日誌

附属中のできごと

高校1年生による東京大学ラボツアー報告会

12月5日(木)~6日(金)、SSH1期生の高校1年生の希望者が、東京大学ラボツアーに参加しました。目的は、本物の研究に触れ、大学進学のその先を見つめ、ずっと続いていく探究活動を通して何をなしていくのかを考えていくきっかけをつくっていくことです。訪問先は東京大学柏地区キャンパス内の研究所と関連施設でした。2日間の貴重な体験を経て、附属中出身の1年6組の代表の生徒が、このツアーで体験した内容を附属中生にも伝えたい、ということで、12月17日(火)3時間目学活の時間2年・3年の学級東大ラボツアー報告を行いました。2年生には石井葵さん・江夏妃奈乃さん、3年生には築地泉樹さん・野間奏志さんが担当してくれました。時計、音楽、生命化学、ノーベル賞、自動運転などなど、話は多岐にわたり、中学生はとても興味深く聴いていました。3年生の教室で、最後に高校生が語った、「勉強だけしていればいい、ということはない!」のひと言は心に響きました。高校生になったとき、このような機会があれば、ぜひ参加してみましょう。発表してくれた高校生の皆さん、ありがとうございました。なお、1年生には12月18日(水)天本紡希さん・長瀬里歩さんが報告してくれます。

 

 

 

支援訪問授業 保健体育が行われました

12月17日(火)2時間目に、1年A組保健体育の支援訪問授業が行われました。本校にとって今年度最後の支援訪問授業、今回は保健の授業が教室で行われました。単元は「健康な生活と疾病の予防『調和の取れた生活』」。今回の授業は全体の3時間目で、この単元の最後の時間でした。授業では、それまでに調べてきた健康習慣に関する「食事」「運動」「休養・睡眠」「スマホの影響」という四つの分野の知識を、ワールドカフェ方式で新たなグループに分かれ、それぞれが発表者となってみんなで共有し、コメントも一覧できる形でどんどん入力し共有していました。それぞれが自分のこととして課題意識をもち、よりよい改善策とそれに向けての目標を設定しようと意欲的に臨んでいました。この授業でも、中学校職員だけでなく、保健体育科を中心とした高校の先生も参観されていました。

 

 

 

拉致問題シンポジウムで表彰

12月14日(土)、東京・内幸町のイイノホールで開かれた「拉致問題シンポジウム」に本校2年・後藤稟子さんが出席し、表彰を受けました。後藤さんは8月に行われた拉致問題に関する中学生サミットに宮崎県代表として出席し、群馬県・三重県・岡山県の代表と一緒に拉致問題を若い世代にもっと知ってもらうための動画の原案を約2時間半でつくり、発表しました。その原案が、17チームの中で見事採用され、今回、動画のお披露目と共に、原案作成者として、拉致問題担当大臣である林官房長官から記念品を贈呈されました。後藤さんは「横田さんのお話から感じた拉致の怖さをそのまま動画原案としてつくった。それをプロの方にすばらしい作品に仕上げてくださりとても嬉しく思う。この動画が、私たちと同じ世代にどのように感じてもらえるかどきどきしている。」とすばらしいスピーチをしました。その後、横田拓也さんをはじめとする拉致被害者家族会のかたのお話や、大学の先生の講演などあり、今も続く深刻な問題についてより深く考える機会となりました。これから後藤さんたち原案の動画がいろいろな場所で上映されていくことになります。この問題について、理解を深め問題意識を強くもてるきっかけになってくれることでしょう。

 

第12回科学の甲子園ジュニア全国大会で、県代表として大活躍!

県代表として決定してからの日々、本校出場メンバー3人・重留悠吾さん、田中史恩さん、平峯楓士さんと小松原中学校の3人は、さまざまな努力を重ねてきました。そして、12月13日(金)、大会に向けて宮崎を旅立ち、第12回科学の甲子園ジュニア全国大会開会式に臨みました。チーム紹介では「頑張るぞー!」の声をあげ、意気込みが伝わってきました。本戦は14日(土)です。午前中筆記競技実技競技1が行われました。実技競技Ⅰはその日に与えられる課題に挑みます。今年度は天体観測などの内容で、試行錯誤して取り組んでいました。午後の実技競技2は事前公開課題で、一生懸命工夫し練習を重ねてきた課題です。物理分野の慣性の法則に関わる内容で、5回の試技でいずれもすばらしい結果を残しました。15日(日)午前中の表彰式。見事全国6位(実技4位)の成績をあげました。すばらしい努力の成果、おめでとうございます。本校が県代表になってから毎年全国トップ10に入る成果をあげ、よき伝統となりつつあります。また、保護者の皆様も温かい見送り、そしてお出迎えありがとうございました。

 

 

 

  

第74回全国小・中学校作文コンクール中央表彰式で表彰

12月7日(土)午後東京のホテルニューオータニにおいて、讀賣新聞社主催「第74回全国小・中学校作文コンクール中央表彰式」が行われ、1年生大浜凜桜さんが出席し、表彰を受けました。大浜さんは、夏休みの宿題として書いた作文が県審査で最優秀賞となり全国に推薦されました。全国47都道府県から推薦された作品の中で、全国2位に当たる讀賣新聞社賞を受賞し、表彰式に招待されました。名前を呼ばれ、壇上に上がった大浜さんは、讀賣新聞社会長から賞状を授与していただきました。大浜さんの書いた作文は「九十七歳の恋文」と題されたひいおじいさん、ひいおばあさんのことを深い愛情のもと綴った優しくも温かい作文です。表彰を受けた大浜さんは、「とても格調高い大きな会場での表彰式で緊張しました。」と話していました。大浜さん、栄えある賞、おめでとうございます。