学校ニュース

2022年7月の記事一覧

ようこそ、大学生の皆さん

午前からお昼にかけて、南九州大学都城キャンパスから2名の大学生が来校しました。将来、学校の先生を目指している学生さん達で、公立小学校にこうした形で訪問するのは初めてとのことでした。

まず、6年生のクラスでプロフィールの紹介や簡単なゲームなどし、その後、校内のいろいろな学級の参観、給食、昼休みの時間を子ども達と共に過ごしていただきました。

交流は、6年生の子ども達でしたので、年齢的にも近い学生さんが来られたとあって、6年生の子ども達にとってもキャリア教育の面から貴重な時間になったのではないでしょうか?

ちなみに、6年生にとっては今週金曜日もキャリア教育に関係する取組を予定していますので、将来の自分を見つめてみる1週間となるといいです。

【大学生の自己紹介のようす】

プレゼンテーションを使って、はきはきとお話をしてくれた大学生の皆さん。素晴らしい態度で、子ども達もみんな集中していましたよ。

自分の将来を自分の言葉で語ることができる。なんと素晴らしいことでしょう。福島小の子ども達のよいお手本になりました!

あと数年後には、ぜひ、先生の仲間入りをしてほしいと思いました。期待しています!そして、また、この福島小にぜひお出でくださいね!

見えないところほど

黙々と体育館裏の草刈り、清掃に取り組んでいらっしゃる環境整備員さんの姿。体育館裏は本校でも特に、目立たない場所です。でも目立たない場所ほど、人の手が入っていることが環境美化だけではなく、防犯の面からもとても重要です。「入りやすくて、見えにくい」場所が子ども達にとって最も危険です。子ども達の安心・安全な環境づくりにこの暑さの中、ご尽力いただいていることに感謝。くれぐれもお体には気を付けてと願うばかりです。

学校評価委員会を実施しました

先日、本校校長室において、1回目の学校評価委員会を行いました。

学校評価委員会は、学校経営や教育活動の目標達成に向けて、保護者や地域住民の代表の方々へその内容を学校が説明し、ご意見等をいただきながら理解と参画を得ること、よりよい本校の教育活動の展開へつなぐことを目的として行うものです。(串間市内の小学校は全て行っています。)

下の写真は、私(校長)が本年度の学校経営方針を説明したり、これまでの教育活動を報告したりしている様子です。

教育活動の報告は、これまでのホームページを活用しました。委員の皆様方には、約1時間にわたり参加していただく中で、貴重なご意見等をいただき、ありがとうございました!

評価委員の皆様には、本年度1年間を通して、教育活動の参観や評価を適宜行っていただく予定です。ご多用の中ですが、どうか福島小の子ども達のために、引き続きご指導、ご支援をよろしくお願いします!

【学校評価委員会のようす・・・本校校長室にて】

 

SОSの出し方教育

「SОSの出し方教育」という言葉、初めてお聴きになられた方も多いと思います。今日は、6年生を対象に、串間市医療介護課から講師の方に来校していただき、1単位時間お話をしていただきました。

簡単にご紹介します。

体育館に集まった6年生。熱中症対策とコロナ対策のために、窓を全開、大型扇風機を可能な限り使いながらの学習です。

「いのちのつながり」についてのお話を聴きました。自分のいのちはどこからつながっているのか・・・。ふだんは、なかなか考えないことですが、改めて問われると深く考えさせられます。

数えきれないほど多くのいのちのつながり。世界中の全てのいのちがそうしたつながりの中にあるのですね。

「かけがえのないいのち」、大切にするには?と問われた子ども達。

まず、自分で考え、シートに書き込みました。この後、考えを発表しました。様々な考えが聞かれました。

そして、「一人一人が大切な存在」であることを確かめました。

かけがえのない私たちのいのち。一人一人が大切な存在。

全国で年間約2万人もの方が自殺で亡くなっているという話は衝撃的でした。実は、交通事故よりも自殺で亡くなる方が、はるか何倍も多い。

児童生徒の自殺者数も増加している・・・。

話を聴く子ども達もこのように真剣な眼差しです。

聴いている本校の子ども達も、それぞれに様々な悩みを抱えています。

そうです。誰かに話すこと、相談すること。

とても大切です。

いのちについて、そして、自分や周りの人のいのちを守っていくことについて、たくさん考えた今日の授業でした。

ご来校いただいた講師の皆様、ありがとうございました!

ヒヤリ・ハット!

タイトルの言葉をどこかで見聞きされたことがあるのではないでしようか。以前、福島小の生徒指導だよりで、以下のような記事が掲載されていました。

【本校生徒指導だより「つながりひろがり」№3より抜粋】

「ハインリッヒの法則」という言葉を御存じでしょうか?アメリカの損害保険会社に勤めていたハインリッヒさんが導きだした法則で、『1つの重大事故の背後には29の軽微な事故があり、その背景には 300 の異常(ヒヤリ・ハット)が存在する』というものです。(1:29:300の法則とも呼ばれています。)よく、医療・建築の現場など、生命上の安全性が求められる分野で多く使われています。
6月13日(月)に実施した登校班長会で、「通学路でヒヤリ、ハットした場所、ヒヤリ、ハットしそうな場所をチェックしましょう。」と話をしました。
子どもの目線で、通学路の危険な場所や事故が起きそうな場所、通学
に困っている場所等の情報を集約し、それを共有していきます。それが、子ども自身の安全意識の高揚につながり、日々の安全な登下校につながればいいなと考えています。(後は省略)


という訳で、昨日、地区集会を行いました。その中で、通学路の「ヒヤリ・ハット→危険箇所」を子ども達と確認しました。

安全な登下校は、福島小の最優先課題の一つです。

ご家庭でも安全な登下校や地区での安全な過ごし方などについて、改めて話題にされてみてください。

【地区集会のようす】

※ 体育館の他、各教室でも行いました。