日誌

附属中のできごと

3日間の学校公開

6月13日(木)~15日(土)の3日間、本校では学校公開が行われました。保護者の方や地域の方、塾関係者の方なども学校を訪れられ、授業の様子や学校の様子をご覧くださいました。附属中学校の保護者の方々も多数、貴重なお時間を割いて学校の様子を見に来ていただきました。ありがとうございました。

理数科生集会に全校で参加!

6月15日(土)、学校説明会が終わってすぐ理数科生集会が行われ、「将来の選択肢を広げるために」と題された鈴木まゆ様SSH講演会が行われました。鈴木様は都城泉ヶ丘高校の卒業生。皆さんの先輩に当たります。卒業後、宮崎大学工学部に進まれ、現在は京都府にある村田製作所にお勤めです。村田製作所は総合電子部品メーカーで、鈴木様は、例えばチップ型のセラミックコンデンサーの開発に携わられ、それは皆さんが普段手にすることも多いスマートフォンの中に使われているそうです。私たちの身のまわりにある大変身近なものに生かされている様々なものの縁の下の力持ちであるのだな、と思いました。鈴木様がなぜ工学部を選び、そして今の仕事に出会い、進んできたかを、経験を交えながら分かりやすく話してくださいました。とても印象に残っている言葉は「点でもよいから『面白い』を見つける!」ということ。「なりたいこと」と「できること」がうまく合わずに悩むことも壁にぶつかることもあるけれど、どこかに重なる部分がある、ともおっしゃっていました。れから進路を選択していくことになる中学生にとっても、とてもためになるお話でした。また、お話の後、女子を対象にサイエンスランチカフェもあり、中学生も数名参加させていただきました。鈴木様、お忙しい中生徒の未来に繫がるお話をしていただき本当にありがとうございました。

 

 

 

第1回学校説明会~多くの参加、ありがとうございました

朝から予報どおりの雨で、足下の悪い中での第1回学校説明会になる……と覚悟していましたら参加者の皆様をお迎えすることを心待ちにしていた生徒たちの思いが通じたのか、開始の頃には雨も小やみになり、6月15日(土)、無事、第1回学校説明会を開くことができました。昨年度までも生徒主体で行ってきた説明会ですが、今回はさらに生徒だけで運営する準備を重ねてきました。全体会では、進行を1年生広報委員赤峰大斗さん・志田奈南さんが務めました。最初に校長先生から、「SSH」に指定された本校のことを踏まえたお話がありました。「泉附ガイダンス」では広報委員3年・吉村怜雅さん2年隅夏波さんが分かりやすく泉附の概要を伝えました。「保護者にインタビュー」のコーナーでは、保護者の築地様石橋様に、広報委員3年・中田希來さん2年・前迫奏亜さんが保護者の立場からみる泉附についてや受検のときのことなどを伺っていました。お二方とも丁寧に分かりやすく話してくださいました。「高校生の話」では理数科2年友安航也さんが、泉附のよさを学習面や清泉会活動、人的環境のすばらしさなどの面から話してくれました。プレゼンテーションは分科会場に移動しなければなりません。移動の案内をしてくれたのは1年生。実は1年生は朝から受付や誘導、挨拶などさまざまな場面で側面からこの会を支えてくれていました。1年生が活き活きと活動する様子も見ていただけたのではないかと思います。各会場では7つのグループに分かれた2年生が、約1ヶ月かけて作成してきた力作の「泉附についての細かな紹介プレゼンテーション」を披露しました。思いの外はやく移動が完了したグループでは、合間に1・2年生が協力して話をしたり、児童の皆さんに手を挙げてもらったりといった、場を盛りあげようと工夫する様子も見られました。また、全体会場の片付けを3年生が一手に引き受けてくれたことも申し添えます。天候の悪い中、しかも梅雨独特の湿度の高さの中、参加くださいました児童・保護者の皆様、ほんとうにありがとうございました。生徒たちの説明はいかがだったでしょうか。10月19日(土)には2回目の学校説明会を予定しております。ぜひご参加ください。

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

学習塾への説明会がありました

令和6年6月14日(金)の2時間目に学習塾の先生方をお招きして、高校と附属中学校の魅力をそれぞれ発表しました。SSH指定校として動き出している新しい都城泉ヶ丘高等学校・都城泉ヶ丘高等学校附属中学校をお知らせしていく目的で今年度計画しました。これまで高校生しか体験できなかったプログラムに附属中生も参加できるものが増えて、より豊かな体験を経験でき、生徒達の学びを深めることができていくと思います。

 生徒を代表して、高2の弓削百加さんが、「勉強が行き詰まったときに、塾の先生に助けられて今頑張れている」ことを発表しました。中3の増田陽さんが、「受験勉強をしようと思ったときに、作文指導で塾の先生に教えてもらい、苦手なものを克服できた」と伝えていました。二人から、泉ヶ丘を選んで良かったという言葉も聴けました。

  

学校説明会準備~来校される皆さんを心待ちにしています~

梅雨に入り、蒸し暑い日々が続くようになりましたが、生徒たちは毎日元気に頑張っています。ここしばらく頑張っているのは、明日予定されている第1回学校説明会に向けての準備です。今年度から、より主体的に生徒たちに任せた学校説明会となっていて、特に生徒広報委員(1年~3年・計6人)とグループでのプレゼンテーションを担う2年生は大忙しです。よりよい説明ができるように、準備に余念がありません。6月14日(金)午後は、1年生は全体会場設営、2年生はグループ別の会場設営とリハーサルに取り組みました。当日の場面を想定しながら、さまざまな場面で気働きをし、活き活きと活動していました。明日の天気予報は雨模様ですが、心は「晴れ」。参加してくださる皆様を心からお待ちしております。

 

 

 

 

 

 

中央清泉会とSET

先日、学級討議や四者会が行われたのですが、それを受けて、6月13日(木)7時間目中央清泉会が開かれました。各学年の理事・副理事と、各委員会の委員長、生徒会代表からなる執行部が一堂に会し、総務・学習・生活・文化・美化・保体の6つの委員会のこれまでの活動の振り返りと新たな旬間に向けての話し合いがていねいに行われていました。同時に、各学級ではSETの時間にそれぞれが自学を進めていました。1年生から3年生まで、どの学年も静かに黙々と勉強に取り組んでいました。話し合う場、集中する場。そういったメリハリのある学校生活を泉ヶ丘附属中では常に目指しています。

 

 

1年生、自然科学探究出前授業~海に生きる動物たちから考える~

6月12日(水)6・7時間目1年生総合的な学習の時間出前授業が行われました。題して「宮崎の海から『進化』と『環境』を考える~日向灘のイルカ・クジラ・ウミガメ」。講師を務めてくださったのは、宮崎大学教育学部・西田伸先生です。新しい出会いに目を輝かせて向き合う1年生。今回の出前授業でも、理科室に入った途端、目をきらきらさせて机の上に並べられた動物の骨に注目!授業への期待が膨らみます。私たちが暮らす宮崎は海と深い繋がりがあります。海に打ち上げられる動物たちも多くあり、そのたびに西田先生は調査されていらっしゃいます。動物の骨は多くを語ります。「進化」も「環境」も骨から分かってくるのです。授業ではお話の合間に、生徒たちに実際に動物の骨などを触らせてくださり、みんな興味津々で見入っていました。最後に、生徒を代表して天神煌士郎さんがお礼の言葉を述べました。お忙しい中、楽しい興味深い授業をしていただいた西田先生、派遣くださいました宮崎大学に心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

 

学校説明会に向けて!

5月末から、国語の授業で「魅力的な提案をしよう~資料を示してプレゼンテーションをする」の学習に入った2年生。この授業では提案内容を決め、情報を集め、効果的な話の構成を考え、プレゼンテーションで実際に発表していきます。今回、提案内容を「学校説明会で小学生や保護者の方に向けて泉ヶ丘附属中を紹介する」と決め、7つのグループに分かれて、発表資料づくりに熱心に取り組んでいます。国語の授業だけでなく、学級での学活の時間等も利用して、よりよくしようと一生懸命です。6月12日(水)には、リハーサルを行いました。教室と中学図書室にわかれ、各班発表を披露し、もっとよくするためにはどうするかお互いにアドバイスし合いました。自分たちの学校のよさを知ってほしい、2年生、頑張っています!また、別の場所では全体会場で発表する生徒(2年生・3年生)も、リハーサルを行っていました。その成果は、6月15日(土)に行われる第1回学校説明会で披露する予定です。

 

 

  

 

学級討議・四者会~清泉会集会に向けて

6月7日(金)~6月11日(火)にかけて、朝の時間を活用した学級討議で、清泉会の各委員会活動の5~6月の振り返り、そして次の旬間に向けての話し合いが行われました。その話し合いで出されたことを、11日(火)3時間目四者会で検討しました。四者会には、各学級の清泉会委員長と担当の先生が集まり、細かく話し合い、三つの学年共通してどのように取り組んでいくか決めていきます。今回話し合った結果を、6月13日(木)の中央清泉会で提案し、更によりよく練り上げていきます。この一連の活動が、附属中学校が高められていく基礎となっているのです。

 

 

防災避難訓練行われる

6月5日(水)6時間目の終了間際。いきなり校内にあの独特のアラーム音と共に「緊急地震速報です……」と放送が入りました。「机の下などに身を隠し……」と続き、みんな第一次の防御姿勢を取りました。3分後、「揺れが収まりました。全員、頭を覆ってグラウンドに避難してください…」の放送が入り、みんなで一斉に避難を開始しました。実は、この日が防災避難訓練と予告せずに行った訓練でした。ですから、中学生も、1年生は美術の授業の最中、2年生・3年生は総合的な学習の時間で、2年生は大学の先生による出前授業が理科室で行われていました。必ずしも担任の先生がいて、場所は自分の教室で、という訳ではありませんでした。グラウンドに一番に走ってやってきたのは2年生。確かに理科室はグラウンドに近い場所です。しばらくして1年生がやってきました。中学生で最後にやってきたのは、グラウンドから一番遠い3A教室にいた3年生でした。グラウンドにやってきたらどの学年もすぐに整列し、人員点呼をして、報告していました。この日登校していた全校生徒が無事そろったところで、黒木教頭先生から「三つの助」についてお話がありました。東日本大震災、熊本地震、能登半島地震など、日本は地震の多い国の一つです。その中で「自助・公助・共助」という三つの助を大切にして、共にいのちを守っていこう、という考えが大切にされるようになりました。私たちも中学生として、高校生として、自分でできること、みんなでできることを考えながら生活していきたいものです。普段、どんな場面で天災に遭うか、それは分かりません。どのような場面でも、臨機応変に対応できるよう、常に防災意識をもっておきましょう。