日誌

附属中のできごと

拉致問題に関する中学生サミット

8月9日(金)2年生後藤稟子さんは、東京・浅草ヒューリックホールにて、「拉致問題に関する中学生サミット」に宮崎県代表として参加しました。午前中、拉致問題担当の林芳正大臣、拉致被害者家族会代表の横田拓也氏などのお話を聴きました。午後から拉致問題を世に広めるためのCM動画の案作りを群馬、三重、岡山の中学生と一緒に取り組みました。最後は17チームが力作のCM劇を発表しました。46年前の拉致被害が、未だに「問題」として在る現実があります。参加した中学生たちみんなの目が、真っ直ぐに前を向き真剣であったことは言うまでもありません。私たちが自分ごととして伝え広め訴えていくことの大切さを痛感したのではないでしょうか。

第69回宮崎県吹奏楽コンクールで演奏!

7月27日(土)宮崎市民文化ホール第69回宮崎県吹奏楽コンクールが開かれました。本校の吹奏楽部は、中高生一緒に練習を重ね、すばらしい楽曲を披露しています。この吹奏楽コンクールは、一般的に中学3年生、高校3年生にとって、最後の大きな対外的なコンクールとなります。(もちろん本校の中学3年生は、希望があれば継続して取り組むことができます)中学生の吹奏楽部員は、3年生平山笑里さん(ホルン)・福留叶望さん(バスクラリネット)、1年生大浜凜桜さん(サキソフォーン)・大村夏穂さん(クラリネット)の楽器を担当しています。披露した曲は課題曲3「メルヘン」自由曲「ミュージカル『ミス・サイゴン』より」。指揮は部活動指導者としていつも指導に当たってくださる教山了悟先生です。前の演奏が終わり、いよいよ本校の演奏。しーんと静まりかえったホールに、指揮者の指揮に導き出される美しい音色が響き渡りました。結果は銀賞。すばらしい演奏をありがとうございました。

 

部活動で汗を流す

8月2日(金)、朝から猛暑が続いています。その中で各部活動は頑張っています。特に運動部は汗を大量にかきますので、こまめな給水・休憩が欠かせません。この日午前中、義友会館ではバドミントン部が練習をしていました。義友会館は冷房が入るため若干涼しくはあるのですが、体を動かしますから汗びっしょりになります。見に行ったときは、ちょうど2年生が高校生の先輩とシャトルを打ち合っていました。体育館では、午前中女子バスケットボール部が練習をしていました。暑い中ですが、顧問以外に高校の先生方も一緒に練習してくださっていて、本当にありがたいことです。真剣に、でも笑顔もこぼれつつ、楽しく練習しています。学校を出て、陸上競技場の横のテニスコートでは、男女テニス部が夏の日差しを全身に浴びながら練習をしていました。テニスコートの照り返しもまぶしく、15分練習しては休憩を挟みながら頑張っていました。午後、体育館では男子バスケットボール部が高校生と一緒に練習をしていました。中高生一緒に練習することで、多くを学び成長していきます。秋の大会に向けていよいよ2年生・1年生が中心となって活動をはじめたところです。暑さだけでなく生徒たちのやる気も充ち満ちているように感じられました。

 

 

 

 

8月になりました

1学期終業式が終わって数日。8月に入りました。普段は多くの生徒たちであふれている学校は静かです。静かな分だけ、ゆっくりと時間が流れているように感じるのは気のせいでしょうか。午後、校内を歩いていて中庭から管理棟の裏側を眺めると、昨年度塗り替えたばかりの壁の白さと空の青さ、芝生の緑のコントラストがとても美しく感じられました。ふと気づく墨の匂い。書道部の高校生が作品を仕上げようと熱心に練習していました。白い紙に濃淡のある黒の文字が踊っています。美しいです。書道室を出て、体育館に足を運んでみたら、女子バスケットボール部が一生懸命練習していました。猛暑の中、こまめに水分補給や休憩を入れながら頑張っています。秋へと繫がる練習です。聞くと、男子は午前中に練習をしたとのこと。暑い暑い中ですが、みんなそれぞれの場所で頑張っています。8月1日には、八月朔日(はちがつさくじつ…朔日は月のはじめの日のこと)=八朔(はっさく)という呼称もあります。昔、八朔に新穀をお供えして祝っていたそうです。九州では熊本県山都町の「八朔祭り」が有名ですが、各地にそのお祝いの祭りがあるようです。また、八朔というみかんは、八月朔日あたりには食べることができるから名前を付けられたとも言います。旧暦と新暦の暦のずれはありますが、こういった昔からの風習を知ると、少しずつ秋の収穫が近づいてきてると感じられます。最後に寄った高校図書館では静かに勉強に取り組む高校生たちがいました。今の頑張りがすばらしい収穫に繫がるのではないでしょうか。

 

 

 

医学部医学科進学希望者対象進路講演会

7月29日(月)14:30から、高校生と中学生を対象医学部医学科進学希望者対象講演会が開かれました。中学生からは1年生2名、3年生2名の参加がありました。講師としておいでくださったのは富士学院学院長村田慎一先生です。医学部進学を目指すとはどういうことか、授業や学校でどんなことを身に付けていくべきか、医師として働くとき何が大切か、入学試験はどのようなものなのか、進学先はどう選んだらよいかなど、具体的なお話を伺うことができました。参加した中学生からは「具体的に何を伸ばしていけばよいか知ることができ、視界が開けて明るい気持ちで前に進むきっかけになった」「自分に合っている大学を探すことが大切」「『医師』という仕事のすばらしさ、厳しさを学べた」「考えられる将来の選択肢が増えた」といった感想が聞かれました。このような機会を中学生のうちから得られるのも、中高一貫校である本校だからこそです。そういった機会をキャッチして自分に活かせるかは自分次第。アンテナを高くして自分自身を高めていきましょう。

1年生、「小学校新聞づくり」で出身小学校を訪問取材中

7月24日(水)を皮切りに、1年生自分の出身小学校を訪問取材中です。実は、1年生国語科「出身小学校の新聞を作り紹介する」という取組で新聞作成をするために、出身小学校を訪問させていただき、先生方に取材をさせていただいたり、写真を撮らせていただいたりしています。取材をお願いするに当たって、各班長は取材のお願いの電話をかけさせていただき、日程調整や取材内容の確認など行いました。前もっての電話対応から始まり、夏休みに入ったばかりのお忙しいときに取材の許可を頂き、各小学校の先生方には感謝するばかりです。7月29日(月)午後には大迫琉晟さん、天野天花さん、政野煌月さんの3人が三股西小学校を訪問させていただきました。活き活きと取材を行っていたと伺いました。訪問取材は8月2日(金)まで続く予定です。1年生、しっかり頼みます。

高校オープンスクール~高校生の活躍から学ぶ

終業式の翌日、7月30日(火)は、高校オープンスクールが開かれました。それに向けて、高校生徒広報委員は約2ヶ月ほど前から準備を始め、高校生のボランティアの生徒たち(240名ほど)も7月初めの最初の集合からさまざまな協力を行いました。オープンスクール前日となる29日の午後には、義友会館に集まり、受付・誘導、模擬授業、座談会のそれぞれの準備や打合せを協力して行いました。高校生自ら多くのボランティアを前に指示をし、頼もしい様子です。ボランティアの面々には、附属中出身の先輩方もいました

 

 

30日当日は、広報委員・ボランティア生徒たちは9時に集合し、会場作成や配信リハーサル、打合せなどを行いました。昼食休憩の後、12時には各担当場所につき、オープンスクールの開始を待ちました。受付開始と同時に多くの中学生・保護者の方々が体育館に入場され、徐々に体育館いっぱいになっていきます。高校生たちは、全部で28班に分かれて受付・案内・誘導を行っていました。体育館前方では応援団・合唱部・ダンス部がすばらしい演技を披露して、体育館の暑さを吹き飛ばしてくれました。体育館から各教室に別れた後、生徒広報委員会を中心に作成したとても分かりやすい楽しい動画で泉ヶ丘が紹介され、その後、模擬授業では、高校生が先生役や助手役になる授業もあり、参加した中学生は5教科の授業を楽しく受けることができたのではないでしょうか。附属中学校でも、10月に本年度2回目学校説明が予定されています。中学生の生徒広報委員も、2回目に向けて数回会議をもち、計画を立てているところです。「泉ヶ丘のために」「泉ヶ丘を希望してくれる中学生のために」と、ボランティアでこんなに多くの高校生が協力する姿は、附属中生にとって身近に在るすばらしいお手本です。第2回学校説明会に向けて、附属中生も協力していきましょう。

 

 

 

 

1学期終業式・中学生集会~充実した夏休みに!

ニュースなどで伝えられるところによると、7月20日前後に夏休みに入っている小中学校が多かったようですが、本校は1学期終業の日7月29日(月)に迎えました。この日は、朝の会が終わったら50分間の大専心(大清掃)に早速取りかかりました。いつもは僅か10分ほどの時間しかとれないので、普段できないところを丁寧に掃除しました。教室や廊下などは床を磨いてワックスをかける作業もありましたので、ぎりぎりまで一生懸命取り組みました。

  

終業式・全校集会は、暑さ・感染症等を考慮して各教室にオンライン配信で行われました。校長先生はお話の中で課題を示されました。「学校生活で欠かすことができないもの」をできるだけ多く、最低でも10個以上あげて、と話しかけられ、生徒たちは考えを出し合っていました。しばらく時間をおいて話されたこと。ある研究によると、人間は1日35,000回の選択の判断をしている。学校生活に欠かすことのできないものの選択判断には「授業」「友だち」「部活動」いろいろあるだろうけれど、その大前提に「命」がある。命を守ることを最上位の選択判断としてほしいー生徒たちは頷きながら耳を傾けていました。校歌斉唱を各教室で起立して行い、終業式は終わりました。続いて行われた全校集会では、進路担当の先生から「22日間の夏休み、時間だけはみんな平等にある。どう使うかで結果が変わる。時間を自分の味方につけよう。」というお話、生徒支援担当の先生から「交通事故に気をつけ命を守ること、判断基準に『ばれなければよい』というものがないか考えること」というお話がありました。

 

 

 

その後、場所を大会議室に移して行われた中学生集会では、最初に1年生・川本更さん2年生・吉岡果胡さん3年生・種子田壮志さんが1学期を振り返っての発表を行いました。それぞれ、1学期での経験で学び合い視野を広げられたこと、あいさつや返事・提出物等基本的事項を大切にしたいことなど、成長できた点、これから改善していきたい点などしっかりと前を向いて堂々と発表しました。生徒支援担当の市橋先生は、「心身共に健康にあること自分の力で立ち上がる力もてるようになってこそ健康になる」という話を、オリンピック選手の例を取りあげながら分かりやすく話してくださいました。学習担当の杉田先生は、「計画・復習・挑戦」の三つのキーワードを示しながら夏休みの学習の取組について話してくださいました。保健安全面では、養護教諭の岩本先生が、体と心の自己管理ができるように成長していってほしいと話されました。第1回実用英語検定・第1回漢字能力検定の合格者の紹介もありました。集会が終わったら、各学級で1学期締めくくりの学級活動。通知表も渡され、いよいよ夏休みです。22日後の休み明けに元気でみんなで2学期をスタートできるよう、充実した22日間にしましょう!

 

 

 

 

 

科学の甲子園ジュニア 1次予選が行われました。

7月27日(土)小林中央公民館科学の甲子園ジュニア1次予選が行われ、本校から4チーム12名が挑みました。県内29チーム87名が3会場で同時に行われており、筆記競技と実技競技の合計得点が高い15チームが8月24日に行われる2次予選に進むことができます。そして、最終的に2チームが県代表として12月13日から姫路市で開催される全国大会への切符を手に入れることができます。

 

都城市中学生海外派遣事業の出発式がありました

都城市では中学生20名を対象としたオーストラリアへの海外派遣事業があり、7月26日(金)に市中央公民館で出発式が開催されました。選考の結果、本校から9名(1年生2名、2年生5名、3年生2名)の生徒が参加させていただくことになりました。8/1〜8/7までホームステイを通してたくさん交流して元気に帰ってきてください。