学校ニュース

2022年7月の記事一覧

1学期終業式、明日から夏休み

2校時は終業式でした。コロナ対策のため、全校放送で行いました。

まずは、教頭先生のはじめの言葉から。

「ただ今より、串間市立福島小学校第1学期の終業式を執り行います」

作文発表を待つ児童。今回は3年生と5年生の代表の皆さんです。

いよいよ、3年生代表児童の発表。落ち着いた声で、1学期を振り返ったり、2学期に頑張りたいことをわかりやすく発表してくれました。

続いて、5年生代表児童の発表。運営委員会の話題を中心に、高学年としての思いを堂々と発表してくれました。

2人の代表児童の皆さん、素晴らしい発表でした。発表後には、全ての教室から大きな拍手が贈られました。

続いて、校長(私)の話。1学期に心に残った場面、夏休みの過ごし方などについて話しました。 

【校長の話の一部】

(前半、省略)

この1学期、特に心に残った場面を2つ紹介します。

1つ目は、清掃の時間です。特に、清掃始まりの時の場面です。
538人の皆さんが、放送を全員静かに聴いて一瞬シーンとなるあの瞬間、皆さんの心がピタッと一つになる、そんな福島小の自慢の姿、まさに「協働」の姿です。2学期は100点を目指しましょう。
 2つ目は、朝の登校の時の場面です。
 校長先生がいつもの場所で安全の見守りをしていると、「おはようございます」という進んで元気なあいさつをしてくれるお友達。とても嬉しい気持ちになりました。また、あるお友達は、校長先生に「いつも見守りありがとうございます」「暑い中ご苦労様です」という言葉をかけてくれました。予想していませんでしたので、びっくりしましたが、とても嬉しくて元気が出ました。相手のことを思って、自分から進んであいさつしたり、温かい言葉をかけてくれたり、そういう行動ができる福島小の子ども達、素晴らしいです。(後、省略)

 続いては、生徒指導担当の先生の話。34日間の夏休みの過ごし方についてのお話です。

今回、生徒指導担当の先生は、この話に際して新しい試みを行いました。それは、全校放送から聴こえる話と同時に、各教室の担任の先生が、「話のポイントを板書していく」という試みです。

前もって担任の先生方には板書の例が示されていましたので、担任の先生方は、教室の子ども達の実情に合わせてアレンジしながら板書していました。なるほど、これなら、話の内容、情報が整理されて子ども達の理解を助けます。

生徒指導担当の先生からの話、主な内容は、

〇自分の命・他人の命を大切にする行動をします

 ・水に近づかない。子どもだけで用水路、川、海に行かない。

 ・交通ルールを守る。飛び出しをしない。自転車はヘルメット着用。

 ・知らない人には絶対についていかない。

〇いいことはすすんでやり、悪いことはしない

 ・危ない遊びはしない。

  子どもだけの花火、火遊び、道路、駐車場での遊びはしない。

 ・公共の場所はマナーよく使う。

  公園や公園のトイレ、道の駅の施設。

 ・スマホ、タブレットはお家のルールを守って使う。

  SNSに簡単に写真や動画を載せない。

  他の人の悪口や噂話など、人を傷つける書き込みなどをしない。

  ゲーム中のお友達の悪口も言わない。

※ 上記の内容は、ご家庭でもお子さんと確かめてください。

放送を聴き、また、板書された内容を確かめながら、夏休みの過ごし方の注意を子ども達は、熱心に聴き取っていました。また、2年生の中には、ポイントをメモしている子どももいました。鉛筆から煙が出るくらいの速さで書いている子どももいて、驚きました。

 最後は、養護教諭の先生から、夏休みの健康な過ごし方などについてのお話がありました。(カメラの不具合で画像が不鮮明ですが・・・)

 「ほけんだより7月号」も本日、アップロードしていますので、そちらもぜひご覧ください。

 以上、1学期の終業式の様子でした。

 福島小の皆さん、今日はたくさんのお話を聴きましたが、1つ1つどれも大切な話ばかりでしたので、もう一度よく確かめましょう。そして楽しい夏休みにしてくださいね!それでは、また2学期に会いましょう!

【本日、下校していく福島小の主役たち・・・。明日から夏休み】

「指でなぞりながら聴きましょう」

「それでは、先生が今から音読します。皆さんは、指でなぞりながら聴きましょう。」午前中、ある教室で聞こえてきた担任の先生の言葉です。単に「聴きましょう」ではなく、「指でなぞりながら」がポイント。この具体的な一言によって、子ども達は、音読を聴くことに集中することができますね。本校は、このようなどの子どもも学習や生活に取り組みやすい授業づくりや環境づくりを進めています。そんな視点で、福小の先生方の細やかな手立てを紹介します。

【先生の音読を聴きながら、教科書の文章を指でなぞる子ども】

【目指す形を「見える」化する】

「きちんと片付けなさい」「ちゃんと整理しなさい」では、子ども達には伝わらない。だから、画像ではっきりと示す。このことによって、子ども達は、何をどうすればよいかに気付けるのですね。

1年生が使うトイレに「まつひと」というカードが示されています。これも、どのように行動すればよいかを「見える」化する手立てです。

本校のトイレには、以前からこのカードが使われています。福小にいらっしゃった先生方の知恵が今でもこうして生きています。

靴の並べ方。1年生の靴箱に示されています。

事務室の扉には、こんな表示が。もう何年も前から掲示してあるもののようです。これまでの福小の先生方の思いは受け継がれています。

コンビニや駅など、私たちの日常生活でも、下のようなメッセージをよく見かけますね。

【ストレスフリーな生活、使いやすい環境づくり】

ある教室の児童机。机の前方にメッシュのようなストッパー素材が貼り付けてあります。何のためだと思いますか?

そうです。鉛筆やペン、筆箱などが滑って落ちないようにするための手立てです。

提出物は、カゴにひとつずつ分けて提出。写真が付けてあるので、一目瞭然ですね。

教室の棚もカゴを設置しています。棚の上には、プリントを綴じるためのファイルも置いてあります。こうすれば、何をどこに入れるのかがよく分かる。そして、子ども達は進んで整理整頓を行います。それを見た先生は、子ども達の行動を賞賛して自信をもたせることができますね。

【先生から子ども達へのメッセージ】

福小の先生方は、子ども達への思いにあふれています。ちょっとしたスペースを利用して、掲示資料が貼られています。しかも、子どもの目線に合わせて掲示されています。先生方の優しい気持ちが伝わります。

授業で学習したことを日常化する工夫です。授業をきっかけにして、子ども達自身が日常生活の中で実践し、新たな課題を見付け、さらによりよい方法を、みんなで創造する。これから求められる大切な力です。

1年生のある教室掲示です。小学校算数の基礎中の基礎は、10の数を合わせてつくったり、分解したりできること。このことを子ども達に確実に定着させようとする先生の思いが伝わります。

学級づくりのポイントの1つは、子ども達一人一人に所属感や達成感を味わわせることです。あるクラスでは、毎日やらなければならない当番活動を一人一役にしています。そして、自分たちの当番を全員に「見える」ようにする。当番が終わったら、「がんばりました」とすぐに取り組んだことを認めてあげます。こうして、集団生活が続けられています。

1学期も明日でいよいよ終わりとなります。夏休み期間には、子ども達と同じく職員も様々な研修が予定されています。私たちもさらに力を身に付けて、来る2学期からの学校生活も今学期以上に、一丸となって取り組んでいきます!

1学期最終週になりました

三連休もあっという間に終わり、早いもので今週は1学期最後の週となりました。木曜日の終業の日は半日ですので、明日あさってで1学期残り1.5日となりました。

1年生のある教室では、この1学期に、生活科で仕上げてきたプリントなどの整理が行われていました。これまでの活動を振り返りながら、成果物を大切に整理している姿を見て、入学式以来、本当にたくさんの学習を積み重ねてきたことを感じました。

同じ時間、6年生のあるクラスではシーンと静まり返る雰囲気の中、1学期の復習に取り組んでいました。素晴らしい集中力でした。さすが、6年生、苦手な内容を今のうちにしっかりと復習して、夏休みを迎えたいものですね。

1年生のろうかは、色とりどりの色がみで作られた図工の作品が、風になびいて、とても鮮やか。

残り少ない1学期、福小のみなさん、最後のラストスパートです。頑張りましょう!

願い、天までとどけ!

教室前ろうかの窓に色とりどりの短冊が貼られていました。少し前の七夕に合わせて書いたであろう子ども達一人一人の願い。

・試合で特大ホームランが打てますように

・東大に行けますように

・絵がもっとうまくなりたい

・コロナがなくなりますように

・全世界が平和になりますように

・きらいなことから逃げない人になりたい など・・・・

福島小の大切な子ども達一人一人の願い、天までとどけ!そして、どうかかないますように・・・。

5年生、いいぞ!

以前、6年生の靴箱の様子を紹介しましたが、写真は、ある日の5年生のくつ箱。整然と並べられています。

5年生は、運動場側の南校舎では、最も上の学年。いつも学習や生活のあらゆる場面で、リードしてくれている5年生です。これからますます高学年としての成長が楽しみな5年生、期待していますよ!