学校や子どもたちの様子
What do you want? I want pepper.
4年生の外国語活動の様子をのぞきました。とてもありがたいことに、本校では、東海小学校の外国語専科の濵田先生と外国語のお勉強をしています。
今日のめあては、[だれかのためにピザを作ろう]でした。お店の人とお客さんになって、「What do tou want?」「I want ( ).」というやりとりを使って、自分がだれかのために作りたいピザの材料をゲットしていくという学習活動でした。だれかというと、友達や兄弟やお家の人などを選んでいるようでした。
みんなが活動を始めると、先生は活動の途中で、上手にコミュニケーションができているお友達を紹介し、よかった点を考えさせます。まず、気がついたのは、「体を動かしながら伝えている(ジェスチャー)。」ということでした。次に、「最後のあいさつまで、会話ができている。」ところでした。たしかに、お手本のお友達は「See you.」まで、丁寧に言っています。
そして濵田先生が何よりも気付かせたかったのは、「目と目を合わせて話している(アイコンタクト)。」でした。その大切さに気付いたお友達は、写真でも分かるように、しっかりアイコンタクトを意識した活動ができていました。外国語に限らず、アイコンタクトはコミュニケーションの基本中の基本ですね。
教科の学習をより楽しく学ぶには~一部教科担任制~
小学校では、通常、担任の先生が全教科を教えていきます。しかし、我々教師も人間ですので、正直なところ得手、不得手があります。そこで、一部教科担任制の取り組みが行われているところです。
川島小学校の場合、単学級ですので、異学年での授業交換を実施しています。6年担任が5・6年生の体育科と書写を受け持ちます。5年担任が5・6年生の家庭科と音楽を受け持ちます。
本日は、5年生の体育科を6年担任が指導しました。こちらは、初期研修の模範授業としても提供しました。
5年生は、「体つくり運動」に取り組んでいました。柔らかさを高める運動として「リンポー」、力強さを高める運動として「壁倒立」、巧みな動きを高める運動として「両手ドリブル」、「カラーコーンタッチ」、「バンブーダンス」を友達との教え合いを大事にしながら進めていきます。5年生のみんなが進んで取り組むような場づくりの工夫や意欲を持続するための指導者の声かけのあり方などが、初期研修の先生には大いに参考になったことでしょう。5年生のみんなは計画表を見ながら、めあてをもってそれぞれの運動に取り組むことができました。
6年生は、家庭科を5年担任が指導しました。こちらは、栄養教諭とのTTで行いました。
6年生は、「献立を工夫して」の学習に取り組んでいました。5大栄養素(炭水化物・脂質・タンパク質・無機質・ビタミン)と、「主食」、「主菜」、「副菜」、「汁物、飲み物」との関係に着目しながら、献立を工夫していきます。そのため、5年生で学習した5大栄養素の働きと食品群を復習しなくてはなりません。タブレットを活用しながら、学習したことを確かめ、自分の考えを効果的に表していきます。栄養素の働きなどをより専門的に理解させるためには、学校栄養教諭の知識は大変有効です。例えば、同じ牛乳からできているのにバターは脂質の食品群、チーズは無機質の食品群に分類されます。その根拠を栄養教諭の先生は分かりやすく説明することができます。
このように一部教科担任制による指導を導入することで、先生方の専門性を生かしながら、より質の高い授業を進めることが可能になります。また、そこにICT機器を活用したり、校内・校外の指導者をプラスしたりすることにより、子供たちの学びはさらに確かで深いものになり、学習も楽しいものになります。
「努力する」ということ
12月2日の全校朝会は、4年担任の岩切先生のお話でした。先生ははじめに「球」という漢字をスクリーン画面に映し、みんなにイメージを問いました。それぞれ「野球」や「卓球」、「サッカー」などいろんな球技を連想します。先生は、いろんな球技がある中、「バスケットボール」、「ハンドボール」、「サッカー」の3つもの球技にかかわってきたのだそうです。「エー!!そんなに」当然、みんなの驚く声が上がります。
その中でも、特にバスケットボールは、小学校から中学校までの長い間かかわり、練習や試合を熱心に頑張ってきたということです。
小学校の頃所属していたチームは、全国大会に出るほどの強いチームだったのですが、自分が4年生になりレギュラーで出場したときには、県でベスト8に入るものの、あこがれの先輩方のように全国大会への出場はかないません。でも先生は、これまでの頑張りに納得したため、悔しさは残らなかったそうです。
小学校6年生になり、中心選手としてチームの誰よりも、熱心にパス練習やシュート練習に取り組みます。しかし、地区予選に敗退し、県の大会にも出ることができません。「すごく頑張ったのに・・・。」と落ち込んでいたら、先生個人が市の選抜チームの代表に選ばれます。先生は、頑張っていたら、「必ず誰かが見ていてくれる。」と確信したのだそうです。
そして、市の優秀選手に選ばれるぐらい活躍します。ところが、県の選抜選手に選ばれないという悔しい思いをします。その後、西都市の選考会に参加するチャンスに恵まれます。このとき、県の選抜選手に選ばれて、さらに、「必ず頑張りを見ていてくれている人がいる」という思いが強くなります。
先生は、中田英寿選手の「よいこともあった。よくないこともあった。でも、どんなことだってすべては未来への糧(自分の力)となるんだと、ぼくは思っています。」という言葉を引用し、「努力」して無駄なことはないとまとめました。そして、バスケットボールで培ったこの思いや考え方は教師になった今も生き続けているということです。
この先生のお話を川島小学校の子供たちは、真剣に聞き、努力の大切さを深く学びとったことと思います。まさに自分の学びを他者へも拡げていくという、素晴らしいお話でした。
目にやさしい生活について考えよう
2年生のお友達は、養護教諭の戸髙先生と「目にやさしい生活について考えよう」(学級活動)の学習をしました。目が大切なことはみんなもよく知っていますが、どのようにして大切にしていくかは、こうして学習しなくてはいけません。
まず戸髙先生は、「あいちゃん」と「ひかりちゃん」の日常の行動を比べて、どちらが目にやさしい行動かをみんなに考えさせました。テレビを見るとき、本を読むとき、遊ぶときの3つの場面を取り上げました。
それから、ワークシートで、自分のテレビやゲームを見る時間をふり返ったり、どのようにすると目にやさしい生活ができるかを考えていきました。算数の学習で、時計を読めるようになっている2年生のお友達は、自分がテレビやゲームなどをどれぐらいの時間しているのかをしっかりふり返ることができていました。そして、目を大切にするために守らないといけないことや食べておきたい食品(特に野菜や魚など)について学びました。お家でも、目にやさしいことをしっかり考えながら生活することがとっても大切です。
3年生の表現集会とたくさんの表彰
今日の朝の活動は、3年生の表現集会でした。3年生は、体育館で繰り返し練習し、自信をもって発表することができました。3年生は、集会直前の練習もしっかりがんばりました。今回も、たくさんの保護者のみなさんが参観されたので、3年生のみんなの励みになりました。
まず初めに、「小さな世界」を3年生のみんなで合唱しました。体育館いっぱいに美しい歌声が広がります。次に、「よう気なかじ屋」を歌に手合わせを加えてで楽しく発表しました。その後、代表のお友達が手合わせの仕方をみんなに教えて、全校のみんなで手合わせ歌を楽しむことができました。朝から、歌を歌って、手合わせをしてみんな元気になりました。
盛り上がったところで、最後に「聖者の行進」のリコーダー演奏をしました。3年生になってリコーダーの学習が始まったばかりですが、「ソ、ラ、シ、ド」の4つの音を使いながらみごとな演奏ができました。
表現集会の後で、空手や陸上の大会、読書感想画に入賞したお友達の表彰がありました。また、体力テストでA判定だったお友達の表彰もありました。
驚いたことに、川島小学校のA判定のお友達は、28人もいます。全校児童は125名なので、A判定のお友達の割合は、実に22.4%になりますよ。川島小学校のお友達は、体力もすばらしいです。
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
30   | 1   | 2   | 3   | 4   | 5   | 6   |
7   | 8   | 9   | 10   | 11   | 12   | 13   |
14   | 15   | 16   | 17   | 18   | 19   | 20   |
21   | 22   | 23   | 24   | 25   | 26   | 27   |
28   | 29   | 30   | 31   | 1   | 2   | 3   |
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