給食室から

今日の給食

洋風おでん


【麦ご飯 洋風おでん ごま酢和え 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」はこしょうについてでした。
料理をおいしくするのにかかせないのがこしょう。こしょうは、ヨーロッパでは古代ギリシア時代から使われていて、古くなった肉のにおいを消したり、肉がくさるのを防いだり、食中毒を予防したりするためにとても大切なものでした。日本には奈良時代に中国から伝わりました。そのころは、こしょうは気分をすっきりさせる薬のかわりに使っていたようです。また、天皇や身分の高い人たちしか手に入れることのできないめずらしいものでした。今日の洋風おでんにも入っています。味わって食べてくださいね。

白身魚のきのこソースあえ


【麦ごはん 白身魚のきのこソースあえ 寒天スープ 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」はきのこについてでした。
きのこの種類にはいろいろありますが、ふだん食べているきのこは、しいたけ、しめじ、なめこ、えのきだけなどが多いです。その他に、まいたけ、マッシュルーム、きくらげなどもあります。低カロリーで栄養はあまりなさそうですが、おなかを掃除してくれる食物せんいや食べものをエネルギーに変えるときに必要なビタミンBが多くふくまれています。今日のきのこソースには、しいたけとしめじが入っています。探してみてくださいね。

高野豆腐


【麦ご飯 高野豆腐の卵とじ マロニーのあえもの 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」は高野豆腐についてでした。
野どうふは「凍りどうふ」とも呼ばれるように、豆腐を凍らせて乾燥させたものです。寒い冬、豆腐が凍ってしまい、それをとかして食べたらおもしろい食感がして、それから食べられるようになったという話もあるようですが、高野山のおみやげとして広まったため、高野どうふといわれるようになりました。乾燥したままでは食べられないので、水で戻し、だし汁で煮るなどして味をつけて食べます。普通の豆腐より鉄分が多く含まれています。よく噛んで食べてくださいね。

セルフ手巻きずし♪


【手巻きずし 寄せ鍋 節分豆 牛乳】
 今日は1日過ぎましたが、節分献立でした。(昨日は休みの小学校があったため、今日になりました。)卵焼き、かにかまぼこ、ウインナーをのりに巻いて食べました。2年ぶりに出した手巻きずしだったので、1年生だけでなく2年生も「どうやって食べるんですか?」という反応でした。自分達で巻いて食べる分、少し時間がかかりましたが、楽しんでもらえたようで良かったです絵文字:笑顔

1年生「めざせ!おはしめいじん」


 今日の4時間目に1年生の学級活動でお箸の使い方を勉強しました。
昔から箸を使って食事をしてきたことは、日本人の手の器用さにつながっていると言われています。
子どもたちに聞いてみると、持ち方に自信がないという子もいましたが、大丈夫!!根気強く、くりかえし練習すればできるようになります。給食だけでなくお家でも練習できるように、「勉強道具」も持って帰ってもらいました。ぜひ、お家でも箸の持ち方を見てあげてほしいなと思います。

↑正しい箸の持ち方を練習した後、10秒でスポンジや輪ゴム、大豆を運ぶ練習をしました。

今日は節分ですが…


【とりねぎ丼 つくねカレースープ 牛乳】
 今日は節分ですね。豆まきをしていた学年もありましたが、今日お休みの学校もありますので、節分の献立は明日になります。楽しみにしていてください!

 今日の放送「一口メモ」は鶏肉についてでした。
今日の給食に入っている鶏肉もそうですが、みなさんが食べている鶏肉の多くはブロイラーと呼ばれる品種です。ブロイラーは、宮崎県でもたくさん育てられていて、その出荷数は全国でもトップクラスです。短い期間で早く育つのが特徴で、アメリカで開発されて日本にも広まりました。ふつうの鶏は大人になるのに4~5か月かかりますが、ブロイラーは2か月もしないうちに大人になります。反対に「地鶏」と呼ばれる鶏は、ブロイラーと違い、もともと日本にいた鶏で、放し飼いで時間をかけて育てられます。宮崎県では「みやざき地頭鶏」が有名ですね。いのちに感謝して食べましょう。

親子煮


【麦ごはん 親子煮 海そうと大根の中華あえ 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」は卵についてでした。
クイズです。親子煮の親子とは、何と何の食べ物のことでしょうか。答えは、鶏肉と卵です。今では、毎日のように食べている卵ですが、昔はとても高級品でした。日本で卵が初めて食べられるようになったのは江戸時代だそうです。今のように日常的に食べられるようになったのは昭和30年ごろからだそうです。茶色い殻の卵の方が栄養価が高いと思っている人もいるかもしれませんが、栄養価は殻の色とは関係ないようです。殻の色は主ににわとりの品種によるもので、栄養の違いはにわとりの食べるエサに大きく影響されます。にわとりさんに感謝して食べてくださいね。

1月誕生日給食会♪


【麦ご飯 魚と根菜の甘辛煮 とり団子のみぞれ汁 牛乳】
 今日は1月のお誕生日給食でした。1月生まれのみなさん、おめでとうございます絵文字:笑顔

 今日の放送「一口メモ」は大根についてでした。
みぞれ汁とは、大根おろしを入れた汁のことです。みなさんがよく目にするのは「青首大根」ですが、真っ黒い色をした「黒大根」やきれいな赤色をした「赤大根」、かぶのような丸い形をした「聖護院大根」など、他にもいろいろな品種があります。大根は根っこの下の方と葉に近い上の部分では味が少し違い、下の方が辛みが強く、上の方が水分が多く甘い味がします。甘い上の方は大根おろしやサラダ、辛い下の方は煮物などにして食べるとおいしいですよ。味わって食べてくださいね。

豆腐のチリソース煮


【麦ご飯 豆腐のチリソース煮 小松菜とひじきの和えもの 牛乳】
 今日の放送「一口メモ」は1日にとってほしい野菜の量についてでした。
チリソースとは、トマトソースにとうがらし、塩、砂糖などを加えた辛みのあるソースです。えびチリなどが有名ですね。今日の給食では、とうふをチリソースで煮込みました。辛いという人は、ごはんと一緒に食べたり、牛乳を飲んだりしながら、少しずつ食べてみてください。給食では毎日野菜を使いますが、1日にどのくらいの野菜を食べればいいか知っていますか。100gは色の濃い野菜、250gは色のうすい野菜でとらなければなりません。苦手な野菜がある人も少しずつでも食べていくと、だんだんその味に慣れて食べられるようになります。苦手な野菜も少しずつチャレンジしてみようという気もちが大切です。残さず食べてくださいね。

学校給食記念日メニュー


【麦ご飯 鮭の塩焼き 高菜いため みそ汁 牛乳】
 今日は学校給食記念日です。今日は当時の給食に近い献立にしてみました。食べ慣れないものだったのか噛みごたえのあるメニューだったからか、少し時間がかかっていましたが、全員完食してくれました絵文字:笑顔

 今日の放送「一口メモ」は給食の歴史についてでした。
1月24日の今日は学校給食記念日です。明治時代に山形県で始まった学校給食は、戦争の食料不足の中、給食を続けることができなくなり、一度中断されました。戦争が終わり、おなかをすかせていた子どもたちを助けようとアメリカから脱脂粉乳などがプレゼントされ、また給食を始められることになりました。今日はその給食記念日にちなんで、給食の始まりと言われるごはんと魚にしてみました。今の日本は「飽食」と言って、食べ物にあふれ、なに不自由なく食べることができますが、世界には食料不足で飢えに苦しんでいる人もいます。感謝の気持ちを忘れず、食べ物を無駄にしないようにしましょう。