日誌

附属中のできごと

都泉祭体育の部、スローガン発表!団色決定!

ずっと雨が降り、天気にはもう一つ恵まれなかった夏休み前の3連休。連休明けの7月16日(火)は、久しぶりの夏空が広がりました。この日から面談や会議などが行われるため、中学・高1・高2は午前中4時間授業(高3は5時間授業)の特別校時になりました。特別校時初日の4時間目には、都泉祭体育の部に向けてスローガン発表・団色決定が行われました。中学生はひとクラスしかないため、各学級がA・B・Cの三つの団に分かれます。体育館に中学・高校全員が集まり、最初から三つの団に分かれて座りました。最初にスローガン発表が行われました。体育館ハンドボールコート側に設えられた青いシートに隠されたスローガンは、生徒のアンケートを基に作られたもの。青いシートがパッと取り除かれ、見えました!今年のスローガン!「泉人千色~際限なく彩れ 泉色に染める夏」(せんにんせんしょく~さいげんなくいろどれ せんしょくにそめるなつ)筆で堂々と書かれたスローガンの背景は、カラフルな色で彩られています。生徒一人一人の個性に彩られるすばらしい都泉祭が目に浮かぶようです。続いて、団色決定。A・B・C、それぞれの団の団長と副団長のリレー形式のパフォーマンスを経て、それぞれ決まったひもを引くと、三色の団旗が現れました。A団の宮里悠斗団長がひいた色はB団の森山達矢団長がひいた色はC団の村内賢伸団長がひいた色は。それぞれが決意表明を述べ、万雷の拍手を浴びました。拍手には「これから頑張るぞ」という全校生徒の決意も感じられました。夏休みを挟んで、泉ヶ丘は様々な個性が暑い夏を彩っていきます。

 

 

 

 

 

宮崎県総合体育大会報告②~水泳

7月13日(土)14日(日)の2日間、ひなた宮崎県総合運動公園水泳場県中体連水泳競技が行われました。とても不安定な天候で、雷で競技開始が遅れるなどありましたが、無事すべての競技を実施することができました。本校からは3年生・吉村怜雅さんが100m背泳ぎと200m背泳ぎに出場しました。3年間の集大成となる今大会。200m背泳ぎでは予選を突破し、決勝では7位でした。

17日の新体操、今週末のテニスなど今後も泉附生の活躍が期待されます。

    

朝の会にて「ストレッチ」

3年ある朝の朝の会にて……。保健委員が前に出て「ストレッチ」が行われていました。これは、保健委員会の今旬間の具体的活動になります。ストレッチをして体をほぐし、心をリフレッシュさせ、健康な毎日を送れるように保健委員会が企画し実行しています。3年生、全員で取り組んでいました。リフレッシュできたかな?

 

1年生、出前授業で「地球温暖化」について学ぶ

7月10日(水)6・7限目自然科学探究の出前授業が行われました。1年生にとって自然科学探究分野での出前授業は今年度は今回が最後となります。授業のテーマは「地球温暖化」。講師としておいでくださったのは、宮崎大学教育学部隈隆成先生です。現在、地球は温暖化が加速度的に進行して、それが生物にどんな影響を与えるのか、そして私たち人間にどんな影響を与えるのか、様々な例を挙げながらお話しくださいました。昨今話題になる巨大台風や偏西風の蛇行によるゲリラ豪雨、永久凍土溶解による未知のバクテリア出現、干ばつといった現象、そしてそれに伴う食糧危機など、温暖化は深刻な事態を招いています。お話の中で先生が出される質問に積極的に答えられた生徒は何と「アンモナイト」をプレゼントしていただきました。最後に先生は問われました。「温暖化と寒冷化、どっちを選ぶ?」さあ、どちらがいいのか、それによってどう対策をしていくのか……班で真剣に考えました。身近な私たち自身に差し迫っている問題は、地球規模の大きな問題です。「地球温暖化」について多面的に考えながら思考を深めることができました。最後に生徒を代表して大野晴輝さんがお礼の言葉を述べました。お忙しい中、講師を務めてくださった隈先生、思考を深める学びをありがとうございました。また、派遣くださいました宮崎大学に心よりお礼申し上げます。

 

 

 

水泳の授業がありました

プールがない本校では、保健体育の水泳の授業を、近くのスポーツ施設のプールをお借りしてまとめて行っています。今年も1・2年生の水泳の授業が、7月10日(水)に始まりました。最初に取り組んだのは1年生。1時間目の授業を終えた1年生は、体操服に着替えて徒歩でスポーツ施設に向かいました。プールに着いて準備運動を十分行って、水に慣れるところから始まります。プールサイドに座ってのバタ足から始めて、プールの中でジャンケンをしたり回ったりして徐々に水に慣れていきます。移動や着替えも含めてひと学年3時間の水泳の授業。午後は2年生が同じく3時間の授業を行いました。1年少し前まではコロナ禍ということもあり、小学校での水泳の授業が十分行われなかったところもあると思います。なかなか水に慣れない人もいますが、水に親しみながら水への接し方、基本的な泳ぎなど少しずつ身につけていきましょう。この集中授業は7月11日(木)も行われます。協力いただいているスポーツ施設の皆様には心から感謝申し上げます。

 

 

平和学習~過去を知り今を生き未来へ繋ぐ~

7月9日(火)は租税教室、出前講座と、附属中にとってとても盛りだくさんな一日となりました。その一日の最後、6・7時間目に臨んだのが「平和学習」です。附属中全校生徒が義友会館に集まり、戦争について、平和についてお話を聴きました。講師として来校くださったのは「かたりべぐるーぷ南の風」代表常盤泰代様です。常盤様自身は、戦争体験そのものはない、ということでしたが、「戦争」について、自ら調べ、出かけ、歩き、聴き、と多くの経験を重ねられ、こうして私たちにその経験から分かったこと、知ったこと、考えたこと、思いなどを伝えてくださっています。今回は、宮崎、そしてご自身の出身地の都城と関わる「戦争」にスポットを当てて話してくださいました。ご自身のご家族で戦死なさった方のこと。都城の戦時中の飛行場のこと。国家総動員法のこと。赤紙、千人針、寄せ書きされた国旗、軍事教練、集団疎開……。「命を惜しむな」という考え方に貫かれた日々。そして、今。私たちは「命を大切に」平和に日常を送っています。世界をみると戦火が止むことがない今。私たちが平和な世の中を作るためになにをしたらよいのだろう、という投げかけに深く考えさせられました。「対話をし、問題解決のできる人間になろう。」「無関心にならないで。」という言葉は、とりわけ心に響きました。最後に、生徒を代表して3年・真方芯さんがお礼の言葉を述べました。お忙しい中、貴重なお話をいただいた常盤様、ありがとうございました。私たちは今日学んだことを、これからに活かし、未来に繋いでいきます。

 

 

 

1年生、出前授業で「新聞づくり」について学ぶ

7月9日(火)4時間目1年生は国語の授業で「新聞づくり」の出前授業に臨みました。1年生の国語では、情報を集めたり調べたり発信したりすることや分かりやすく伝えることを学ぶ単元「出身小学校新聞をつくろう」で、1年生40名が自分の出身小学校を紹介する新聞を作成しています。この日はそのために「新聞づくり」について学ぼうと、新聞社の方に出前授業をお願いしました。講師として来校くださったのは、宮崎日日新聞社黒木友貴様です。最初に「新聞」はどのような仕組みになっているのかについて学びました。インターネットでニュースや記事を拾う人が増えている昨今ですが、紙ベースの新聞のもつ力の一端を知ることができました。それから取材の仕方、写真の撮り方、記事の書き方、レイアウトなど、実際にこの日の朝発行された新聞を教材として使いながら学びました。質問する生徒もいて、生徒たちは、この授業を受けて「学習したことを活かしてよい新聞をつくりたい!」という気持ちがますます高まったようです。最後に、生徒を代表して野口里さんがお礼の言葉を述べました。また、山崎央友果さんが授業を受けてのインタビューを受けました。黒木様、丁寧で分かりやすい授業をありがとうございました。そして派遣くださいました宮崎日日新聞社にも心からお礼申し上げます。これから1年生は、新聞づくりを計画的に進めていきます。夏休みを挟んで9月には新聞が完成する予定です。どのような新聞ができるか楽しみです。

 

 

 

 

 

3年生、「租税教室」で税について学ぶ

7月9日(火)3・4時間目3年生「租税教室」に臨みました。都城法人会の方々が18名、講師としてきてくださり、3年生が自分のこれからの人生とお金・税の関わりをゲーム的要素を取り入れながら楽しく分かりやすく学ばせていただきました。3年生は現在14歳~15歳。これからの社会の中で自分の人生を歩んでいくわけですが、その中の様々な節目においてお金・税といったものに何度も接していくことになります。それを「人生ゲーム」の形でシュミレーションし、考えていきます。8人のグループをつくり、それぞれ一生懸命考えました。サイコロで決まった自分の職業(銀行員、運転手など6つの種類がありました)で、「保険に入る・入らない」「結婚する・しない」など設定があり、自分の人生を考えていきました。また、休み時間に質問タイムを設けると、子ども達は弁護士や薬剤師をはじめとするさまざまな職種の講師の先生に質問しにいっていました。最後に生徒を代表して平山笑里さんがお礼の言葉を述べました。加えて、租税教室終了後は生徒を代表して海田聡宇美さん恒松光太郎さんがインタビューに答えていました。今は義務教育の最中でお金・税についてあまり身近に感じることがないかもしれませんが、これからの人生で本当に大切なしっかりと考えていかなければならない事柄の一つです。このような学びの機会をいただいた都城法人会の皆様に、心からお礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

 

美珊さん、おかえりなさい!

昨年度、7月に短期留学生として1年A組で3週間一緒に学んだ髙橋バレト美珊さん。今年度、2年A組で7月8日(月)から2週間の予定で、また一緒に学ぶことになりました。フランス・パリに住む美珊さんから、昨年度はたくさんの刺激をもらった泉附生たち。再び美珊さんと一緒に学ぶことができ、大喜びです。1年ぶりの再会ですが、2年A組のみんなと美珊さんは、ずっと一緒に居たかのように、とても自然に溶け込んでいました。これから2週間、共に学び合いましょう。「おかえりなさい、美珊さん!」

 

【さあ、美珊さん、どこにいるかな?】 【ここにいました!とけこんでいます】

第1回参観日・学級懇談会開かれる

7月8日(月)、この日も朝から夏の日差しが差す暑い日でしたが、午前中「第1回参観日」が開かれました。いつもは午後に開くことが多い参観なのですが、駐車場がなかなかとれない関係もあり、今回は午前中の2時間目1・2年参観授業・3年進路説明会3時間目各学級学級懇談会を実施しました。1年生の参観授業はCーtimeの授業でした。「身近な人を紹介しよう」と班で発表しあった後、復習をしました。2人のALTも一緒に授業が進められていました。2年生数学の授業。「平方完成と解の公式」の授業で、問題を解いたり話し合ったりして授業は進んでいきました。さすがは理数が好きな生徒が多いだけあって活き活きとしていました。3年生は生徒と保護者がそれぞれ隣に座り、「進路説明会」に臨みました。高校の教務主任・理数科主任・進路主任の先生方から高校生活の話や、高校に向けてどう過ごして行く必要があるか、といった重要で貴重な話を聞くことができました。どんな教育課程で過ごしていくのか、理数科のSRM・SRP・SEの授業の様子、進路について考えていく際の選び方や考え方など具体的な内容が大変参考になりました。その後、1~3年各学年ごと学級懇談会がありました。1学期を振り返って今に至る生徒たちの日々の様子や学習について、また、夏休みの過ごし方など具体的で細かな話がそれぞれなされていました。週初めの朝からでしたが、多くの保護者の方がご都合を付けて参加くださり、充実した参観日となりました。お忙しい中、本当にありがとうございました。

 

 

 

  

 

宮崎県総合体育大会報告①~柔道

本校の生徒で宮崎県総合体育大会に最初の出場となったのは柔道。夏の鋭い日差しが降り注ぐ7月7日(日)ひなた武道館柔道場で、柔道の個人戦が行われ、1年生・天神煌士郎さんが出場しました。相手はやや上背のある3年生。天神さんは、気合い十分、最初から止まることなく積極的に技を仕掛けていきました。しかし、ちょっとした間合いをうまくつかれ、一本負けを喫しました。上級生にひるまず果敢に挑んだ天神さん、秋の大会が楽しみです。泉附生、エネルギーに満ちた県総体のスタートとなりました。

 

 

夏空ひろがる~テスト終了翌日の午後

本年度から、定期テスト翌日の午後は放課になり、生徒たちはテストの復習や次の予習、そしてテスト前でしばらくお休みだった部活動にゆとりをもって臨んでいます。7月5日(金)、ひろがる夏空の下、附属中生も部活動を再開しました。校内を歩いていると、体育館から元気のよい声が響いてきました。ちょうど女子バスケットボール部が練習をしていました。中学生・高校生一緒になって元気に汗を流していました。正門前には帰って行く中学生の一団の後ろ姿が。少し時間をずらして再び体育館に行くと、今度は男子バスケットボール部が元気に練習していました。こちらも中・高生一緒です。中庭に出て、美術室を覗くと、美術部が学級旗のアイディアを思考中。空は爽やかな青。梅雨明けも近いかもしれません。そういえば宮崎は高温で全国のニュースにも取りあげられていました。熱中症に気を配りながらの活動が続いていきます。

 

 

 

県大会・県コンクールの壮行式がありました

7月4日(木)2時間の期末テスト・専心(清掃)を終えた後、体育館に中・高生全員が集まって壮行式が行われました。高校生は全国大会・九州大会・県コンクール等に出場する部活動・選手が、中学生は宮崎県大会・県コンクールに出場する部活動・選手が決意の言葉を述べました。附属中学校で出場する部活動・選手は以下の通りです。

〈部活動〉  

 男子テニス部    7月20日(土)・21日(日)・23日(火)・24日(水) 生目の杜庭球場

  3年 奥津至禮さん 種子田壮志さん 黒葛原漣さん 藤田充希さん 真方芯さん 山崎真侍さん

  2年 大形奏さん 川﨑隆生さん 黒木颯斗さん 仲井柊一さん 原田竣之介さん 柳田栞佑さん 弓削海翔さん 

 女子テニス部    7月20日(土)・21日(日)・23日(火)・24日(水) 生目の杜庭球場

  3年 下沖由依さん 海田聡宇美さん 前畑杏さん 柳田桜子さん 

  2年 隅夏波さん

  1年 志田奈南さん 築地咲樹さん 中津美南さん 中原みなりさん 西野友徠さん 野﨑志織さん

 吹奏楽部      7月27日(土)  宮崎市民文化ホール

  3年 平山笑里さん 福留叶望さん

  1年 大浜凜桜さん 大村夏穂さん

〈個人種目〉

 水泳  3年 吉村怜雅さん  7月13日(土)・14日(日) ひなた水泳場

 陸上  1年 齋藤誠志朗さん 7月21日(日) ひなた陸上競技場

 柔道  1年 天神煌士郎さん 7月7日(日) ひなた武道館

 新体操 3年 佐澤和奏さん  7月17日(水) 宮崎市総合体育館

最後に、高校の応援団が、全員の健闘を祈って応援エールを送ってくれました。いよいよ7日(日)から始まる県大会。地区大会から勝ち上がった人は、学校代表だけでなく、地区代表でもあります。全力を尽くし、頑張ってください。応援しています。

 

 

 

 

 

 

心肺蘇生法講習会で学ぶ

期末テスト中で部活動も中止になっている期間、午後の時間は先生方にとっても勉強の時間でもあります。7月3日(水)午後先生方「心肺蘇生法講習会」に参加しました。都城市消防局・警防救急課の方々に講師として来校いただき、心肺蘇生法やAED講習を受けました。実際に人体模型を使って心肺蘇生やAEDの使用を体験し、いい学びとなりました。1年生は医療体験で実際に体験しましたね。繰り返し学んでいくことが大切な講習です。会場の義友会館には真剣で一生懸命な雰囲気が溢れていました。外に出ると夏空と熱い日差しが降り注いでいました。

 

 

2年生、学級でいのちの授業に取り組みました

7月2日(水)2年生が学級で「いのちの授業」に取り組みました。1年・3年生が先んじて取り組んでいる「いのちの授業」の最後です。この「いのちの授業」前段になっていて、前段では各学級で生徒がコーディネイトしながら授業を進めていきます。テーマは「人権で考えるスマホと未来」。人権委員の生徒たちはプレゼンテーションで説明し、班で話し合い、考え、まとめ、結果を発表しました。「いのちの授業」後段は、7月17日(水)に実施予定です。今回話し合った結果をもって、全生徒が異学年で交流し、話し合います。当日は「いのち」に関わる講演も予定されています。みっつの学年で前段の授業が終わり、後段がとても楽しみになってきました。

 

 

全学年、期末テストに真剣に臨んでいます

3年生に1日遅れて、1・2年生も7月3日(水)から1学期期末テストが始まりました。この期間はテスト開始は9時。少しゆとりのある朝の時間を有効に使い、みんな自学を進めたり、質問し合ったり、教えあったりしていました。テストが始まったらみんな真剣です。静寂の中に、筆記具を走らせる音が響いていました。1年生にとっては2回目の定期テストですので、初の定期テストだった中間テストでの反省を活かしたテスト勉強に取り組むことができたことと思います。2・3年生は、慣れた様子で自分なりの勉強法でテスト勉強に取り組んでいました。テストは4日(木)まで。午前中で放課になりますので、午後の時間も有効に使いましょう。

 

 

3年生期末テストスタート!1・2年生は明日から!

高校生は7月1日(月)から始まった1学期期末テスト。その関係で、1日~4日までは朝の会が8:40開始となっています。中学生は7月2日(火)~4日(木)の3日間で3年生が、7月3日(水)~4日(木)の2日間で1・2年生が期末テストに臨みます。7月2日(火)1・2時間目3年生物理と英語のテストが行われました。みんな集中してテスト問題に取り組んでいました。

年明けから半年が過ぎた6月30日は「夏越の祓(なごしのはらえ)」ー半年間での諸々をいったんリセットし、新たな気持ちで残り半年を元気よく過ごすー、そして7月1日は「半夏生(はんげしょう)」ー夏至から11日目の「半夏(はんげ・植物のカラスビシャクのこと)」が生ずる頃で、田植えをこの頃までに終わらせる目安となっていたーと、日本の風土に合わせた季節感溢れる言葉があります。半夏生は稲作に強く結びついた言葉ですから、稲が八方にしっかり根を伸ばすようにとタコを食べる風習がある地域があります。2024年も半年が過ぎました。今年は年明けに起きた能登半島地震から半年、というときでもあります。目の前に訪れる様々なことに一生懸命取り組む泉附生、うまくいったこともそうでなかったこともたくさんあることでしょう。半年経ったところで、いったんリセットし、新たな気持ちで大地に根を張り天に向けて伸びていきましょう。こうした「日常」を過ごせる日々に感謝しながら。

 

イギリスからの留学生との交流

7月1日(月)の3時間目Cタイムで国際交流を行いました。2Aのクラスにイギリスからの留学生Zoeさんを招いて、彼女やイギリスのことについてQ&Aの時間をとりました。附属中に来るALTは2人ともアメリカ出身なので、イギリスについて知ることがあまりありませんでした。生徒達はZoeさんの自己紹介を聞いた後、彼女が普段どんなことをしているのか、制服は?どうやって学校に行っているのか?日本で大好きな食べ物は?などこれまで学習した英語を駆使して、あらゆる質問をしてZoeさんと交流していました。Zoeさんは1-6で授業を受けていますが、附属中1Aの生徒のところに約1週間ずつホームステイしています。1ヶ月ほど日本に滞在する予定ですので、今後もたくさんの交流をしてほしいと思います。

   

日常の風景~7月になりました

本日から7月に入りました。7月は昔の言い方では「文月(ふづき・ふみづき)」と言われます。文月は、今とは1ヶ月くらい暦の感覚はずれていて、7月下旬から9月上旬の時期になります。7月初めは宮崎ではほぼ梅雨の真っ最中ですが、7月に入った、と聞くと、なんだか盛夏がぐーんと近くなったような気分になるのは不思議なものです。ところで、なぜ「文月」と言うのでしょうか。語源は諸説あるようですが、なんとなく覚えやすく身近に感じるのは七夕由来の語源かもしれません。むかし七夕のときに書物を干す行事があったそうで、「ふみ(書物=文)をひらく(披く)」と言ったことから「ふみひろげつき」→「ふみづき」→「ふづき」となったというもの。私たちは七夕の行事というと笹の葉に願い事を書いた短冊(ふみ)を下げる、というものがすぐ浮かびますが、それと関わりのある月、ということで「文月」を覚えるとよいかもしれません。7月の附属中も行事目白押しです。期末テスト、参観日、租税教室(3年)、平和学習、出前授業(1年×2)、水泳inスポーツクラブ(1・2年)、県総合体育大会(男女テニス・水泳・陸上・柔道・新体操)、結団式、いのちの授業、サイエンス合宿(2・3年)、1学期終業の日。また、中旬から三者面談も始まります。都泉祭の準備も始まっています。校内では数カ所(どこか知っていますか?)水色やピンクの紫陽花の花が咲き、登下校には傘が手放せない季節ですが、泉附生、7月も駆け抜けていきます。

 

泉ヶ丘で第73回宮崎県数学教育会の県大会が開かれました

6月28日(金)、雨が降る1日となりましたが、泉ヶ丘には多くの来校者がありました。この日、泉ヶ丘が会場の一つとなって「第73回宮崎県数学教育会 算数・数学教育研究都城・三股大会」が開かれました。「大会」と生徒たちに伝えると、「勝つと九州大会ですか?」「トーナメントですか?」というように、スポーツの試合のようなものを想像するようですが、今回の大会は、未来に向けて算数・数学の授業をよりよくし、生徒たちが主体的に考えたり、対話活動を取り入れたりしながら深い学びができるようにしたい、と多くの算数・数学科の先生方が一堂に会し、講演を聴いたり研究授業をしたり話し合ったりする大会です。研究授業には、他の中学校や高校から生徒たちがやってきて、授業に臨んでいました。折しもテスト前。泉ヶ丘の生徒たちはテスト勉強に一生懸命取り組んでいます。先生方も生徒と同じように、日々研究したり学んだりしているのです。