日誌

附属中のできごと

日常の風景~2月になりました

三寒四温とはよく言ったもので、ここのところ天気のよい寒い日と、天気のあまりよくない暖かい日が交互にやってくる、そんな季節となりました。2月の初日は雨。前日も天気があまりよくなく、校内の湿気は引かないままの2月1日です。校舎の外に出てみると、管理棟の外壁工事が終盤を迎えたようで、白くきれいになった校舎が一部見えるようになりました。まぶしい白い壁を目の前に、高校図書館前の梅の花が白い可憐な花を付けていました。雨の中、桜の木もその幹の中に、その根に、春の兆しをはらんで、芽を膨らませつつあります。暦の上でも今週土曜日は季節を分ける節分、その翌日は立春です。春が近づいています。

 

立志式に向けて~「一字」を認める(したためる)

本校では2月14日(水)に本年度の「立志式」を予定しています。それに向けて、2年生では様々な準備を進めているところです。1月31日(水)6・7時間目総合的な学習の時間に、式で披露する決意の一文字を、書道の先生の指導の下、筆を執ってそれぞれが認めました。最初に何枚か練習をしました。さすがに専門の先生の指導を3年間仰いでいますので、皆、上手です。練習で自信をつけて、いよいよ本番。色紙(しきし)を前にそれぞれ真剣な表情で筆をおろします。あとは慎重に筆を運ぶ生徒、勢いをつけ一気に書き上げる生徒、表情はいろいろです。何とか全員色紙が仕上がりました!立志式当日、この日書いた「一字」が披露されます。

  

 

生徒が先生に!~3年国語「文章を選んで、授業をしよう」

国語で学習すべき事項はほぼ終わっている3年生。そこで、3学期全班は、3年間の国語の学習の振り返りということで、五つの文章から複数を選び、それを比較しながら、テーマを決めて学級全体に授業をして、言いたいことを伝える、という学習を進めてきました。準備の時間は実質2時間でしたが、その間4人の班のメンバーで、テーマを決め、授業用のプレゼンを作り、授業の担当を決め、実践できるまでに作り上げることができました。1月31日(水)3時間目には三つの班の授業が行われました。どの班も、この3年間で培ってきたさまざまなことを取り入れていました。例えば「言葉」のもつ意味にこだわる、最後に一般化・抽象化を図る、既習の文章で学んだ内容を取り入れて深める、授業の途中で受けている生徒に互いに話し合わせる、等々。授業を聞きながら、こんな視点もあったのか、とか、上手なまとめだな、とか、驚かされたり感心したりする場面ばかりでした。残り7班の授業がますます楽しみです。

 

 

 

追記…2月1日(木)4時間目に授業の続きがありました。五つの班が授業を行いました。

 

 

 

 

追記…2月2日(金)1時間目に最後のふた班が授業を行いました。

  

 

税の作文「おじいちゃんの補助金」ラジオ収録

3年生満永由師さんが書いた税の作文「おじいちゃんの補助金」が南九州税理士会長賞を受賞しました。今日は、シティエフエム都城(FM76.4MHz)から放送収録に来ていただきました。本人が朗読した作文が、今週2月3日(土)午前11時からの放送で紹介されます。

英語本にふれよう!

令和6年1月29日(月)7時間目、1Aの英語では中学図書室にある英語の本や絵本に慣れ親しむ時間にしました。まず、「Shark in the park」や「Five little monkeys jumping on the bed」の英語本を読み聞かせしました。やはり、読み聞かせとなると生徒たちは目を輝かせてくれます。日頃学習している文法事項などではなく、絵の世界と英語を結びつけるので、すんなりと英語を理解してくれているように感じました。そのあと、「MEGA-BEASTS」や「Alice’s Adventures in Wonderland」の仕掛け本を紹介し、生徒たちはダイナミックな絵本に感動していました。簡単な英語本の導入が終わったら、生徒たち自身で自分の興味がある英語本を手に取り読んでもらいました。もちろんわからない単語だらけかもしれませんが、多読することも大切ですので、30分間じっくりと英語本に触れてもらいました。司書の相良先生に先日購入していただいた「Magic Tree House」シリーズの絵本は、生徒たちも日本語バージョンで知っているようで、とても人気でした。