学校日誌

学校や子どもたちの様子

会議・研修 「すまいる」で質問しよう

 学校の近くに「すまいる」という施設があります。2年生のお友達は、この「すまいる」がどんなところなのかを生活科の学習で調べることにしました。12月15日(金)に「すまいる」に行って、施設の方にいろんな質問をしました。

  

  

 2年生のお友達の質問に「すまいる」の理事長さんと息子さんにていねいに答えていただきました。

Q「すまいるでは、どんな仕事をしていますか。」

A「農作物(キュウリやサツマイモ、トマト、椎茸やきくらげなど)を育てたり、ごみの分別をしたり、幼児向けのおもちゃやコースターの製作などをしたりしています。」

 

Q「すまいるで働いているのは、どんな人たちですか。」

A「体や心に障がいのある人たちが働いています。」

 

Q「何年間すまいるの仕事をしているのですか。」

A「17年間続けています。そして、これからもずっと続けていくようにします。」

 

Q「どうしてすまいるという名前にしたのですか。」

A「障がいのある方がにこにこすまいる(笑顔)で働くことができるといいなと思って、この名前にしました。」

 理事長さんは、お話の中に手話を交えながらお話ししましたので、2年生のお友達も自然と手話を覚えていきました。

 こうして「すまいる」のことを調べていくと、実に素晴らしい、優しさにあふれた施設であることが分かってきました。まさに川島地区の誇れる施設です。

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ひらめき 職人さんに学び、技に挑む~ものづくり体験教室~

 宮崎県職業能力開発協会による事業「ものづくり体験教室」を12月13日(水)に実施しました。5・6年生のみんなが、職人さん方に学び、化粧箱作りと表札作りの技に挑みました。

  

  

 最初から全てを作るのは大変なので、職人さん方がある程度まで作ったものを準備していました。さらに、5・6年生の作業の進み具合を見ながら、ていねいに教えていただきました。おかげで、写真のようなとってもすてきな表札と化粧箱ができました。

 今回の体験教室で、ものづくりの楽しさや素晴らしさを体感することができました。企画していただいた職業能力開発協会の方と職人の方に感謝です。できあがった作品はお家で大切に使います。

 

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動物 いのちを感じる~いのちの教育~

 動物愛護センターの外山先生、安藤先生が12月11日(月)に川島小学校にいらっしゃいました。そして、いのちの教育に関する授業を3・4年生を対象に行いました。

  

 まず、世の中には身近なペットだけでなく、自然の中で生きるいろんな動物がいて、我々人間と「共存」しているということをパネルを使って説明されました。次に、生き物の「心音」の話題になり、聴診器で自分の心音を聞いたり、音声で動物の心音を聞いたりしました。この心音は、まさにいのちのリズムを刻んでいるのです。

 先生方は伝えます。「私たちのいのちはたくさんの祖先から受け継がれてきたものです。このいのちを私たちは多くの子孫に受け継いでいかなくてはならないのです。そのためには、お互いのいのちを大切にしなくてはならないのです。」このメッセージが子どもたちにしっかりと伝わったことでしょう。

 動物愛護センターでは、毎年たくさんの動物を保護し、病気や事故でいのちを落とす動物の数をゼロにすることに挑戦しています。しかし、現実はなかなか難しいことも伝えられました。

 3・4年生のみんなは、12月15日(金)に、いのちの教育の後編として、宮崎市清武町にある動物愛護センターを訪問し、施設見学などをしてさらに深くいのちについて学びます。

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給食・食事 ぺろり賞91人~12月全校朝会で発表~

 11月の「給食残量調査」(13日~17日)で好き嫌いせずに残さず食べたお友達に「ぺろり賞」が授与されることになっていました。嫌いなものも我慢して食べなくては、健康な体を保つことはできません。どれぐらいのお友達が、この「ぺろり賞」をもらうのかというと、全校児童116人中、91人のお友達でした。学年別に調べると、

1年生右7名(35%) 2年生右14名(73%) 3年生右18名(94%) 

4年生右21名(84%) 5年生右14名(87%) 6年生右14名(82%)

どの学年もすごく頑張っていますが、特に3年生は94%とほとんどのお友達が残さずに食べることができています。そこで、3年生を代表して、矢野 悠夏さんに「ぺろり賞」の賞状が渡されました。

 12月に頑張るのは、月目標「思いやりのあるかかわりかたをしよう」に関連して、「ポジティブの木」にいろんなみんなの思いやりあふれる行動を「ポジティブの実」にして貼っていきます。ほかの人でも自分でもどちらでもいいのです。この実がたくさんになったとき、川島小学校は笑顔があふれる素敵な学校になっているはずです。

  

  

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給食・食事 非常食体験給食

 11月29日(水)の給食には、大きなおかずの代わりにレトルト食品が配られました。中身は、根菜の煮物です。このレトルト食品の根菜の煮物はいわゆる「非常食」です。この日は、この非常食を体験するという、深い意味を持つ給食の時間となります。

  

  

 1年生から6年生の教室を回ってみましたが、「おいしい、おいしい。」と食が進んでいる子もいれば、「うわっ!!何これ。」と口に出さないまでも、表情に出ている子もいます。栄養職員の吉岡先生の放送にもあったように、「食べにくい。」と感じているお友達も確かにいます。しかし、それでは命を守ることができないのです。今回は、「食べることは、生きること」ということを自覚して食べる練習をしているということになります。災害時には、「食べにくい。」などと言っていられないのです。食べて命をつないでいかなくてはいけません。

 上学年のお友達には、どんなものが入っているか(食材の種類、アレルギーへの配慮、調味料など)を意識したり、非常食の特徴(賞味期限の長さ、柔らかな食感、食器がなくても食べられるようにしているなど)を考えたりしながら食べるように声かけをしました。

 予測不可能な災害の備えとして、今回の非常食の体験は非常に意義があります。川島小学校には非常食の準備があります。お家ではいかがでしょうか。

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