日誌

附属中のできごと

中学体育スタート!

「中学体育」と言うからには、この時間は中学生全員の保健体育の授業、ということです。8月22日(木)1~2時間目に、都泉祭に向けての練習や準備として中学体育がスタートしました。都泉祭までのこの時間は、いつもの「各学年」ごとではなく、「各団」ごとに集合したり話し合ったり練習したり準備したりすることになります。この日、1時間目はリレーや団技の走順を確認しどこに並ぶや、団技「大風の目」の組み分けなどに取り組んでいました。2時間目は中学生アトラクションのダンスの説明や練習を、3年生のダンス実行委員のメンバーが中心になって取り組んでいました。どのように仕上がっていくか楽しみです。

 

 

 

「宮崎県いじめ問題子供サミット」に参加しました

8月21日(水)、宮崎県庁本館2階講堂で、「宮崎県いじめ問題子供サミット」が開催され、本校から3名の生徒(3年生 平山笑里さん、2年生 後藤稟子さん、1年生 江夏千彩紀さん)が代表で参加しました。本校は、今年度「いじめの未然防止に関する取組推進校」に指定されており、県内7つの小・中学校の指定校の代表者が集い、各学校の実践を発表したり、意見交換を行いました。3人とも堂々とした素晴らしい発表を行い、グループ協議においても積極的に発言するなど頑張りました。地元のテレビ局も取材に来ており、インタビューも受けました。

実力テスト行われる

8月21日(水)、2学期初日の午後の時間は、各学年国語・理科・英語の実力テストが実施されました。夏休み明けすぐに行われた実力テストですが、夏休みの頑張りがうまく出せたでしょうか。生徒たちは、テスト開始と共に、みんな真剣にテストに取り組んでいました。実力テストは、明日8月22日(木)までで、明日は社会と数学が行われます。

 

 

2学期始業の日~充実した日々を送ろう

立秋は暦の上だけかと思いきや、そこらあたりを境に、朝夕が少し涼しくなったり、台風が近づいてきたり、その影響でまとまった雨が降ったりと、季節変化を感じるようになりました。夏休みの間、宮崎は大きな地震に見舞われ、一時は津波注意報や南海トラフ地震臨時情報が出て、泉ヶ丘の生徒たちやご家庭・ご家族は大丈夫だったかと心配するとともに、普段の備えや心構えについて改めて考えさせられました。明るいニュースとしては、パリオリンピックで、日本の、世界のアスリートがすばらしい闘いを繰り広げ、テレビやネットの画面に釘付けになった人もいたのではないでしょうか。長かった、とは少し言いがたいかもしれませんが、約3週間の夏休みを終えて、8月21日(水)2学期始業の日を迎えました。朝、久しぶりに会った級友たちと笑顔で会話が弾んでいました。朝の会を終えて、まずは30分程度の少し長い専心(清掃)を行って、学校をきれいにしました。続いてオンラインでの始業式・全校集が行われました。出張中の校長先生に代わり、黒木総括教頭先生が話をしてくださいました。私たちは組織においても個人においても「『関係の質』を高めること」から始めれば、よいサイクルで回っていく、ということ。「『関係の質』を高める」には、人はそれぞれ違うことを理解し、お互いの見えない部分まで考えてコミュニケーションを取っていくことが大切。そうすれば、よい関係が築かれ、ポジティブな考え方ができ、「思考の質」があがり、それは「行動の質」も高め、「結果の質」の向上に繫がっていくーー途中で二人組になって絵を描くという楽しい活動も交えて分かりやすいお話で、すぐ目の前にある都泉祭はもちろんのこと、勉強でも部活動面でも何にでも通じる内容でした。校歌はオンラインですが全校が起立して、それぞれの教室で歌いました。続いて行われた全校集会では、進路支援部の先生からは、深まっていく秋のように、都泉祭などでは互いの関係を深めるのによい時期であること、そして都泉祭後には切り替えて、今度は個人を深める時期にしていこう、と話されました。生徒支援部の先生からは、慣れからくる油断がないように、例えば体調管理でも、登下校中の安全確保でも、貴重品の管理でもよいサイクルをみんなで維持していこう、と呼びかけられました。

 

 

 

場所を移動して大会議室で中学生集会が開かれました。最初に各学年代表が2学期の抱負を発表しました。1年生・川江悠真さん、2年生・田中史恩さん、3年生・満木凰友さんが、それぞれ今までの自分ができなかったこと、あるいはしてしまった失敗などを的確に捉え、2学期にはそこを改善していくよう努力したいと堂々と述べました。大峯教頭先生のお話は、最初に1年~3年までが一堂に会し、みんなでこうして集会が開けることを感謝して始まりました。先日閉幕したオリンピックの選手たちの言葉や行動から、諦めないこと・信じることの大切さや、「努力」についての考え方について話をされた後、目先の勝ち負けではない、「どんな自分になりたいか」という未来を見据えて努力していこう、と話を結ばれました。学習担当の先生からは、1学期最後に示された「計画・復習・挑戦」の三つのキーワードを再度挙げられ、泉附だからこそできることに挑戦していきましょう、と話がありました。生徒支援担当の先生からは、早速明日から始まる都泉祭の準備や練習に向けて、具体的な話がありました。養護の先生からは、暑い時期にさまざまな活動が続いていくので、睡眠をとる・食事を採る・水分を十分準備する、という大切な三つのことを話していただきました。集会後はそれぞれ教室に帰り、2学期の最初の学活で、担任からの話であったり、課題の点検であったり、午後の実力テストに向けての勉強であったり、それぞれの時間を過ごしました。

 

 

 

 

いよいよはじまった2学期。2学期も1学期の負けず多くの活動や行事が計画されています。また学習面も深まっていきます。共助ーー共に助け合いながら、共に伸びていきましょう。

「授業改革」職員研修

都城泉ヶ丘高校と本校(附属中)は、SSH指定校となり、様々な改革にチャレンジし、これまで以上に魅力ある学校づくりに全職員で取り組んでいます。今、本校職員は「授業改革」に本気で取り組んでいます。

本日8月19日は、職員会や職員研修を終日行いました。本日最後の研修のテーマは「生徒が主体的に学ぶ探究型授業とは?」でした。生徒の“進路実現は大事!““その後の人生はもっと大事!“と考え、今、生徒にどんな力を付ける必要があり、その為にはどんな授業に変えるべきか議論しました。今後も継続して会議や研修を実施し全職員で「授業改革」に取り組んでいきます。

 

拉致問題に関する中学生サミット

8月9日(金)2年生後藤稟子さんは、東京・浅草ヒューリックホールにて、「拉致問題に関する中学生サミット」に宮崎県代表として参加しました。午前中、拉致問題担当の林芳正大臣、拉致被害者家族会代表の横田拓也氏などのお話を聴きました。午後から拉致問題を世に広めるためのCM動画の案作りを群馬、三重、岡山の中学生と一緒に取り組みました。最後は17チームが力作のCM劇を発表しました。46年前の拉致被害が、未だに「問題」として在る現実があります。参加した中学生たちみんなの目が、真っ直ぐに前を向き真剣であったことは言うまでもありません。私たちが自分ごととして伝え広め訴えていくことの大切さを痛感したのではないでしょうか。

第69回宮崎県吹奏楽コンクールで演奏!

7月27日(土)宮崎市民文化ホール第69回宮崎県吹奏楽コンクールが開かれました。本校の吹奏楽部は、中高生一緒に練習を重ね、すばらしい楽曲を披露しています。この吹奏楽コンクールは、一般的に中学3年生、高校3年生にとって、最後の大きな対外的なコンクールとなります。(もちろん本校の中学3年生は、希望があれば継続して取り組むことができます)中学生の吹奏楽部員は、3年生平山笑里さん(ホルン)・福留叶望さん(バスクラリネット)、1年生大浜凜桜さん(サキソフォーン)・大村夏穂さん(クラリネット)の楽器を担当しています。披露した曲は課題曲3「メルヘン」自由曲「ミュージカル『ミス・サイゴン』より」。指揮は部活動指導者としていつも指導に当たってくださる教山了悟先生です。前の演奏が終わり、いよいよ本校の演奏。しーんと静まりかえったホールに、指揮者の指揮に導き出される美しい音色が響き渡りました。結果は銀賞。すばらしい演奏をありがとうございました。

 

部活動で汗を流す

8月2日(金)、朝から猛暑が続いています。その中で各部活動は頑張っています。特に運動部は汗を大量にかきますので、こまめな給水・休憩が欠かせません。この日午前中、義友会館ではバドミントン部が練習をしていました。義友会館は冷房が入るため若干涼しくはあるのですが、体を動かしますから汗びっしょりになります。見に行ったときは、ちょうど2年生が高校生の先輩とシャトルを打ち合っていました。体育館では、午前中女子バスケットボール部が練習をしていました。暑い中ですが、顧問以外に高校の先生方も一緒に練習してくださっていて、本当にありがたいことです。真剣に、でも笑顔もこぼれつつ、楽しく練習しています。学校を出て、陸上競技場の横のテニスコートでは、男女テニス部が夏の日差しを全身に浴びながら練習をしていました。テニスコートの照り返しもまぶしく、15分練習しては休憩を挟みながら頑張っていました。午後、体育館では男子バスケットボール部が高校生と一緒に練習をしていました。中高生一緒に練習することで、多くを学び成長していきます。秋の大会に向けていよいよ2年生・1年生が中心となって活動をはじめたところです。暑さだけでなく生徒たちのやる気も充ち満ちているように感じられました。

 

 

 

 

8月になりました

1学期終業式が終わって数日。8月に入りました。普段は多くの生徒たちであふれている学校は静かです。静かな分だけ、ゆっくりと時間が流れているように感じるのは気のせいでしょうか。午後、校内を歩いていて中庭から管理棟の裏側を眺めると、昨年度塗り替えたばかりの壁の白さと空の青さ、芝生の緑のコントラストがとても美しく感じられました。ふと気づく墨の匂い。書道部の高校生が作品を仕上げようと熱心に練習していました。白い紙に濃淡のある黒の文字が踊っています。美しいです。書道室を出て、体育館に足を運んでみたら、女子バスケットボール部が一生懸命練習していました。猛暑の中、こまめに水分補給や休憩を入れながら頑張っています。秋へと繫がる練習です。聞くと、男子は午前中に練習をしたとのこと。暑い暑い中ですが、みんなそれぞれの場所で頑張っています。8月1日には、八月朔日(はちがつさくじつ…朔日は月のはじめの日のこと)=八朔(はっさく)という呼称もあります。昔、八朔に新穀をお供えして祝っていたそうです。九州では熊本県山都町の「八朔祭り」が有名ですが、各地にそのお祝いの祭りがあるようです。また、八朔というみかんは、八月朔日あたりには食べることができるから名前を付けられたとも言います。旧暦と新暦の暦のずれはありますが、こういった昔からの風習を知ると、少しずつ秋の収穫が近づいてきてると感じられます。最後に寄った高校図書館では静かに勉強に取り組む高校生たちがいました。今の頑張りがすばらしい収穫に繫がるのではないでしょうか。

 

 

 

医学部医学科進学希望者対象進路講演会

7月29日(月)14:30から、高校生と中学生を対象医学部医学科進学希望者対象講演会が開かれました。中学生からは1年生2名、3年生2名の参加がありました。講師としておいでくださったのは富士学院学院長村田慎一先生です。医学部進学を目指すとはどういうことか、授業や学校でどんなことを身に付けていくべきか、医師として働くとき何が大切か、入学試験はどのようなものなのか、進学先はどう選んだらよいかなど、具体的なお話を伺うことができました。参加した中学生からは「具体的に何を伸ばしていけばよいか知ることができ、視界が開けて明るい気持ちで前に進むきっかけになった」「自分に合っている大学を探すことが大切」「『医師』という仕事のすばらしさ、厳しさを学べた」「考えられる将来の選択肢が増えた」といった感想が聞かれました。このような機会を中学生のうちから得られるのも、中高一貫校である本校だからこそです。そういった機会をキャッチして自分に活かせるかは自分次第。アンテナを高くして自分自身を高めていきましょう。