲げ、それぞれが思いを込め、また、堂々と自分の決意を自分の言葉で表明していきました。続いて立志の誓い。生徒代表の安藤結貴さん前迫奏亜さんが前に立ち、みんなをリードしながら立志の誓いの言葉を述べ、2年生全員が復唱して述べました。「立志」「勉励」「自主」「友愛」の四つの言葉にはこれからの在るべき姿、在りたい姿が込められていました。先輩から贈ることばでは3年生平山笑里さんが、一歩先を進む先輩の立場から、自分の経験を元に後輩に向けてエールを贈ってくれました。保護者から贈ることばでは、学年長を務めてださる萬壽裕子様が、保護者の立場からの、保護者はみんなのことが大好きで、みんなの一番の応援者であると、温かい思いを伝えてくださいました。最後に校歌を全員で歌い、2年生の一つの節目となる式は立派に執り行われました。これからの2年生の成長が一段と楽しみになりました。お忙しい中、ご出席いただきました保護者の皆様、ありがとうございました。

 

 

 

 

  

立志式の後には、記念講演が行われました。講演してくださいましたのは、日本講演新聞・編集長水谷謹人(みずたにもりひと)様です。演題は「10年後の君たちが輝く希望のメッセージ」。「日本講演新聞」は新聞名からも分かるように、各地で行われる「講演」を取材して書かれる新聞で、水谷様ご自身も全ての都道府県で講演をされているそうです。附属中生全員に向けて、現在13歳・14歳・15歳のみなさんは、まだ人生は始まっていない、今、これからのことにワクワクしているときなのだ、と話してくださいました。そして、三つの話しをもとに、少しずつ大人になる準備をしよう、命の元を忘れない、勉強は人生を楽しむための道具、勉強することで何が手に入るか考える、と伝えてくださいました。最後に「へぇ~面白そう」と思う感性を大切に、と締め括られました。生徒たちへの思いに寄り添い未来に光さすことばにあふれた講演に、時折笑いを交えながら会場中が聴き入っていました。最後に、2年生・田中史恩さんお礼のことばを、2年生・前村柚奈さん花束を贈呈しました。お忙しい中、心に響く講演をしていただきました水谷様に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 講演が終わり、全員で記念撮影をして、生徒は保護者に花を贈呈して立志式の全てが終わりました。花を挟んで会場のあちらこちらに笑顔の花が咲きました。

 

 

 

令和6年度都城市小・中学生プレゼンコンテスト 優秀賞!

2月8日(土)に「令和6年度都城市小・中学生プレゼンコンテスト」が高崎保健福祉センター多目的ホールで開催されました。一次審査を通過した小・中学校各5校の個人または団体がテーマ自由(Think Globally,Act Locallyの視点)でプレゼンの技能等を競い合うコンテストです。本校3年生の恒松光太郎さんが出場し、一次審査を通過して本審査に挑みました。「光の性質 〜人間と自然との共存を目指して〜」というテーマで発表し、虫の集まりやすさには紫外線が関係していることを突き止めた研究成果や、希少昆虫を保護し人間と自然の共存していける豊かな環境づくりを目指していくことの大切さを聴衆に伝えました。結果は、中学生の部第2位にあたる優秀賞おめでとうございます!

附属中生徒全員、「学習成果発表会」に参加

自宅学習日明けの2月7日(金)、今年度の「学習成果発表会」が行われました。昨年度まで、中学生は3年生のみが参観の形で参加していました。SSH(スーパーサイエンスハイスクール)の指定を受けた本年度から、附属中生も、中高生徒が集う中、1年生の代表者2名、3年生3名が全体発表を、2年生全員がポスターセッションによる発表を行うことになりました。昨年度まで高校2年生全員がポスターセッションを行い、その研究の成果を高校1年生と中学3年生が参観し評価しながら学ぶことをおこなっていて、高校生にとっては「高2になったらポスターセッションで発表する」というのは一つのステップとして意識できていたと思いますが、今年度から中間発表をポスターセッションで行うことになった中学2年生にとっては、緊張を伴いながら「新しい」機会を得てよい経験になりました。また、参加者全員が注視する中、プレゼンテーション発表を行った中1・中3の5名も、かなりの人数の、その多くが先輩方、という環境で行うのは初めてのこと。準備も含めて大変だったと思いますが、これもすばらしい機会となりました。開会行事を経て、最初に発表に臨んだのは1年生政野煌月さんの研究テーマは「台風を人工で作ることはできるのか」。続いての発表は鎌田陽翔さんでテーマは「ルパートの滴はなぜ固いのか」。続いて3年生が3人発表しました。最初に奥村知史さんで、テーマは「泥電池の電圧に関係している条件は何か」。次に恒松光太郎さんで、テーマは「光の性質」。最後に下沖由依さんで、テーマは「ハチの巣に最も適している形」。会場となった体育館全体が静かに見つめる中での発表、大変緊張したことと思いますが、5人とも課題設定から研究の過程、考察、まとめとすばらしい発表をしました。質問も、高校生からも、中学生からもどんどん出て、大変積極的な雰囲気が会場全体を包みました。全体発表の後は、会場の形を変えてパネルを配置して、中学2年生全員・高校1年生理数科全員・高校2年生全員が、ポスターセッションを行いました。それぞれ自分の(高校生はグループ発表)研究を一枚の大きなポスターにまとめたものを前に15分間隔で発表・質疑応答を行います。参観する中学1・3年生、高校1年生普通科の生徒たちは、前半6種類、後半6種類の研究の説明を聞くことができるわけです。さて、中学2年生は、二年間の研究の中間発表をそれぞれが行いました。最初は緊張もあって少し表情の硬い生徒も見られましたが、同じ発表を6回繰り返しますのでだんだん慣れて発表力も高まっていました。聞く立場の1年生・3年生も真剣に話を聞きながら、疑問が湧いたことに対して質問をしていました。1・3年生とも、来年はこのポスターセッションに臨むことになります。その姿も思い浮かべながらの参観になっていました。また、グループ研究で発表している高校生たちの、多岐にわたるテーマや、より深い学びについて、実際に発表を間近で聞きながら学ぶことができる機会となり、今後のそれぞれの研究に大いに参考になったのではないでしょうか。最後に全体講評、そして表彰が行われ、中学生からは3年奥村知史さん審査員特別賞を受賞しました。2年生は全員中間発表を終えましたが、1年生は、2月25日(火)・26日(水)に自然科学探究発表会が、3年生は2月28日(金)に卒論発表会がそれぞれの学年で行われます。それに向け頑張ってほしいと思います。また、寒い中、多くの保護者の方が参観してくださいました。ありがとうございました。

  

 

 

 

 

 

高校推薦入学者選抜が行われました

昨日(2/4)から3日間の自宅学習になっている生徒たち。一昨日の月曜日は大荷物を持って帰る生徒も見かけました。本日2月5日(水)は、宮崎県立高校の推薦入学者選抜検査が行われました。そのため、生徒は前後1日ずつを加えて3日間の自宅学習となっています。折しも、今季最大の、と言われるくらいの大寒波がやってきていて、立春を迎えてはいるのですが、まだまだ冬の様相を呈しています。自宅学習ですから、基本は自宅にて自学を進めることになります。個々で試されるのが「自走」できるか、ということ。学年末テストも近づき、範囲表も配付済みです。また、学習成果発表会(2/7…1年3年は代表者発表、2年は全員発表)や自然科学探究発表会(2/25・26…1年全員発表)、卒論発表会(2/28…3年全員発表)も近づいています。「自走」を試すいい機会かもしれません。本日は受検生である中学3年生が、自分の夢や希望を胸に泉ヶ丘にやってきました。泉ヶ丘で学びたいと、澄んだ目を輝かせ真摯に受検に臨む受検生たち。泉ヶ丘の生徒である皆さんは、今ある日々を大切に努力を重ねてほしいと思います。