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学校からのお知らせ

「夢いっぱい・笑顔いっぱい・元気いっぱい」の椎葉小の子供たち㉙~学びは教室だけではない椎葉小~

 今週も蒸し暑い日々、曇りや雨の日が多い椎葉小・・・

 そんな中でも元気な声が響いている椎葉小です。ある日の音楽室では「いってらっしゃーい」の声が音楽室から聞こえてきます。

 新しく、斬新な曲だなぁ・・・と覗いてみると、夏季休業中の村内放送で流れる子どもたちの音声を録音していました。

 椎葉の夏に、子どもたちからの元気なエールが流れるようです。保護者そして地域の皆様・・・乞うご期待。

 昨日(7月13日)・本日(7月14日)と、集合学習(高学年)が実施されています。中学年、低学年は6月に実施しましたが、満を持しての高学年・・・やはり安定感があります。

 先生の指示や発問をよく聞いて「何をすればよいか」を判断し、自主的に学んでいたようです。

 

  

 「主体的・対話的で深い学び」を目指す学びとするならば、今日の椎葉村5年生、6年生からは、そんな姿が見えたような気がしました。

 また、今回も含め1学期集合学習を通して、共に学ぶ子どもたちの姿を、村内の保護者の方々並びに各小学校の校長先生に参観していただきました。ありがとうございました。

 続いて・・・3・4年生。

 昨日(7月13日)の10時半・・・学校から桑の木原の浄水施設付近に移動・・・。急流もある川べりに集合し、椎葉村漁協の皆様、地域住民の方々の御協力で、ウナギの稚魚放流を行いました。

 

 3・4年生の様子を観察していると最初は「きゃー」「うおー」と叫んでいたのも束の間。「頭の近くを掴むんだよ」とか言いながら、すぐさま適応。なんとたくましきこと・・・。

 

 漁協の方々に教えていただきながら、無事放流を終えることができました。今回の放流に際しまして、漁協の皆様、場所を提供くださった方々、急遽バスを手配してくださった椎葉村教育委員会関係各位の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

 椎葉村は、村全体が「学びのフィールド」であること・・・そして地域の大人全てが子どもたちにとって「よき先生」であること・・・改めて教えていただいた週でした。

 これらの体験を通して「夢いっぱい・笑顔いっぱい・元気いっぱい」の学校実現に、また近づいている1週間でした。来週もともに頑張りましょう・・・“意志あるところに道は開ける 爽桜”。

「笑顔いっぱい」の椎葉小の子供たち㉘~メディアに操られることなくメディアを操るために

 今週も「夢いっぱい・笑顔いっぱい・元気いっぱい」を目指す椎葉小・・・そして、いつも通り元気な椎葉小の子どもたち。全員が元気に登校してくれています。

 さて、現代社会の急激な変化に対応することの難しい昨今。身の周りのメディアだけにとどまらず・・・メタバース・・・VR・・・生成AI・・・と文明の進化により、我々の生活はドンドン便利になっていきます。一方で、取り扱うにあたって注意・懸念がある難しい状況であることも周知のとおりです。

 そんな中に、たくましく生き抜くための資質・能力を身に付けるべく・・・椎葉小の子どもたち(3・4年、5・6年)は、7月10日の午前中にNTT docomoさんの協力のもと、スマホ携帯教室をオンラインで実施しました。

 

 この教室では、講師からのレクチャーだけでなく、ペアやグループで話合いをしながら、ワークシートを使ってメディアリテラシーやコミュニケーションの在り方等について気付きや学びを深めていくものでした。

 うまくメディアと付き合うことで、多くの学びが得られ知的好奇心は高まります。一方で、ちょっとしたことと思っていても、誰かを傷つけたり、著作権や肖像権をおかしてしまったりする・・・。

 また長時間メディアを使うことで、健康に悪影響が出る(依存)といったこともあります。椎葉小のみなさんには、メディアに操られることなくメディアを使ってほしいものです。

 今回のスマホ携帯教室での気付きや学びを基に、夏休み前のこの時期に・・・是非、親子で話をされるきっかけになればと考えます。

 

「夢いっぱい・笑顔いっぱい・元気いっぱい」の椎葉小の実現に向けて~第1回学校運営協議会開催~㉗

 前回のホームページに学校が一層成長していくためには、評価をしていただいたり助言していただいたりすることの大切さを改めて感じ、そこに成長へのスタートとなるヒントがあるとお伝えしました。

 それともつながると思うのですが・・・7月6日(木)午前中に第1回椎葉小学校「学校運営協議会」を実施しました。学校運営協議会とは、村教育委員会から委嘱された地域の方々に、椎葉小の学校経営ビジョンや方針・取組、そのための校内組織・予算等について承認をいただき、方向性を共有するという組織です。

 つまり、学校の説明に対して承認いただいてこそ、学校が各取組等を実践できる・・・また、委員の皆様が「協力者」ではなく「当事者」となって学校に提言をくださる・・・椎葉小にとって心強い存在の方々です。

  

 

 

 

 今回は、椎葉村教育委員会から柚木和浩教育長並びに甲斐万寿也教育課長にも出席いただき、委員の皆様への委嘱状交付及び本会の概要についてご説明をいただきました。その後、本校より椎葉小の学校経営ビジョンや方針・取組を説明し、全委員からの承認を賜りました。

 

 その後、本協議会が目指す「椎小の子どもたちの姿」について、前回ホームページで紹介しましたあいさつ実態調査を切り口に協議を始めました。委員の皆様からは、様々な視座に富む意見が飛び交い、学校と同じ意見もあれば、あまり気付かなかった意見もあり、徐々に核心に迫るものになっていきました。委員の皆様の発言の概略の一部は・・・以下の添付データのとおりです。 

0706 第1回椎葉小学校運営協議会 熟議.pdf

   協議は、徐々に意見交換から熟議へとなっていきました。熟議の基本は・・・当事者意識。まさにその姿であります。とても有難く、有意義な時間となりました。

 委員の皆様の御承認を得まして、今後も子どもたち、保護者・地域の方々とともに「夢いっぱい・笑顔いっぱい・元気いっぱい」の具現化を図って参りたいと考えております。

「笑顔いっぱい」の椎葉小の子供たち㉖~自分たちの立ち位置を知る~

 梅雨明けを連想させるような夏日・・・そんな中に椎葉小学校では子どもたちの元気な声が、校舎内に響いている・・・7月6日(木)です。昼休みには、熱中症指数が高く、限られた時間しか運動場での遊びはできませんでした。こういう時だからこそ、体調管理には気を付けてほしいものです。

 さて、上の掲示物は先月本校児童のあいさつについて、保護者にアンケート調査を実施・集計して、その結果を階段に掲げたものです。この主旨の一つは「児童がやっていることを、保護者はどのように見ている(評価している)のか」というものです。

 回答結果から「できている」という意見が大半で、子どもたちを評価をしてくださっています。一方で「できていない」という意見があったり、「朝だけでなく日頃からあいさつできるように頑張ってください」「相手の顔を見てあいさつすると・・・もう少しよく見えます」等、激励のメッセージをいただいたりと、現状の課題が見え隠れしているようです。

 考え方を変えると・・・まだまだ伸びる、まだまだできる、まだまだやれる椎葉小の子どもたち。きっと、「笑顔いっぱい」のレベルがまだまだ上がっていくのでしょうね。楽しみです・・・。

御家庭並びに地域の皆様も、是非子どもたちにお声かけくださると有難いです。

「元気いっぱい」の椎葉小の子供たち㉕~7/3(月)大雨の児童引渡しをとおして~

 今日(7月4日)は、昨日までの大雨から一転・・・晴れ間もある"梅雨の中休み"といった感じでしょうか。椎葉村内では大雨による落石や土砂流出により道路等に被害があるようです。その時一番に考えるのは人命・・・。

 かつて太平洋戦争において、日本で唯一地上戦のあった沖縄では「命どぅ宝」という言葉がありますが、最も大切なのは「命」ですし、みなさんの「安心・安全」です・・・そして、それらは宝物であります。

 

 保護者の皆さんにおかれましては、急なお願いで恐縮でありましたが御理解・御協力を賜り、午後から「児童引き渡し」をスムーズに実施することができました。改めまして感謝申し上げます、ありがとうございました。また、本日早朝からPTAの方々並びに各地区の公民館長や住民のみなさんから、登下校の道路情報について学校に情報を寄せてくださいました。そのおかげもありまして、本日椎葉小児童・49名全員が、元気に笑顔で登校してくれています。

 

 「当たり前は当たり前ではないこと」「当たり前は有難いこと」・・・、また「命」「安心・安全」のことにつきましては、今後も繰り返し子どもたちに指導して参ります。その結果として・・・「元気いっぱい」の椎葉小の子どもたちへと成長してくれるならば、こんなにうれしいことはありません。

「夢いっぱい・笑顔いっぱい」そして「夢いっぱい」の椎葉小の子供たち㉔

 梅雨末期を思わせるようなあいにくの雨が続いています。村内においては土砂による被害が村のオフトークで流れていたようですが、今後も含めて人命への被害が及ばないことを祈るばかりです。

 さて、小学校の上手にある水田から蛙の合唱が聞こえてきますが、今週も椎葉小の子どもたちは元気に登校してきました。今週もどんなドラマが生まれることやら・・・随時ホームページにてアップして参ります。

 

 先週後半の椎葉小では「低学年の椎葉村集合学習」「椎葉中2年生の椎葉小での職場体験学習」「第3回PTA理事会」等が実施されていました。今回は「集合学習」と「職場体験学習」を御紹介します。

 先週の中学年に引き続き、1・2年生が6月29日(木)・30日(金)の2日間にわたって学習をしました。雷雨の日もあったため、残念ながら水泳や村内のフィールドワークは中止となってしまいました。しかし、雨天時の代替活動として、体育館で体を動かしたり、音楽室で活動したりと村内の1・2年生が一緒になって楽しく取り組みました。

 その中で「食育」についての学習を実施しています。今回も椎葉中学校から栄養教諭の先生においでいただき、食べものが体にどのような影響を及ぼすのか等について、イラストを使って丁寧に御指導いただきました。

 

 

 その後、ペアになって考えたり、近くの友達と相談したりして、思考する場面も組み込まれていたようで、充実した内容だったようです。

  

 集合学習2日間の給食の様子を見ていると、いつもに増してしっかりと準備をしたり、よくかんで食事をしたりしていたようで、今回の学びや気付きが、早速生きているようでした。

 1年生にとっては初めての集合学習・・・どんな感想を抱いているでしょうか。集合学習について、是非御家庭でもどんな様子だったか聞いてくださると、子どもたちにとっての「深い学び」へとより近づくはずです。

 

   続いて、椎葉中2年生の職場体験学習についてです。まず、多くの事業所の中から、椎葉小学校を職場体験の場所に選んでくれたことに感激しています。集合学習同様、6月29日・30日の2日間で実施しました。体験前に以下のような課題を事前に伝え、体験に入ってもらいました。

 

◇「児童のその日の状況を知るために、どうすればよいか」自分なりの案をもって来てください。体験を通して最終日に同じ質問をしますので、気付きや学びがあれば併せてそれも教えてください。

 

   ほぼ全ての学年に関わってもらい、そして先生方と同じスケジュールで体験してもらいました。2日間を終え校長室にてリフレクションを行いましたが、その時に発表してくれたことをそのまま記してみます。

①10名の先生と関わらせてもらった。「子どもたちが成長する姿を見るのが原動力」ということを実感した。指導や支援の中で「今のことだけでなく、これからのことも考えて指導している」ことに気付いた。

②椎葉小の特色である「児童間、児童と先生の間の距離感の近さ」について、強みであるが弱点にもなり得ると感じた。分自身(中学校生活における)の人間関係における距離感においても振り返る良い機会になった。 

 

 

    中学2年生にしてこれらの発言。レベルの高さを感じずにはいられません。これまで彼女が積み重ねてきたことにより、このような発言になったとするならば、何がそうさせたのか・・・貴重な課題をいただいた一場面でした。

 今日の締めは・・・禅宗の言葉で。今まで生きてありつるは、この事に会わん為なりけり」

 

「笑顔いっぱい・元気いっぱい」の椎葉小の子どもたち~古きを温めて・・・それを繋ぐ「ひえつき節」㉓

 今日(6月27日)は、とても蒸し暑い一日・・・太陽の光も差す午前中・・・。「何と言うことでしょう、今日の椎小の時間割には体育の文字がない・・・絶好の水泳日和なのに・・・」と思っていた椎葉小の子どもたちは多かったはずです(笑)。

 でも、昨日・今日といつも通りの姿で、勉強に・・・さまざまな活動に・・・「夢いっぱい・笑顔いっぱい・元気いっぱい」を目指して、また各学級目標を目指して、取り組んでくれています。

 昨日は、朝の時間から尾八重地区ひえつき節保存会5名の皆さんにお越しいただいて、「本物」の生歌を披露してくださいました。その後、歌と踊りに分かれて御指導いただきました。

   

 指導の中で「合いの手は、もっと大きな声で。その声の大きさが・・・歌い手の力になる」「大きく踊ったり細かい動きがあるけれど、下は見ない」「杵をたたく時は手首を使って」と、優しくも大汗かきながら"本気"の御指導をしてくださいました。

 

 

 また、後半は5・6年の上級生が、下学年の後輩に踊り方を教える姿が見られ・・・まさに「伝承」そのものの光景と感じました。今朝も、ある学級からは大きな声で・・こぶしの効いたひえつき節が聞こえてきた椎葉小です。

 保存会の皆様、お忙しい中に温かく熱心に想いをもって御指導くださいまして、本当にありがとうございました。

「夢いっぱい・笑顔いっぱい」そして「夢いっぱい」の椎葉小の子供たち㉒

 今週も始まりました・・・。気が付くと今週で6月も終わってしまいます。「時は有限」と古のある人は語っていますが、椎葉小の子どもたちには、夏休みまでの残り1ヶ月(有限の時間)を上手につかって、4月に創った目標を達成させて(無限の可能性)ほしいものです。

 そんな椎葉小の各学級には、学級目標が掲げられています。それぞれの持ち味・強みが見られ、個性豊か。そしてどの学級目標からも無限の可能性を感じます。

   

 

 

 先日のホームページに記した花壇の花々のように何かを熱く語りかけてくれるものですね。・・・では、椎葉小のみなさんは、自分の学級目標・・・言えますか?学級目標を単なる掲示物にしてはいけません。

 単なる掲示物ではないのならば・・・学級目標とはどんな意味があるのでしょうか?例えば・・・みなさんの「帰るところ」の一つであり、それに向かって取り組んでいく目指す姿・・・いわば 「旗印」でもあるのではないでしょうか。

 ですから夏休みまでの残り1ヶ月・・・一歩でも半歩でも近づいてほしいものです。そうやって考えていくと・・・椎葉小学校にも目標(教育目標があります。ご存じでしょうか?

 この目標は、椎葉小の子どもたちだけではなく、先生方、保護者の皆さんと共有し、目指すべき目標です。これを達成するために、これまで通り・・・みなさんと手を結び、力を結集していきたいものです。

「夢いっぱい・笑顔いっぱい」の椎葉小の子どもたち・・・植物たちから聞こえる声㉑

 今日は、ICT活用推進モデル校の学校訪問が行われます。授業を公開するのは2年生(生活科「大きくそだて わたしの野さい)と6年生(社会科「縄文のむらから古墳のくにへ」)です。授業の様子を北部教育事務所から3名、椎葉村教育委員会から2名においでいただき御意見をいただく予定です。

 そのせいか今日の椎葉小の子どもたちからは、いつもに増して気合いが感じられます。と同時に、お客様を迎え入れる心遣いのできる椎葉小の子どもたちであってほしいとも思います。

 公開授業の様子、また授業後にある先生方の研究会の詳細については、改めてお知らせします。

 

  さて・・・玄関周辺の花壇に目を向けると、きれいな花々が植えられています。定期的に行われる「環境タイム」を中心に花壇の整備をしているのですが、先週から雨続きで晴れ間を見つけ、子どもたちが植えてくれました。

 花々は何も言葉は発しませんが・・・人々に何かを訴えたり感じさせたりしてくれます。

 学校においでくださる方々に、花々が「ようきたなっせ」と訴えているように見えたお昼前です。