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附属中のできごと

1年生福祉教育体験活動~高齢者擬似体験講座

10月8日(火)4・5校時に、1年生福祉教育体験活動の一環として、「高齢者擬似体験講座」に臨みました。講師としておいでくださったのは、都城医療センター附属看護学校の3名の先生方です。体育着・ジャージに着替えた1年生は義友会館に集合整列。講座は、「高齢者とはどんな特徴があるのだろう」「高齢者はどんな生活をしているのだろう」ということをイメージするところから始まりました。そして、四つのグループに分かれて、それぞれ体に重りをつけ、手袋をつけ、ゴーグルをかけ、高齢者の擬似体験を順に行っていきます。その状態で、階段を上り下りしたり、布団を上げ下ろししたり、ペットボトルなどをあけたり、新聞を読んだり、箸でものを掴んだりするのですが、あちらこちらから「うまく歩けない」「動きにくい」「よく見えない」などの声が上がります。また、擬似体験をしている本人だけではなく、周りのサポートもとても大切になってきます。実際に体験したり、サポートしたりすることを通して、相手に対する配慮や思いやりの気持ちも学べたのではないでしょうか。

体験後に「感じたこと」「わかったこと」「自分たちにできるこ」をグループごとにまとめ、発表しました。「日常生活で行っていることが難しく感じた」「相手のペースにあわせることが大切」など、10月に高齢者施設を訪問する際にも大切なことに気づくことができました。最後に生徒を代表して吉村颯馬さんがお礼の言葉を述べました。この講座では、多くの道具を運んでいただき、準備もとても大変です。この講座に関わっていただいた全ての方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。