日誌

附属中のできごと

水泳の授業がありました

プールがない本校では、保健体育の水泳の授業を、近くのスポーツ施設のプールをお借りしてまとめて行っています。今年も1・2年生の水泳の授業が、7月10日(水)に始まりました。最初に取り組んだのは1年生。1時間目の授業を終えた1年生は、体操服に着替えて徒歩でスポーツ施設に向かいました。プールに着いて準備運動を十分行って、水に慣れるところから始まります。プールサイドに座ってのバタ足から始めて、プールの中でジャンケンをしたり回ったりして徐々に水に慣れていきます。移動や着替えも含めてひと学年3時間の水泳の授業。午後は2年生が同じく3時間の授業を行いました。1年少し前まではコロナ禍ということもあり、小学校での水泳の授業が十分行われなかったところもあると思います。なかなか水に慣れない人もいますが、水に親しみながら水への接し方、基本的な泳ぎなど少しずつ身につけていきましょう。この集中授業は7月11日(木)も行われます。協力いただいているスポーツ施設の皆様には心から感謝申し上げます。

 

 

平和学習~過去を知り今を生き未来へ繋ぐ~

7月9日(火)は租税教室、出前講座と、附属中にとってとても盛りだくさんな一日となりました。その一日の最後、6・7時間目に臨んだのが「平和学習」です。附属中全校生徒が義友会館に集まり、戦争について、平和についてお話を聴きました。講師として来校くださったのは「かたりべぐるーぷ南の風」代表常盤泰代様です。常盤様自身は、戦争体験そのものはない、ということでしたが、「戦争」について、自ら調べ、出かけ、歩き、聴き、と多くの経験を重ねられ、こうして私たちにその経験から分かったこと、知ったこと、考えたこと、思いなどを伝えてくださっています。今回は、宮崎、そしてご自身の出身地の都城と関わる「戦争」にスポットを当てて話してくださいました。ご自身のご家族で戦死なさった方のこと。都城の戦時中の飛行場のこと。国家総動員法のこと。赤紙、千人針、寄せ書きされた国旗、軍事教練、集団疎開……。「命を惜しむな」という考え方に貫かれた日々。そして、今。私たちは「命を大切に」平和に日常を送っています。世界をみると戦火が止むことがない今。私たちが平和な世の中を作るためになにをしたらよいのだろう、という投げかけに深く考えさせられました。「対話をし、問題解決のできる人間になろう。」「無関心にならないで。」という言葉は、とりわけ心に響きました。最後に、生徒を代表して3年・真方芯さんがお礼の言葉を述べました。お忙しい中、貴重なお話をいただいた常盤様、ありがとうございました。私たちは今日学んだことを、これからに活かし、未来に繋いでいきます。

 

 

 

1年生、出前授業で「新聞づくり」について学ぶ

7月9日(火)4時間目1年生は国語の授業で「新聞づくり」の出前授業に臨みました。1年生の国語では、情報を集めたり調べたり発信したりすることや分かりやすく伝えることを学ぶ単元「出身小学校新聞をつくろう」で、1年生40名が自分の出身小学校を紹介する新聞を作成しています。この日はそのために「新聞づくり」について学ぼうと、新聞社の方に出前授業をお願いしました。講師として来校くださったのは、宮崎日日新聞社黒木友貴様です。最初に「新聞」はどのような仕組みになっているのかについて学びました。インターネットでニュースや記事を拾う人が増えている昨今ですが、紙ベースの新聞のもつ力の一端を知ることができました。それから取材の仕方、写真の撮り方、記事の書き方、レイアウトなど、実際にこの日の朝発行された新聞を教材として使いながら学びました。質問する生徒もいて、生徒たちは、この授業を受けて「学習したことを活かしてよい新聞をつくりたい!」という気持ちがますます高まったようです。最後に、生徒を代表して野口里さんがお礼の言葉を述べました。また、山崎央友果さんが授業を受けてのインタビューを受けました。黒木様、丁寧で分かりやすい授業をありがとうございました。そして派遣くださいました宮崎日日新聞社にも心からお礼申し上げます。これから1年生は、新聞づくりを計画的に進めていきます。夏休みを挟んで9月には新聞が完成する予定です。どのような新聞ができるか楽しみです。

 

 

 

 

 

3年生、「租税教室」で税について学ぶ

7月9日(火)3・4時間目3年生「租税教室」に臨みました。都城法人会の方々が18名、講師としてきてくださり、3年生が自分のこれからの人生とお金・税の関わりをゲーム的要素を取り入れながら楽しく分かりやすく学ばせていただきました。3年生は現在14歳~15歳。これからの社会の中で自分の人生を歩んでいくわけですが、その中の様々な節目においてお金・税といったものに何度も接していくことになります。それを「人生ゲーム」の形でシュミレーションし、考えていきます。8人のグループをつくり、それぞれ一生懸命考えました。サイコロで決まった自分の職業(銀行員、運転手など6つの種類がありました)で、「保険に入る・入らない」「結婚する・しない」など設定があり、自分の人生を考えていきました。また、休み時間に質問タイムを設けると、子ども達は弁護士や薬剤師をはじめとするさまざまな職種の講師の先生に質問しにいっていました。最後に生徒を代表して平山笑里さんがお礼の言葉を述べました。加えて、租税教室終了後は生徒を代表して海田聡宇美さん恒松光太郎さんがインタビューに答えていました。今は義務教育の最中でお金・税についてあまり身近に感じることがないかもしれませんが、これからの人生で本当に大切なしっかりと考えていかなければならない事柄の一つです。このような学びの機会をいただいた都城法人会の皆様に、心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

 

美珊さん、おかえりなさい!

昨年度、7月に短期留学生として1年A組で3週間一緒に学んだ髙橋バレト美珊さん。今年度、2年A組で7月8日(月)から2週間の予定で、また一緒に学ぶことになりました。フランス・パリに住む美珊さんから、昨年度はたくさんの刺激をもらった泉附生たち。再び美珊さんと一緒に学ぶことができ、大喜びです。1年ぶりの再会ですが、2年A組のみんなと美珊さんは、ずっと一緒に居たかのように、とても自然に溶け込んでいました。これから2週間、共に学び合いましょう。「おかえりなさい、美珊さん!」

 

【さあ、美珊さん、どこにいるかな?】 【ここにいました!とけこんでいます】

第1回参観日・学級懇談会開かれる

7月8日(月)、この日も朝から夏の日差しが差す暑い日でしたが、午前中「第1回参観日」が開かれました。いつもは午後に開くことが多い参観なのですが、駐車場がなかなかとれない関係もあり、今回は午前中の2時間目1・2年参観授業・3年進路説明会3時間目各学級学級懇談会を実施しました。1年生の参観授業はCーtimeの授業でした。「身近な人を紹介しよう」と班で発表しあった後、復習をしました。2人のALTも一緒に授業が進められていました。2年生数学の授業。「平方完成と解の公式」の授業で、問題を解いたり話し合ったりして授業は進んでいきました。さすがは理数が好きな生徒が多いだけあって活き活きとしていました。3年生は生徒と保護者がそれぞれ隣に座り、「進路説明会」に臨みました。高校の教務主任・理数科主任・進路主任の先生方から高校生活の話や、高校に向けてどう過ごして行く必要があるか、といった重要で貴重な話を聞くことができました。どんな教育課程で過ごしていくのか、理数科のSRM・SRP・SEの授業の様子、進路について考えていく際の選び方や考え方など具体的な内容が大変参考になりました。その後、1~3年各学年ごと学級懇談会がありました。1学期を振り返って今に至る生徒たちの日々の様子や学習について、また、夏休みの過ごし方など具体的で細かな話がそれぞれなされていました。週初めの朝からでしたが、多くの保護者の方がご都合を付けて参加くださり、充実した参観日となりました。お忙しい中、本当にありがとうございました。

 

 

 

  

 

宮崎県総合体育大会報告①~柔道

本校の生徒で宮崎県総合体育大会に最初の出場となったのは柔道。夏の鋭い日差しが降り注ぐ7月7日(日)ひなた武道館柔道場で、柔道の個人戦が行われ、1年生・天神煌士郎さんが出場しました。相手はやや上背のある3年生。天神さんは、気合い十分、最初から止まることなく積極的に技を仕掛けていきました。しかし、ちょっとした間合いをうまくつかれ、一本負けを喫しました。上級生にひるまず果敢に挑んだ天神さん、秋の大会が楽しみです。泉附生、エネルギーに満ちた県総体のスタートとなりました。

 

 

夏空ひろがる~テスト終了翌日の午後

本年度から、定期テスト翌日の午後は放課になり、生徒たちはテストの復習や次の予習、そしてテスト前でしばらくお休みだった部活動にゆとりをもって臨んでいます。7月5日(金)、ひろがる夏空の下、附属中生も部活動を再開しました。校内を歩いていると、体育館から元気のよい声が響いてきました。ちょうど女子バスケットボール部が練習をしていました。中学生・高校生一緒になって元気に汗を流していました。正門前には帰って行く中学生の一団の後ろ姿が。少し時間をずらして再び体育館に行くと、今度は男子バスケットボール部が元気に練習していました。こちらも中・高生一緒です。中庭に出て、美術室を覗くと、美術部が学級旗のアイディアを思考中。空は爽やかな青。梅雨明けも近いかもしれません。そういえば宮崎は高温で全国のニュースにも取りあげられていました。熱中症に気を配りながらの活動が続いていきます。

 

 

 

県大会・県コンクールの壮行式がありました

7月4日(木)2時間の期末テスト・専心(清掃)を終えた後、体育館に中・高生全員が集まって壮行式が行われました。高校生は全国大会・九州大会・県コンクール等に出場する部活動・選手が、中学生は宮崎県大会・県コンクールに出場する部活動・選手が決意の言葉を述べました。附属中学校で出場する部活動・選手は以下の通りです。

〈部活動〉  

 男子テニス部    7月20日(土)・21日(日)・23日(火)・24日(水) 生目の杜庭球場

  3年 奥津至禮さん 種子田壮志さん 黒葛原漣さん 藤田充希さん 真方芯さん 山崎真侍さん

  2年 大形奏さん 川﨑隆生さん 黒木颯斗さん 仲井柊一さん 原田竣之介さん 柳田栞佑さん 弓削海翔さん 

 女子テニス部    7月20日(土)・21日(日)・23日(火)・24日(水) 生目の杜庭球場

  3年 下沖由依さん 海田聡宇美さん 前畑杏さん 柳田桜子さん 

  2年 隅夏波さん

  1年 志田奈南さん 築地咲樹さん 中津美南さん 中原みなりさん 西野友徠さん 野﨑志織さん

 吹奏楽部      7月27日(土)  宮崎市民文化ホール

  3年 平山笑里さん 福留叶望さん

  1年 大浜凜桜さん 大村夏穂さん

〈個人種目〉

 水泳  3年 吉村怜雅さん  7月13日(土)・14日(日) ひなた水泳場

 陸上  1年 齋藤誠志朗さん 7月21日(日) ひなた陸上競技場

 柔道  1年 天神煌士郎さん 7月7日(日) ひなた武道館

 新体操 3年 佐澤和奏さん  7月17日(水) 宮崎市総合体育館

最後に、高校の応援団が、全員の健闘を祈って応援エールを送ってくれました。いよいよ7日(日)から始まる県大会。地区大会から勝ち上がった人は、学校代表だけでなく、地区代表でもあります。全力を尽くし、頑張ってください。応援しています。

 

 

 

 

 

 

心肺蘇生法講習会で学ぶ

期末テスト中で部活動も中止になっている期間、午後の時間は先生方にとっても勉強の時間でもあります。7月3日(水)午後先生方「心肺蘇生法講習会」に参加しました。都城市消防局・警防救急課の方々に講師として来校いただき、心肺蘇生法やAED講習を受けました。実際に人体模型を使って心肺蘇生やAEDの使用を体験し、いい学びとなりました。1年生は医療体験で実際に体験しましたね。繰り返し学んでいくことが大切な講習です。会場の義友会館には真剣で一生懸命な雰囲気が溢れていました。外に出ると夏空と熱い日差しが降り注いでいました。