日誌

附属中のできごと

快挙‼︎ 宮崎県中学校英語暗唱弁論大会

10月16日(月)宮崎市民文化ホール第67回宮崎県中学校英語暗唱大会第75回宮崎県中学校英語弁論大会が行われました。各地区から選ばれた生徒だけの発表だったので、とてもレベルが高い発表でした。暗唱は3分、弁論は5分の英文をステージ上で発表します。地区大会で優勝した柳田桜子さんは、「The Little Prince」を表情豊かに、正確な発音で堂々と発表できました。地区大会で2位だった中原唯正さんは、「The Power of Nakama」の題で、バスケットボールを通して仲間の大切さに気づいた話を、なめらかな英語の発音でしっかりと伝えることができました。中原唯正さんは、11月22日から東京で行われる高円宮杯第75回全日本中学校英語弁論大会(中央大会)に出場します。

柳田桜子さん 最優秀賞5位(28人参加)  中原唯正さん 最優秀賞2位(21人参加)

 

3年生、「読み聞かせ」にチャレンジする

10月25日(水)の「福祉交流学習」で、3年生は保育園・こども園で学習させていただく予定になっています。それに向けて、先般から出前授業を受け、心構えを学び、準備をしているところです。その一環として10月17日(火)3時間目に、泉ヶ丘の司書の相良先生から「絵本の読み聞かせ」の指導を受け、実際に読み聞かせにチャレンジしました。「読み聞かせ」にはより効果的なさまざまなポイントがあります。表紙の見せ方、開き方、持ち方……。3年生は先生のお話に真剣に耳を傾けていました。そして、実際に自分たちで読み聞かせを実践してみました。3年生は家庭科の授業で、自作の絵本もつくっています。1時間でしたが、よい学びができました。園児たちに楽しい読み聞かせができると思います。相良先生、ありがとうございました。

 

支援訪問授業、数学がありました

9月に引き続き、10月17日(火)1校時支援訪問授業が行われました。2年生数学の授業で、「データの分析」という単元です。「データ」というとなんだか難しく感じるかもしれませんが、本時は「都城の気温の特徴を考察しよう」というとても身近な学習課題が示されました。グラフや表などを見ながら、班ごとに分析します。生徒たちはとても真剣に、そして楽しそうに意見交換を進めていました。発表では、それぞれの班、面白い分析が出されていました。今回の授業は、学校外からも多くの先生が参観に来られ、附属中の生徒たちの活き活きとした学習の様子をご覧になっていました。先生たちも、授業を計画し、実施し、相互に意見交換し、よりよく高めようと頑張っています。

 

 

芸術鑑賞教室「学校寄席」を楽しむ

1・2年生は11日まで、3年生は12日まであった中間テスト。全学年が完全にテストを終わらせた10月12日(木)午後中高生全員が参加して「芸術鑑賞教室」が開かれました。本年度は「学校寄席」ということで、「落語」を鑑賞しました。場所は、都城市総合文化ホールです。昼食休憩後、全員が移動を完了し、いよいよ鑑賞教室の始まり始まり……。印象的な鳴り物の流れる中、最初は寄席入門春風亭柳雀さんが落語についての知識を楽しく教えてくださいました。座布団一枚、その場で一人で何役も演じ分ける落語の妙味の、一端を知ることができました。そして、二つ目の古今亭今いちさん、真打ちの春風亭柳雀さんの落語を聞きました。きん坊とその家族の話だったり、番町皿屋敷を題材にとった話だったりと、ときに会場の生徒たちも声で参加して楽しみました。休憩を挟んで、色物といわれる演目。今回は柳貴家雪之介さん大神楽曲芸を披露してくださいました。傘や棒など様々なものを使いいろいろなものを回して見せてくださいます。途中、2年生中原唯正さん1年生萬壽瑛那さんが挙手して舞台に上がり、雪之介さんのお手伝いをしました。特に包丁を使ってお皿を回すシーンでは、会場中固唾をのんで見守り、成功したら拍手喝采。そして最後は、テレビ番組でもお見かけする桂宮治さん落語。「死神」という古典落語の代表作を、エネルギッシュに、歯切れよく披露してくださいました。会場中が引き込まれ、宮治さんと聴衆の心をひとつにした噺の空間が作り上げられました。最後に高校生代表のお礼の言葉に続けて、3年生冨吉創太さんが記念品を宮治師匠に渡しました。宮治師匠が最後に会場の生徒全員に語ってくださった言葉、「人に感謝の気持ちをもち、今自分ができること、人に親切できることはすること」は、とても心に響きました。心温まる気持ちで終わった鑑賞教室、たくさんの学びと笑顔をいただきました。日本の伝統文化にはすばらしいものがある、ということを改めて知る機会にもなりました。落語や曲芸を披露くださった皆様、本当にありがとうございました。

 

 

図書委員による店頭での本の購入!

ここ数年は2学期中間テストの午後に実施している、図書委員による店頭での希望図書の選書・購入が、本年度も10月11日(水)帰りの会終了後に実施されました。文化清泉会図書委員は各学年2名ずつの計6名。6名が前もって生徒たちにアンケートをとり、それも参考にしながら実際に書店で選書して購入することになります。幸い、本校はすぐ近くに大きな書店があり、店頭での購入には最適です。本年度も司書の先生も同行してくださり、いろいろとアドバイスをいただきました。1時間程度の選書で、購入希望図書は段ボール箱二つに収められました。図書委員の好みではなく、附属中生全員のことを考慮しながらの選書は、図書委員にとっても責任のある大切な仕事であり学習でもあります。話題の本や、新しい本などは、特に気をつけて選んでいました。これらの本は、後日、学校に届けていただき、蔵書に重なりがないかなどチェックした上で購入することになります。協力いただいた書店のみなさま、ありがとうございました。