附属中のできごと
合格体験発表会がありました
春休みに入ってすの3月21日(金)に、理数科生集会「合格体験発表会」が開かれました。例年、中学3年生も全員参加していますので、卒業式から1週間後にあたるこの日、卒業生は登校し会に参加しました。また、今年度初めて、中学1・2年生にも声をかけ、1年生10名、2年生7名の希望者が参加しました。4時間目(11:45~12:35)に義友会館で開かれた「合格体験発表会」では、この春合格を勝ち得た6名の先輩方の話を聞くことができました。中には1年間の浪人生活を経て目標達成を果たした先輩の話もありました。医学部・理学部・工学部に進学される先輩方に加え、国際社会学部や、文科三類(東京大学の人文科学)に進学される先輩もいて、理数科での学びはは理系のみならず幅広い分野に対応できるということも改めて知ることができました。話していただいた内容は、先輩によって、また進む予定の大学によって異なっていましたが、共通する部分も多くありました。
① 毎日の授業や小テスト、教科書などを大切にし、分からないことは必ず解決し積み残さない。
② 部活動、行事等に積極的に臨み、大変でも両立する術を身に付け、困難なことをやり遂げた自信をもつ。
③ スマホやテレビなどのメディアは、集中力を削ぐ、行き詰まったときの逃げ道にしてしまうので、きちんとコントロールする。
④ 生活習慣をしっかりとし、自分なりのルーティンをつくり、学校を休まず健康に毎日を過ごす。
⑤ 支え合う友達とのコミュニケーションを大切に、切磋琢磨し、励まし合いながら共に乗り越えていく。
⑥ 志望校への情熱をもち、通る大学よりも行きたい大学を目指し続ける。推薦で不合格でも、現役で不合格でも、マイナスな気持ちになる必要はない。
会の途中では、熱心にメモを取る生徒もいました。また、全体会でも、会の終了後も質問の時間があり、積極的に質問にする姿が見られました。これらの姿勢一つをとってもチャンスを自分のものにしいこうという気持ちが現れていました。お忙しい中、貴重な話を聞かせてくださった6名の先輩方、本当にありがとうございました。
3学期終業の日・本年度修了の日
ここのところ曇り空と小雨が続き、春の足音がはっきりと聞こえるようになってきました。今朝の東雲は、オレンジ色に薄く色づき鮮やかです。3月19日(水)本校は3学期の終業の日、そして本年度の修了の日を迎えました。朝の会を済ませた後は約1時間の大専心(大清掃)。いつもの担当区域で、普段できないような場所をきれいに掃除しました。場所によってはワックスかけも行いました。また、卒業した3年生が担当していた場所を代わって掃除してくれた人もいました。大専心終了後は体育館に移動し、中高生一同に会して3学期終業式が行われました。最初に総括教頭先生からお話がありました。人と人との関係の質を上げるのは「コミュニケーション」である、というお話から、二つの質問をされました。「今年度あなたは上手くコミュニケーションが取れましたか?」「あなたは普段コミュニケーションを取るときに何を意識していますか?」生徒たちは、近くの人と話しながら答えを伝えています。途中、中学生や高校生にもマイクを向けて聞かれていました。例えば運動にしても、勉強にしても、結果を求めようと思ったらコミュニケーション能力が大切であるから、コミュニケーションを取りながら楽しみながら学び続けることをしていきましょう、と話していただきました。校歌を全員で歌った後、全校集会が行われました。進路支援部の先生からは、今年度の受験の現在までの報告が最初にあり、卒業生・浪人生が大変頑張って目標を達成しつつあることを伝えていただきました。また、春休みの過ごし方について、附属中生に向けて、自分の興味ある分野について学んだり、本を読んだりして充実したものにしてほしいと話していただきました。続いて生徒支援部からは、附属中の生徒支援部の市橋先生から、中高生に向けて、「憧れられる先輩」でいてほしい、という話をしていただきました。
それから中学生は大会議室に移動して、本年度の修了式、そして本年度最後の中学生集会が行われました。修了式では、2年生、1年生の順に全員返事をして起立し、2年生代表の安藤結貴さん、1年生代表の赤峰大斗さんが前に出て、教頭先生から修了証を受け取りました。2年生・1年生とも、全員1年間のそれぞれの学びが修了したことになります。おめでとうございます。続いて行われた中学生集会では、最初に生徒の発表がありました。1年生代表は江夏千彩紀さん、2年生代表は長倉史拓さん。この1年間を振り返り、頑張ってきたこと、上手くいかなかったことをそれぞれ挙げ、さらにこれから成長していきたいという決意が伝わりました。続いて、教頭先生からお話がありました。この1年間の生徒みんなの頑張りに「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えられ、「コツコツ」を武器にしよう、と話していただきました。ちょうど1年間のゴールを迎えたところですが、ゴールラインはスタートライン、自分のやりたいこと、目標目指して、自分を追い込まずゆっくりと頑張ろう、と話された言葉は心に響きました。生活面については生徒支援部の市橋先生から、高校生・中学生とも、きちんと守るべきことは守ること、と再度伝えられ、春休み中、気分をリセットして新学期に臨みましょう、と話されました。学習面については、担当の杉田先生から、泉附の生徒=「自走」する生徒として、主体的に学びに向かうことや、三点固定(決まった時間に「起きる」「寝る」「勉強を始める」)を大切に、と話していただきました。保健面からは養護教諭の岩本先生から、春休みは三点固定のリズムある生活を送ることと、この1年間頑張った自分を褒めましょう、と話していただきました。
最後に、表彰・紹介が行われました。今回も以下のとおり多くの生徒が表彰を受けました。
〇 第12回科学の甲子園ジュニア全国大会 第6位 重留悠吾さん 田中史恩さん 平峯楓士さん(2年)
〇 京都Scienceチャレンジ「ペーパーローラーコースターコンテスト」
第2位 大西琉生さん 小山田安里さん 長倉史拓さん(2年)
第3位 重留悠吾さん 田中史恩さん 平峯楓士さん(2年)
第4位 川本更さん 永田佳翔さん 前田桜佑さん 政野煌月さん(1年)
〇 令和6年度都城市教育委員会精励賞
科学の甲子園ジュニア全国大会出場・ジャイアントキリングチーム 重留悠吾さん 田中史恩さん 平峯楓士さん(2年)
〇 第23回日本ジュニア数学オリンピック 地区優秀賞(九州) 平峯楓士さん(2年)
〇 第4回宮崎県中学生グローアップバドミントン大会 ダブルスの部 第3位 安藤結貴さん・上杉紗南さん(2年)
第3位 池田愛佳さん・前迫奏亜さん(2年)
〇 令和6年度体力賞(新体力テスト総合評価A判定)
安藤結貴さん 内田陽菜さん 後藤稟子さん 重留悠吾さん 隅夏波さん 前迫奏亜さん 前村柚奈さん 萬壽瑛那さん(2年)
中原みなりさん 西野友徠さん 外薗一華さん(2年)
〇 第47回JA共済書道コンクール 佳作(条幅の部) 井上結月さん(2年)
〇 第58回都三書写展 入賞 志田奈南さん 西野友徠さん(1年) 安藤結貴さん 瓦田佳子さん(2年)
〇 第74回宮崎県教育書道展 金賞(風信紙の部) 瓦田佳子さん(2年)
〇 第51回動物の作文コンクール 入選 政野煌月さん(1年) 柳田栞佑さん(2年)
〇 令和6年度第30回宮崎県中学校作文コンクール 中学1年の部3席 築地咲樹さん(1年)
中学2年の部1席 上杉紗南さん(2年)
〇 第1回地球さんご賞都城作文コンクール 佳作 赤峰大斗さん(1年)
〇 文字力テスト年間優秀者表彰(年間平均10点)
大久保蛍光さん 北村隼人さん(1年)
井手湊人さん 上杉紗南さん 小山田安里さん 後藤稟子さん 隅夏波さん(2年)
文字力テスト年間優良者表彰(年間平均9.95以上)
飯山結月さん 瓦田佳子さん 前迫奏亜さん 吉岡果胡さん(2年)
また、漢字能力検定・実用英語検定の合格者も紹介されました。おめでとうございます。
県立高校合格者発表
3月18日(火)午前9時、各県立高校で合格者発表が行われました。本校でも9時に合格者の受検番号が掲示板に張り出され、歓声が上がりました。夢が叶い、合格を手にした受検生の皆さん、合格おめでとうございます。今回の合格者は、先日卒業したばかりの本校第13期生と同学年になります。さまざまな個性をもった素晴らしい新入生たちとともに、卒業生40名もぐんと成長して欲しいと思います。先日の立志式でのお話にもありましたが、高校への入学はほんの入口。ここからまた一歩一歩、広がる未来へ歩き出していきましょう。
第13回卒業式挙行される
少し雨模様の曇り空でしたが、朝登校してきた生徒たちそれぞれの表情は晴れやかでした。1・2年生は、登校してきてすぐ設営の確認や清掃、ビアノの練習などして、大きな行事の縁の下の力持ちとなって率先して取り組んでいました。そんな朝を迎えた3月14日(金)、第13回卒業式が行われました。附属中第13期生40名は全員出席で入場を待ちます。9時30分、担任の市橋先生を先頭に、厳かに入場しました。最初に卒業証書授与。40名ひとりひとりに卒業証書が授与されました。担任の呼名に大きな返事をして、順に壇上に上がり証書が授与されます。40名どの生徒も大きな声で返事ができ、所作もすばらしく、よい卒業証書授与となりました。学校長式辞では、次のような話がありました。①自分の可能性を決めつけない ②答えのない世界で考える力を育てる ③他者と繫がる力を大切にする この三つを忘れずに自分らしい道を歩んでほしい、ということです。義務教育である中学校を卒業しいよいよ高校生となる卒業生達にとって、高校生活のみならず、それから先の人生においても、ずっと大切にしたいことを伝えていただきました。続いて附属中学校PTA会長の二見康之様から祝辞をいただきました。やわらかな語り口でご自分の経験談を交えながら、「人生いいことばかりじゃない。いいときもあれば悪いときもある。そんなとき、自分をどんな姿勢にもっていくことができるかが肝要。できるのは自分自身。自分の目標を揺るがせることなく、毎日頑張っていくことが大切。」「失敗したとしてもそこから学ぶことはたくさんあるので、決してくさらず、諦めることなく、今からできることに取り組んでいこう。」と話していただきました。最後に贈る言葉として「人生の本舞台は常に将来にある」と卒業生の未来を言祝いでいただきました。記念品贈呈では、在校生代表の2年生・隅夏波さんから卒業生代表の中田希來さんに記念品が贈られました。在校生送辞の代表は2年生・大渡健慈さん。自分たち(2年生)の入学時から、学校生活や清泉会、部活動を通して様々な面で優しく教え導いてくれたことへの感謝、明るく元気で一生懸命な3年生が学校の礎を築いてくれている実感とそれへの憧れ、そして自分たちもそうなることを目指し頑張っていくという決意。自然で力強い言葉で卒業生への想いを述べました。最後に式辞紙を閉じ、3年生を真っ直ぐ見つめ、「先輩方、ご卒業おめでとうございます。」と堂々と伝え、送辞を締め括りました。続いて卒業生答辞。代表は平山笑里さん。個性豊かで賑やか・元気な40人のそれぞの心に少しずつ共通する想いが増えていった、その過程を、合唱や百人一首大会などを例に挙げながら落ち着いた声で述べていきました。そして、後輩へ、先生方へ、家族への想いを心を込めて伝えました。最後に、将来、違う場所にいたとしても泉ヶ丘で培った日々が私たちを繋いでくれる、それぞれの個性を大切に共に歩んでいこう、と呼びかけました。13期生の3年間を思い浮かべ心が温かくなると共に、感謝と希望に溢れた素晴らしい答辞でした。卒業式の歌は「手紙」。指揮は黒葛原漣さん、伴奏は石橋彩花さんが務めました。やや静かに始まり徐々に盛り上がり、美しいハーモニーが、力強くも繊細な歌声が、会場中に響き渡りました。送辞、答辞、合唱の一連の流れの中で、涙する卒業生も多くいました。歌い終わった後、思わず会場から拍手が湧き上がりました。最後の校歌の伴奏(最初の国歌斉唱の伴奏も)は2年生・瓦田佳子さんが務めました。校歌は全校生徒での合唱となり、美しい校歌でした。卒業生退場では、万雷の拍手を浴びながら、みんな晴れやかな顔で卒業式会場を後にしました。
卒業式が終わった後、卒業生は大会議室で保護者も入り、最後の学活を行いました。卒業生のプロジェクト委員会の卒業関係担当の生徒たちが中心になって計画した時間で、保護者の協力も多くいただきました。担任の先生からひとりひとり再度卒業証書を手渡され、全員がひと言コメントを述べていきました。何度も笑いが広がる楽しい時間でした。その後、お世話になった中学校の先生方へ全員からコメント集と花を贈ってくれました。それぞれの先生方からも感謝の言葉とコメントがあり、温かい雰囲気が会場に流れました。先生方全員と13期生全員の写真撮影のあと、卒業生がつくるアーチの下を先生方がくぐって会場を後にしました。卒業生の最後の学活の時間と並行して1・2年生は会場の片付けを手際よく行いました。13期生40名、そして在校生80名、先生方、保護者の方々、みんなでつくりあげた素晴らしい卒業式でした。それら全てに感謝したいと思います。ありがとうございました。13期生の未来に、幸多からんことを!
卒業式準備、1・2年生ありがとう!
3月13日(木)3・4時間目に、卒業式の準備を1・2年生が一生懸命取り組みました。2年生を中心にあっという間に会場に椅子や机を並べ、ステージ上もみんなで協力して国旗や校旗を掛けたり、演題を準備したり、それぞれが仕事を見つけて動いています。1年生は会場周りや3年生の教室、下足室など丁寧に掃除してくれました。また、美術部を中心に黒板を飾り付けてくれました。1・2年生の皆さん、ありがとう。明日はよい卒業式を迎えられそうです。
【令和7年度行事計画】【校時程】
年間行事予定の詳細はコチラ
→R7年度年間行事【生徒】 (2).pdf
【令和7年度11月~12月の主な行事予定】
25日(火)・・・みやざき学習状況調査(中1)(~26日)
26日(火)・・・共生キャンバス(1A)
1日(月)・・・附属中入試願書受付(~3日)
2日(火)・・・定期テスト(~4日)
4日(水)・・・各種委員会
5日(金)・・・午前中授業
7日(水)・・・実力テスト(~8日)
10日(水)・・・市議会訪問(3A)
16日(火)・・・職員会議 午前中授業
22日(月)・・・百人一首大会
23日(火)・・・2学期終業日
24日(水)・・・冬季休業(1月~6日)
12月行事予定の詳細はコチラ
2026年度(令和8年度)の学校案内パンフレットができました。
学校広報ポスターを作りました。
令和3年12月に高校生徒会が作成したPR動画です。
本校の危機管理マニュアルです。
このマニュアルは、学校における危機管理への対応・手順を原則的に示しているので、危機が発生した場合の対応に当っては、その場に応じた適切な対応をしていかなければなりません。
新型コロナ感染症の5月8日以降の5類移行に伴う学校の対応変更について
【参考ページ】
本校における大雨等における対応.pdf
(令和5年7月7日更新)
防災気象情報と警戒レベルとの対応について
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FAX:0986-24-5884