日誌

附属中のできごと

第2回理数科講演会

令和5年11月8日(水)7限目第2回理数科講演会が行われました。『微生物からの贈り物“発行食品”』の演題で、鹿児島大学農学部教授、髙峯和則氏が講演をされました。高峯先生は、発酵食品の研究の第一人者で、身近な食品を長く保存していくための発酵の仕組みと、微生物の分解との関わりをわかりやすく説明してくださりました。発酵食品の代表である乳酸菌、イースト菌、カビ、麹菌、酵母を使った食品などを例にあげ、微生物の役割を確認していきました。「ナタデココ」は何からできている?という質問に、残念ながら誰も答えられませんでしたが、ココナッツの実を発酵させたもので、バクテリア・セルロースという微生物の集合体だそうです。身近な食品に存在している微生物を改めて知ることができました。

お忙しい中、講師を務めてくださった髙峯先生、本当にありがとうございました。心からお礼申し上げます。

   

支援訪問授業、社会がありました。

10月に引き続き、11月6日(火)2校時支援訪問授業が行われました。3年生の社会の授業で、「国会の仕組み」という単元です。常にニュースのトップを飾る話題になりますが、本単元は「・国会は、唯一の立法機関であり、国権の最高機関であること。・国会は立法権を行使し、内閣に対して内閣不信任の決議権、裁判所に対して弾劾裁判権をもっていること。が説明できる」ことを目標にしています。そのなかで、本時は「国会」は民主主義という観点から評価できるか?という学習課題に対して、必要である考えと不要である考えを理由付けとともに議論していく授業展開でした。議論を成立させるために、アンケート結果やネットの活用などもあり、生徒達もとても熱心に白熱した議論を組み立てていました。最後は、ロイロノートに自分の意見をまとめ、今後の政治運営について考える姿勢を培えたと思います。また、3Aの生徒達は、12月に都城市議会議場の見学をする予定です。今の学習が今後の体験学習につながっていくと思います。

   

1年生、「共生キャンバス」に向けて事前授業を行う

本校は学年の取り組みや実態に応じて、さまざまな学習の機会を設けるようにしています。今年度、福祉体験学習をさらに深めたい、広がりをもたせたい、ということで、株式会社キャリアリンクのコーディネイトによる武田薬品工業の「共生キャンバス」という企業プログラムに応募したところ、運良く全国で5校しか選ばれないこのプログラムを受講できることになりました。これは、希少疾患を題材にして、「希少」ということに目を向け、「すべての人が輝く社会づくり」を考えていく、というプログラムで、生徒たちの考えた提案を発表し、それを武田薬品工業の講師の方が聞いてさらに深めていく、という全国規模のオンライン授業となります。これまで1年生は福祉体験学習を重ねてきて、「希少」であること、「困難があること」に対してしっかり考えることができるようになってきています。そんな折に、地方に住む中学生としてはなかなかお話を聞く機会のない大企業の講師の方と授業ができるということは、視野を広げ、知を深めることになります。11月8日(水)に予定されているオンライン授業に向け、11月2日(木)国語の時間に、グループディスカッションの学習と連携して事前授業を行いました。生徒たちは真剣に映像資料を視聴し、熱心にグループディスカッションを行っていました。あと1時間、話し合いを重ね、オンライン授業を迎えます。当日が楽しみです。

 

 

アクセスカウンタが1,000,000を超えました!

2017年にスタートしている本校ホームページですが、本日朝、アクセスカウンタを確認したところ、なんと1,000,000アクセスを超えていました。日頃から本校のことを見守ってくださる方々に支えられていることをひしひしと感じました。これからも、本校の生徒たちのため、そして地域、日本、世界に貢献できる生徒たちを育てるために地道に邁進していく所存です。今後もこのホームページの応援、よろしくお願いいたします。

※11月2日7:45頃のホームページ画面より

1年生の学級掲示はとてもカラフル!

1年生の廊下の左右を見ると、素敵なイラストや掲示物が貼られていました。美術部が季節感のある掲示物をつくり、教室の前を楽しく彩っています。また、前後の教室入口付近には、先日の高齢者施設を訪問した後に書いた感想を班ごとにかわいらしくまとめた用紙のカラーコピーが貼られています。感想そのものは、各施設にお届けする予定ですので、カラーコピーを読むことでお互いに共有できています。教室近辺が一気に華やかになりました。