日誌

附属中のできごと

3年生、市役所・市議会を訪問する

来年高校への進学を控えている3年生は、あと2~3年で選挙権を手にすることになります。権利をもつと、そこに義務も生じてきます。また、3年生に至るまでの日々で、学ぶこと、働くこと、公共の福祉などについて勉強してきました。社会の一員として、自分が何者で、何ができて、どうありたいのかについてもおりおり考えてきました。12月11日(水)4~7時間目総合的な学習キャリア探究の中学最後の体験学習として「市役所・市議会訪問」に臨みました。今まで学んできたことを踏まえ、11月にオンライン学習で学んだデザイン思考で「都城」について自分たちで提案できることはないか各班で検討したうえでの体験学習です。3時間目まで授業を受け、昼食を済ませたうえで出発。到着すると市役所で担当してくださる都城市秘書広報課押川様岩元様が待ってくださっていました。会議室に案内され、商工政策課(サービス分野)生涯学習課(共生分野)総合政策課(交通分野)の三つの課からの事業説明をしていただきました。どの課の方も、プレゼンテーションとプリント両方を用意してくださり、事前に提出していたデザインシートに書き込んだ生徒たちからのソリューションアイデアについても触れながら、分かりやすく説明していただきました。実現するためには多くの声が必要で、それに後押しされることで実現する可能性もある、というお話、また、実現に向けて現状を更に深く分析して提案する必要がある、というお話は、これから自分自身が社会の一員として生きて考えていく上でとても大切な指標を教えていただいたと思います。また、都城にある学校で日々学びながら、都城市が取り組んでいる事業や施策について知らないことも多々あり、たくさんの人が社会のために、人々のために考え支えていることも改めて気付きました。ときおり笑いも交えながらの事業説明、本当にありがとうございました。事業説明の後、今度は市議会傍聴です。傍聴させていただいたのは市議会議員からの一般質問でした。「いつまでも安心して暮らせるまちに向けて」についての質問内容で、市民の立場に立って、支援や診療、住居、安全などのさまざまな分野からの質問がなされ、それに対して市から返答がなされる、という形で整然と、また分かりやすく議事が進んでいきました。事業説明でも、市議会の質疑応答でも、だれもが市民のために一生懸命考えよりよくしようと努力されていることがよく伝わってきました。生徒たちにとってよい学びとなりました。最後に、生徒を代表して平山笑里さんがお礼の言葉を述べました。今回の訪問に携わっていただいた全ての方々に御礼申し上げます。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

2年生 性教育講話

12月10日(火)7時間目、2年生は「今を生きる君たちへ~見つめてみよう”性”と”生”」というテーマで性教育講話を受けました。講師はほのか助産院の安藤直美様です。

2年生は、1年生の時に命の誕生や二次性徴について学んでおり、今回はその内容を深めるとともに、性意識の違いや同意について等、相手を慮ることの大切さを教えていただきました。思春期の複雑な心を説明していただいたときには、思い当たることが多々あるのでしょう、みんな頷きながら話を聞いていました。今、自分自身が直面していることも、これから向き合うことがでてくることも、今回の内容を思い出し、「自分事」として考えていってほしいと思います。

最後にお礼の言葉を6月の職場体験でほのか助産院にお世話になった後藤稟子さんが代表して伝えてくれました。

毎年、安藤先生には助産師という立場から命の大切さ、自分のことを相手のことを大切にする思いの大切さを1時間なかで伝えて下さり感謝しております。ありがとうございます。

   

 

3年生対象の進路講演会

12月9日(月)7時間目に3年生とその保護者対象の進路講演会が開かれました。例年、2学期参観日に行っているこの講演会ですが、本年度は諸事情により2学期参観日を実施しないため、進路講演会をこの日に計画しました。講師としておいでくださったのは山田真太郎先生です。現在、宮崎県教育庁教育政策課の指導主事をされています。高校生物の先生で、以前、都城泉ヶ丘高校や宮崎西高校の理数科の担任もされたことがある方です。また、昨年度は本校がSSH指定を受けるためにさまざまな面でお力添えをしていただいています。そのように学校現場、しかも3年生が来年進学する高校理数科での経験が豊富な先生ですので、お話も大変分かりやすく、3年生にとって役立つ内容でした。SSH指定5年目の宮崎西高理数科出身の教え子たちの声から、SSHも含めた理数科での学びがどう役立つのか、どう臨めばよいか、見えてきます。また、泉ヶ丘のSSHの取組の新しさについても分かりやすく説明してくださいました。3年生、今できることはたくさんありそうです。授業に真摯に臨みながら、目標を明確にし、何事も多面的に深く考えながら、忙しく過ごしていきましょう!山田先生、お忙しい中、教え子の型にも連絡を取っていただき、生徒・保護者の心に届く貴重なお話をありがとうございました。また、お忙しい中多数出席くださった保護者の方々にも感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

 

高校2年生、修学旅行に出発!

高校2年生が修学旅行に出発しました。まず、12月5日(木)海外修学旅行に行く生徒たちが出発。行く先は本年度はオーストラリア・シドニーで、中心となるのはホームステイです。いっぽう、国内修学旅行は、12月6日(金)に出発。本年度は東京近辺まで一緒に行き、その後スキー体験に群馬に行くコースと、東北を訪ねるコースに分かれ、再び東京近辺に集まり、研修やテーマパーク体験をして帰ってくる旅程となっています。附属中生も、数年したら高校での修学旅行が待っています。先輩方が何を学び、何を楽しみ、どんな表情で帰ってくるか楽しみです。海外組の出発も、国内組の出発も、多くの保護者の方が朝早くから生徒の送り届け・見送りに来てくださいました。特に国内組は朝6時頃のまだ暗いうちからで大変だったと思います。また、たくさんの先生方が5時頃から駐車場整理等で動いていました。生徒主体の修学旅行ですが、陰で支える多くの人たちがいることを知るよい機会となっています。高校2年生、充実した旅行を!

 

 

 

みやざき学習状況調査に挑む

先日、2学期の期末テストが終わったばかりですが、1年生12月に入ってすぐ「みやざき学習状況調査」に挑みました。これまで学習してきた内容の定着や自分の学習状況等の調査で、県内の中学1年生が同時期に調査を受けています。以前は紙の問題用紙・解答用紙だったこの調査、今はタブレットを用いての入力の形をとっています。タブレットの使用はさまざまな面で拡大の一途をたどっていますが、テスト形式のものに用いられるのは現状ではまだ少なく、機材のトラブルや通信状況の不安定などないかやや緊張しながらの調査となりました。県全体の傾向を見ることができる調査ですが、個別の状況の把握にも多いに役立ちます。結果を待ちましょう。